モジュール java.management

パッケージ javax.management.loading

高度な動的ロード機能を実装するクラスを提供します。 JMX仕様』の「Advanced Dynamic Loading」の章を参照してください。

ClassLoaderのサブクラスになっているMBeanをクラス・ローダーとして利用することにより、MBeanServer.createMBean(String, ObjectName, ObjectName, Object[], String[])メソッドを使ってその他のMBeanを作成したり、MBeanServer.instantiate(String, ObjectName, Object[], String[])メソッドを使って任意のオブジェクトをインスタンス化したりできます。 こうしたMBeanの例として、MLetクラスがあります。 これはURLClassLoaderなので、クラスをロードするときのソースとなるURLのリストを構成できます。

MLetは、同じMBeanサーバーに登録する複数のMBeanが指定された構成ファイルを、MLetとして読み取ることができます。

すべてのMBeanサーバーは、ClassLoaderのサブクラスになっていて、かつ、そのMBeanサーバーに登録されているすべてのMBeanを格納するクラス・ローダー・リポジトリを備えています。 このクラス・ローダー・リポジトリは、明示的なローダー・パラメータを持たないMBeanServerインタフェース内のcreateMBeanおよびinstantiateメソッドの形式で使用されます。 また、MLetクラスが固有のURLセット内でクラスを検出できなかったときも使用されます。

PrivateClassLoaderインタフェースを実装するMBeanは、クラス・ローダー・リポジトリに追加されません。 PrivateMLetクラスは、PrivateClassLoaderを実装するMLetのサブクラスです。

導入されたバージョン:
1.5
関連項目:
JavaプラットフォームのJMXテクノロジに関するドキュメント、特に『JMX仕様、バージョン1.4』(pdf)