モジュール javafx.graphics
パッケージ javafx.scene.shape

クラスArcTo



  • public class ArcTo
    extends PathElement
    指定された半径を使用して前の座標から指定されたxおよびy座標までの円弧を形成するパス要素です。

    パス要素の詳細は、PathおよびPathElementクラスを参照してください。

    例:

    import javafx.scene.shape.*;
    
    Path path = new Path();
    
    MoveTo moveTo = new MoveTo();
    moveTo.setX(0.0);
    moveTo.setY(0.0);
    
    ArcTo arcTo = new ArcTo();
    arcTo.setX(50.0);
    arcTo.setY(50.0);
    arcTo.setRadiusX(50.0);
    arcTo.setRadiusY(50.0);
    
    path.getElements().add(moveTo);
    path.getElements().add(arcTo);
    

    次の図は、radiusXradiusYおよびxAxisRotationパラメータを示しています。radiusXは、この円弧が一部を構成する楕円全体の水平方向の半径、radiusYは垂直方向の半径で、xAxisRotationは楕円の回転を度単位で定義します。

    ArcToシェイプのビジュアル・レンダリング

    多くの場合、円弧を開始点から指定された終了座標まで描画する方法には、4つのオプションがあります。 これらは、largeArcFlagおよびsweepFlagパラメータによって区別できます。largeArcFlag == trueは、180度より大きい円弧が描画されることを意味します。sweepFlag == trueは、円弧が正方向の角度、つまり、楕円形内の角度が[fromX, fromY]から[x,y]で増加する方向で描画されることを意味します。 次の図は、この動作を示したものです。

    さまざまなプロパティに設定されたArcToシェイプのビジュアル・レンダリング

    導入されたバージョン:
    JavaFX 2.0
    • コンストラクタの詳細

      • ArcTo

        public ArcTo​()
        ArcToの空インスタンスを作成します。
      • ArcTo

        public ArcTo​(double radiusX,
                     double radiusY,
                     double xAxisRotation,
                     double x,
                     double y,
                     boolean largeArcFlag,
                     boolean sweepFlag)
        ArcToの新しいインスタンスを生成します。
        パラメータ:
        radiusX - 円弧の水平方向の半径
        radiusY - 円弧の垂直方向の半径
        xAxisRotation - x軸の回転(度数)
        x - 円弧の終点の水平位置
        y - 円弧の終点の垂直位置
        largeArcFlag - 大角度フラグ: どちらの角度(大/小)を使用するかを決定します。
        sweepFlag - スイープ・フラグ: どちらの円弧(方向)を使用するかを決定します。
    • メソッドの詳細

      • setRadiusX

        public final void setRadiusX​(double value)
        プロパティradiusXの値を設定します。
        プロパティの説明:
        弧に使用する水平方向の直径。
        デフォルト値:
        0.0
      • getRadiusX

        public final double getRadiusX​()
        プロパティradiusXの値を取得します。
        プロパティの説明:
        弧に使用する水平方向の直径。
        デフォルト値:
        0.0
      • setRadiusY

        public final void setRadiusY​(double value)
        プロパティradiusYの値を設定します。
        プロパティの説明:
        弧に使用する垂直方向の半径。
        デフォルト値:
        0.0
      • getRadiusY

        public final double getRadiusY​()
        プロパティradiusYの値を取得します。
        プロパティの説明:
        弧に使用する垂直方向の半径。
        デフォルト値:
        0.0
      • setXAxisRotation

        public final void setXAxisRotation​(double value)
        x軸の回転(度数)を設定します。
        パラメータ:
        value - x軸の回転(度数)。
      • getXAxisRotation

        public final double getXAxisRotation​()
        x軸の回転(度数)を取得します。
        戻り値:
        x軸の回転(度数)。
      • setLargeArcFlag

        public final void setLargeArcFlag​(boolean value)
        プロパティlargeArcFlagの値を設定します。
        プロパティの説明:
        大きい円弧フラグ。
        デフォルト値:
        false
      • isLargeArcFlag

        public final boolean isLargeArcFlag​()
        プロパティlargeArcFlagの値を取得します。
        プロパティの説明:
        大きい円弧フラグ。
        デフォルト値:
        false
      • setSweepFlag

        public final void setSweepFlag​(boolean value)
        プロパティsweepFlagの値を設定します。
        プロパティの説明:
        スイープ・フラグ
        デフォルト値:
        false
      • isSweepFlag

        public final boolean isSweepFlag​()
        プロパティsweepFlagの値を取得します。
        プロパティの説明:
        スイープ・フラグ
        デフォルト値:
        false
      • setX

        public final void setX​(double value)
        プロパティxの値を設定します。
        プロパティの説明:
        弧に対するx座標。
        デフォルト値:
        0.0
      • getX

        public final double getX​()
        プロパティxの値を取得します。
        プロパティの説明:
        弧に対するx座標。
        デフォルト値:
        0.0
      • setY

        public final void setY​(double value)
        プロパティyの値を設定します。
        プロパティの説明:
        円弧に対するy座標。
        デフォルト値:
        0.0
      • getY

        public final double getY​()
        プロパティyの値を取得します。
        プロパティの説明:
        円弧に対するy座標。
        デフォルト値:
        0.0
      • toString

        public String toString​()
        このArcToオブジェクトの文字列表現を返します。
        オーバーライド:
        toString 、クラス:  Object
        戻り値:
        このArcToオブジェクトの文字列表現