次の作業は、Sun Cluster ソフトウェアのインストール中に割り当てられるデフォルトのプライベートホスト名 (clusternodenodeid-priv) を使用しない場合に実行します。
この手順は、アプリケーションとデータサービスの構成および起動後には実行しないでください。アプリケーションやデータサービスは、名前の変更後も引き続き古いプライベートホスト名を使用することがあり、この手順を実行するとホスト名の衝突が発生します。アプリケーションやデータサービスが実行中の場合は、この手順を実行する前に停止しておいてください。
クラスタ内の 1 つのノードのスーパーユーザになります。
# scsetup |
プライベートホスト名に対して作業を行うには、5 (プライベートホスト名) を入力します。
プライベートホスト名を変更するには、1 (プライベートホスト名を変更) を入力します。
プロンプトに従って、プライベートホスト名を変更します。変更するプライベートホスト名ごとに繰り返します。
# scconf -pv | grep "private hostname" (phys-schost-1) Node private hostname: phys-schost-1-priv (phys-schost-3) Node private hostname: phys-schost-3-priv (phys-schost-2) Node private hostname: phys-schost-2-priv |
Sun Cluster ソフトウェアをインストールする前に、独自の/etc/inet/ntp.conf ファイルをインストールしたかどうかを確認します。
インストールした場合は、手順 7 に進みます。
インストールしていない場合は、ネットワークタイムプロトコル (NTP) を構成する に進み、NTP 構成ファイルのインストールまたは作成を行います。
クラスタの監視に Sun Management Center を使用するかどうかを決定します。
使用する場合は、Sun Management Center 用の Sun Cluster モジュールのインストール に進みます。
使用しない場合、Sun 以外のアプリケーションをインストールし、リソースタイプを登録し、リソースグループを設定し、データサービスを構成します。アプリケーションソフトウェアに付属のマニュアルおよび『Sun Cluster 3.1 データサービスのインストールと構成』を参照してください。