クラスタの各ノードで次の作業を行います。
パブリックネットワークアダプタはすべて IP ネットワークマルチパスグループに属する必要があります。
『Sun Cluster 3.1 ご使用にあたって』の「パブリックネットワークのワークシート」に必要事項を記入したものを用意します。
『Solaris のシステム管理 (IP サービス)』で説明されている IPv4 アドレスのための手順を実行してください。また、Sun Cluster 構成の IP ネットワークマルチパスグループガイドラインに従います。
各パブリックネットワークアダプタは、マルチパスグループに属している必要があります。
イーサネットアダプタの local-mac-address? 変数の値は、true である必要があります。これは、Sun Cluster 3.0 ソフトウェア要件からの変更です。
マルチパスグループアダプタごとに、テスト IP アドレスを構成する必要があります。
同一マルチパスグループ内のすべてのアダプタ用のテスト IP アドレスは、単一の IP サブネットに属する必要があります。
テスト IP アドレスは高可用性でないため、通常のアプリケーションが使用しないようにします。
マルチパスグループの名前には、必要条件または制限がありません。
プライベートホスト名を変更するかどうかを決定します。
変更する場合は、プライベートホスト名を変更する に進みます。
変更しない場合は、手順 4 に進みます。
Sun Cluster ソフトウェアをインストールする前に、独自の/etc/inet/ntp.conf ファイルをインストールしたかどうかを確認します。
インストールしていない場合は、ネットワークタイムプロトコル (NTP) を構成する に進み、NTP 構成ファイルのインストールまたは作成を行います。
インストールした場合は、手順 5 に進みます。
Sun Management Center を使用して、リソースグループの構成やクラスタの監視を行うかどうかを決定します。
使用する場合は、Sun Management Center 用の Sun Cluster モジュールのインストール に進みます。
使用しない場合、Sun 以外のアプリケーションをインストールし、リソースタイプを登録し、リソースグループを設定し、データサービスを構成します。アプリケーションソフトウェアに付属のマニュアルおよび『Sun Cluster 3.1 データサービスのインストールと構成』を参照してください。