原典情報: $ORACLE_HOME/md/doc/README_LOCATOR.txt
目次
Oracle 11gR2のロケータ(11.2.0.1.0 Production)
注意: Oracle8iでは、LOCATOR_WITHIN_DISTANCEでサポートされていたのは、ロケータ演算子のみでした。Oracle9iでは、LOCATOR_WITHIN_DISTANCEとSDO_WITHIN_DISTANCEがシノニム(同じシグネチャと動作)で、どちらもサポートされています。 |
Spatialの概念やSDO_GEOMETRYオブジェクト型、Spatialデータのロードおよび索引付けの詳細は、『Oracle Spatialユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』の第1章から第4章を参照してください。ロケータでサポートされている機能についてのリファレンスおよび使用方法については、同マニュアルの次の章を参照してください。
「サポートされているロケータの機能」
第7章「ジオコーディング」
第9章「索引を作成、変更、削除するためのSQL文」
第10章「SDO_GEOMETRYオブジェクト型メソッド」
第11章「Spatial演算子」
9iには、ロケータに新機能を追加する新しい測地計算モデルがあります。
このため、すべての8iロケータ・データ(ロケータにより作成および使用されるsdo_geometry列を持つすべての表)をアップグレードするには、次の手順を実行する必要があります。
まず、インストール環境を9iに移行します。
これらの表のSpatial索引を特定して削除します。
すべてのデータ(8iではポイントのみ)を更新して、SRIDをジオメトリに追加します。このSRIDは8307に設定してください。
ロケータに関連するすべての表についてSRID=8307を含むようuser_sdo_geom_metadataを更新します。
Rツリー索引付けメソッドを使用して索引を再作成します。
これらの手順の実行方法の詳細は、『Oracle Spatialユーザー・ガイドおよびリファレンス』を参照してください。