モジュール javafx.graphics
パッケージ javafx.scene.layout

クラスRowConstraints



  • public class RowConstraints
    extends ConstraintsBase
    GridPane内の行にオプションのレイアウト制約を定義します。 グリッドペインの行に対してRowConstraintsオブジェクトを追加すると、グリッドペインでの行の高さとレイアウトの計算時にそれらの制約値が使用されます。

    たとえば、高さを50ピクセルとして10行構成のグリッドペインを作成するには、次のようにします。

    
         GridPane gridpane = new GridPane();
         for (int i = 0; i < 10; i++) {
             RowConstraints row = new RowConstraints(50);
             gridpane.getRowConstraints().add(row);
         }
     
    また、行の幅を25%、50%、25%としたグリッドペインを作成するには、次のようにします。
    
         GridPane gridpane = new GridPane();
         RowConstraints row1 = new RowConstraints();
         row1.setPercentWidth(25);
         RowConstraints row2 = new RowConstraints();
         row2.setPercentWidth(50);
         RowConstraints row3 = new RowConstraints();
         row3.setPercentWidth(25);
         gridpane.getRowConstraints().addAll(row1,row2,row3);
     
    空のRowConstraintsオブジェクトの追加は制約設定なしを意味し、この場合、行のレイアウトは引き続きコンテンツのサイズ・プリファレンスと制約のみに基づいて計算されることに注意してください。
    導入されたバージョン:
    JavaFX 2.0
    • プロパティの詳細

      • minHeight

        public final DoubleProperty minHeightProperty
        行の最小高。 percentHeightが設定されている場合、このプロパティは無視されます。

        デフォルト値はUSE_COMPUTED_SIZEです。この場合、最小高は、行のコンテンツの最小高の最大値として計算されます。

        関連項目:
        getMinHeight()setMinHeight(double)
      • prefHeight

        public final DoubleProperty prefHeightProperty
        行の優先高。 percentHeightが設定されている場合、このプロパティは無視されます。

        デフォルト値はUSE_COMPUTED_SIZEです。この場合、優先高は、行のコンテンツの優先高の最大値として計算されます。

        関連項目:
        getPrefHeight()setPrefHeight(double)
      • maxHeight

        public final DoubleProperty maxHeightProperty
        行の最大高。 percentHeightが設定されている場合、このプロパティは無視されます。

        デフォルト値はUSE_COMPUTED_SIZEです。この場合、最大高は、行のコンテンツの最大高の最小値として計算されます。

        関連項目:
        getMaxHeight()setMaxHeight(double)
      • percentHeight

        public final DoubleProperty percentHeightProperty
        行の高さのパーセント。 0よりも大きい値に設定すると、行はグリッドペインの有効高の該当パーセントに合せてサイズ変更され、その他のサイズ制約(minHeight、prefHeight、maxHeight、vgrow)は無視されます。 デフォルト値は-1です。この場合、パーセントが無視されます。
        関連項目:
        getPercentHeight()setPercentHeight(double)
      • vgrow

        public final ObjectProperty<Priority> vgrowProperty
        行の垂直方向の拡大優先度。 設定した場合、グリッドペインがその優先高よりも大きくなるようにサイズ変更されたときに、この優先度に基づいて行の高さを大きくするかどうかが決定されます。 percentHeightが設定されている場合、このプロパティは無視されます。

        このデフォルト値はnullです。この場合、行の拡大優先度は、コンテンツ・ノードに設定されている最大の拡大優先度から導出されます。

        関連項目:
        getVgrow()setVgrow(Priority)
      • valignment

        public final ObjectProperty<VPos> valignmentProperty
        行の垂直方向の位置合せ。 設定した場合、行内に含まれているノードの垂直方向の位置合せにデフォルトで使用されます。 このプロパティをVPos.BASELINEに設定した場合、fillHeightプロパティは無視され、ノードは常にその優先高に合せてサイズ変更されます。
        関連項目:
        getValignment()setValignment(VPos)
      • fillHeight

        public final BooleanProperty fillHeightProperty
        行の垂直方向の塗りつぶしポリシー。 このプロパティに基づいて、行内に含まれているノードを拡大して行の高さ全体に表示するか、それとも優先高に維持するかが決定されます。

        デフォルト値はtrueです。

        関連項目:
        isFillHeight()setFillHeight(boolean)
    • コンストラクタの詳細

      • RowConstraints

        public RowConstraints​()
        プロパティを設定せずに行制約オブジェクトを作成します。
      • RowConstraints

        public RowConstraints​(double height)
        固定された高さを持つ行制約オブジェクトを作成します。 これは、優先高制約を固定値に設定し、minHeightおよびmaxHeight制約をUSE_PREF_SIZEフラグに設定して、行が常にその高さになるようにする場合に便利です。
        パラメータ:
        height - 行の高さ
      • RowConstraints

        public RowConstraints​(double minHeight,
                              double prefHeight,
                              double maxHeight)
        固定されたサイズ範囲を持つ行制約オブジェクトを作成します。 これは、最小高、優先高、最大高の各制約を設定する場合に便利です。
        パラメータ:
        minHeight - 最小の高さ
        prefHeight - 優先高さ
        maxHeight - 最大高さ
      • RowConstraints

        public RowConstraints​(double minHeight,
                              double prefHeight,
                              double maxHeight,
                              Priority vgrow,
                              VPos valignment,
                              boolean fillHeight)
        固定されたサイズ範囲、垂直方向の拡大優先度、垂直方向の位置合せおよび垂直方向の塗りつぶし動作を持つ行制約オブジェクトを作成します。
        パラメータ:
        minHeight - 最小の高さ
        prefHeight - 優先高さ
        maxHeight - 最大高さ
        vgrow - 垂直成長優先
        valignment - 垂直方向の整列
        fillHeight - 垂直方向の塗りつぶし動作
    • メソッドの詳細

      • setMinHeight

        public final void setMinHeight​(double value)
        プロパティminHeightの値を設定します。
        プロパティの説明:
        行の最小高。 percentHeightが設定されている場合、このプロパティは無視されます。

        デフォルト値はUSE_COMPUTED_SIZEです。この場合、最小高は、行のコンテンツの最小高の最大値として計算されます。

      • getMinHeight

        public final double getMinHeight​()
        プロパティminHeightの値を取得します。
        プロパティの説明:
        行の最小高。 percentHeightが設定されている場合、このプロパティは無視されます。

        デフォルト値はUSE_COMPUTED_SIZEです。この場合、最小高は、行のコンテンツの最小高の最大値として計算されます。

      • minHeightProperty

        public final DoubleProperty minHeightProperty​()
        行の最小高。 percentHeightが設定されている場合、このプロパティは無視されます。

        デフォルト値はUSE_COMPUTED_SIZEです。この場合、最小高は、行のコンテンツの最小高の最大値として計算されます。

        関連項目:
        getMinHeight()setMinHeight(double)
      • setPrefHeight

        public final void setPrefHeight​(double value)
        プロパティprefHeightの値を設定します。
        プロパティの説明:
        行の優先高。 percentHeightが設定されている場合、このプロパティは無視されます。

        デフォルト値はUSE_COMPUTED_SIZEです。この場合、優先高は、行のコンテンツの優先高の最大値として計算されます。

      • getPrefHeight

        public final double getPrefHeight​()
        プロパティprefHeightの値を取得します。
        プロパティの説明:
        行の優先高。 percentHeightが設定されている場合、このプロパティは無視されます。

        デフォルト値はUSE_COMPUTED_SIZEです。この場合、優先高は、行のコンテンツの優先高の最大値として計算されます。

      • prefHeightProperty

        public final DoubleProperty prefHeightProperty​()
        行の優先高。 percentHeightが設定されている場合、このプロパティは無視されます。

        デフォルト値はUSE_COMPUTED_SIZEです。この場合、優先高は、行のコンテンツの優先高の最大値として計算されます。

        関連項目:
        getPrefHeight()setPrefHeight(double)
      • setMaxHeight

        public final void setMaxHeight​(double value)
        プロパティmaxHeightの値を設定します。
        プロパティの説明:
        行の最大高。 percentHeightが設定されている場合、このプロパティは無視されます。

        デフォルト値はUSE_COMPUTED_SIZEです。この場合、最大高は、行のコンテンツの最大高の最小値として計算されます。

      • getMaxHeight

        public final double getMaxHeight​()
        プロパティmaxHeightの値を取得します。
        プロパティの説明:
        行の最大高。 percentHeightが設定されている場合、このプロパティは無視されます。

        デフォルト値はUSE_COMPUTED_SIZEです。この場合、最大高は、行のコンテンツの最大高の最小値として計算されます。

      • maxHeightProperty

        public final DoubleProperty maxHeightProperty​()
        行の最大高。 percentHeightが設定されている場合、このプロパティは無視されます。

        デフォルト値はUSE_COMPUTED_SIZEです。この場合、最大高は、行のコンテンツの最大高の最小値として計算されます。

        関連項目:
        getMaxHeight()setMaxHeight(double)
      • setPercentHeight

        public final void setPercentHeight​(double value)
        プロパティpercentHeightの値を設定します。
        プロパティの説明:
        行の高さのパーセント。 0よりも大きい値に設定すると、行はグリッドペインの有効高の該当パーセントに合せてサイズ変更され、その他のサイズ制約(minHeight、prefHeight、maxHeight、vgrow)は無視されます。 デフォルト値は-1です。この場合、パーセントが無視されます。
      • getPercentHeight

        public final double getPercentHeight​()
        プロパティpercentHeightの値を取得します。
        プロパティの説明:
        行の高さのパーセント。 0よりも大きい値に設定すると、行はグリッドペインの有効高の該当パーセントに合せてサイズ変更され、その他のサイズ制約(minHeight、prefHeight、maxHeight、vgrow)は無視されます。 デフォルト値は-1です。この場合、パーセントが無視されます。
      • percentHeightProperty

        public final DoubleProperty percentHeightProperty​()
        行の高さのパーセント。 0よりも大きい値に設定すると、行はグリッドペインの有効高の該当パーセントに合せてサイズ変更され、その他のサイズ制約(minHeight、prefHeight、maxHeight、vgrow)は無視されます。 デフォルト値は-1です。この場合、パーセントが無視されます。
        関連項目:
        getPercentHeight()setPercentHeight(double)
      • setVgrow

        public final void setVgrow​(Priority value)
        プロパティvgrowの値を設定します。
        プロパティの説明:
        行の垂直方向の拡大優先度。 設定した場合、グリッドペインがその優先高よりも大きくなるようにサイズ変更されたときに、この優先度に基づいて行の高さを大きくするかどうかが決定されます。 percentHeightが設定されている場合、このプロパティは無視されます。

        このデフォルト値はnullです。この場合、行の拡大優先度は、コンテンツ・ノードに設定されている最大の拡大優先度から導出されます。

      • getVgrow

        public final Priority getVgrow​()
        プロパティvgrowの値を取得します。
        プロパティの説明:
        行の垂直方向の拡大優先度。 設定した場合、グリッドペインがその優先高よりも大きくなるようにサイズ変更されたときに、この優先度に基づいて行の高さを大きくするかどうかが決定されます。 percentHeightが設定されている場合、このプロパティは無視されます。

        このデフォルト値はnullです。この場合、行の拡大優先度は、コンテンツ・ノードに設定されている最大の拡大優先度から導出されます。

      • vgrowProperty

        public final ObjectProperty<Priority> vgrowProperty​()
        行の垂直方向の拡大優先度。 設定した場合、グリッドペインがその優先高よりも大きくなるようにサイズ変更されたときに、この優先度に基づいて行の高さを大きくするかどうかが決定されます。 percentHeightが設定されている場合、このプロパティは無視されます。

        このデフォルト値はnullです。この場合、行の拡大優先度は、コンテンツ・ノードに設定されている最大の拡大優先度から導出されます。

        関連項目:
        getVgrow()setVgrow(Priority)
      • setValignment

        public final void setValignment​(VPos value)
        プロパティvalignmentの値を設定します。
        プロパティの説明:
        行の垂直方向の位置合せ。 設定した場合、行内に含まれているノードの垂直方向の位置合せにデフォルトで使用されます。 このプロパティをVPos.BASELINEに設定した場合、fillHeightプロパティは無視され、ノードは常にその優先高に合せてサイズ変更されます。
      • getValignment

        public final VPos getValignment​()
        プロパティvalignmentの値を取得します。
        プロパティの説明:
        行の垂直方向の位置合せ。 設定した場合、行内に含まれているノードの垂直方向の位置合せにデフォルトで使用されます。 このプロパティをVPos.BASELINEに設定した場合、fillHeightプロパティは無視され、ノードは常にその優先高に合せてサイズ変更されます。
      • valignmentProperty

        public final ObjectProperty<VPos> valignmentProperty​()
        行の垂直方向の位置合せ。 設定した場合、行内に含まれているノードの垂直方向の位置合せにデフォルトで使用されます。 このプロパティをVPos.BASELINEに設定した場合、fillHeightプロパティは無視され、ノードは常にその優先高に合せてサイズ変更されます。
        関連項目:
        getValignment()setValignment(VPos)
      • setFillHeight

        public final void setFillHeight​(boolean value)
        プロパティfillHeightの値を設定します。
        プロパティの説明:
        行の垂直方向の塗りつぶしポリシー。 このプロパティに基づいて、行内に含まれているノードを拡大して行の高さ全体に表示するか、それとも優先高に維持するかが決定されます。

        デフォルト値はtrueです。

      • isFillHeight

        public final boolean isFillHeight​()
        プロパティfillHeightの値を取得します。
        プロパティの説明:
        行の垂直方向の塗りつぶしポリシー。 このプロパティに基づいて、行内に含まれているノードを拡大して行の高さ全体に表示するか、それとも優先高に維持するかが決定されます。

        デフォルト値はtrueです。

      • fillHeightProperty

        public final BooleanProperty fillHeightProperty​()
        行の垂直方向の塗りつぶしポリシー。 このプロパティに基づいて、行内に含まれているノードを拡大して行の高さ全体に表示するか、それとも優先高に維持するかが決定されます。

        デフォルト値はtrueです。

        関連項目:
        isFillHeight()setFillHeight(boolean)
      • toString

        public String toString​()
        このRowConstraintsオブジェクトの文字列表現を返します。
        オーバーライド:
        toString 、クラス:  Object
        戻り値:
        このRowConstraintsオブジェクトの文字列表現