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Solaris のシステム管理 (上級編) Oracle Solaris 10 8/11 Information Library (日本語) |
3. サービスアクセス機能によるシリアルポートの管理 (手順)
18. ソフトウェアで発生するさまざまな問題の解決 (手順)
大規模ファイルまたはディレクトリを作成したために、ファイルシステムが一杯になる
システムのメモリーが不足したために、tmpfs ファイルシステムが一杯になる
コピーまたは復元後にファイルの ACL が消失した場合の対処
ファイルシステムのバックアップ中に、ルート (/) ファイルシステムが一杯になる
バックアップコマンドと復元コマンドが対応していることを確認する
Oracle Solaris OS での共通エージェントコンテナの問題解決
Oracle Solaris OS のセキュリティー鍵を生成する方法
Solaris 10 1/06: このリリースでは、システムがクラッシュした場合、システムのリブート時に、ブートアーカイブ SMF サービスである svc:/system/boot-archive:default が失敗する場合があります。ブートアーカイブサービスが失敗した場合、svcs -x コマンドを実行すると、次のようなメッセージが表示されます。
svc:/system/boot-archive:default (check boot archive content) State: maintenance since Fri Jun 03 10:24:52 2005 Reason: Start method exited with $SMF_EXIT_ERR_FATAL. See: http://sun.com/msg/SMF-8000-KS See: /etc/svc/volatile/system-boot-archive:default.log Impact: 48 dependent services are not running. (Use -v for list.) svc:/network/rpc/gss:default (Generic Security Service) State: uninitialized since Fri Jun 03 10:24:51 2005 Reason: Restarter svc:/network/inetd:default is not running. See: http://sun.com/msg/SMF-8000-5H See: gssd(1M) Impact: 10 dependent services are not running. (Use -v for list.) svc:/application/print/server:default (LP print server) State: disabled since Fri Jun 03 10:24:51 2005 Reason: Disabled by an administrator. See: http://sun.com/msg/SMF-8000-05 See: lpsched(1M) Impact: 1 dependent service is not running. (Use -v for list.)
問題を修正するには、次の処置を行います。
システムをリブートし、GRUB ブートメニューからフェイルセーフアーカイブのオプションを選択します。
システムが、ブートアーカイブを再構築するかを尋ねるプロンプトを表示したら、y キーを押します。
ブートアーカイブの再構築後、システムはブートの準備が完了します。
ブートを継続するには、次のコマンドを使用して SMF ブートアーカイブサービスをクリアします。
# svcadm clear boot-archive
このコマンドを実行するには、スーパーユーザーまたは同等の役割になっている必要があります。
GRUB ブートアーカイブの再構築の詳細については、『Solaris のシステム管理 (基本編)』の「x86 システムをフェイルセーフモードでブートする方法」および bootadm(1M) のマニュアルページを参照してください。