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public interface EventDispatchChain
Event
をディスパッチできるEventDispatcher
オブジェクトのチェーンを表します。 イベントは、チェーン内の1つのEventDispatcher
から次へと、チェーンの最後に到達するまで渡されることによってディスパッチされます。 チェーン内の各EventDispatcher
は、イベント・パスおよびイベント自体に影響を及ぼすことができます。 チェーンは、通常、ルートからイベント・ターゲットへの親子階層に従い、発生したすべてのEventDispatcher
オブジェクトをチェーンに追加することによって形成されます。- 導入されたバージョン:
- JavaFX 2.0
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メソッドのサマリー
すべてのメソッド インスタンス・メソッド 抽象メソッド 修飾子と型 メソッド 説明 EventDispatchChain
append(EventDispatcher eventDispatcher)
指定されたEventDispatcher
をこのチェーンに追加します。Event
dispatchEvent(Event event)
指定されたイベントをこのEventDispatchChain
を介してディスパッチします。EventDispatchChain
prepend(EventDispatcher eventDispatcher)
指定されたEventDispatcher
をこのチェーンの先頭に追加します。
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メソッドの詳細
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append
EventDispatchChain append(EventDispatcher eventDispatcher)
指定されたEventDispatcher
をこのチェーンに追加します。 追加された要素を含むチェーンへの参照を返します。呼出し元は、この
EventDispatchChain
が変更されないと想定することも、返された値が呼出し後に異なるチェーンを参照すると想定することもできません。 これはすべて、EventDispatchChain
の実装によって異なります。そのため、呼出しは常に次の形式で実行する必要があります。
chain = chain.append(eventDispatcher);
- パラメータ:
eventDispatcher
- チェーンに追加するEventDispatcher
- 戻り値:
- 追加されたイベント・ディスパッチャを含むチェーン
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prepend
EventDispatchChain prepend(EventDispatcher eventDispatcher)
指定されたEventDispatcher
をこのチェーンの先頭に追加します。 先頭に追加された要素を含むチェーンへの参照を返します。呼出し元は、この
EventDispatchChain
が変更されないと想定することも、返された値が呼出し後に異なるチェーンを参照すると想定することもできません。 これはすべて、EventDispatchChain
の実装によって異なります。そのため、呼出しは常に次の形式で実行する必要があります。
chain = chain.prepend(eventDispatcher);
- パラメータ:
eventDispatcher
- チェーンの先頭に追加するEventDispatcher
- 戻り値:
- 先頭に追加されたイベント・ディスパッチャを含むチェーン
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dispatchEvent
Event dispatchEvent(Event event)
指定されたイベントをこのEventDispatchChain
を介してディスパッチします。 戻り値は、チェーンによって処理が実行された後のイベントを表します。 呼出し後に後続処理を実行する必要がある場合は、元のイベントではなく、戻り値が参照するイベントを使用する必要があります。 イベントがチェーンで完全に処理/消費された場合、戻り値はnull
になり、そのイベントには後続処理を実行できません。- パラメータ:
event
- ディスパッチするイベント- 戻り値:
- 処理されたイベント、またはイベントが完全に処理/消費された場合は、
null
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