Oracle iPlanet Web Proxy Server 4.0.15 リリースノート

Oracle iPlanet Web Proxy Server 4.0.15 リリースノート

この『リリースノート』ドキュメントには、Oracle iPlanet Web Proxy Server (Proxy Server) の 4.0.15 リリースに関する重要な情報が記載されています。これには、諸機能や拡張機能、解決済みのバグ、および既知の問題に関する情報が含まれています。Proxy Server のインストールおよび構成の前にこのリリースノートを確認し、その後も定期的に最新の情報を参照してください。

このリリースノートは、Proxy Server 4.0 の最新リリースの機能、拡張機能、および解決された問題をより重点的に説明し、最新リリースでサポートされているプラットフォーム、ソフトウェア、テクノロジ、およびプロトコルの情報をより明確に記述するように再編成されています。その他のドキュメントの変更点の詳細については、「製品マニュアル」を参照してください。

このリリースノートには、次の内容が含まれています。

リリースノートの改訂履歴

日付 

説明 

2010 年 9 月 

Proxy Server 4.0.15 リリースをサポートするように更新しました。 

2010 年 6 月 

Proxy Server 4.0.14 リリース向けの初期発行 

4.0.15 の諸機能および拡張機能

表 1 に示されている多数のバグの修正に加えて、iPlanet Web Proxy Server の 4.0.15 リリースは、顧客の要求に対処するための次のいくつかの拡張機能を提供します。

4.0.15 で修正された問題

次の表は、iPlanet Web Proxy Server 4.0.15 で修正された問題を一覧したものです。

表 1 iPlanet Web Proxy Server 4.0.15 で修正された問題

ID 

概要 

6524998 

Proxy 4.0 の urldb ユーティリティーが、無効な正規表現の処理時にクラッシュします 

6942431 

Proxy 4.0: <Client> タグに時間関連のパラメータを追加することを検討してください 

6945755 

Web Proxy Server で、ドキュメントの記載に従って CPU 数と等しい値にアクセプタスレッド数を設定することができません 

6946517 

WPS4.0: SSL で OPTIONS メソッドが機能しません 

6946561 

RFE: Web Proxy 4 - 管理 GUI 経由で ACLCacheMax を設定する機能 

6946565 

RFE - サーバーを再起動しないでパフォーマンスカウンタをリセットする機能が必要です 

6946566 

RFE - URL リストを別のファイルで管理するなど、個別のインクルードファイルを使って obj.conf を管理する機能 

6949070 

Proxy 4.0: urldb: 期限切れのキャッシュファイルが削除されません 

6951418 

Proxy 4.0: イベントスケジューラ: 時刻の「ズレ」によりイベントの失敗が発生します 

6952442 

Proxy 4 のキャッシュ管理プログラムが obj.conf の <Client> タグでクラッシュします 

6955415 

Proxy Server 4.0.13 - virt-map 関数に rewrite-host パラメータを追加する必要があります 

6957675 

Proxy 4 の管理 GUI で、ユーザーが NameTrans fn="regexp-redirect" (正規表現 URL リダイレクト) を編集した際に警告が表示されます 

6957676 

WPS4.0 の基本認証が、通常のマッピングのみでは機能しません 

6960464 

Proxy 4 - 負荷分散の健全性検査で、タイムアウトと実行頻度を設定できるようにする必要があります 

6964554 

Proxy 4 RFE - cu が DNS 検索の順序を選択できるようにするための新しい lookup-ipv6-first 

6965840 

フォワードプロキシ構成で、Service SAF のクエリーパラメータが機能しません 

6965842 

RFE: send-error で「status」パラメータを指定できるようにします 

6965883 

4.0.15 でのバージョン変更 

6966757 

WPS 4.0.14: 「/」スラッシュがない場合に URL 書き換え問題 (um-output) が発生します 

6968929 

NSS 3.12.6 を統合します 

6970769 

SOCKS ログメッセージに無効なセッション ID が含まれます 

6970776 

Proxy 4.0: SOCKS サーバーで意味のあるエラーログ情報が出力されるようにすべきです 

6972347 

Proxy 4.0: キャッシュ内の応答を切り詰めたものが、プロキシから提供されます 

6974046 

Web Proxy Server 4.0.14 (SVR4 パッチ) での DTD ファイル名の変更に関する問題 

6974382 

Proxy 4.0: 「URL マッピング」で JavaScript の書き換えを選択的に行えるようにすべきです 

6974692 

SOCKS プロキシのホスト名解決: ホスト名が未解決であるのに、クライアント上のポートへの接続のリターンが失敗しません 

6977431 

管理 GUI での Web プロキシサーバーのアクセプタスレッド数を、ドキュメントの記載に従って CPU 数と等しい値にすべきです 

4.0.15 用の製品パッチ

バージョン 4.0.15 用の Proxy Server 4.0 パッチは SunSolve Online で入手できます。次の表に、これらのパッチの一覧を示します。

プラットフォーム 

パッチ ID 

HP-UX 

145608-01 (http://sunsolve.sun.com/search/document.do?assetkey=1-21-145608-01-1 )

Linux x86 

145605-01 (http://sunsolve.sun.com/search/document.do?assetkey=1-21-145605-01-1 )

Solaris SPARC (32 ビット) 

145604-01 (http://sunsolve.sun.com/search/document.do?assetkey=1-21-145604-01-1 )

Solaris x86 (32 ビット) 

145606-01 (http://sunsolve.sun.com/search/document.do?assetkey=1-21-145606-01-1 )

Windows (32 ビット) 

145607-01 (http://sunsolve.sun.com/search/document.do?assetkey=1-21-145607-01-1 )

ハードウェアとソフトウェアの要件

ここでは、Proxy Server 4.0.15 のハードウェアとソフトウェアの要件に関する情報を提供します。

この節では、次の内容について説明します。

サポートされるプラットフォーム

Proxy Server 4.0.15 のサポートされるオペレーティング環境とハードウェアに関する完全な情報は、Oracle Fusion Middleware のサポートされるシステム構成ページでアクセス可能なOracle iPlanet Web Proxy Server 4.0.14 認定マトリックスで入手できます。

システム仮想化のサポート

システム仮想化とは、複数のオペレーティングシステム (OS) インスタンスが共有ハードウェア上で独立して動作することを可能にするテクノロジのことです。機能的には、仮想化環境内でホストされている OS に配備されたソフトウェアは通常、背後のプラットフォームが仮想化されていることに気づきません。Oracle では、適切に設定された適切なサイズの仮想化環境上で、仮想化されていないシステム上の場合と同様に 製品が機能することを確認できるよう、選択したシステム仮想化と OS の組み合わせについて Oracle 製品のテストを実行しています。

仮想化環境での Oracle 製品に対する Oracle サポートの詳細については、「Oracle Fusion ミドルウェアでサポートする仮想化テクノロジー」を参照してください。

スワップ容量

Oracle iPlanet Web Proxy Server 4.0.14 認定マトリックスで提供されている情報に加えて、システムに十分なスワップ容量が存在することも必要です。

オペレーティングシステム用パッチ

適用可能な最新のパッチを使用して、オペレーティングシステムをアップデートすることをお勧めします。必要なパッチをプラットフォーム別に示します。

Solaris のパッチ

Solaris SPARC および x86 では、Proxy Server 4.0.15 に次のパッチレベルが必要です。

Solaris 8 (SPARC)

Solaris 9 (SPARC)

Solaris 9 (x86)

Solaris 10 SPARC

不要

Solaris 10 (x86)

Linux のパッチ

Linux では、Proxy Server 4.0.15 に次のパッチレベルが必要です。

Red Hat Enterprise Linux Advanced Server 3

Red Hat Enterprise Linux Advanced Server 4

HP-UX のパッチ

Java Out-of-Box ツールは、必要なカーネル調整可能パラメータを構成するのに使用されます。カーネルの値を変更する場合には、このツールを使用することをお勧めします。必要に応じて、次に示す調整可能パラメータが右側の値以上になるように変更してください。


注意 – 注意 –

カーネル調整可能パラメータの変更は、システムに悪影響を及ぼす可能性があります。変更内容を完全に理解していない場合は変更しないでください。


サポートされているブラウザ

Proxy Server 4.0.15 のサポートされる Web ブラウザに関する完全な情報は、Oracle Fusion Middleware のサポートされるシステム構成ページでアクセス可能なOracle iPlanet Web Proxy Server 4.0.14 認定マトリックスで入手できます。

非推奨に関する情報

オペレーティングシステムのバージョン。iPlanet Web Proxy Server 4.0.14 のリリース時点では、次のオペレーティングシステムのバージョンは推奨されません。

HP-UX 11.11 

Microsoft Windows 2000 Server および Windows 2000 Advanced Server 

Red Hat Enterprise Linux Advanced Server 3 

Solaris 8 

Solaris 9 for SPARC および x86 

これらのオペレーティングシステムのバージョンは、iPlanet Web Proxy Server の将来のリリースではサポートされなくなります。

Web ブラウザのバージョン。iPlanet Web Proxy Server 4.0.14 のリリース時点では、次の Web ブラウザのバージョンは推奨されません。

Microsoft Internet Explorer 6 

Mozilla 1.4.1 および 1.7.2 

Netscape Navigator 7.1 および 7.2 

これらの Web ブラウザのバージョンは、iPlanet Web Proxy Server の将来のリリースではサポートされなくなります。

サポートされているソフトウェア、テクノロジ、およびプロトコル

Proxy Server の最近のリリースに含まれている拡張機能を、次に示します。:

透過プロキシ

Proxy Server 4.0 は、HTTP/1.1 接続の透過プロキシをサポートします。透過プロキシでは、クライアントの情報を取得したりクライアントを管理したりすることなしに、プロキシサーバーを使って Web 要求をインターセプトして処理します。たとえば、プロキシサーバーがアクティブになっているローカルポートに受信された TCP 接続をリダイレクトするように、ローカルネットワーク用のルーターを設定したりします。

obj.conf ファイルに含まれるプロキシサーバーの default オブジェクトに、次の指令を追加します。


NameTrans fn="host-map"

この設定を行うと、プロキシサーバーは、受信した要求の HTTP Host: ヘッダーを使って、ターゲットリモートサーバーの識別とそのサーバーへの要求のリダイレクトを行います。


注 –

HTTP Host: ヘッダーに基づいて接続を判断する透過プロキシサーバーは、アクティブなコンテンツを通じて偽造された擬似的な HTTP Host: ヘッダーによる攻撃を受けやすくなります。したがって、悪意のあるコンテンツをホストしている可能性のある Web サイトへの接続を回避できるように、適切な ACL 設定を実装する必要があります。


URL マッピング

URL マッピングが Proxy Server 4.0.8 で実装されており、これによって Proxy Server を逆プロキシとして動作させることができます。この機能によって、Proxy Server はバックエンドアプリケーションサーバー用の 1 つのフロントエンドホスト名として表示されます。要求元の URI に基づいて、バックエンドサーバーにアクセスできます。

URL マッピングの詳細については、『Oracle iPlanet Web Proxy Server 4.0.14 Configuration File Reference』「Reverse Proxy Scenario」を参照してください。

URL マッピングで使用されるサーバーアプリケーション機能 (SAF) については、『Oracle iPlanet Web Proxy Server 4.0.14 Configuration File Reference』「Server Application Functions (SAFs)」を参照してください。

サーバーの監視

iPlanet Web Proxy Server の監視機能では、インスタンスレベルで監視可能なサーバーパラメータの詳細なリストが提供されます。

Web Proxy Administration Server では、次の操作を実行できます。

Procedureサーバーの監視

  1. 管理サーバーへアクセスします。

  2. 「Manage Servers」ページで「Instance」リンクをクリックします。

  3. 「Server Status」タブをクリックします。

  4. 「Monitor Current Activity」 タブをクリックします。

  5. サーバーの監視を行うには、「Monitor Current Activity」を Yes に設定します。

    5 秒、10 秒、15 秒の間隔でサーバーを更新して、DNSKeep-Alive Cache Server Requests、および Work Thread 接続の統計情報を表示することもできます。

組み込み DNS の解決

組み込み DNS では、デフォルト以外の名前解決をサポートしています。DNS クライアントが DNS サーバーと対話して名前解決を行います。新しい SAF dns-lookup では、DNS サーバーの IP アドレスをサーバーの引数として受信します。この IP アドレスは obj.conf ファイルに DNS ディレクティブとして追加するようにしてください。

次の例では、サーバーパラメータ内で DNS サーバーの IP が指定されています。

<object>
....
DNS fn="dns-lookup" server="170.168.10.3"
...
</object>

次の例では、複数の DNS サーバーの IP を dns-lookup-init に追加できます。これはラウンドロビンモデルで使用されます。このシナリオでは、DNS サーバーの IP を dns-lookup には追加しないでください。DNS サーバーのパラメータが dns-lookupdns-lookup-init の両方に追加された場合は、dns-lookup の引数が優先されます。

...
<Object>
...
DNS fn="dns-lookup"
....
Init fn="dns-lookup-init" servers="170.168.10.3, 170.158.10.4"
</Object>

ACL キャッシュの調整

ACLCacheMax は、ACL キャッシュ内に保存される ACL の総数の制限を設定する magnus.conf パラメータです。ACLCacheMax にはデフォルト値が存在しません。特定の制限値を設定するようにしてください。

たとえば、ACLCacheMax 16384 のように設定します。


注 –

ここで説明している ACL キャッシュは ACL ユーザーキャッシュのことではありません。パフォーマンス上の理由でキャッシュされる特定の URL に ACL が対応している場合のキャッシュを指しています。


GCAtStartupmagnus.conf パラメータで、ブール値を使用できます。デフォルト値は false です。true に設定した場合、サーバーの起動時にキャッシュガベージコレクタがガベージをクリアします。キャッシュのサイズが大きい場合は、この処理によってサーバーの起動時間が長くなります。

キャッシュの PURGE 機能

Proxy Server では PURGE 要求によって、キャッシュされた URL をクリアーすることができます。要求された URL が正常に削除されると、サーバーから HTTP ステータスコード 200 (OK) を含む応答が送信されます。指定した URL がキャッシュされていない場合は、404 (Not Found) の応答が送信されます。

次の例では、サーバーは値 200 を返信しています。

bash-2.03$ telnet localhost 8088
Trying 172.9.10.1...
Connected to localhost.
Escape character is '^]'.
PURGE http://foo.com/ HTTP/1.0

HTTP/1.1 200 OK
Server: Oracle-iPlanet-Proxy-Server/4.0
Date: Fri, 26 Oct 2007 08:15:30 GMT
Connection: close

次の例では、サーバーは値 404 を返信しています。

Connection closed by foreign host.
bash-2.03$ telnet localhost 8088
Trying 172.9.10.1...
Connected to localhost.
Escape character is '^]'.
PURGE http://foo.com/ HTTP/1.0

HTTP/1.1 404 Not Found
Server: Oracle-iPlanet-Proxy-Server/4.0
Date: Mon, 17 Sep 2007 10:13:28 GMT
Content-length: 96
Content-type: text/html
Connection: close

IPv6 (Internet Protocol Version 6) のサポート

Proxy Server 4.0.11 を経由して IPv6 対応の Web サイトに接続できます。Proxy Server は、デフォルト (受動) モードで IPv6 の ftp 拡張もサポートします。

NSS および NSPR のサポート

Proxy Server 4.0.15 は、NSS (Network Security Services) 3.12.6 および NSPR (Netscape Portable Runtime) 4.8.4 をサポートしています。

変更された FTP 転送モード

Proxy Server 4.0.6 リリースから、拡張アドレス受動ポート (EPSV) モードがサポートされるようになりました。

アップグレードのサポート

Proxy Server 4.0.2 リリースから、インストーラは、既存の Proxy Server 4.0 インストールから新しいバージョンへのアップグレードをサポートしています。Java Enterprise System の Proxy Server 4.0.1 をインストールしている場合は、新しいリリースに対応するパッチをインストールする必要があります。

強化されたハードウェアアクセラレータ暗号化のサポート

Proxy Server 4.0.12 は、Proxy Server 上の SSL のパフォーマンスを向上させる暗号化アクセラレータボードである、Sun Crypto Accelerator 6000 のハードウェアアクセラレータのサポートを提供しています。

2007 年の US DST の変更の影響

米国では、3 月の第 2 日曜日にサマータイム (DST) が始まり、11 月の第 1 日曜日に終了します。これは、オペレーティングシステムの日付と時刻の規則に影響を与えます。

ログファイルに US タイムゾーンの正しい時刻が記録されており、管理サーバーがこの変更の影響を受けていないことを確認するには、次のようにしてください。

製品マニュアル

iPlanet Web Proxy Server 4.0 のマニュアルは、次のいくつかの方法で提供されます。

Proxy Server 4.0.14 が、Proxy Server 4.0 のドキュメントセットの全体が更新された最後のリリースとなります。4.0.14 リリースのあとで Proxy Server 4.0 のマニュアルに加えられた更新と修正は、このリリースノートに記載されています。「4.0.14 のマニュアルに対する修正と更新」を参照してください。

Proxy Server 4.0.14 のドキュメントセットは http://docs.sun.com/coll/1311.14 で入手できます。Proxy Server への導入としては、次の表に示されている順序でマニュアルを参照してください。

表 2 iPlanet Web Proxy Server 4.0.14 のドキュメントセット

ドキュメントのタイトル 

内容 

『Release Notes』

Proxy Server のリリースに関する情報

  • ソフトウェアおよびマニュアルについての最新情報

  • 新機能

  • サポートされるプラットフォームおよび環境

  • システム要件

  • 既知の問題と回避策

『Installation and Migration Guide』

以下のインストールおよび移行作業の実行 

  • iPlanet Web Proxy Server のインストール

  • バージョン 3.6 からバージョン 4.0 への移行

『管理ガイド』

次の管理作業の実行 

  • 管理およびコマンド行インタフェースの使用

  • サーバー環境の設定

  • ユーザーとグループの管理

  • サーバーアクティビティーの監視およびログ

  • サーバー保護のための証明書および公開鍵暗号の使用

  • サーバーアクセスの制御

  • URL のプロキシ処理およびルーティング

  • キャッシュ

  • コンテンツのフィルタリング

  • 逆プロキシの使用

  • SOCKS の使用

『構成ファイルリファレンス』

設定ファイルの編集 

『 NSAPI Developer’s Guide』

カスタム NSAPI (Netscape Server Application Programming Interface) プラグインの作成

『Performance Tuning, Sizing, and Scaling Guide』

パフォーマンスを最適化するための iPlanet Web Proxy Server のチューニング  

4.0.14 のマニュアルに対する修正と更新

次の節では、Proxy Server 4.0.14 のマニュアルに加えられた修正と更新について説明します。

admin.conf ファイルに関する情報

install-dir/proxyadmserv/config ディレクトリに格納されている admin.conf ファイルは、Proxy Server が維持する内部用構成ファイルです。このファイルは変更しないでください。

<Client> タグの日付/時刻パラメータに関する情報

Proxy Server 4.0.15 では <Client> タグの新しいパラメータがいくつかサポートされていますが、これらのパラメータの説明を次の表に示します。

パラメータ 

説明 

date-start および date-end

これら 2 つのパラメータは、時間間隔の開始日付と終了日付をそれぞれ指定します。これらは UNIX の date コマンドの書式の値を取りますが、タイムゾーンの指定は除外します。さらに、date コマンドの書式の平日部分は省略可能です。

day-start および day-end

これら 2 つのパラメータは、1 月の中の日間隔の開始日と終了日をそれぞれ指定します。これらは 1 から 31 までの範囲の値を取ります。 

month-start および month-end

これら 2 つのパラメータは、1 年の中の月間隔の開始月と終了月をそれぞれ指定します。これらは値 JanFebMarAprMayJunJulAugSepOctNov、および Dec を取ります。

time-start および time-end

これら 2 つのパラメータは、1 日の中の時刻間隔の開始時刻と終了時刻をそれぞれ指定します。これらは、24 時間形式の書式 hour:minute:second の値を取ります。

weekday-start および weekday-end

これら 2 つのパラメータは、1 週間の中の日間隔の開始日と終了日をそれぞれ指定します。これらは値 SunMonTueWedThuFri、および Sat を取ります。

um-define-junction SAF の disable-javascript-rewrite パラメータに関する情報

Proxy Server 4.0.15 では、Init ディレクティブの um-define-junction SAF 用の新しいパラメータ disable-javascript-rewrite がサポートされています。次の表に、この新しいパラメータに関する情報を示します。

パラメータ 

説明 

disable-javascript-rewrite 

(省略可能) has-javascript パラメータが yes に設定されている場合に JavaScript 変数の名前に対してマッチングさせる正規表現。名前が正規表現にマッチした変数は書き換えられません (has-javascriptyes に設定されていると、通常であれば書き換えられます)。このパラメータのデフォルト値はありません。

http-client-config SAF の forward-unread-request-body パラメータに関する情報

『Oracle iPlanet Web Proxy Server 4.0.14 Configuration File Reference』「http-client-config」には、Proxy Server 4.0.14 で使用可能になった forward-unread-request-body パラメータに関する情報は含まれていません。次の表に、このパラメータに関する情報を示します。

パラメータ 

説明 

forward-unread-request-body 

(省略可能) 要求ヘッダーとは別の TCP パケットとして到着した要求本体を元のサーバーに転送すべきかどうかを示すブール値。デフォルト値は false ですが、これは、要求ヘッダーとは別の TCP パケットとして到着した要求本体が元のサーバーに転送されないことを意味します。

obj.conf ファイルの <Include> タグに関する情報

Proxy Server 4.0.15 では、obj.conf ファイルの新しいタグがサポートされています。このタグ <Include> は別のファイルの内容を obj.conf ファイルにインクルードします。したがって事実上、構成情報を管理しやすいように obj.conf の内容を複数のファイルに分割することが可能となります。

<Include> タグの構文は次のとおりです。

<Include>
  filename
</Include>

ここで filename は、obj.conf 内の <Include> タグの位置にインクルードされるファイルの名前です。

<Include> タグを使用する際には次の点に留意してください。

dns-config SAFの lookup-ipv6-first パラメータに関する情報

Proxy Server 4.0.15 では、DNS ディレクティブの dns-config SAF 用の新しいパラメータ lookup-ipv6-first がサポートされています。次の表に、この新しいパラメータに関する情報を示します。

パラメータ 

説明 

lookup-ipv6–first 

(省略可能) IPv6、IPv4 のどちらのアドレスを先に検索するかを指定するブール値。デフォルト値は false ですが、これは、IPv4 アドレスが先に検索されることを意味します。

NameTrans ディレクティブの regexp-redirect 関数に関する情報

『Oracle iPlanet Web Proxy Server 4.0.14 Configuration File Reference』「NameTrans」には、regexp-redirect 関数についての情報が含まれていません。この関数についての情報を次に示します。

regexp-redirect

NameTrans クラスのディレクティブに適用可能です。

regexp-redirect 関数を使うと、URL を変更し、その更新後の URL をクライアントに送信することができます。クライアントが古いパスでサーバーにアクセスすると、サーバーはその要求を新しい URL に対する要求として処理します。

パラメータ

次の表では、regexp-redirect 関数のパラメータについて説明します。

パラメータ 

説明 

from

マッチング対象となる要求 URI の接頭辞の正規表現。 

url/url-prefix

url は、クライアントに返す完全な URL を指定します。url-prefix は、クライアントに返す新しい URL 接頭辞を指定します。from 接頭辞がこの URL 接頭辞で単純に置き換えられます。これらのパラメータを一緒に使用することはできません。

escape

(省略可能) URL に対して util_uri_escape を実行したあとで URL を送信するようにサーバーに指示するフラグ。これは yesno のいずれかにすべきです。デフォルトは yes です。

util_uri_escape の詳細については、『Oracle iPlanet Web Proxy Server 4.0.14 NSAPI Developer’s Guide』を参照してください。

bucket

(省略可能) obj.conf のすべての関数に共通します。

send-error SAF の status-code および status-desc パラメータに関する情報

Proxy Server 4.0.15 では、Service および Error ディレクティブの send-error SAF 用の新しいパラメータが 2 つサポートされています。次の表に、これらの新しいパラメータに関する情報を示します。

パラメータ 

説明 

status-code 

(省略可能) HTTP 応答に設定すべき状態コードを指定します。これは、code パラメータとは異なります。codesend-error SAF の実行を起動するエラーコードを指定するのに対し、status-code は、send-error SAF によって生成される応答に設定すべき状態コードを指定するからです。

status-desc 

(省略可能) 状態コードの理由を表す文字列を指定します。

magnus.conf ファイルの新しいディレクティブに関する情報

この節では、magnus.conf ファイルに追加されたディレクティブの一覧を示します。これらのディレクティブは、『Oracle iPlanet Web Proxy Server 4.0.14 Configuration File Reference』の第 3 章「Syntax and Use of the magnus.conf File」には記載されていません。

表 3 magnus.conf ディレクティブ

パラメータ 

有効な値 

説明 

ChannelPoolMonitorInterval

任意の秒数 

(4.0.14 リリースで追加されました。) Proxy Server が、チャネルプールの期限切れの接続または閉じられた接続を確認する頻度 (秒単位) を指定します。この値は、ChannelPoolValidatetrue に設定されている場合に使用されます。デフォルト値は 30 です。

ChannelPoolValidate

truefalse

(4.0.14 リリースで追加されました。) Proxy Server が、ChannelPoolMonitorInterval 秒ごとに、チャネルプールの期限切れの接続または閉じられた接続を積極的に確認するようにします。デフォルト値は false です。

ChannelReuseValidate

truefalse

(4.0.14 リリースで追加されました。) Proxy Server が、チャネルプール内のチャネルを、再利用する前に検証するようにします。デフォルト値は false です。

FtpPoolSize

1 – 65536

(4.0.12 リリースで追加されました。) FTP 接続プールのサイズを指定します。デフォルト値は 256 です。 

FtpPoolLife

1 – 65536

(4.0.12 リリースで追加されました。) 接続の寿命を秒単位で指定します。これは、監視スレッドによって閉じられるまでに FTP 接続がプール内で未使用の状態を保持している時間です。デフォルト値は 3600 です。 

FtpPoolMonitorThread

OFF

(4.0.12 リリースで追加されました。) FTP スレッドの機能の監視に関するブール値を指定します。デフォルトは ON です。

FtpPoolMonitorLevel

0

(4.0.12 リリースで追加されました。) 整数値を指定します。0 に設定すると、プール監視スレッドが接続の有効/死んでいるをチェックします。 

1 に設定すると、接続に対して NOOP コマンドが送信され、応答を待機します。応答の取得に失敗すると、プールから接続が削除されます。デフォルトレベルは 1 です。

FtpPoolMonitorInterval

30 – 65536

(4.0.12 リリースで追加されました。) プールの接続の監視間隔を秒単位で表す整数値を指定します。デフォルト値は 30 です。 

LDAPPoolMonitorThread

ブール型の値を取ります。 

(4.0.12 リリースで追加されました。) TRUE に設定すると、ldap 接続プールを一定の間隔で監視する ldap プール監視スレッドが作成されます。デフォルト値は FALSE です。

LDAPPoolMonitorInterval

整数の引数を取ります。  

(4.0.12 リリースで追加されました。) ldap プール監視スレッドが ldap 接続プールを検査する間隔を指定します。デフォルト値は 30 です。

LDAPPoolRevalidate

ブール型の値を取ります。 

(4.0.12 リリースで追加されました。) TRUE に設定すると、接続プールから取得されたすべての接続は、呼び出し元に渡される前に「再検証」されます。デフォルト値は FALSE です。

RouteOfflineCheckInterval

整数値を取ります。 

(4.0.15 リリースで追加されました。) ルーティングサブシステムによってオフラインとしてマークされたゲートウェイに対して Proxy Server が健全性検査を実行する間隔を、秒単位で指定します。デフォルト値は 30 です。

ドキュメント、サポート、およびトレーニング

Oracle Web サイトには、次の追加リソースに関する情報が用意されています。

製品資料の検索

製品ドキュメントの検索には、docs.sun.com Web サイトからだけでなく検索エンジンも使用することができ、その場合は検索フィールドに次の構文を入力します。


search-term site:docs.sun.com

たとえば、「proxy」を検索するには、次のように入力します。


proxy site:docs.sun.com

検索に java.sun.comwww.sun.comdevelopers.sun.com などのほかの Oracle Web サイトも含めるには、「docs.sun.com」の代わりに「sun.com」を検索フィールドに入力します。

サードパーティー Web サイトの参照

このマニュアルでは、サードパーティーが提供している URL で関連する追加情報を参照します。


注 –

このマニュアル内で引用するサードパーティーの Web サイトの可用性について Oracle は責任を負いません。こうしたサイトやリソース上の、またはこれらを通じて利用可能な、コンテンツ、広告、製品、その他の素材について、Oracle は推奨しているわけではなく、Oracle はいかなる責任も負いません。Oracle は、これらのサイトあるいはリソースに関する、あるいはこれらのサイトから利用可能であるコンテンツ、製品、サービスのご利用あるいは信頼によって、あるいはそれに関連して発生するいかなる損害、損失、申し立てに対する一切の責任を負いません。


既知の問題点

この節では、iPlanet Web Proxy Server 4.0.13 のリリース時点におけるより重要な既知の問題および制限事項を一覧表示します。問題をカテゴリごとに記述します。

管理

次の表は、管理ユーザーインタフェースに関連した既知の問題を一覧したものです。

表 4 管理における既知の問題

ID 

概要 

6653507 

「Monitor Current Activity Statistics/Profiling」が ON に設定されている場合、ユーザーのインタフェースからは OFF にできません。 

6212701 

サーバーインスタンスの起動に失敗すると、相反するエラーメッセージが表示されます。 

管理インタフェースが間違った情報を構成ファイルに書き込む可能性は非常に低いため、この相反するエラーメッセージが表示されることはめったにありません。ユーザーが手動で間違った情報を構成ファイルに書き込んだ場合にのみ可能性があります。  

6231297 

SOCKS 設定に変更を加えて、SOCKS サーバーの代わりに Proxy Server を再起動した場合は、「Restart Required」リンクが消えます。 

6484502 

Proxy Server の管理インタフェースがローカライズされていません。 

6509535 

米国では、3 月の第 2 日曜日にサマータイム (DST) が始まり、11 月の第 1 日曜日に終了します。これは、オペレーティングシステムと JRE の日付と時刻の規則に影響を与えます。  

プロキシサーバーのスタンドアロンバージョンでは、2007 年の DST の変更に対応する JRE バージョンがインストーラにバンドルされています。ただし、回避策の手順 1 の説明に従って適切なオペレーティングシステムのパッチをインストールすることにより、オペレーティングシステムの日付と時刻の規則への影響に対処する必要があります。 

JavaES 5 のプロキシサーバーのインストールでは、オペレーティングシステムのパッチとともに DST 互換バージョンの JRE もインストールする必要があります。回避策の手順 1 および 2 に従ってください。 

回避方法

  1. 適切なオペレーティングシステムパッチをダウンロードして使用します。Solaris パッチは http://sunsolve.sun.com/search/document.do?assetkey=1-26-102775-1 からダウンロードできます。

    その他のプラットフォームの場合は、同様のDST 互換パッチをオペレーティングシステムのベンダーの Web サイトからダウンロードしてください。

  2. Solaris、Windows、および Linux プラットフォームの場合は、JRE 1.4.2_13 を使用してプロキシサーバーを実行してください。HP-UX プラットフォームの場合は、JRE 1.4.2.12 を使用してプロキシサーバーを実行してください。

6558027 

Windows で複数バイト文字のサーバー識別子を使用すると、サーバー側で createInstance.exe のエラーが発生します。

6867774 

カスタム JDK 設定を使用するプロキシのインストールを、より新しい JDK バージョンを要求するサービスパックのバージョンにアップグレードすると、管理サーバーが起動に失敗します。アップグレード後、バンドルされた JDK または要求されたバージョンのカスタム JDK のどちらかを指すように JDK 設定を手動で修正する必要があります。 

6909558 

LDAP uid でのバックスラッシュの使用は、特殊文字をエスケープする目的に限定すべきです。Proxy サーバーによって使用される ldap sdk は、バックスラッシュを削除してから uid をディレクトリサーバーに送信します。これにより、バックスラッシュを取り除いた uid に対する一致がディレクトリサーバーに見つからないために、成功するはずの認証が失敗する、またはバックスラッシュを取り除いた uid に対する一致がディレクトリサーバーに見つかるために、失敗するはずの認証が成功する、という状況が生じる可能性があります。

6888170 

指定されたターゲットディレクトリ名の末尾にスラッシュが付いている場合、RHEL4 でアップグレードが失敗します。

キャッシュ

次の表は、キャッシュに関連した既知の問題を一覧したものです。

表 5 キャッシュにおける既知の問題

ID 

概要 

6654514 

要求タイプ 504 に対して、Proxy-Agent ヘッダーに元のヘッダーが表示されます。 

6229823 

新しいパーティションを追加すると、パーティションのサイズに関係なく、デフォルトのセクション s0.0 も作成されます。エラーファイルに警告メッセージが記録されます。 

回避方法

cbuild ユーティリティーを使用して、新しいパーティションを追加するか、または新しいキャッシュパーティション下の s0.0 フォルダを削除し、プロキシサーバーを再起動します。

エラーメッセージは無視して構いません。 

6619620 

Doc RFE: Proxy Server をネットワークキャッシュとアクセラレータ (NCA) と一緒に使用すべきではありません。 

Proxy Server 4.0.8 を NCA と一緒に使用すると、ユーザー ID とパスワードの入力をブラウザから繰り返し求められます。これは、NCA が Proxy-authorization のような Proxy 固有のヘッダーをサポートしないために発生します。

回避方法

Proxy の待機ソケット設定で NCA を選択しないでください。 

Installation

次の表は、インストールに関連した既知の問題を一覧したものです。

表 6 インストールにおける既知の問題

ID 

概要 

6205683 

Windows 上のコンソールインストールに失敗します。 

6255325 

root ユーザーでないユーザーが Proxy Server をインストールし、/var/opt/sun/install ディレクトリが存在しない場合、インストーラは例外をスローし、Linux でのインストールは失敗します。

6353576 

サイレントアップグレードインストールが機能しません。 

6587776 

Windows XP 上で Java ES 5 から Proxy Server をインストールした場合、システムエラー 1067 が表示されます。 

6756659 

setup コマンドの --javahome オプションで JDK 1.6 の場所を指定した場合にのみ、GUI インストーラを使用して OpenSolaris 上に Proxy Server 4.0.9 をインストールできます。

6607551 

Windows 上で、パッチをアンインストールしても Proxy Server のバージョンは以前のバージョン番号に変更されません。 

Uninstaller スクリプトを使用してパッチを取り消しても RenameService.exe ユーティリティーに制限があるため、サービス記述名を以前の Proxy Server のバージョンに変更できません。このため、パッチをアンインストールしたあとでも、サービス記述には以前のバージョン番号ではなく最新の Proxy バージョンが表示されます。

国際化

次の表は、国際化に関連した既知の問題を一覧したものです。

表 7 国際化における既知の問題

ID 

概要 

6233080 

ルーティングが別のプロキシサーバーを使って設定されている場合、「Disable Proxying」オプションはマルチバイトデータ (URL エンコード) の URL では機能しません。 

6233090 

マルチバイトデータ (URL エンコード) の URL をマップできません。 

6253844 

プロキシサーバーのオンラインヘルプは zh-cn (簡体字中国語) をサポートしていません。 

6297168 

異なるシステムエンコーディングでサーバーを起動すると、そのシステムエンコーディングのシステムによってエラーが発生し、エラーログに記録されます。管理サーバーから表示すると、エラーログには正しく表示されないシステムエンコーディングの文字が含まれる場合があります。 

回避方法

エラーログが管理インタフェースで正しく表示できるように、ブラウザのエンコーディングを OS ロケールに合うように変更します。しかし、この手順は他のページに移動して「View Error Log」に戻るたびに必要となります。 

6300080 

プロキシサーバーのコンテンツ書き換え関数が矛盾しています。  

6526476 および 6526488 

HP-UX でのプロキシサーバーのスタンドアロンインストールでは、GUI モードでインストールを行うと日本語の文字が正しく表示されません (ID 番号 6526476)。そのままインストールを続行すると、インスタンスの作成中にエラーが発生します (ID 番号 6526488)。  

回避方法

次のいずれかの回避策を使用できます。 

  • HP-UX の日本語ロケールでは CLI モードのインストールを使用します。

  • 文字が破壊されて表示されていても、インストールを続行します。インストーラがインスタンスの作成に失敗した場合は、管理インタフェースにログオンしてインスタンスを作成します。

6550995 

次のエラーメッセージは、どのロケールに対してもローカライズされていません。 

HTTP7774: received extraneous data following response

Localization

次の表は、ローカリゼーションに関連した既知の問題を一覧したものです。

表 8 ローカリゼーションにおける既知の問題

ID 

概要 

6779070 

Proxy Server OLH の利用規約のリンクが壊れています。

6253844 

Proxy Server OLH の設定言語オプションは、zh-cn (簡体字中国語) をサポートしていません。

6828246 

RHEL 5.2 の Proxy Server インストーラで、韓国語の文字が表示されません。 

SOCKS

次の表は、SOCKS に関連した既知の問題を一覧したものです。

表 9 SOCKS における既知の問題

ID 

概要 

6245453 

更新抑制機能は GUI に表示され、「Server Manager」>「SOCKS」>「Configure SOCKS v5」ページに説明がありますが、この機能は実装されていません。 

6263389 

Windows で同じポートを使用して SOCKS の 2 つのインスタンスを起動すると、エラーがレポートされません。 

6285791 

JavaES 4 の SOCKS サーバーの start コマンド行の問題はこのリリースで修正されましたが、JavaES 4 インストールで作成された既存のインスタンスでは、最新の 4.0.3 パッチにアップグレードしたあとも問題が残ります。アップグレード後に作成された新しいインスタンスにはこの問題はありません。この問題は、Proxy Server のスタンドアロンインストールでは発生しません。

マニュアル

次の表は、Proxy Server 4.0 のマニュアルに関連した既知の問題を一覧したものです。

表 10 マニュアルにおける既知の問題

ID 

概要 

6957135 

Proxy Server 4.0.12 で追加された magnus.conf ディレクティブのドキュメントが、『Oracle iPlanet Web Proxy Server 4.0.14 Configuration File Reference』の第 3 章「Syntax and Use of the magnus.conf File」に含まれていません。

回避方法

これらのディレクティブのドキュメントが必要な場合は、magnus.conf ファイルの新しいディレクティブに関する情報」を参照してください。

Proxy Server 4.0 の以前のリリースでの諸機能および拡張機能

Proxy Server 4.0.14 より前の Proxy Server 4.0 リリースの機能および拡張機能については、各リリースに固有のリリースノートで説明されています。これらは docs.sun.com (http://docs.sun.com/prod/webproxys4.0#hic) で入手できます。この節では、4.0.13 から現行リリースまでの Proxy Server 4.0 リリースで提供されている重要な機能および拡張機能の一覧を示します。

4.0.14 の諸機能および拡張機能

表 11 に示されている多数のバグの修正に加えて、iPlanet Web Proxy Server の 4.0.14 リリースは、顧客の要求に対処するための次のいくつかの拡張機能を提供します。

Proxy Server 4.0 の以前のリリースで解決済みの問題

この節では、次のリリースで修正されたもっとも重要な問題を一覧表示します。

4.0.14 で修正された問題

次の表は、iPlanet Web Proxy Server 4.0.14 で修正された問題を一覧したものです。

表 11 iPlanet Web Proxy Server 4.0.14 で修正された問題

ID 

概要 

6914759 

プール監視スレッドの間隔を設定可能にするべきです。 

6916393 

Proxy 4.0: チャネルプールの実装: プールされたチャネルのオプションの検証が必要です。 

6917624 

Proxy 4.0: キープアライブ接続の期限が切れている場合、httpclient は (オプションで) 常に再試行するべきです。 

6917655 

Proxy 4.0: 再利用の前に (オプションで) 接続を検証します。 

6920803 

新しいディレクティブのドキュメント化: 6916393 の修正の一部として ChannelPoolValidate が追加されました。 

6920804 

新しいディレクティブのドキュメント化: 6914759 の修正の一部として ChannelPoolMonitorInterval が追加されました。 

6920805 

新しいディレクティブのドキュメント化: 6917624 の修正の一部として ChannelReuseValidate が追加されました。 

6920806 

新しいパラメータのドキュメント化: 6917655 の修正の一部として always-retry-stale-keep-alive が追加されました。 

6920836 

パッチ #120981-19 の Readme に CR#6648470 が記載されていません。 

6921169 

マニュアルに http-client-config の「retries」パラメータに関する説明がありません。 

6921170 

retries="0" での動作が説明されていません。 

6921721 

Proxy 4.0: linux 上での負荷の高い状況でのクラッシュ 

6923914 

SJSPS 4.0.13 サーバーインスタンスが、T5240 Niagara 認証トークン「Sun Metaslot」のための起動に失敗します。 

6931137 

Proxy 4.0: ブランド変更: インストーラ: デフォルトのインストール場所の変更 

6931138 

Proxy 4.0: ブランド変更: 製品名/バージョン文字列の変更 

6931139 

Proxy 4.0: ブランド変更: 管理 OLH: イメージとリンクの変更 

6931140 

Proxy 4.0: ブランド変更: 管理 GUI 画面の上部のフレームを、Oracle のブランド変更を反映するように変更する必要があります。 

6931141 

Proxy 4.0: ブランド変更: 管理: 「バージョン」ポップアップウィンドウ内の著作権テキストを変更するべきです。 

6931142 

Proxy 4.0: ブランド変更: Oracle のブランド変更の一部として製品の README ファイルを更新するべきです。 

6931143 

Proxy 4.0: ブランド変更: インストーラ: インストーラの左の区画のイメージの変更 

6931988 

Proxy 4.0: ブランド変更: インストーラにライセンスを表示すべきではありません。 

6931989 

Proxy 4.0: ブランド変更: ブラウザ IE8 および FF 3.5 のサポート 

6931990 

Proxy 4.0: ブランド変更: Oracle のブランド変更の一部として製品ライセンスファイルを更新するべきです。 

6931991 

Proxy 4.0: ブランド変更: インストーラ: 製品名を変更するべきです。 

6931994 

Proxy 4.0: ブランド変更: インストーラ: インストーラ/アンインストーラのログファイル名の変更 

6931996 

Proxy 4.0: ブランド変更: インストーラ: インスタンス/管理スクリプト/設定内の著作権文字列を変更するべきです。 

6931997 

Proxy 4.0: ブランド変更: dtd ファイル名を変更するべきです。 

6932000 

Proxy 4.0: ブランド変更: 「Proxy-agent」ヘッダーのデフォルト値を変更するべきです。 

6932002 

Proxy 4.0: ブランド変更: ACL テンプレート内のデフォルトの認証プロンプトを変更するべきです。 

6932476 

Proxy 4.0: NTLM サポート: サーバーが接続プール内のアイドル接続の間違ったカウントを保持しています。 

6932483 

Proxy 4.0: NTLM: サーバーは、認証された接続を通過する応答をキャッシュすべきではありません。 

6933138 

Proxy 4.0: ブランド変更: 外部のヘッダーファイル内の著作権文字列の変更 

6933148 

Proxy4.0.13 管理 GUI のデフォルトのセキュリティー暗号化モジュールは NSS Generic Crypto Ser に設定されるべきではありません。 

6933175 

WPS で、ローカル fs からの任意のファイルの読み取りを許可する入力チェックエラーが発生します。 

6933223 

4.0.14 でのバージョン変更 

6933599 

Proxy 4.0: 「Proxy-support: 」ヘッダーのサポートに関する問題 

6933647 

Proxy 4.0: ブランド変更: 管理 OLH: 新しい製品名を反映するための変更 

6934367 

Windows でアップグレードすると、「プログラムの追加と削除」に「Oracle iPlanet Web Proxy Server」のエントリが作成されます。 

6936445 

Proxy 4.0.13 - 2 つの新しい CA ルート証明書を管理 GUI から正しく表示できません。 

6937256 

管理 GUI の ACL 設定の下にある「送信」ボタンと「元に戻す」ボタンが Firefox 3.6 で表示されません。 

6937459 

プロキシが POST エンティティー本文のない POST ヘッダーを転送します。 

6939617 

Proxy 4.0: ブランド変更: インストール: 製品名を変更すると Windows のアップグレードが失敗します。 

6939990 

Proxy 4.0: ブランド変更: 管理 GUI: 「バージョン」ポップアップ内のイメージの変更 

6940022 

Proxy 4.0: コンパイラのバージョン変更: Sun Studio 12 に移行します。 

6941325 

Proxy 4.0 のドキュメント: 『プロキシ管理ガイド』でキャッシュ容量を更新する必要があります。  

6941493 

Proxy 4.0: ブランド変更: パッケージ/rpm 関連ファイルに対する変更 

6941954 

Proxy 4.0: ブランド変更: 管理サーバーのレルム文字列に「Web」接頭辞を含めるべきではありません。 

6941956 

Proxy 4.0: ブランド変更: OLH: 「Document Information」ページの変更/削除 

6944070 

Proxy 4.0: ブランド変更: 管理 GUI バージョンのウィンドウタイトルを変更する必要があります。 

6945311 

Proxy 4.0: ブランド変更: 管理 GUI のプロキシエージェントヘッダーに Oracle iPlanet Proxy Server を表示するべきです。 

6945318 

Proxy 4.0: キャッシュファイルの期限が切れているとき、urldb が無効な警告/エラーメッセージを発行します。 

6946167 

Proxy 4.0: ブランド変更: Windows でのアップグレードで、「スタート」>「プログラム」の新しいエントリが作成されるべきではありません。 

6955678 

ディレクトリのアクセス権に関する問題 

6955684 

ファイルのアクセス権に関する問題 

6955723 

JSESSIONID に関する問題 

6955741 

HTML ページに関する問題 

6955759 

管理コンソールに関する問題 (パラメータ INSTANCE_NAME) 

6955761 

管理コンソールに関する問題 (Reflected XSS) 

6955762 

管理コンソールに関する問題 (パラメータ absolute) 

6955763 

管理コンソールに関する問題 (パラメータ mime) 

6955764 

管理コンソールに関する問題 (パラメータ cmd) 

6955765 

管理コンソールに関する問題 (パラメータ type) 

6955766 

管理コンソールに関する問題 (adminReferrer) 

6955769 

管理コンソールに関する問題 (リソース) 

6956084 

管理コンソールに関する問題 (ターゲット) 

6956086 

管理コンソールに関する問題 (dscruser-lang) 

6956143 

管理コンソールに関する問題 (clickjacking) 

4.0.13 で修正された問題

次の表は、iPlanet Web Proxy Server 4.0.13 で修正された問題を一覧したものです。

表 12 iPlanet Web Proxy Server 4.0.13 で修正された問題

ID 

概要 

6886805 

ftp URL に対する POST 要求の処理中に、Proxy Server 4.0 が CPU 使用率の高いループに陥っているように見えます。この問題にはメモリーの増加が伴います。

6896637 

ftp HEAD 要求の処理中に Proxy Server 4.0 で CPU 使用率が上昇し、メモリーリークが発生します。

6896640 

server.xml に GC 関連の設定が含まれていない場合、Proxy Server 4.0 が起動中にクラッシュします。

6900117 

SSL/TLS の脆弱性に関する修正を含む NSS 3.12.5 を統合します。 

6905852 

キャッシュサブシステムのバグが原因で Proxy Server 4.0 がクラッシュします。 

6862976 

Proxy Server 4.0 の「map」SAF は、リモートサーバー上の特定のファイルへのマッピングを許可するべきです。 

6875375 

Proxy Server 4.0 管理 GUI の Cache View (cv) プログラムがクラッシュします。 

6878190 

インストールユーザーとインスタンスユーザーが同じ (たとえば、root) 場合、Proxy Server 4.0.x は Sun Fire T-Series Crypto Accelerator をサポートします。

6878699 

grpfile ユーザーが複数のグループに属する場合、Proxy Server 4.0.8 にはこのユーザーに関する .htaccess の問題があります。

6885145 


 "HTTP3287: connection limit (XXXX) exceeded, closing socket"

要求が ConnectionQueue のサイズを超えるたびに、Proxy Server 4.0 が上記のエラーメッセージを表示します。

6888184 

アップグレード後、インストーラが Proxy Server 4.0.11 に意味不明なメッセージを表示します。  

6891353 

Proxy Sever 4.0.x で $ 文字が認識されません。 

6895030 

負荷の高い状況で、既存のロックファイルが原因でキャッシュ完了状態が存在しないか、または空である可能性があります。 

6897536 

Proxy 4.0 は現在、「Proxy-support: Session-Based-Authentication」によって保証された動作をサポートしません。 

6898929 

Proxy 4.0.13 は Microsoft Windows 2008 Enterprise Edition をサポートします。 

6900151 

キャッシュオブジェクトのサイズがリモートサーバーで変更されたあとにそのオブジェクトが更新中であり、チャンク化エンコードが使用される場合、キャッシュ完了状態がサーバーのアクセスログに存在しません。 

6901079 

バックエンドサーバーから受信する任意のエラー応答に対して Error ステージを必要に応じて実行するように http client を強化できます。

6906258 

Proxy Server 4.0 は、dbswitch.conf で任意の LDAP 検索フィルタをサポートする必要があります。

6906789 

負荷の高い状況で、破損したキャッシュファイルが Proxy 4.0 のインストールキャッシュに生成される可能性があります。 

6910914 

send-error で URL マッピングが機能しません。

4.0.12 で修正された問題

次の表は、iPlanet Web Proxy Server 4.0.12 で修正された問題を一覧したものです。

表 13 iPlanet Web Proxy Server 4.0.12 で修正された問題

ID 

概要 

6856153 

ftp サブシステムで高負荷時に Proxy 4.0 がクラッシュします。

6856800 

Proxy Server 4.0.8 で、高負荷環境下でマッピングキャッシュが壊れます。 

6869927 

NSS 3.12 を統合します。 

6882485 

ICP が有効で MaxProcs が 1 より大きい場合に、Proxy Server 4.0 が起動中にクラッシュします。

6851886 

妥当性検査のために ldap 接続プールを監視する専用スレッドを追加します。

6863071 

(約 150 文字を超える) 長いクエリー文字列に対して Proxy Server 4.0 でキャッシュ処理が発生しません。 

6864966 

サービス名からバージョン番号を取り除くための機能要求 (Proxy Server 4.0.11)。 

6864967 

アップグレードのカスタム Proxy Server インストールで javahome をいつチェックするかをエンドユーザーに通知します。

6868580 

4.0.12 でのバージョン変更。 

6872808 

Proxy Server 4.0 は Windows 2003 R2 SP2 をサポートするべきです。 

6874449 

Proxy Server 4.0 ビルドパッチスクリプトで、新しい buildpatch の場所の通知を受ける必要があります。

6876811 

extended2 ロギングで、SSL トンネルが初期待ち時間および全体待ち時間をログに記録しません。

6882926 

Solaris x86 で Proxy Server 4.0 の ICP ポートが利用できません。 

6883024 

Proxy Server 4.0 のバイト範囲の処理が壊れています。 

6883480 

キャッシュファイルの検索中に Proxy Server 4.0 が「不正な CIF エントリ」メッセージを表示します。 

6883492 

Proxy Server 4.0 が、x86 上のピアによる ICP メッセージを受信しません。 

6878213 

send-error·が、エラーファイルのパスをブラウザのロケールに基づいて選択するべきです。

4.0.11 で修正された問題

次の表は、iPlanet Web Proxy Server 4.0.11 で修正された問題を一覧したものです。

表 14 iPlanet Web Proxy Server 4.0.11 で修正された問題

ID 

概要 

6835885 

Proxy Server 4.0 の ftp サブシステムには、メモリー破壊やサーバークラッシュを引き起こすバグが含まれています。

6837779 

ftp 経由でディレクトリにアクセスしているときに、Proxy Sever 4.0 の ftp サブシステムでメモリーリークが発生します。

6842576 

Proxy Server 4.0 のキャッシュサブシステムはメモリー破壊を引き起こすバグを含んでおり、応答がキャッシュから取り出される場合に不完全な応答ヘッダーを返します。  

6844188 

FTP 要求に対する応答をキャッシュから取り出しているときに、メモリー破壊により Proxy Server 4.0 がクラッシュする可能性があります。

6847078 

Proxy Server 4.0 のキャッシュサブシステムは要求を処理する際に、破壊されたキャッシュファイルを特定し、そのようなファイルを処理しないようにすべきです。 

6847467 

pre-filter SAF を使用するように Proxy Server 4.0 を設定すると、サーバーがクラッシュします。

6853447 

pre-filter SAF に関連付けられたスクリプトの先頭に空行が含まれていると、Proxy Server がクラッシュします。 

6827602 

Proxy Server 4.0 の統計生成で、「Client DNS cache」 (host-to-ip)、「Host DNS cache」 (ip-to-host) の両方に対するデータが表示されるべきです。

6836430 

Proxy Server 4.0.9 で Expires ヘッダーが正しく処理されません。 

6837471 

Proxy Server 4.0.9 が Linux 上で統計ページの表示に失敗し、「500 Error」をスローします。  

6838323 

Proxy Server 4.0 で <NameTrans fn="set-variable" error="504"> を処理する際に、不正な「504 Gateway Timeout Error」が表示されます。

6838907 

Proxy Server 4.0 用の Windows Installer が、サーバーインスタンスでは 1024 未満のポート値を許可しないのに、管理サーバーでは許可します。 

6843724 

Proxy Server 4.0 のガベージコレクションで、高負荷時に競合状態が発生することがあります。 

6847488 

Proxy Server 4.0 の管理インタフェースのバグにより、「+」文字を含むテンプレート割り当ての編集が困難になっています。 

6847849 

Proxy Server 4.0 の管理インタフェースでキャッシュの「Working Directory」を変更したときに、server.xml ファイルが更新されません。

6848296 

Proxy Server 4.0 で、ACLCacheMax パラメータの使用中に認証の問題が発生します。

6849204 

Proxy Server 4.0 で、parray モジュールの問題によりメモリー破壊やサーバークラッシュが発生する可能性があります。

6849650 

MaxProcs が 1 より大きい値に設定されていると、再起動中に Proxy Server がクラッシュします。 

6853436 

「Set Cache Specifics」によるキャッシュサイズの更新中に server.xml が更新されません。

6808135 

Proxy Server 4.0.9 の管理 GUI、管理 CLI の両方で、「Server Config Information」パネルにアクセスしているときに誤植の問題が発生します。 

6825292 

Proxy Server 4.0 の管理 GUI で、ip-dns-cache-inithost-dns-cache-init の両方のタイプの DNS キャッシュを有効化または無効化できるようにすべきです。

6840526 

Proxy Server 4.0 で parray コードの問題が発生する可能性があります。

6841509 

Proxy Server のインストール中に「Startup on Boot = yes」を選択すると、エラーが発生します。 

6843134 

自動 GC の冗長ロギングモードが必要です。 

4.0.10 で修正された問題

次の表は、iPlanet Web Proxy Server 4.0.10 で修正された問題を一覧したものです。

表 15 iPlanet Web Proxy Server 4.0.10 で修正された問題

ID 

概要 

6764910 

動的再構成 (DR) が原因で Proxy Server 4.0 がクラッシュします。 

6783252 

Proxy Server 4.0 は、リモートサーバーによって non-cacheable としてマークされた応答に対し、キャッシュ完了ステータスを表示すべきです。

6793247 

Proxy Server が HTTP 要求ヘッダー内のキャッシュ指令を無視できるようにすべきです。 

6559322 

Proxy Server は、32G バイトを超える大きなサイズの Web プロキシキャッシュをサポートする必要があります。 

6773378 

URL フィルタリングで相対 URL を指定できるようにする必要があります。そうすれば、URL フィルタリングと負荷分散を併用しやすくなります。 

6781954 

Cookie の指定に使用される、URL マッピング機能の passthru-cookies パラメータが正しく機能しない場合が、ごくまれにあります。

6785653 

プロキシ認証を含む POST の送信前に認証が行われていなかった場合、その POST が 407 エラーで失敗します。  

6789769 

URL フィルタ機能で CONNECT 要求が考慮されません。

6791870 

Proxy Server の管理インタフェースで、同じ宛先への逆マッピングを複数作成することができません。 

6798154 

空白と単一引用符を含む特定の url 構文が、Proxy Emulator によって正しく変換されません。

6804616 

Proxy Server 4.0.10 は次の機能をサポートします - HTTP/1.1 要求に対する透過プロキシのサポート。  

6803379 

iPlanet Web Proxy Server 4.0.9 のパッチ (120983–16 および以前のバージョン) は、RHEL 3.0、4.0、および 5.0 に対するサポートを提供します。  

6796045 

Proxy Server の管理インタフェースで、監視機能の DNS キャッシュ情報が適切に更新されるべきです。 

6754044 

Windows マシンで Proxy Server のアップグレードが失敗します。なぜなら、Windows マシンでは、Proxy Server 4.0 のインストールは 1 つしか存在できないからです。  

6781259 

Proxy Server のインストールウィザードで Java のバージョン情報が更新されません。 

6820625 

url で引用符のあとに空白が存在していると、URL の書き換えが失敗します。

6820622 

without-lastmod が有効になっている場合に、Proxy Server が不正な If-modified-since: 要求ヘッダーを挿入します。

6817164 

cbuild に、-R オプションの適切なヘルプメッセージを含めるべきです。

6816997 

Proxy Server 4.0 の map SAF の HTTP リダイレクト機能に問題があります。

6812802 

HPUX 上で「Activate Statistics/Profiling」を有効にしても、DNS に関するプロキシ統計が表示されません。

6805450 

DHML アプリケーションの使用中に Web Proxy Emulator で問題が発生します。 

4.0.9 で修正された問題

次の表は、iPlanet Web Proxy Server 4.0.9 で修正された問題を一覧したものです。

表 16 iPlanet Web Proxy Server 4.0.9 で修正された問題

ID 

概要 

6712042 

Proxy Server 4.0 の cache_filter_remove 機能でインスタンスがハングアップします。

6713723 

Proxy Server 4.0 で、キャッシュのパーティションとセクションの .size ファイルに正確な値が表示されない場合があります。

6715885 

Proxy Server 4.0 でキャッシュのロックファイルの問題に関するログのエラーメッセージがレポートされました。 

6715891 

Proxy Server 4.0 で CONNECT 要求のために作成されたテンプレートが正常に機能しません。

6721344 

Proxy Server 4.0 にクライアントヘッダーを書き換えるための機能を実装するべきです。 

6722629 

Proxy Server 4.0 が PORT モードで構成される場合、FTP サブシステムでファイル記述子がリークします。

6722646 

Proxy Server 4.0 で HTTP の部分応答の処理中に、キャッシュサブシステムでファイル記述子がリークします。  

6723344 

Proxy Server 4.0 の起動時に、キャッシュ統計情報収集ロジックが完全なキャッシュトラバーサルを実行します。これが何度も実行されることが原因で、サーバーの起動が遅くなります。  

6725741 

Proxy Server 4.0 の管理インタフェースの統計またはプロファイルの機能を無効にできません。 

6727215 

Proxy Server 4.0 のアクセスログで、大きい負の値が xfer-time に存在します。

6728447 

Proxy Server 4.0.7 では、URI にバックスラッシュの付いたクエリーストリングが含まれる場合には、ダイジェスト認証は ACL ファイルを処理していました。  

6735228 

Proxy Server 4.0 のキャッシュサブシステムで、特定の状況下でファイル記述子がリークします。 

6739585 

Proxy Server 4.0 で現在のキャッシュサイズを確認するための、より早い方法が必要です。  

6740248 

Proxy Server 4.0.7 で、管理 GUI の「Processes」と「Listen Queue Size」にデフォルト値ではなく NULL が表示されます。

674126 

Proxy Server 4.0 のキャッシュサブシステムで性能最適化が必要です。  

6745095 

Proxy Server 4.0 はヘッダー名にスペースが埋め込まれた HTTP 応答を許容するべきです。  

6745170 

Proxy Server 4.0 は RHEL5 上でサポートされるべきです。 

6746138 

Proxy Server 4.0 は HTTP 要求のボディーを書き換える機能を実装するべきです。  

6747928 

Proxy Server 4.0 を経由する FTP 要求に ftp://user:password@server などの @ 記号を含むパスワードがあると不正な応答が生成されます。

6750791 

ACL サブシステムに問題があるため、Proxy Server 4.0.7 がロード中にクラッシュします。  

6759153 

URL のマッピングサブシステムに問題があるため、Proxy Server 4.0.8 がクラッシュします。 

6762346 

Proxy Server 4.0 で cache-control ヘッダーが適切に処理されません。

6768244 

Proxy Server 4.0 でチャネルのプールロジックが正常に機能しないため、サービスが利用できなくなります。また、メモリーリークの可能性があります。 

6275141 

Proxy Server 4.0 でファイルキャッシュ機能が実装されていません。 

6767688 

Proxy Server 4.0 で cache-control 指令の「only-if-cached」をサポートするべきです。

6767691 

Proxy Server 4.0 で cache-control 拡張の「stale-while-revalidate」をサポートするべきです。

4.0.8 で修正された問題

次の表は、iPlanet Web Proxy Server 4.0.8 で修正された問題を一覧したものです。

表 17 iPlanet Web Proxy Server 4.0.8 で修正された問題

ID 

概要 

6648112  

Proxy Server 4.0.6 および 4.0.7 には EPSV FTP 転送モードを無効にする方法が用意されていません。 

6655221  

Proxy Socks Server 4.x. 上でアイドル接続のための最大タイムアウトを長くしてください。 

6660265  

flexanlg/dpstats ログアナライザが大きなアクセスログファイルを処理できません。

6260814 

Proxy Server 4.0 で、より一層具体的なオブジェクトのブロック/フォワード IP 文字が正しく適用されません。 

6664392 

Proxy Server 4.0 で、vary ヘッダーが適切に処理されません。

6664646 

Proxy Server 4.0 で、via ヘッダーが適切に処理されません。

6670738 

Proxy Server 4.0 の FTP サブシステムで「CPU の利用率が高い」問題が発生する可能性があります。 

6688600 

Proxy Server 4.0.7 管理 GUI の「Caching」の「Schedule Garbage Collection」ページを使用すると、amserver.xml に追加されます。

6692494  

Proxy Server 4.0 でクライアントへの書き込みに失敗したときに、キャッシュファイルが開いていないときでもキャッシュフィルタによってマスクされます。 

6692495 

Proxy Server 4.0 がガベージコレクション/キャッシュ反復コード中にクラッシュすることがあります。 

6695257 

URL マッピング機能を統合します。 

6707473 

FTP Proxy Server で、ヒープベースのバッファーオーバーフローが発生します。 

6708838 

Proxy Server 4.0 での JDK 1.5 へのアップグレード。 

6708842 

Proxy Server 4.0 の遠隔測定機能。 

6711396 

顧客ログファイル内の dpstats ダンプコア。

6454382  

逆プロキシは、set-cookie で Cookie domain 値の変更を許可すべきです。

4.0.7 で修正された問題

次の表は、iPlanet Web Proxy Server 4.0.7 で修正された問題を一覧したものです。

表 18 iPlanet Web Proxy Server 4.0.7 で修正された問題

ID 

概要 

6729343 

サーバーの実行中に Windows 2003 上で Proxy Server 4.0.7 にアップグレードすると失敗します。 

サーバーを停止せずに Windows 上で Proxy Server 4.0.6 から Proxy Server 4.0.7 にアップグレードすると、エラーによって処理に失敗します。 

サーバーを停止してからアップグレードすれば、アップグレードが正常に実行されます。 

6261401  

URL フィルタファイルは、conf_bk ディレクトリではなく config ディレクトリの下に作成されるべきです。

6590476 

FTP サブシステムが古い接続を正しく閉じません。 

6591980 

URL フィルタの所有権がサーバーインスタンスユーザーの所有者に設定されません。 

6592079 

バックアップファイルが間違った所有権で作成されています。 

6594729 

HTTP7756: 無効なレスポンスヘッダーを受信するが、ファイルがクライアントに提供されます。

6595773 

Proxy Server 4.0.5 の FTP に不正なディレクトリリストが表示されます。  

6596860 

プールされた FTP 接続がリセットパケットを受信したら、Proxy Server は正しい応答を返すべきです。 

6599212 

無効な接続のための FTP 接続プールを監視する専用のスレッドが追加されます。 

6600193 

Proxy-Agent ヘッダーが動作しません。 

6602044 

ページを何度も再読み込みする間に、不正な FTP 応答が発生します。 

6602049 

ファイルアイコンやフォルダアイコンなどの internal オブジェクトに対する FTP 要求の処理を改善する必要があります。

6604108 

無効な応答ヘッダーの処理中に、不正な応答が発生します。 

6605322 

キャッシュエントリを高速で削除するために、インプロセスクリーニング機能が提供されます。 

6613934 

ダイジェスト認証で、ユーザーが繰り返し認証を求められます。 

6619592 

削除したインスタンスに対して httpacl とエイリアスのディレクトリが存在します。

6620274 

Proxy Server 4.0.6 では、親ディレクトリが存在しない場合、新しいキャッシュの作業用ディレクトリを作成できません。 

6621398 

Proxy Server 4.0.6 では、FTP サーバーのバックエンドにマップを転送しようとすると、FTP サーバーが機能しなくなります。 

6622805 

Proxy Server 4.0 は、特定の FTP URL にアクセスしている間に応答しなくなり、タイムアウトになります。 

6622813 

Proxy Server 4.0 は、キャッシュサイズが大きい場合、起動に非常に時間がかかります。 

6628381 

キャッシュが無効にされたプロキシインスタンスはきれいに削除できません。 

6634127 

メモリーが破損するとサーバーがクラッシュします。 

6635864 

管理インタフェースの「Manage Certificates」画面が正しく表示されません。 

6639455 

停止または再起動時に、プロキシサーバーが応答しません。  

6641201 

Proxy-Authenticate ヘッダーが転送プロキシ内でエンドクライアントに正しく渡されません。 

6648470 

Proxy 4.0: 「Vary: 」を含む応答の処理中に、メモリー破壊が発生する可能性があります。 

4.0.6 で修正された問題

次の表は、iPlanet Web Proxy Server 4.0.6 で修正された問題を一覧したものです。

表 19 iPlanet Web Proxy Server 4.0.6 で修正された問題

ID 

概要 

6224535 

タイムアウト機能が動作しません。 

6460215 

プロキシサーバーを経由して接続する場合、IPv6 対応の Web サイトに接続できません。 

6478413 

プロキシサーバーインスタンスをアンインストールしても、alias および httpacl ディレクトリから、インスタンスに対応したファイルが削除されません。

6494418 

content-type パラメータが設定されている場合、block-multipart-posts が要求をブロックしません。 

6505578 

sockd デーモンが、UDP 関連の要求を処理するときにワークスレッドを使い切ってしまうことがあります。

6513846 

Proxy Server 4.0.6 のマニュアルが更新されて、HTTPS キャッシュへの参照が削除されています。 

6514870 

テンプレートの削除オプションでテンプレートを削除しても、そのテンプレートの割り当ての一部が削除されません。 

6520593 

構成の設定内で使用されるテンプレートが機能せず、手動入力した正規表現が機能する理由を説明するために、「キャッシュ構成の設定でのテンプレートに対する正規表現の優先」という新しい節が『Proxy Server 4.0.6 管理ガイド』の第 16 章に追加されました。

6526659 

インストーラで、間違ったサーバー起動コマンドが表示されます。 

6529376 

Windows でのプロキシサーバーのデフォルトキャッシュサイズは 100M バイトですが、ヘルプページには 1.6G バイトと記されています。 

6530476 

起動スクリプトでの libjvm.sl ファイルへのパスが正しく設定されていません。

6534717 

アクセスログで cache-status が有効になっている場合、ヘッダーで cache-control を no-cache に設定した要求を行うと、キャッシュファイルが書き込まれ削除されたというログが、アクセスログに繰り返し表示されます。

6537346 

キャッシュファイルが作成されていない場合でも、ログエントリで、キャッシュステータスが書き込み済みと表示されます。 

6538613 

プロキシインスタンスのキャッシュディレクトリが変更された場合、 cachegc がコアダンプします。

6541327 

cachegc が間違って動作する場合があります。

6545753 

プロキシサーバーが無効な要求行を検出した場合、紛らわしいエラーメッセージがエラーログに表示されます。 

6546256 

Windows で正規表現が obj.conf に正しく登録されません。

6546720 

DNS キャッシュを有効にしている場合、特定のサイトに接続できません。 

6547808 

Windows でサービスマネージャーによりプロキシインスタンスを停止した場合に watchdog プロセスがクラッシュします。

6559837 

ftp 要求の処理中にプロキシサーバーがクラッシュします。

6560432 

『Proxy Server 4.0.6 管理ガイド』とオンラインヘルプが更新されて、ソースポート番号についての説明が追加されています。

6562122 

SSL プロキシインスタンスの場合、間違ったパスワード入力がエラーファイルに書き込まれません。 

6562165 

『Proxy Server 4.0.6 管理ガイド』が更新されて、ファイルキャッシュ機能への参照が削除されています。

6562585 

『Proxy Server 4.0.6 リリースノート』が更新されて、NSPR の正しいバージョン番号が記されています。

6563262 

ftp アクセス中に、情報がなく誤解される可能性があるエラーログメッセージが表示されます。

6564435 

管理インタフェースにキャッシュセクションテーブルの詳細が正しく表示されません。 

6565004 

『Proxy Server 4.0.6 リリースノート』が更新されて、Proxy Server のマニュアルページへの正しいリンクが記されています。

6565021 

2 つのスケジュールされたローテーション間でシステム時間が変更されると、内部ログのローテーションがファイルのローテーションを 2 回行います。  

6565436 

『Proxy Server 4.0.6 管理ガイド』の第 14 章の「逆プロキシの設定」節にある「逆プロキシ設定での順プロキシ機能の無効化」項が更新されて、逆プロキシサーバー構成でセキュリティー上の脆弱性を防止する方法に関する情報が追加されています。

6566246 

エラーログ表示機能でのクロスサイトスクリプティング脆弱性。 

6566309 

URL データベース表示機能でのクロスサイトスクリプティング脆弱性。 

6566352 

プロキシサーバーを経由して IPv6 FTP サーバーに接続できません。 

6566822 

HTTP ヘッダーの値が非常に長い場合、プロキシサーバーでメモリー内容の破壊が生じることがあります。  

6566836 

flexanlg がコアダンプします。

6566889 

「Configure System Preferences」ページでプロセスの値を設定したあと、値を null に戻せません。 

6566924 

ヘルプページが更新されて、「Configure System Preferences」ページのプロセスについてよりわかりやすく説明されています。 

6568534 

Proxy Server 3.6 のマニュアルの問題への参照が『Proxy Server 4.0.6 リリースノート』から削除されました。

6569516 

Proxy Server が、ヘッダー名に空白が含まれていても応答を受け入れ、転送します。 

6572128 

ローカライズされたオンラインヘルプが更新され、関連した内容のヘルプページが正しく表示されるようになりました。 

6572138 

特定の接続に関連する情報がアクセスログに含まれません。 

6574401 

Proxy Server でサポートされるブラウザの範囲が広がり、Internet Explorer (IE) v7 も含まれています。  

6576044 

『Proxy Server 4.0.6 Configuration File Reference』が更新されて、新しく追加された SOCKS 構成パラメータ SOCKS5_UDPASSOC_TIMEOUT について説明されています。

6576050 

Proxy Server 4.0.6 オンラインヘルプが更新されて、HTTP クライアントの再試行機能の効果について説明されています。 

6576065 

Sun のスタイルガイドラインとプロキシサーバーの製品ユーザーインタフェースに一致するように、Proxy Server 4.0.6 オンラインヘルプが更新されています。 

6577128 

Sun Crypto Accelerator 6000 のために拡張されるプロキシサーバーのサポート。 

6578024 

LDAP 接続障害エラー。 

6578560 

アップグレード後にプロキシサーバーが表示する、管理サーバーへのアクセス方法を示したメッセージで、サーバー名とポート名が null と示されます (http://null:null)。 

6579049 

プロキシサーバーが間違ったパーティションを作成するため、起動時にエラーが発生します。 

6579781 

virt-map 指令で host-regex 引数が空の場合、プロキシサーバーがクラッシュします。

6581350 

プロキシサーバーのインストールにデバッグ JDK バイナリが含まれています。 

6584989 

ブラウザが IE 7 の場合、「Version」ウィンドウで「閉じる」ボタンの中央にラベルが配置されません。 

6594191 

ローカライズされたオンラインヘルプは Proxy Server 4.0.6 に統合する必要があります。 

4.0.5 で修正された問題

次の表は、iPlanet Web Proxy Server 4.0.5 で修正された問題を一覧したものです。

表 20 iPlanet Web Proxy Server 4.0.5 で修正された問題

ID 

概要 

6240773 

待機ソケットを削除してサーバーを再起動しても、ポートがクリアされません。 

6390867 

Windows で、キャッシュされた csv ファイルの情報を表示しようとすると、cv.exe が失敗します。

6391439 

管理インタフェースで DNS サブドメインの有効化オプションをクリアしても、obj.conf ファイルから DNS fn="dns-config" local-domain-levels="0" という行が削除されません。

6413536 

webservd はデフォルトユーザーとして使用する必要があり、nobody には設定できません。

6463455 

『Proxy Server 4.0.5 リリースノート』が更新されて、プロキシサーバーをサポートする Sun Crypto Accelerator のバージョンが説明されています。

6466910 

『Proxy Server 4.0.5 管理ガイド』が更新されて、プロキシサーバーを操作するための Sun Crypto Accelerator の設定手順について説明されています。

6482102 

プロキシサーバーを経由して接続したときに、特定の FTP サイトから Web ブラウザを通してファイルを取得することができません。 

6500200 

管理インタフェースに有効期限の切れたページが表示されません。 

6500224 

SOCKS ルーティングを経由する FTP が機能しません。 

6500232 

Proxy Server 4.0.5 のオンラインヘルプが更新されて、「Monitoring Server Status」ページに関するヘルプページにキャッシュについての説明が追加されています。 

6500547 

SOCKS ルーティングを経由する FTP によってファイルが損傷することがあります。 

6506550 

サブシステムをキャッシュするときに null ポインタアクセスが発生すると、プロキシサーバーがクラッシュすることがあります。 

6513846 

『Proxy Server 4.0.5 リリースノート』が更新されて、プロキシサーバーが HTTPS のキャッシュをサポートしていないことが説明されています。 

6517969 

obj.conf と ACL の処理が期待どおりに動作しません。

6520629 

管理インタフェースの「Configure Virtual Multihosting」ページで、host-regex にユーザーポート番号が許可されません。

6521610 

管理インタフェースの「Set Cache Specifics」ページを使用してキャッシュを有効化した場合、obj.conf ファイル内の "cache-disable" 行が削除されません。

6523139 

プロキシサーバーのデバッグビルドでは、ログされない情報があります (切断など)。 

6524253 

プロキシサーバーのウォッチドッグのコアダンプ。 

6524898 

キャッシュ構造が cbuild.exe によって作成されている場合、インスタンスの起動後にキャッシュ内の .sects ファイルが空になります。

6525294 

ログファイル内の構文に問題がある場合、flexanlg ユーティリティーはコアダンプします。

6526297 

プロキシサーバーの管理インタフェースの「Manage Section」ページには、すべてのパーティションのすべてのセクションが表示され、パーティション間でセクションを移動する方法が示されます。しかし、この機能は正しく動作しません。 

6526354 

新しいパーティションを追加するとセクションが 1 つ作成されます。  

6526964 

SOCKS v5 サーバーによってセッションが予期せず切断されます。 

6526990 

Proxy Server 4.0.4 オンラインヘルプのローカライズ版のリンクが正しく機能していません。 

6527840 

管理インタフェースを使用して SOCKS サーバーをシャットダウンすると、起動時に表示されるのとは異なるメッセージが表示されるようになります。  

6528069 

プロキシサーバーで使用可能なキャッシュパーティションの最大数は 32 ですが、Proxy Server 4.0.3 では 32 個のパーティションを作成できません。 

6529305 

仮想マルチホストを使用するときに、ホストを大文字で指定すると機能しません。 

6534208 

4.0.5 リリースでは、バージョンの文字列を変更する必要があります。 

6537410 

プロキシサーバーは、Web サーバーが接続を閉じるまで、新しい http 要求の受信を待機することがあります。 

6537736 

プロキシサーバーには、ドメインバッファーオーバーフローによる脆弱性があります。この問題は、sockd デーモン内でドメイン名のアドレスタイプを処理する場合に明確に現れます。

6537745 

プロキシサーバーには、ドメインバッファーオーバーフローによる脆弱性があります。この問題は、sockd デーモン内の s5auth_userpass() 関数で明確に現れます。

6538060 

プロキシ管理サーバーの startsvr および stopsvr スクリプトが、proxy-admserv405 ではなくproxy-admserv404 を参照します。

6538173 

HP-UX では、プロキシインスタンスに待機ソケットを追加しようとすると、管理サーバーにエラーページが表示されます。 

6539318 

Linux では、ユーティリティー cbuild が機能しません。

6539689 

Linux では、グループ ID 80 がすでに存在しているとプロキシサーバーのインストールが動作せず、インストールが失敗しても正しいインストールログが作成されません。 

6544263 

Proxy Server 4.0.5 オンラインヘルプの英語版が変更されたら、ローカライズ版も更新する必要があります。  

6545267 

『Proxy Server 4.0.5 Configuration File Reference』のログパラメータに関する情報が更新されています。

4.0.4 で修正された問題

次の表は、iPlanet Web Proxy Server 4.0.4 で修正された問題を一覧したものです。

表 21 iPlanet Web Proxy Server 4.0.4 で修正された問題

ID 

概要 

4973509 

Cache-Control 指令が private=list あるいは no-cache=list の場合、複数の値に対してはサポートされていません。

4973523 

HEAD 要求はキャッシュされません。 

4973652 

プロキシサーバー は、65536 バイトの長さの URI をサポートしません。 

4999184 

プロキシサーバーが Web サーバーをポイントする逆プロキシモードで構成されている場合、Web サーバーがダウンした場合に表示されるエラーメッセージにプロキシサーバーを利用していることが表示されるべきではありません。 

5093104 

プロキシサーバーの管理インタフェースでは、クライアント IP 転送で HTTP ヘッダーのあとに空白を入れることができてしまいます。 

6208895 

プロキシサーバーを経由して Microsoft IIS FTP サーバーに送信される FTP 要求が機能しません。 

6214329 

「HTTP4352: zlib internal error」がエラーログとしてエラーに記録されています。 

6233086 

マルチバイトのユーザー名でクライアント資格を送信する場合、有効性チェックを追加する必要があります。 

6243358 

削除されたユーザーがグループの一部として表示され続けます。 

6245972 

「Administer Access Control」ページで設定したユーザー権限が機能しません。 

6246562 

クラスタを使って別のロケールおよびプラットフォームにインストールされた一連のサーバーの停止に失敗します。 

6253844 

「zh-cn」ロケールでは プロキシサーバーのオンラインヘルプが英語で表示されます。 

6255761 

インストーラのヘルプページにコンテンツがありません。  

6255838 

SOCKS サーバーを停止せずにプロキシサーバーインスタンスを削除し、新しいインスタンスを作成すると、ポートが使用中であるため、新しいインスタンスで SOCKS サーバーを起動できません。  

6256442 

インストーラは、英語で「Password should be at least 8 characters」というエラーメッセージを表示します。  

6266497 

管理インタフェースは、重複したポート番号の使用を「Add Server」ページで許可してしまいます。 

6268356 

Windows で、system32 ディレクトリに libnspr4.dll が存在しない場合に SNMP サービスが動作しません。

6274424 

Windows で状態ファイルの defaultInstallDirectory の値が間違っています。インストーラでのデフォルトインストールディレクトリは c:\sun\ProxyServer40 ですが、setup --savestate コマンドを使用して生成された状態ファイルに c:\sun\ProxyServer40 がデフォルトインストールディレクトリとして存在しません。状態ファイルはデフォルトインストールディレクトリとして UNIX テンプレート値を表示します。

6304981 

Linux マシンに ksh がインストールされていない場合、プロキシサーバーのインストールが失敗します。 

6310283 

プロキシサーバーの管理インタフェースでは、タブに間違ったページコンテンツが表示されることがあります。  

6312087 

ローカライズされたオンラインヘルプは、関連した内容を表示しません。 

6313904 

管理サーバーは、別の IP アドレスで使用されているポート番号での待機ソケットの設定を許可しません。 

6321797 

『Proxy Server 4.0.3 Configuration File Reference』は、flex-init パラメータ no-format-str.access の情報により更新されています。

6331035 

負荷分散機能は、正規表現でのみ機能します。  

6333355 

ACL キャッシュが有効になっている場合、ACL のユーザーおよびグループの定義は LDAP エントリの場合と正確に一致した ACL キャッシュをする必要があります。 

6337657 

分散管理の構成を試行すると、プロキシサーバーは内部サーバーエラーメッセージを表示します。  

6369549 

JavaES 5 にプロキシのパッチをインストールすると、Linux にエラーが発生します。 

6371618 

「Compression Level」を「なし」に変更できません。マニュアルに、圧縮レベルとして何を選択するか記述するべきです。

6380736 

「Set GC Preferences」ページで「Explicit GC」を選択した場合、「Schedule GC」ページが表示されません。 

6382393 

プロキシサーバーは FTP のアップロードを実行できません。 

6382692 

移行中、3.6 obj.conf 内の書式文字列 Req->vars.pauth-userReq->vars.auth-user に変更されるべきです。

6383320 

コンテンツファイル名に空白文字または日本語の文字が含まれる場合、キャッシュファイルを削除できません。 

6383435 

sockd プロセスは、Linux で大量のメモリーを使用します。

6387166 

プロキシサーバーの管理インタフェースの「View Server Settings」ページで、MaxProcs 値が表示されません。

6388818 

SOCKS サーバーでは、ディレクトリサービス ID をデフォルトにする必要があります。  

6390034 

libnspr4.dll は、system32 ディレクトリではなく、 <install-dir>\bin\proxy\bin ディレクトリで最初に参照されるべきです。

6390054 

管理インタフェースのバージョンウィンドウで著作権の年を変更するべきです。  

6399395 

「Select Directory Service」ページがディレクトリサービスの選択肢を反映しません。 

6402589 

http-client-config 機能は、より一層具体的なオブジェクトの設定を適用しません。

6411505 

管理インタフェースの「Redirect URL」ページが予想通りに機能しません。 

6412129 

Proxy Server 3.6 インスタンスに fn="block-ip" という設定が見つからない場合、Proxy Server 4.0 移行ツールがその行を追加する必要があります。

6414355 

Linux でコマンド batchupdate を無効な bu.conf ファイルで実行すると、セグメンテーションのエラーを引き起こします。

6415125 

コンパイラを Sun Studio 8 から Sun Studio 10 に変更します。  

6416272 

サーバーユーザーの変更後、プロキシサーバーが正しく起動しません。  

6417755 

「Previous」、「Main」、「Next 」などのリンクがプロキシサーバーのオンラインヘルプでローカライズされていません。 

6419925 

プロキシサーバーで、さらに多くのキャッシュ関連の統計情報が必要です。 

6423487 

オンラインヘルプに DNS 統計を有効にする方法についての詳細が追加されました。 

6425025 

url-prefix パラメータが明示的に指定されていないかぎり、指令 host-map が機能しません。

6425026 

プロキシサーバーは Accept-Encoding ヘッダーに基づいてキャッシュオブジェクトを識別する必要があります。 

6425038 

プロキシサーバーは、cache-local の値を 1 に設定して逆プロキシとして動作している間は query-maxlen を考慮しません。

6425601 

特定の状況で、自動ガベージコレクションが機能しません。 

6425752 

キャッシュからの 304 応答でヘッダーが重複しています。 

6426543 

キャッシュの反復子の処理でメモリーリークが発生しています。 

6427137 

プロキシサーバーは応答でマイクロバージョン番号を送信します。 

6433285 

プロキシのコアエラーメッセージの一部がローカライズされません。 

6433776 

コマンド cbuild の実行時、.sects ファイルが作成されません。

6433807 

Windows で、プロキシサーバーと管理サーバーがスタートアップ メッセージに誤ったバージョン番号を表示します。 

6434137 

プロキシサーバーがタイムアウト時に誤ったエラーメッセージを表示します。 

6435491 

『Proxy Server 4.0.4 Configuration File Reference』の第 5 章のサービスの派生についての節で、type パラメータへの参照が削除されています。

6441601 

『Proxy Server 4.0.4 管理ガイド』の第 5 章に、証明書発行局のルート鍵または自己署名アプリケーションをロードする必要性を説明するために注記が追加されています。

6442054 

『Proxy Server 4.0.4 管理ガイド』の第 5 章「SSL を使用した LDAP との通信」節で、LDAP ルート CA 証明書のプロキシサーバーへのインポートについての情報が更新されています。

6442071 

『Proxy Server 4.0.4 管理ガイド』の第 5 章に、管理サーバーへのアクセスのセキュリティー保護について説明する新しい節が追加されています。

6442090 

『Proxy Server 4.0.4 Installation and Migration Guide』で、次のことを明らかにするために説明が追加されています。

- Proxy Server は root 以外のユーザーとしてインストールできます。  

- Proxy Server は root 以外のユーザーとして実行できます。 

6442091 

キャッシュは、期間に必要な遅延を追加して current_age の値を正しく計算できる必要があります。

6442641 

Proxy Server 4.0 が、コンテンツ長を指定する CONNECT 要求で正常に動作しません。 

6443160 

HP-UX では、zlib ライブラリが JavaES 5 向けの製品とともにパッケージされる必要があります。 

6443720 

アクセスログファイルにログ情報が含まれていない場合は、Log Analyzer に問題がある可能性があります。 

6443731 

Windows 2000 SP4 で JavaES 環境での設定後、システムを再起動する必要があります。 

6444332 

HP-UX で batchupdate を無効な bu.conf で実行すると、セグメント例外を引き起こします。

6444363 

HP-UX で、ルートユーザー以外ではプロキシインスタンスは作成されません。 

6444942 

存在しないインスタンス上でコマンド cachegc を実行すると失敗します。

6445440 

エラーメッセージのローカライズが不完全です。 

6446098 

HP-UX で「View URL Database」ページに内部エラーがあります。 

6446349 

HP-UX での負荷テストの結果、mmap() 障害が発生しました。 

6446933 

『Proxy Server 4.0.4 Configuration File Reference』で、docs ディレクトリへの参照が削除されています。

6447423 

Proxy Server 4.0 で、デーモンの構造が正しく開放されないためにメモリーリークが発生しています。 

6447427 

Proxy Server 4.0 で、共通クライアントのチャネルの取得中にメモリーリークが発生しています。 

6447476 

プロキシサーバー管理インタフェースで、キャッシュパーティションのサイズが常に 0 と表示されます。 

6450886 

socks5.conf パラメータ SOCKS5_TIMEOUT の新しい最大値である 360 分が『Proxy Server 4.0.4 Configuration File Reference』に記載されています。

6454032 

Address 指令が設定されるたびに、プロキシサーバーが同じポートにバインドされます。 

6455411 

Windows で、プロキシサーバーが JavaES 4 と JavaES 5 の共存をサポートする必要があります。 

6459839 

キャッシュを使用不可にして Proxy Server 3.6 を 4.0.3 に移行すると、使用できないサーバーインスタンスが発生します。 

6461889 

変換されたデータが HTML フィルタによって破壊されました。 

6461896 

HTML タグフィルタがソースドキュメントを変換した際に、コンテンツ長を更新していません。 

6461991 

proxyResources.properties ファイルの英語ソースに文字の間違いがあります。

6462366 

HP-UX で SOCKS ネームサーバーの設定後、プロキシサーバーの再起動が失敗しました。 

6463404 

あるユーザーがすべてのプログラムへのアクセスを許可された場合、分散管理が正しく機能しません。 

6463927 

テンプレートファイル WPSProp.properties に Windows プラットフォームのエントリが含まれます。

6465608 

Windows でプロキシサーバーのインストール時に、管理サーバー用に「Stop Admin Server」のショートカットが作成されません。 

6465984 

ファイル proxyResources.properties に重複したキーが含まれています。

6466452 

プロキシサーバーが、インストーラレジストリキーを Entsys から Entsys5 に更新する必要があります。 

6467644 

Windows Server 2003 Enterprise プラットフォームで、 reconfig.bat の実行が失敗しました。

6470294 

Windows で、キャッシュのセクションを減らすために cbuild.exe を実行しても、セクションが正しく削除されません。

6473677 

JavaES 4 システムでパッチ 120981–08/120982–08 を適用後、プロキシサーバーが起動しません。 

6478407 

『Proxy Server 4.0.4 管理ガイド』の第 7 章「SSL が有効なサーバーの起動」節で、起動スクリプトの修正を促す提案が削除されています。

6480637 

プロキシサーバーが 1 時間置きにクラッシュします。 

6484781 

分散管理を有効にしたあと、認証されていないユーザーまで管理サーバーにログイン可能になります。 

6485988 

『Proxy Server 4.0.4 Configuration File Reference』の第 5 章の送信エラーについての節が更新されて、Web Server の HTTP レスポンスには送信エラーは影響しないという注記が追加されています。

6505480 

HP-UX でのプロキシサーバーのスタンドアロンインストールで、HP-UX 11.11 でのインストールが失敗します。 

6519072 

Proxy Server 4.0.4 のスタンドアロンインストール用のインストーラには、2007 年の US DST の変更に対応する JRE バージョンが組み込まれている必要があります。対応する JRE バージョンは、Solaris、Windows、および Linux の場合は 1.4.2_13 です。HP-UX の場合は JRE バージョン 1.4.2.12 です。  

6519113 

『Proxy Server 4.0.4 Configuration File Reference』の第 5 章のエラーについての節が更新されて、エラー応答コード 404 および 500 への参照が削除されています。

6511549 

HP-UX でのプロキシサーバーのスタンドアロンインストールで、CLI モードでインストールが失敗します。 

6520577 

『Proxy Server 4.0.4 管理ガイド』の仮想マルチホスティングについての節が更新されて、まずリバースマッピングを指定してからその他のマッピングを指定すべきであるという注記が追加されています。

4.0.3 で修正された問題

次の表は、iPlanet Web Proxy Server 4.0.3 で修正された問題を一覧したものです。

表 22 iPlanet Web Proxy Server 4.0.3 で修正された問題

ID 

概要 

6191615 

起動時に特定の正規表現を URL フィルタとして使用すると、Proxy Server がクラッシュします。 

6213012 

Windows 上の ROTATELOGS イベントは、指定された時間に起動されません。 

6213726 

転送時間レポートが、常に「0.00 sec/req」という値を報告します。 

6215659 

転送時間配布レポートが、常に「< 1 sec [100.0%]」という値を示します。 

6239292 

アクセスログファイルにログ情報がない場合の、Extended2 形式の Log Analyzer エラー。 

6242032 

『Proxy Server 4.0.2 管理ガイド』の第 7 章の「システムの詳細設定」節での Parent Array の説明が間違っています。正しい説明は、「親配列とは、プロキシまたはプロキシ配列メンバーがルーティングに使用するプロキシ配列のことです」。

6264079 

管理インタフェースがディレクトリサービスのデフォルト値である default を上書きします。

6275141 

Proxy Server 4.0.2 でファイルキャッシュ機能は GUI に表示され、「Server Manager」>「Caching」>「Configure File Cache」ページに説明がありますが、この機能は実装されていません。 

6270693 

Filter 指令が要求ごとに 2 回呼び出されることがあります。

6285076 

両方の メソッドが構成されている場合、SOCKS サーバーがユーザー認証に両方の LDAP & パスワードファイルを処理できません。 

6285183 

Windows で PR_MemUnmap() 呼び出しによってエラーが発生します。

6285791 

JavaES 4 の SOCKS サーバーの start コマンド行の問題はこのリリースで修正されましたが、JavaES 4 インストールで作成された既存のインスタンスでは、最新の 4.0.3 パッチにアップグレードしたあとも問題が残ります。アップグレード後に作成された新しいインスタンスにはこの問題はありません。この問題は、Proxy Server のスタンドアロンインストールでは発生しません。

6289188 

root 以外のユーザーとして Proxy Server 4.0 をインストールし、root ユーザーとして管理サーバーをインストールした場合、管理ユーザーインタフェースでキャッシュ設定を変更すると、キャッシュファイルおよびキャッシュディレクトリのアクセス権が root 以外から root に変更されます。  

6292729 

「Client IP Addressing Forwarding」のデフォルト設定は「ブロック」にします。  

6294282 

Proxy Server 4.0 の管理インタフェースで、パターンに「\」を含むリソースの ACL を正しく設定できません。 

6294563 

アクセスログ形式のデフォルト設定は Web Server とは異なります。 

6295286 

『Proxy Server 4.0.2 管理ガイド』の第 14 章の「逆プロキシの設定」節では、手順 5 で、「/」マッピングは管理 GUI が自動的に表示する「Map Source Prefix:」テキストボックスの内容をユーザーが変更しない場合にのみ追加されることに注意を促す必要があります。

6296870 

管理インタフェースにキャッシュセクションテーブルの詳細が正しく表示されません。 

6299913 

Proxy 3.6 から 4.0 への移行中に ConnAddress 指令が Address に変わりません。

6300480 

Proxy 3.6 から 4.0 への移行中に「キャッシュ」タブの設定が正常に移行されません。 

6300615 

ローカライズされたコアメッセージにメタタグがありません。 

6301140 

キャッシュが無効になっているプロキシのインスタンスの移行時に、移行によって無効なキャッシュエントリが作成されます。 

6303619 

default 以外の名前で登録されているデータベースで ACL が正しく機能しません。

6304354 

「Do Not Log Client Accesses From」オプションが反映されない構成が作成されます。 

6311548 

Proxy Server 4.0 はアクセスログに auth-user の代わりに pauth-user を使用します。

6312044 

Proxy Server 4.0 の管理インタフェースでは、「Monitor Current Activity」ページの「Server Status」タブは「DNS」、「Keep-Alive」、「Cache Statistics」では更新されません。 

6313910 

Windows では、ヘッダー名の書き換え機能に失敗し、「Internal server error occurred」というメッセージが表示されます。 

6313959 

『Proxy Server 4.0.2 管理ガイド』の第 12 章の「ファイルキャッシュを設定するには」節の手順 1 の説明が間違っています。正しい説明は、「Server Manager から、「キャッシュ」タブをクリックします」です。

6313960 

『Proxy Server 4.0.2 管理ガイド』の第 12 章の「バッチ更新を作成するには」節には、「タイミングセクション」を参照する手順 10 があります。この手順は誤っています。「Set Cache Batch Updates」ページには「タイミングセクション」がありません。

6316289 

『Proxy Server 4.0.2 管理ガイド』の第 12 章の「キャッシュのディレクトリ構造の構築」節には、図 12-2 ではなく、図 12-1 を参照する例が掲載されています。

6325537 

管理インタフェースで RqThrottle 値を変更できません。

6325616 

定期的な (明示的な) ガベージコレクションでキャッシュがクリアされません。 

6328678 

管理インタフェースから、ICP timeout 値を 400 ミリ秒未満に設定できません。

6331044 

『Proxy Server 4.0.2 管理ガイド』のまえがきで、「マニュアルの使用」節に、Proxy Server 4 のマニュアルの場所を指定しています。

http://docs.sun.com/app/docs/prod/s1.webproxys#hic

この節では、次の場所の Proxy Server 4.0.2 のマニュアルを指すべきです。http://docs.sun.com/app/docs/coll/1311.2

6334854 

Proxy Server のマニュアルと sun-web-proxy-server_4_0.dtd の不一致。

6337102 

Proxy Server が DNS fn = "dns-config" local-domain-levels = "8" でクラッシュします。

6338719 

Proxy Server のパッチアップグレードが Linux AS 3.0 上で異なる場所にインストールされます。  

6338875 

Proxy 4.0.1 FTP クライアントがシンボリックリンクを正しく処理できません。 

6350957 

『Proxy Server 4.0.2 管理ガイド』の第 5 章の「待機ソケットのセキュリティーの有効化」節では、セキュリティーは逆プロキシモードでのみ有効にすることができ、順プロキシモードでは有効にできないことが述べられていません。

また、第 8 章の「ユーザーとグループの指定」節では、セキュリティは逆プロキシモードでのみ有効にすることができ、順プロキシモードでは有効にできないことが述べられていません。 

6365433 

Proxy Server の管理インタフェースで自動開始オプションが選択されている場合、Proxy Server インスタンスを作成できません。 

6367375 

親プロキシがある場合、CONNECT とのマッピングが機能しません。 

6369095 

Proxy Server 4.0 でのメモリーリーク。 

6371084 

Web サーバーの IP アドレスを使用している場合、連鎖プロキシ環境で SSL サイトの要求が機能しません。 

6371618 

「Compression Level」を「なし」に変更できません。 

6371731 

“connect://.*:563” がデフォルトリソースにありません。

6371793 

pkginfo は SUNWproxy-l10n の $distro を表示します。

6373101 

管理サーバーが ssl-client-config に対して無効なパラメータを作成します。 

6373622 

cache-disable SAF が説明されていません。

6374279 

WebDAV OPTIONS メソッドへの応答が RFC2518 に準拠していません。

6376065 

max-uncheck 関数が予想通りに機能しません。

6376153 

Proxy Server 4.0.2 は、ftp/gopher プロトコルのキャッシュを更新しません。 

6381373 

キャッシュがすでに温まっている場合、再起動後の実行中に Proxy Server がクラッシュします。 

6381419 

Cache-last-checked ヘッダーの値が無効です。 

6381424 

警告ヘッダーはホストを含んでいるべきです。 エージェントのポート値がこのヘッダーを追加します。 

6382729 

Proxy Server は utf-8 エンコードパラメータを受け入れません。 

6383301 

Proxy Server 4.0 はチャネルプールに問題があります。 

6383456 

Proxy Server 4.0.2 は、Linux で高い CPU 使用率を示します。 

6384616 

Proxy Server 4.0.3 のオンラインヘルプに文字の間違いがあります。 

6385902 

アクセスログ設定の設定の形式はデフォルト形式と一致しません。 

6387772 

バグ (6325537、6303619) が修正されたため OLH の変更をローカライズする必要があります。 

6387901 

『Proxy Server 4.0.2 管理ガイド』の第 11 章の「Proxy Server の連鎖」節は明確ではありません。

6388156 

キャッシュファイルのヘッダーが壊れる可能性があります。 

6390237 

応答にコンテンツの 2 倍の長さのヘッダーが含まれている場合、プロキシは間違ったコンテンツの長さを渡します。 

6392875 

regexp-map が接続のために機能しません。

6393573 

DNS fn=“dns-config” local-domain-levels=“1” の場合、Proxy 4.0.2 がクラッシュします。

6394287 

SOCKS プロセスが頻繁にポーリングしすぎるため、sockd プロセスが CPU の約 50% を使用しています。

6395473 

「遅い」クライアントを処理しているときの、Proxy Server 4.0 での高い CPU 使用率の問題。 

6395889 

Proxy Server 4.0.2 を使用している場合に、Windows Server Update Service (WSUS) が機能しません。 

6400981 

socks5.conf で設定されている SOCKS5_TIMEOUT 値が無視されます。

6402698 

FTP クライアントでの高度な CPU の使用。 

6418214 

Proxy Server 4.0 のガベージコレクション機能に関する問題。 

6424527 

cache-control ヘッダーのエントリが空のリクエストでは、処理中に Proxy Server がクラッシュします。 

4.0.2 で修正された問題

次の表は、iPlanet Web Proxy Server 4.0.2 で修正された問題を一覧したものです。

表 23 iPlanet Web Proxy Server 4.0.2 で修正された問題

ID 

概要 

5097664 

ssl-tunnel-timeout パラメータが Windows で機能しません。

6225025 

ftp-listing-width パラメータが正しく機能しません。

6251805 

アーカイブのログを変更するとクラッシュします。 

6262277 

ICP のタイムアウトの最小値を 400 から 50 に変更します。

6292690 

Proxy Server 4 で、IE 6.0 を使用して管理インタフェースにアクセスしているときに、「Manage Sections」>「Partition」を使用して元のパーティションを選択できません。  

6292786 

Proxy Server で、転送時間やその他の時間がアクセスログに書き込まれません。  

6308714 

umask が 022 に設定されていない場合は、Proxy Server の起動に失敗します。  

6310909 

Proxy Server 4.0.1 ポイント製品で、製品名のバージョン文字列がフランス語ロケールで 2005Q3 から 2005T3 に誤って訳されています。 

6310910 

Proxy Server 4.0.1 ポイント製品で、フランス語ロケールのインストーラメッセージ中のアポストロフィーが多数欠落しています。 

6310944 

Proxy Server 4.0.1 ポイント製品で、CLI インストーラがライセンスを表示しません。 

6310961 

Proxy Server 4.0.1 ポイント製品で、スペイン語ロケールのライセンスインストーラ画面の「Yes」がローカライズされていません。 

6312723 

Proxy Server 4.0 を使用しているときに、IP アドレスで SSL サイトにアクセスできません。 

6313981 

Proxy Server 4 で、管理インタフェースを使用して新しい逆マッピングを作成したあとで「Rewrite Content Location」および「Rewrite Headername」の値を変更できません。 

6315817 

複数の同時 CONNECT (SSL トンネリング) 要求によって、スレッドが不足します。  

6330348 

負荷実行時に Solaris 10 のプロキシプロセスによってメモリーが大量に使用されます。 

6333995 

CONNECT の負荷テストの実行時にメモリーリークが発生します。 

6335919 

FTP サーバーが閉じていると、Proxy Server の FTP クライアントの接続が閉じません。 

6335922 

Proxy Server の FTP クライアントが USER 要求を FTP サーバーに送信しません。 

6336550 

Proxy Server 4.0 インストールを含むディレクトリに Proxy Server 4.0.1 をインストールしようとするとエラーが発生します。 

4.0.1 で修正された問題

次の表は、iPlanet Web Proxy Server 4.0.1 で修正された問題を一覧したものです。

表 24 iPlanet Web Proxy Server 4.0.1 で修正された問題

ID 

概要 

2126143 

同じ正規表現がアクセス制御とルーティングでは機能しますが、URL フィルタでは機能しません。 

2126380 

プロキシ サーバーの ICP プロセスのメモリー リーク。 

6231283 

Linux Red Hat Advanced Server 3.0 上の管理サーバーが起動に失敗します。 

6237346 

flexanlg ユーティリティーが、Extended2 ログファイル形式でのログ分析レポートの生成時に、コアダンプを出力します。

6240767 

管理サーバーおよびプロキシサーバーインスタンスの追加/編集待機ソケットが、使用されているポートを確認しません。 

6242627 

ローカライズされたコアメッセージが表示されません。 

6243369 

SOCKS に関連するページでマルチバイト文字のエントリは避ける必要があります。 

6244103 

Linux Advanced Server 3.0 韓国語ロケールでプロキシサーバーインスタンスの「Set Connectivity Mode」ページにアクセスすると、内部サーバーエラーが表示されます。 

6245408 

管理者ユーザーとプロキシインスタンスユーザーが異なる場合に、新しく追加したパーティションにアクセスすると、内部エラーが表示されます。 

6249166 

プロキシサーバーへのアクセス時に、URL のホスト名が localhost に置換されると、「Cluster」タブの「Control Cluster」、「Modify Server」、「Remove Server」ページの表示が一致しません。

6253014 

Linux Red Hat Advanced Server 3.0 上の obj.conf ファイルに、9 つを超える NameTrans ディレクティブが存在すると、init-proxy SAF でクラッシュが発生します。

6254508 

セグメンテーションのエラーによって、バッチの更新コマンドが終了します。 

6255214 

マルチバイト文字から構成されるコンテンツ URL 書き換えページのエントリを編集または削除できません。 

6255216 

socks5.conf 内の特定の LDAP エントリによって、socksd クラッシュが発生します。

6259314 

ローカライズされた一部のオンラインヘルプページが英語のオンラインヘルプページと同期化されていません。 

6261440 

インストール ディレクトリに、重複した英語オンライン ヘルプが存在します。 

6263694 

「Add and Replace Compromised Key List」ページおよび「Add and Replace Certificate Revocation List」ページでオンラインヘルプが利用できません。 

6263721 

Server Manager の「Add/Replace Cert」ページについて誤ったヘルプページが表示されます。 

6274186 

サーバーインスタンスを削除できません。 

6276398 

基本ワークスペースからローカライズされたオンラインヘルプを削除します。 

6285078 

SOCKS 要求の認証の失敗のエントリがログファイルに記録されません。 

6285779 

serverID にスペースが含まれる場合に、プロキシサーバーインスタンスが起動できません。 

6285788 

認証を使用している場合に、SOCKS サーバーがクラッシュします。 

6289242 

Proxy Server 4 での HTTP スマグリング。 

6293449 

Proxy Server 4 が CONNECT メソッドでただちに接続を閉じません。 

6295622 

関数 ConnAddress は、Proxy Server 4.0 で実現されていません (説明もありません)。

6296169 

ほかのロケールでインストールされた Proxy Server 4 のヘッダー Cache-last-checked が壊れています。

6296225 

DNS キャッシュが有効にされている場合に、Proxy Server インスタンスが断続的にクラッシュすることがあります。 

6301786 

Solaris 9 x86、Linux AS 3.0 で、ローカライズされたコアメッセージが表示されません。 

6311463 

プロキシプロセスで、時間と共にオープンファイル記述子の数が増加し続け、プロキシのファイル記述子が不足し、接続がドロップします。