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Solaris のシステム管理 (上級編) Oracle Solaris 10 8/11 Information Library (日本語) |
3. サービスアクセス機能によるシリアルポートの管理 (手順)
18. ソフトウェアで発生するさまざまな問題の解決 (手順)
x86: システムリブート中に SMF ブートアーカイブサービスが失敗した場合の対処
大規模ファイルまたはディレクトリを作成したために、ファイルシステムが一杯になる
システムのメモリーが不足したために、tmpfs ファイルシステムが一杯になる
コピーまたは復元後にファイルの ACL が消失した場合の対処
Oracle Solaris OS での共通エージェントコンテナの問題解決
Oracle Solaris OS のセキュリティー鍵を生成する方法
この節では、データをバックアップまたは復元するときのいくつかの基本的な問題の解決方法について説明します。
ファイルシステムをバックアップしている際に、ルート (/) ファイルシステムが一杯になる場合があります。このとき、媒体には何も書き込まれず、ufsdump コマンドは、媒体の 2 番目のボリュームを挿入するようにプロンプトを表示します。
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ufsrestore コマンドを使用できるのは、 ufsdump コマンドを使用してバックアップしたファイルを復元する場合だけです。tar コマンドを使用してバックアップした場合は、tar コマンドを使用して復元します。ほかのコマンドで書き込まれたテープを ufsrestore コマンドで復元しようとした場合、テープが ufsdump 形式でないことを知らせるエラーメッセージが表示されます。
ファイルを復元する場合に、間違った場所に復元してしまうことがよくあります。ufsdump コマンドは、常にファイルシステムのルートからのフルパス名でファイルをコピーします。したがって ufsrestore コマンドを実行する前に、ファイルシステムのルートディレクトリに移動しなければなりません。それよりも下のディレクトリでファイルを復元すると、そのディレクトリの下に完全なファイルツリーが作成されます。
対話型コマンドを使用すると、次の例のような ufsrestore> プロンプトが表示されます。
# ufsrestore ivf /dev/rmt/0 Verify volume and initialize maps Media block size is 126 Dump date: Fri Jan 30 10:13:46 2004 Dumped from: the epoch Level 0 dump of /export/home on starbug:/dev/dsk/c0t0d0s7 Label: none Extract directories from tape Initialize symbol table. ufsrestore >