Appendix A. Sun Ray Operating Software 11.0 リリース

Sun Ray クライアントの Sun Ray Operating Software 11.0 リリースは、新しい Sun Ray Software 5.3 機能の多くに必要です。

Sun Ray Operating Software 11.0 リリースは、次の Sun Ray Software 機能を提供します。

これらの機能の詳細については、「Section 1.1, “Sun Ray Software 5.3 の新機能”」を参照してください。既存および新規の Sun Ray クライアントのファームウェアが古い場合は、新機能を取得するにはこの新しいファームウェアリリースで更新する必要があります。

Note

Sun Ray Operating Software 11.0 リリースでは、USB 外部ストレージのパフォーマンスが向上し、USB 周辺機器の選択肢が増えています (Sun Ray Software 5.2.5 リリースにも含まれていました)。改善点には、外部ストレージの読み込み/書き込み速度が Sun Ray 3 シリーズクライアントの以前のリリースに比べて最大で 5 倍向上したこと、非常に幅広い USB デバイスにアクセスできること (http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/sunrayproducts/docs/index.html に一覧表示)、ネットワーク応答時間を最小化するために調整および最適化された USB およびネットワークスタックが含まれます。

Sun Ray Operating Software を Sun Ray Software 5.3 インストールの一部として Sun Ray クライアントにインストールするときは、管理ガイドの「Sun Ray Software をインストールするまえにファームウェアをインストールする」を参照してください。

Sun Ray Software インストールプロセスとは別に Sun Ray クライアントの Sun Ray Operating Software を更新するときは、管理ガイドの「Sun Ray クライアントでファームウェアを更新する方法」を参照してください。

Sun Ray Operating Software についてのサポート関連の質問は、My Oracle Support の「ナレッジドキュメント 1448410.1」を参照してください。My Oracle Support を使用しても問題を解決できないため、Sun Ray Operating Software のための Oracle サポートケースを登録する必要がある場合は、HW ベース Customer Support Identifier (CSI) を使用して製品の Sun Ray HW およびコンポーネントのファームウェアを指定してください。詳細については、「Section 3.2, “Oracle スペシャリストサポートに連絡する”」を参照してください。