このトピックでは、LinuxにServer JRE 9をインストールする場合のシステム要件と手順について説明します。
このトピックには、次の項があります。
LinuxにおけるServer JRE 9のシステム要件
LinuxでのServer JRE 9のインストール手順の表記
LinuxプラットフォームでのServer JRE 9のインストール
注意:
Red HatやSuSEなど、RPMベースのLinuxの配布については、適切なRPMベースのインストール手順を参照してください。
サポートされているプラットフォーム、オペレーティング・システムおよびブラウザの詳細は、Oracle JDKおよびJRE認定システムの構成を参照してください。
JREのインストール手順にはバージョンの表記が含まれています。この表記により、メジャー、マイナー、セキュリティおよびパッチのバージョン情報を表します。たとえば、JRE 9マイナー1、セキュリティ1、パッチ1をインストールする場合、このバンドルの名前は次の文字列で表現されます。
serverjre-9.minor.security.patch_linux-x64_bin.tar.gz
この文字列は次のようになります。
serverjre-9.1.1.1_linux-x64_bin.tar.gz
アーカーブ・バイナリ・ファイル(.tar.gz)から64ビットLinuxにServer JRE 9をインストールできます。
.tar.gz
ファイルをダウンロードする前に、ライセンス契約に同意する必要があります。アーカイブ・バイナリは、(rootユーザーだけでなく)誰もが、書込み可能な任意の場所にインストールできます。ただし、システムの場所にServer JREをインストールできるのはrootアクセス権を持つユーザーのみです。
.tar.gzアーカイブ・ファイル(tarボールとも呼ばれる)は、1ステップで同時に解凍し展開できるファイルです。
% tar zxvf serverjre-9.minor.security.patch_linux-x64_bin.tar.gz
Server JREは、jdk–9.minor.security.patchと呼ばれるディレクトリにインストールされます。
jdk–9.minor.security.patch