Solaris 8 のインストール (上級編)

作業マップ: カスタム JumpStart インストールの準備

表 6-1 作業マップ: カスタム JumpStart インストールの準備
  作業  説明  参照先 
 

JumpStart ディレクトリを作成する 

 

フロッピーディスクの場合

カスタム JumpStart インストールをネットワークに接続されていないシステムで実行する場合、プロファイルフロッピーディスクを作成しなければなりません。このフロッピーディスクには、カスタム JumpStart ファイルが入っています。 

 

「プロファイルフロッピーディスクの作成」

 
   

サーバーの場合

カスタム JumpStart インストールをネットワークに接続されているシステムで実行する場合、プロファイルサーバーを作成しなければなりません。このサーバーには、カスタム JumpStart ファイル用の JumpStart ディレクトリが入っています。 

 

「プロファイルサーバーの作成」

 
          
 

すべてのシステムがプロファイルサーバーにアクセスできるようにする 

 

(省略可能) プロファイルサーバーを使用するとき、一度にすべてのシステムがプロファイルサーバーにアクセスできるようにできます。個々のシステムをプロファイルサーバー上のプロファイルにアクセスできるようにする必要はありません。 

 

「すべてのシステムがプロファイルサーバーにアクセスできるようにする」

 
          
 

ルールを rules ファイルに追加する

 

どのようにシステムのグループ (または、個々のシステム) をユーザーのサイトにインストールするかを決定した後には、インストールする特定のグループごとにルールを作成しなければなりません。各ルールは、1 つまたは複数のシステム属性に基づいてグループを区別して、各グループをプロファイルにリンクします。 

 

rules ファイルの作成」

 
          
 

ルールごとにプロファイルを作成する 

 

プロファイルは、どのように Solaris ソフトウェアをシステムにインストールするか (たとえば、どのソフトウェアグループをインストールするか) を定義するテキストファイルです。すべてのルールはプロファイルを指定して、ルールが一致したときにシステムがどのようにインストールされるかを定義します。通常は、ルールごとに異なるプロファイルを作成しますが、複数のルールで同じプロファイルを使用することも可能です。 

 

「プロファイルの作成」

 
          
 

プロファイルをテストする 

 

(省略可能) プロファイルの作成後、実際にプロファイルを使用してシステムをインストールまたはアップグレードする前に、pfinstall(1M) コマンドを使用して、プロファイルをテストします。

 

「プロファイルのテスト」

 
          
 

rules ファイルの妥当性を検査する

 

rules.ok ファイルは、rules ファイルから生成されたファイルで、JumpStart がプロファイルを使用してインストールするシステムを一致させるために使用します。rules ファイルの妥当性を検査するには、check スクリプトを使用しなければなりません。

 

rules ファイルの妥当性を検査する」