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Oracle Solaris 管理: ネットワークインタフェースとネットワーク仮想化 Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
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この Oracle Solaris リリースでのネットワーク構成
無線スキャンを実行して、使用可能な無線ネットワークに接続する
ネットワークインタフェース構成に関する問題のトラブルシューティング
7. プロファイルでのデータリンクおよびインタフェース構成コマンドの使用
10. Oracle Solaris 上での無線インタフェース通信の構成
list サブコマンドとともに netadm コマンドを使用すると、システムで使用可能なすべてのプロファイルとその現在の状態を表示したり、特定のプロファイルとその状態を表示したりできます。
list サブコマンドの構文は、次のとおりです。
netadm list [ -p profile-type ] [ -c ncu-class ] [ profile-name ]
たとえば、システム上のすべてのプロファイルとその状態を表示するには、次のコマンドを入力します。
$ netadm list TYPE PROFILE STATE ncp User disabled ncp Automatic online ncu:ip net1 offline ncu:phys net1 offline ncu:ip net0 online ncu:phys net0 online loc foo disabled loc test disabled loc NoNet offline loc Automatic online $
この例では、システム上にあるすべてのシステム定義およびユーザー定義のプロファイルと、その現在の状態が表示されます。list サブコマンドでは、有効な NCP および特定の NCP を構成するすべての NCU が表示されます。
コマンド構文にプロファイルタイプおよび NCU クラスを含めると、特定のプロファイルを識別できます。プロファイルタイプのみを指定した場合は、そのタイプのプロファイルがすべて表示されます。プロファイルを名前で指定した場合は、そのプロファイルの現在の状態が表示されます。プロファイル名が一意でない場合は、その名前のプロファイルがすべて一覧表示されます。
各プロファイルで取り得る状態の値は、次のとおりです。
まだ有効化されていないプロファイルが手動でアクティブ化されたことを示します。
まだアクティブ化されていないプロファイルが条件付きでアクティブ化またはシステムでアクティブ化されたことを示します。プロファイルの条件を満たしていなかったり、より限定された条件を満たした別のプロファイルがアクティブになっていたりするために、プロファイルがアクティブにならない場合があります。
注 - 場所プロファイルなどの、1 つずつアクティブにする必要があるプロファイルタイプの場合、オフラインの状態がより頻繁に発生します。
すでに条件を満たし、正常にアクティブになっているプロファイルが条件付きでアクティブ化またはシステムでアクティブ化されたことを示します。あるいは、ユーザーの要求で正常に有効になっているプロファイルが手動でアクティブ化されたことを示します。
プロファイルのアクティブ化が試行されたが、アクティブ化に失敗したことを示します。
プロファイルは有効であるが、プロファイル上で操作が行われなかったことを示します。
プロファイルがシステム上に存在しないことを示します。たとえば、物理リンクに対応する NCU がシステムから削除されると、この状態が発生する可能性があります。
例 5-1 指定されたプロファイルの現在の状態を表示する
次の例では、名前で指定された Automatic NCP の現在の状態を一覧表示します。
$ netadm list Automatic TYPE PROFILE STATE ncp Automatic online ncu:ip net1 offline ncu:phys net1 offline ncu:ip net0 online ncu:phys net0 online loc Automatic online
次の例では、-p オプションとともに list サブコマンドを使用し、システムに現在存在する場所をすべて表示します。
$ netadm list -p loc TYPE PROFILE STATE loc foo disabled loc test disabled loc NoNet offline loc Automatic online $
次の例では、-c オプションとともに list サブコマンドを使用し、現在アクティブな NCP のインタフェース NCU をすべて表示します。
$ netadm list -c ip TYPE PROFILE STATE ncu:ip net0 online ncu:ip net1 disabled $
プロファイルの補助的な状態は、指定されたプロファイルがオンラインまたはオフライン (有効または無効) である原因について説明しています。補助的な状態の値を一覧表示するには、次の例に示すように、-x オプションとともに list サブコマンドを使用します。
$ netadm list -x TYPE PROFILE STATE AUXILIARY STATE ncp Automatic disabled disabled by administrator ncp User online active ncu:phys nge0 online interface/link is up ncu:ip nge0 online interface/link is up ncu:phys nge1 offline interface/link is down ncu:ip nge1 offline conditions for activation are unmet loc Automatic offline conditions for activation are unmet loc NoNet offline conditions for activation are unmet loc office online active
補助的な状態の値は、プロファイルタイプによって異なります。補助的な状態の値の詳細は、nwamd(1M) のマニュアルページを参照してください。
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