デフォルトで、Java Access Bridgeは有効にされていません。コマンド行またはWindowsの「コントロール パネル」のいずれかを使用して有効にします。Accessibility APIを使用するJavaアプリケーションを実行してテストします。
jabswitch
コマンドでJava Access Bridgeを有効にします。
次のコマンドを実行します(%JRE_HOME%
はJREのディレクトリです)。
%JRE_HOME%\bin\jabswitch -enable
「コントロール パネル」を使用して「コンピューターの簡単操作センター」でJava Access Bridgeを有効にします。
jabswitch
コマンドでJava Access Bridgeを無効にします。
次のコマンドを実行します。
%JRE_HOME%\bin\jabswitch -disable
注意:
Java Access BridgeをWindowsの「コンピューターの簡単操作センター」で無効にすることはできません。サポートされているユーザー補助テクノロジを最初にインストールした後、Accessibility APIを使用するJavaアプリケーションを実行してJava Access Bridgeをテストします。
JREおよびJDKの一部であるjaccessinspector
およびjaccesswalker
ツールを使用して、Java Access Bridgeをテストします。
jaccessinspector
ツールは、Java Accessibility Utilities APIを使用して、Java仮想マシン内のオブジェクトに関してアクセス可能な情報を調べます。jaccesswalker
ツールは、特定のJava仮想マシンのコンポーネント・ツリーをすべて調べ、ツリー・ビューでアクセシビリティ階層を表示します。これらのツールをJREまたはJDKのbin
ディレクトリで探します。このトピックでは、64ビット・オペレーティング・システムでのユーザー補助テクノロジの最小バージョン要件を示します。
JAWS: Version 13以降
NVDA: Version 2011.3以降
SuperNova: Version 13以降
Window-Eyes: Version 8.2以降
ZoomText: Version 10.1.5以降
注意:
64ビット・アプリケーションには64ビットのブラウザが必要です。特にInternet Explorerを使用する場合は64ビット・バージョンであることを確認します。