スマート・ウォッチリストとは、指定した基準に基づいた、特定のスコアカードに対するビューのことです。
たとえば、スマート・ウォッチリストには、スコアカードのパフォーマンス上位10位までのKPI、または特定のビジネス所有者が所有するスコアカードのすべての目標、イニシアチブおよびKPIなどを表示できます。
図に、Improve Financial Results目標とそのすべての子孫のスマート・ウォッチリストの例を示します。
スマート・ウォッチリストは、次のコンポーネントで構成されます。
「フィルタ」ペイン - このペインは、「スマート・ウォッチリスト・プロパティ」ダイアログの「フィルタ基準表示」コンポーネントの設定によって、コントロール・パネルまたテキスト・サマリーとして表示されるか、非表示になります。表示方法が次の場合:
コントロール・パネル。スマート・ウォッチリストをフィルタするために使用する条件を指定できるタブが表示されます。オブジェクト関係、オブジェクト・タイプ、パースペクティブのアソシエーション、パフォーマンス、およびビジネス所有者の割当てでフィルタできます。
テキスト・サマリー。現在のフィルタ基準の読取り専用のテキスト・サマリーが表示されます。
スマート・ウォッチリスト - 「フィルタ」ペインに指定した基準を満たす、スコアカード内の目標、イニシアチブおよびKPIがリストされます。
スマート・ウォッチリスト・ツールバー - スマート・ウォッチリストを保存したり、「フィルタ」ペインの表示方法(つまり、コントロール・パネル、読取り専用のテキスト・サマリーまたは非表示)などのスマート・ウォッチリストのプロパティを指定できるボタンが含まれています。
スマート・ウォッチリストを作成できるのは、「編集」モードのみです。
「表示」モードでは、スマート・ウォッチリストを表示でき、コントロール・パネルとして表示される「フィルタ」ペインとしてスマート・ウォッチリストが保存された場合は、フィルタ基準を指定して、スマート・ウォッチリストに表示される内容を動的に変更できます。
追加情報は、「スコアカード」エディタでの編集モードと表示モードの使用を参照してください。
注意:
適切なビジネス所有者を指定してパフォーマンスを後押しするもの(目標およびイニシアチブ)を適切に関係付け、規定した望ましい結果を得られるように目標およびターゲット設定を進めることを確約する合意に利害関係者間で達するためのルートとして、スマート・ウォッチリストを作成します。スマート・ウォッチリストをダッシュボードに追加することもできます。コントロール・パネルとして表示される「フィルタ」ペインとしてスマート・ウォッチリストが保存された場合は、エンド・ユーザーがフィルタ基準を指定して、スマート・ウォッチリストに表示される内容を動的に変更できます。
追加情報は、スマート・ウォッチリストの作成を参照してください。