権限の割当て

権限によって、フォルダ、BI Publisherオブジェクトやその他のカタログ・オブジェクトにアクセスできるユーザーが決まります。

割り当てることのできる権限は、対象のオブジェクトのタイプによって異なります。権限を変更するには、「権限の変更」権限が付与されている必要があります。

注意:

カタログ内のオブジェクトにアクセスするには、そのオブジェクトの適切なACL(アクセス制御リスト)エントリとしてユーザーが設定されている必要があります。アラート以外のカタログ内のすべてのオブジェクトでACLエントリが使用されます。ACLエントリの詳細は、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイドカタログ・マネージャでのオブジェクトの操作を参照してください。

次の手順を使用して、権限をオブジェクトに割り当てます。権限の詳細は、権限定義オブジェクト・タイプごとに使用可能な権限および権限の設定に関する推奨事項を参照してください。

権限をオブジェクトに割り当てるには:

  1. グローバル・ヘッダーで、「カタログ」をクリックします。カタログ・ページが表示されます。
  2. 権限を割り当てるオブジェクトを検索します。検索の詳細は、カタログ内のオブジェクトの検索を参照してください。
  3. 「カタログ」領域に移動し、オブジェクトまたはフォルダを特定します。
  4. 「詳細」「権限」の順に選択するか、または「タスク」ペインに移動し、「権限」をクリックします。「権限」ダイアログが表示されます。
  5. 「ユーザー/ロールの追加」ボタンをクリックして「アプリケーション・ロール、カタログ・グループおよびユーザーの追加」ダイアログにアクセスし、必要なアカウントを追加します。
  6. 「権限」ダイアログで「権限」リストをクリックして権限を選択します。リストに表示される項目のほとんどは親権限で、いくつかの子権限が含まれています。特定の権限のリストを作成するには、「カスタム」をクリックします。「カスタム権限」ダイアログが表示されます。
  7. 「サブフォルダに権限を適用します。」「フォルダ内の項目に権限を適用します。」または「すべての子孫に権限を適用」オプションを使用して、権限を適用する方法を指定します。
  8. 「置換オプション」リストで、アクセス制御リスト(ACL)のエントリをオブジェクトに対して置換する方法を指定しますが、オブジェクトの子には、「サブフォルダに権限を適用します。」「フォルダ内の項目に権限を適用します。」「すべての子孫に権限を適用」のオプションが1つ以上選択されている場合にのみ適用されます。

    「リストされたアカウントの置換」または「リストされたアカウントの削除」のどちらかを選択した場合は、変更しないエントリを「権限」領域のリストからも必ず削除してください。

  9. 「OK」をクリックします。