モジュール jdk.management
パッケージ com.sun.management

クラスGcInfo

  • すべての実装されたインタフェース:
    CompositeData, CompositeDataView


    public class GcInfo
    extends Object
    implements CompositeData, CompositeDataView
    ガベージ・コレクション情報。 この情報には、GC固有の属性と1つのガベージ・コレクションに関する次の情報が含まれています。
    • 開始時間
    • 終了時間
    • 期間
    • コレクションが始まる前のメモリー使用状況
    • コレクションが終了したあとのメモリー使用状況

    GcInfoCompositeDataです。GC固有の属性は、CompositeDataインタフェースを使って取得できます。 これは過去の名残りであり、他のクラスはこのパターンをコピーできません。 かわりにCompositeDataViewを使用してください。

    MXBeanのマッピング

    GcInfoは、fromメソッドで指定された属性を持つCompositeDataにマップされます。
    導入されたバージョン:
    1.5
    • メソッドのサマリー

      すべてのメソッド staticメソッド インスタンス・メソッド 具象メソッド 
      修飾子と型 メソッド 説明
      boolean containsKey​(String key)
      このCompositeDataインスタンスにkeyという名前の項目が含まれる場合に限り、trueを返します。
      boolean containsValue​(Object value)
      このCompositeDataインスタンスにvalueという値の項目が含まれる場合に限り、trueを返します。
      boolean equals​(Object obj)
      このオブジェクトとほかのオブジェクトが等しいかどうかを示します。
      static GcInfo from​(CompositeData cd)
      指定されたCompositeDataにより表されたGcInfoオブジェクトを返します。
      Object get​(String key)
      keyという名前の項目の値を返します。
      Object[] getAll​(String[] keys)
      keysによって、keysと同じ順番で名前を指定された項目の値から成る配列を返します。
      CompositeType getCompositeType​()
      この複合データ・インスタンスの複合型を返します。
      long getDuration​()
      このGCの経過時間をミリ秒単位で返します。
      long getEndTime​()
      Java仮想マシンが起動してからのGCの終了時間をミリ秒単位で返します。
      long getId​()
      このコレクタが実行したコレクション数のこのガベージ・コレクションの識別子を返します。
      Map<String,MemoryUsage> getMemoryUsageAfterGc​()
      このGCが終了した時点の全メモリー・プールのメモリー使用状況を返します。
      Map<String,MemoryUsage> getMemoryUsageBeforeGc​()
      このGCが開始された時点の全メモリー・プールのメモリー使用状況を返します。
      long getStartTime​()
      Java仮想マシンが起動してからのGCの開始時間をミリ秒単位で返します。
      int hashCode​()
      オブジェクトのハッシュ・コード値を返します。
      CompositeData toCompositeData​(CompositeType ct)
      GC固有の属性を含む、このGcInfoCompositeData表現を返します。
      String toString​()
      オブジェクトの文字列表現を返します。
      Collection<?> values​()
      このCompositeDataインスタンスに含まれる項目値の変更不能なCollectionビューを返します。
    • メソッドの詳細

      • getId

        public long getId​()
        このコレクタが実行したコレクション数のこのガベージ・コレクションの識別子を返します。
        戻り値:
        ガベージ・コレクションの識別子(このコレクタが実行したコレクションの数)。
      • getStartTime

        public long getStartTime​()
        Java仮想マシンが起動してからのGCの開始時間をミリ秒単位で返します。
        戻り値:
        GCの開始時間。
      • getEndTime

        public long getEndTime​()
        Java仮想マシンが起動してからのGCの終了時間をミリ秒単位で返します。
        戻り値:
        GCの終了時間。
      • getDuration

        public long getDuration​()
        このGCの経過時間をミリ秒単位で返します。
        戻り値:
        GCのミリ秒単位の経過時間。
      • getMemoryUsageBeforeGc

        public Map<String,MemoryUsage> getMemoryUsageBeforeGc​()
        このGCが開始された時点の全メモリー・プールのメモリー使用状況を返します。 このメソッドは、対応するメモリー・プールのGC開始前のメモリー使用状況に対する、メモリー・プールの名前のMapを返します。
        戻り値:
        メモリー・プールのGC開始前のメモリー使用状況に対する、メモリー・プールの名前のMap
      • getMemoryUsageAfterGc

        public Map<String,MemoryUsage> getMemoryUsageAfterGc​()
        このGCが終了した時点の全メモリー・プールのメモリー使用状況を返します。 このメソッドは、対応するメモリー・プールのGC終了時点のメモリー使用状況に対する、メモリー・プールの名前のMapを返します。
        戻り値:
        メモリー・プールのGC終了時点のメモリー使用状況に対する、メモリー・プールの名前のMap
      • from

        public static GcInfo from​(CompositeData cd)
        指定されたCompositeDataにより表されたGcInfoオブジェクトを返します。 指定されたCompositeDataは、次のすべての属性を含む必要があります。
        description
        属性名
        index java.lang.Long
        startTime java.lang.Long
        endTime java.lang.Long
        memoryUsageBeforeGc javax.management.openmbean.TabularData
        memoryUsageAfterGc javax.management.openmbean.TabularData
        戻り値:
        cdnullでない場合はcdにより表されるGcInfoオブジェクト、そうでない場合はnull
        例外:
        IllegalArgumentException - cdが上記属性を含むGcInfoオブジェクトを表さない場合。
      • containsKey

        public boolean containsKey​(String key)
        インタフェースからコピーされた説明:CompositeData
        このCompositeDataインスタンスにkeyという名前の項目が含まれる場合に限り、trueを返します。 keyがnullまたは空のStringの場合、このメソッドはfalseを返します。
        定義:
        containsKey 、インタフェース: CompositeData
        パラメータ:
        key - 判定されるキー。
        戻り値:
        このCompositeDataにキーが含まれる場合はtrue。
      • containsValue

        public boolean containsValue​(Object value)
        インタフェースからコピーされた説明:CompositeData
        このCompositeDataインスタンスにvalueという値の項目が含まれる場合に限り、trueを返します。
        定義:
        containsValue 、インタフェース: CompositeData
        パラメータ:
        value - 判定される値。
        戻り値:
        このCompositeDataに値が含まれる場合はtrue。
      • equals

        public boolean equals​(Object obj)
        次のクラスからコピーされた説明: Object
        このオブジェクトとほかのオブジェクトが等しいかどうかを示します。

        equalsメソッドは、null以外のオブジェクト参照での同値関係を実装します。

        • 反射性(reflexive): null以外の参照値xについて、x.equals(x)trueを返します。
        • 対称性(symmetric): null以外の参照値xおよびyについて、y.equals(x)trueを返す場合に限り、x.equals(y)trueを返します。
        • 推移性(transitive): null以外の参照値xy、およびzについて、x.equals(y)trueを返し、y.equals(z)trueを返す場合、x.equals(z)trueを返します。
        • 一貫性(consistent): null以外の参照値xおよびyについて、x.equals(y)の複数の呼出しは、このオブジェクトに対するequalsによる比較で使われた情報が変更されていなければ、一貫してtrueを返すか、一貫してfalseを返します。
        • null以外の参照値xについて、x.equals(null)falseを返します。

        Objectクラスのequalsメソッドは、もっとも比較しやすいオブジェクトの同値関係を実装します。つまり、null以外の参照値xyについて、このメソッドはxyが同じオブジェクトを参照する(x == ytrue)場合にだけtrueを返します。

        通常、このメソッドをオーバーライドする場合は、hashCodeメソッドを常にオーバーライドして、「等価なオブジェクトは等価なハッシュ・コードを保持する必要がある」というhashCodeメソッドの汎用規約に従う必要があることに留意してください。

        定義:
        equals 、インタフェース: CompositeData
        オーバーライド:
        equals 、クラス:  Object
        パラメータ:
        obj - 比較対象の参照オブジェクト。
        戻り値:
        このオブジェクトがobj引数と同じである場合はtrue、それ以外の場合はfalse
        関連項目:
        Object.hashCode()HashMap
      • get

        public Object get​(String key)
        インタフェースからコピーされた説明:CompositeData
        keyという名前の項目の値を返します。
        定義:
        get 、インタフェース: CompositeData
        パラメータ:
        key - 項目の名前。
        戻り値:
        このキーに関連した値。
      • getAll

        public Object[] getAll​(String[] keys)
        インタフェースからコピーされた説明:CompositeData
        keysによって、keysと同じ順番で名前を指定された項目の値から成る配列を返します。
        定義:
        getAll 、インタフェース: CompositeData
        パラメータ:
        keys - 項目の名前。
        戻り値:
        キーに対応する値。
      • getCompositeType

        public CompositeType getCompositeType​()
        インタフェースからコピーされた説明:CompositeData
        この複合データ・インスタンスの複合型を返します。
        定義:
        getCompositeType 、インタフェース: CompositeData
        戻り値:
        このCompositeDataの型。
      • hashCode

        public int hashCode​()
        次のクラスからコピーされた説明: Object
        オブジェクトのハッシュ・コード値を返します。 このメソッドは、HashMapによって提供されるハッシュ表などの、ハッシュ表の利点のためにサポートされています。

        hashCodeの一般的な規則は次のとおりです。

        • Javaアプリケーションの実行中に同じオブジェクトに対して複数回呼び出された場合は常に、このオブジェクトに対するequalsの比較で使用される情報が変更されていなければ、hashCodeメソッドは常に同じ整数を返す必要があります。 ただし、この整数は同じアプリケーションの実行ごとに同じである必要はありません。
        • equals(Object)メソッドに従って2つのオブジェクトが等しい場合は、2つの各オブジェクトに対するhashCodeメソッドの呼出しによって同じ整数の結果が生成される必要があります。
        • Object.equals(java.lang.Object)メソッドに従って2つのオブジェクトが等しくない場合は、2つの各オブジェクトに対するhashCodeメソッドの呼出しによって異なる整数の結果が生成される必要はありません ただし、プログラマは、等しくないオブジェクトに対して異なる整数の結果を生成すると、ハッシュ表のパフォーマンスが向上する可能性があることに注意するようにしてください。

        クラスObjectによって定義されたhashCodeメソッドは、可能なかぎり、異なるオブジェクトに対して異なる整数を返します。 (hashCodeは、ある時点におけるオブジェクト・メモリー・アドレスの関数として実装されても実装されなくてもよい。)

        定義:
        hashCode 、インタフェース: CompositeData
        オーバーライド:
        hashCode 、クラス:  Object
        戻り値:
        このオブジェクトのハッシュ・コード値。
        関連項目:
        Object.equals(java.lang.Object), System.identityHashCode(java.lang.Object)
      • toString

        public String toString​()
        次のクラスからコピーされた説明: Object
        オブジェクトの文字列表現を返します。 一般に、toStringメソッドは、このオブジェクトを「テキストで表す」文字列を返します。 この結果は、人間が読める簡潔で有益な情報であるべきです。 すべてのサブクラスで、このメソッドをオーバーライドすることをお勧めします。

        クラスObjecttoStringメソッドは、オブジェクトがインスタンスになっている元のクラスの名前、アットマーク文字「@」、およびオブジェクトのハッシュ・コードの符号なし16進数表現から構成される文字列を返します。 つまり、このメソッドは次の値と等しい文字列を返します。

         getClass().getName() + '@' + Integer.toHexString(hashCode())
         
        定義:
        toString 、インタフェース: CompositeData
        オーバーライド:
        toString 、クラス:  Object
        戻り値:
        このオブジェクトの文字列表現
      • values

        public Collection<?> values​()
        インタフェースからコピーされた説明:CompositeData
        このCompositeDataインスタンスに含まれる項目値の変更不能なCollectionビューを返します。 返されたコレクションのイテレータは、対応する項目名の値をアルファベットの昇順で返します。
        定義:
        values 、インタフェース: CompositeData
        戻り値:
        値。
      • toCompositeData

        public CompositeData toCompositeData​(CompositeType ct)
        GC固有の属性を含む、このGcInfoCompositeData表現を返します。 戻り値には、少なくともfromメソッドに記述されたすべての属性と、任意でその他の属性が含まれます。
        定義:
        toCompositeData 、インタフェース: CompositeDataView
        パラメータ:
        ct - 呼出し側が予想するCompositeType このパラメータは無視される。nullにすることができる。
        戻り値:
        CompositeData表現。