KPIの実際の値とターゲット値の変更

KPIによってはターゲット設定が含まれる場合があります。

たとえば、コンテンツ設計者は、ターゲットが設定されたKPIを目標に含める場合があります。ターゲット設定が含まれるKPIでは、KPIの実際の値とターゲット値を更新および保存できます。KPIにターゲット設定が含まれているかどうかを判断するには、実際とターゲットの設定フィールドを見て、黒い線のボックスで囲まれている場合は、書込み可能です。フィールドが黒い線のボックスで囲まれていない場合は、書込み可能ではありません。

実際の値のフィールドまたはターゲット値のフィールドのみにコンテンツ設計者がターゲット設定を作成している場合もあれば、実際の値のフィールドとターゲット値のフィールドの両方に作成している場合もあります。ターゲット設定がKPIに追加されていて、黒い線のボックスでフィールドが表示されている場合でも、値を変更して保存する権限がない場合があります。

ターゲット設定が含まれるKPIの操作方法の詳細は、ターゲット設定とのユーザー相互作用を参照してください。

KPIの実際の値とターゲット値を変更するには:

  1. 実際の値とターゲット値を変更するKPIが含まれるウォッチリスト、目標またはイニシアチブにナビゲートします。
  2. 変更する必要がある、黒い線のボックスで囲まれた「実際」および「ターゲット」フィールドごとに、フィールドにカーソルを置いて新しい値を入力します。
  3. ウォッチリスト、目標またはイニシアチブを保存します。

    値を変更するために必要な権限がない場合、Oracle BI Cloud Serviceでは、「実際」または「ターゲット」フィールドの色が白から赤に変わり、「ディメンション値を持つスライスのディメンション・スライス・セキュリティが不十分です」というエラー・メッセージが表示され、変更した値は保存されません。