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Java Platform, Standard Edition Javaアクセシビリティ・ガイド
リリース9
E91920-01
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Java Access Bridgeの有効化とテスト

デフォルトで、Java Access Bridgeは有効にされていません。コマンド行またはWindowsの「コントロール パネル」のいずれかを使用して有効にします。Accessibility APIを使用するJavaアプリケーションを実行してテストします。

Java Access BridgeをサポートするJava SEプラットフォーム

Java Access BridgeはJRE 7u6以降に含まれています。

コマンド行を使用したJava Access Bridgeの有効化

jabswitchコマンドでJava Access Bridgeを有効にします。

次のコマンドを実行します(%JRE_HOME%はJREのディレクトリです)。

%JRE_HOME%\bin\jabswitch -enable

「コントロール パネル」を使用したJava Access Bridgeの有効化

「コントロール パネル」を使用して「コンピューターの簡単操作センター」でJava Access Bridgeを有効にします。

  1. スタート」をクリックし、「コントロール パネル」、「コンピューターの簡単操作」、「コンピューターの簡単操作センター」を選択します。または、Windowsロゴ・キー+Uを押して「コンピューターの簡単操作センター」にアクセスします。
  2. コンピュータを画面なしで使用します」を選択します。
  3. 他のインストールされたプログラム」セクションで、「Java Access Bridgeを有効にする」チェック・ボックスを選択します(下にスクロールする必要がある場合があります)。

Java Access Bridgeの無効化

jabswitchコマンドでJava Access Bridgeを無効にします。

次のコマンドを実行します。

%JRE_HOME%\bin\jabswitch -disable

注意:

Java Access BridgeをWindowsの「コンピューターの簡単操作センター」で無効にすることはできません。

Java Access Bridgeのテスト

サポートされているユーザー補助テクノロジを最初にインストールした後、Accessibility APIを使用するJavaアプリケーションを実行してJava Access Bridgeをテストします。

  1. Java Access Bridgeが有効であることを確認します。
  2. Java Access Bridgeをサポートする次のようなユーザー補助テクノロジ製品をインストールします。
  3. javax.accessibilityパッケージを使用するJavaアプリケーションを実行し、ユーザー補助テクノロジ製品が正しく機能することを確認します。

Java Access Bridgeのツール

JREおよびJDKの一部であるjaccessinspectorおよびjaccesswalkerツールを使用して、Java Access Bridgeをテストします。

jaccessinspectorツールは、Java Accessibility Utilities APIを使用して、Java仮想マシン内のオブジェクトに関してアクセス可能な情報を調べます。jaccesswalkerツールは、特定のJava仮想マシンのコンポーネント・ツリーをすべて調べ、ツリー・ビューでアクセシビリティ階層を表示します。これらのツールをJREまたはJDKのbinディレクトリで探します。

64ビット・オペレーティング・システムでのユーザー補助テクノロジの最小バージョン要件

このトピックでは、64ビット・オペレーティング・システムでのユーザー補助テクノロジの最小バージョン要件を示します。

  • JAWS: Version 13以降

  • NVDA: Version 2011.3以降

  • SuperNova: Version 13以降

  • Window-Eyes: Version 8.2以降

  • ZoomText: Version 10.1.5以降

注意:

64ビット・アプリケーションには64ビットのブラウザが必要です。特にInternet Explorerを使用する場合は64ビット・バージョンであることを確認します。