モジュール javafx.graphics
パッケージ javafx.scene.input

クラスKeyCombination

  • 直系の既知のサブクラス:
    KeyCharacterCombination, KeyCodeCombination


    public abstract class KeyCombination
    extends Object
    キーボード・ショートカットに使用されるキーの組合せを表します。 キーの組合せは、主要なキーと一連の修飾子キーで構成されています。 主要なキーは、対応するキー・コード(KeyCodeCombination)またはキー文字(KeyCharacterCombination)で指定できます。 修飾子キーはshiftcontrolaltmetaまたはshortcutで、DOWNUPまたはANYとして定義できます。

    Shortcut修飾子は、ホスト・プラットフォームでキーボード・ショートカットに一般に広く使用されている修飾子キーを表すために使用されます。 たとえば、WindowsではCtrl、MacではMeta (コマンド・キー)などです。 Shortcut修飾子キーを使用することで、開発者はプラットフォームから独立したショートカットを作成できます。 そのため、[Shortcut] + [C]のキーの組合せは内部でWindowsでは[Ctrl] + [C]として、Macでは[Meta] + [C]として処理されます。

    導入されたバージョン:
    JavaFX 2.0
    • フィールドの詳細

      • SHIFT_DOWN

        public static final KeyCombination.Modifier SHIFT_DOWN
        [Shift]キーを下にする必要があることを指定する修飾子。
      • SHIFT_ANY

        public static final KeyCombination.Modifier SHIFT_ANY
        [Shift]キーを上下いずれかにできることを指定する修飾子。
      • CONTROL_DOWN

        public static final KeyCombination.Modifier CONTROL_DOWN
        [Ctrl]キーを下にする必要があることを指定する修飾子。
      • CONTROL_ANY

        public static final KeyCombination.Modifier CONTROL_ANY
        [Ctrl]キーを上下いずれかにできることを指定する修飾子。
      • ALT_DOWN

        public static final KeyCombination.Modifier ALT_DOWN
        [Alt]キーを下にする必要があることを指定する修飾子。
      • ALT_ANY

        public static final KeyCombination.Modifier ALT_ANY
        [Alt]キーを上下いずれかにできることを指定する修飾子。
      • META_DOWN

        public static final KeyCombination.Modifier META_DOWN
        [Meta]キーを下にする必要があることを指定する修飾子。
      • META_ANY

        public static final KeyCombination.Modifier META_ANY
        [Meta]キーを上下いずれかにできることを指定する修飾子。
      • SHORTCUT_DOWN

        public static final KeyCombination.Modifier SHORTCUT_DOWN
        [Shortcut]キーを下にする必要があることを指定する修飾子。
      • SHORTCUT_ANY

        public static final KeyCombination.Modifier SHORTCUT_ANY
        [Shortcut]キーを上下いずれかにできることを指定する修飾子。
      • NO_MATCH

        public static final KeyCombination NO_MATCH
        どのイベントにも一致しないKeyCombination。
    • コンストラクタの詳細

      • KeyCombination

        protected KeyCombination​(KeyCombination.Modifier... modifiers)
        指定された修飾子リストでKeyCombinationを構築します。 明示的にリストされていないすべての修飾子キーは、デフォルトのUP値に設定されます。

        デフォルトの修飾子値を変更できる可能性があるすべての修飾子は、KeyCombinationクラスに定数として定義されます。

        パラメータ:
        modifiers - 修飾子キーとその対応する値のリスト
    • メソッドの詳細

      • getShift

        public final KeyCombination.ModifierValue getShift​()
        このキーの組合せの[Shift]キーの状態。
        戻り値:
        このキーの組合せの[Shift]キーの状態。
      • getControl

        public final KeyCombination.ModifierValue getControl​()
        このキーの組合せの[Ctrl]キーの状態。
        戻り値:
        このキーの組合せの[Ctrl]キーの状態。
      • getAlt

        public final KeyCombination.ModifierValue getAlt​()
        このキーの組合せの[Alt]キーの状態。
        戻り値:
        このキーの組合せの[Alt]キーの状態。
      • getMeta

        public final KeyCombination.ModifierValue getMeta​()
        このキーの組合せの[Meta]キーの状態。
        戻り値:
        このキーの組合せの[Meta]キーの状態。
      • getShortcut

        public final KeyCombination.ModifierValue getShortcut​()
        このキーの組合せの[Shortcut]キーの状態。
        戻り値:
        このキーの組合せの[Shortcut]キーの状態。
      • match

        public boolean match​(KeyEvent event)
        このキーの組合せが、指定されたKeyEventでの組合せに一致するかどうかをテストします。

        KeyCombinationクラスに実装されているこのメソッドは、修飾子キーに関するテストの一部のみを実行します。 テストに主要なキーを含めるには、このメソッドをサブクラスでオーバーライドします。

        パラメータ:
        event - キー・イベント
        戻り値:
        キーの組合せが一致した場合はtrue、それ以外の場合はfalse
      • getName

        public String getName​()
        このKeyCombinationの文字列表現を返します。

        文字列表現は、プラス文字で区切られたセクションで構成されています。 各セクションでは、修飾子キーまたは主要なキーを指定します。

        修飾子キー・セクションには、修飾子キーのKeyCode名が含まれています。 接頭辞としてIgnoredキーワードを付けることができます。 接頭辞のない修飾子キーはDOWN値を暗黙的に示し、接頭辞付きのバージョンはANY (IGNORED)値を暗黙的に示します。 修飾子キーが文字列に1つも指定されていない場合は、デフォルトのUP値が設定されます。

        キーの組合せ文字列の主要なキー・セクションの形式は、KeyCombinationサブクラスによって異なります。 KeyCodeCombinationのキー・コード名か、KeyCharacterCombinationの一重引用符で囲まれたキー文字のいずれかになります。

        KeyCombination文字列表現の例:

        "Ctrl+Alt+Q"
        "Ignore Shift+Ctrl+A"
        "Alt+'w'"
        
        戻り値:
        このKeyCombinationの文字列表現
      • getDisplayText

        public String getDisplayText​()
        ユーザー・インタフェースでの表示(たとえば、メニュー・アイテムの横)に適したこのKeyCombinationの文字列表現を返します。
        戻り値:
        ユーザー・インタフェースでの表示に適した、このKeyCombinationの文字列表現
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8u20
      • equals

        public boolean equals​(Object obj)
        このKeyCombinationが指定されたオブジェクトと同じであるかどうかをテストします。
        オーバーライド:
        equals 、クラス:  Object
        パラメータ:
        obj - 比較対象のオブジェクト
        戻り値:
        オブジェクトが等しい場合はtrue、そうでない場合はfalse
        関連項目:
        Object.hashCode()HashMap
      • toString

        public String toString​()
        このオブジェクトの文字列表現を返します。 実装は、getName()呼出しの結果を返します。
        オーバーライド:
        toString 、クラス:  Object
        戻り値:
        このKeyCombinationの文字列表現
      • valueOf

        public static KeyCombination valueOf​(String value)
        指定された文字列から新しいKeyCombinationを構築します。 文字列は、getNameメソッドによって生成されたものと同じ形式である必要があります。

        主要なキー・セクション文字列が一重引用符で囲まれている場合、メソッドは引用符で囲まれていない部分文字列用に新しいKeyCharacterCombinationを作成します。 それ以外の場合、名前が主要なキー・セクション文字列に対応しているキー・コードを探し、そのコード用にKeyCodeCombinationを作成します。 これが行えない場合は、かわりにKeyCharacterCombinationが使用されます。

        パラメータ:
        value - 要求されたキーの組合せを表す文字列
        戻り値:
        構築されたKeyCombination
        導入されたバージョン:
        JavaFX 2.1
      • keyCombination

        public static KeyCombination keyCombination​(String name)
        指定された文字列から新しいKeyCombinationを構築します。 このメソッドは単にvalueOf(String)に委任されます。
        パラメータ:
        name - 要求されたキーの組合せを表す文字列
        戻り値:
        構築されたKeyCombination
        関連項目:
        valueOf(String)