モジュール javafx.media
パッケージ javafx.scene.media

列挙MediaPlayer.Status

  • すべての実装されたインタフェース:
    Serializable, Comparable<MediaPlayer.Status>
    含まれているクラス:
    MediaPlayer


    public static enum MediaPlayer.Status
    extends Enum<MediaPlayer.Status>
    MediaPlayerの異なるステータス値を示す列挙。

    主要なMediaPlayerステータス遷移を、次の表に示します。

    MediaPlayerのステータス遷移表
    現在\次READYPAUSED PLAYINGSTALLEDSTOPPED
    UNKNOWNプリロール
    READY自動再生、play()
    PAUSEDplay()stop()
    PLAYINGpause()データをバッファstop()
    STALLEDpause()データをバッファ済stop()
    STOPPEDpause()play()

    表の行はプレイヤの現在の状態を表し、列はプレイヤの次の状態を表します。 それぞれの行と列の交差部のセルは、行の状態から列の状態への遷移を可能にするイベントを示します。 空白のセルは、遷移が不可能であることを表しています。 UNKNOWNへの遷移およびHALTED状態へ/からの遷移は、意図的に表に含めていません。 UNKNOWNは、メディア・ソースがプリロールされる前のプレイヤ初期ステータスであり、一度出たら入ることはできません。 HALTEDはエラーが発生した場合に入る最終ステータスであり、その他の任意のステータスから遷移可能ですが、そこから出ることはありません。

    主要なMediaPlayerステータス値と遷移を次のダイアグラムに示します。

    MediaPlayerステータス・ダイアグラム

    再生中にメディアの終わり(または定義されている場合はstopTime)に達すると、PLAYINGからのステータスの変更は発生しません。 したがって、たとえば、メディアが終わりまで再生された後、メディア内のより早い時間に手動で移動した場合、再生は新しいメディア時間から続行されます。

    導入されたバージョン:
    JavaFX 2.0
    • 列挙型定数のサマリー

      列挙型定数 
      列挙型定数 説明
      DISPOSED
      dispose()メソッドが起動された後のプレイヤの状態。
      HALTED
      クリティカル・エラーが発生したときのプレイヤの状態。
      PAUSED
      再生が一時停止されたときのプレイヤの状態。
      PLAYING
      現在再生中のプレイヤの状態。
      READY
      再生の準備が完了したときのプレイヤの状態。
      STALLED
      バッファへのデータの流入が低速化または停止し、再生バッファに再生を続行するための十分なデータがない場合のプレイヤの状態。
      STOPPED
      再生が停止されたときのプレイヤの状態。
      UNKNOWN
      作成直後のプレイヤの状態。
    • 列挙型定数の詳細

      • UNKNOWN

        public static final MediaPlayer.Status UNKNOWN
        作成直後のプレイヤの状態。 この状態にある間はのプロパティ値は信頼性が低いため、考慮しないようにします。 また、この状態にある場合にプレイヤに送信されるコマンドは、メディアが完全にロードされ、再生の準備が完了するまでバッファされます。
      • READY

        public static final MediaPlayer.Status READY
        再生の準備が完了したときのプレイヤの状態。 この状態には、ムービーがロードされプリロールされるときに一度だけ入ります。
      • PAUSED

        public static final MediaPlayer.Status PAUSED
        再生が一時停止されたときのプレイヤの状態。 プレイヤに再度再生するようにリクエストすると、停止されている場所から続行します。
      • PLAYING

        public static final MediaPlayer.Status PLAYING
        現在再生中のプレイヤの状態。
      • STOPPED

        public static final MediaPlayer.Status STOPPED
        再生が停止されたときのプレイヤの状態。 プレイヤに再度再生するようにリクエストすると、再生を初めから開始します。
      • STALLED

        public static final MediaPlayer.Status STALLED
        バッファへのデータの流入が低速化または停止し、再生バッファに再生を続行するための十分なデータがない場合のプレイヤの状態。 再生を再開するための十分はデータがバッファされると、再生が自動的に続行されます。 この状態で一時停止または停止すると、バッファリングは続行しますが、十分なデータがバッファされたときに再生は自動的に再開しません。
      • HALTED

        public static final MediaPlayer.Status HALTED
        クリティカル・エラーが発生したときのプレイヤの状態。 この状態は、このプレイヤで再生が再び続行されることがないことを示します。 このプレイヤは今後機能することはなく、新しいプレイヤを作成する必要があります。
      • DISPOSED

        public static final MediaPlayer.Status DISPOSED
        dispose()メソッドが起動された後のプレイヤの状態。 この状態は、プレイヤが破棄され、すべてのリソースが解放され、プレイヤは再び使用できないことを示します。 破棄されたプレイヤに関連付けられたMediaおよびMediaViewは、再利用が可能です。
        導入されたバージョン:
        JavaFX 8.0
    • メソッドの詳細

      • values

        public static MediaPlayer.Status[] values​()
        この列挙型の定数を含む配列を、宣言されている順序で返します。 このメソッドは、次のようにして定数を反復するために使用できます。
        for (MediaPlayer.Status c : MediaPlayer.Status.values())
            System.out.println(c);
        
        戻り値:
        この列挙型の定数を含む配列(宣言されている順序)
      • valueOf

        public static MediaPlayer.Status valueOf​(String name)
        指定された名前を持つ、この型の列挙型定数を返します。 文字列は、この型の列挙型定数を宣言するのに使用した識別子と厳密に一致している必要があります。 (不適切な空白文字は許可されません。)
        パラメータ:
        name - 返される列挙型定数の名前。
        戻り値:
        指定された名前を持つ列挙型定数
        例外:
        IllegalArgumentException - 指定された名前を持つ定数をこの列挙型が持っていない場合
        NullPointerException - 引数がnullの場合