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Oracle Solaris 管理: ネットワークインタフェースとネットワーク仮想化 Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
この Oracle Solaris リリースでのネットワーク構成
ネットワークインタフェース構成に関する問題のトラブルシューティング
7. プロファイルでのデータリンクおよびインタフェース構成コマンドの使用
10. Oracle Solaris 上での無線インタフェース通信の構成
netadm コマンドを使用すると、使用可能な無線ネットワークをスキャンして接続できます。
無線リンクをスキャンして使用可能な無線ネットワークのリストを取得するには、netadm scan-wifi link-name コマンドを使用します。
link-name として指定されたリンク上で、スキャン結果から無線ネットワークを選択して接続するには、netadm select-wifi link-name コマンドを使用します。select-wifi link-name サブコマンドでは、必要に応じて WiFi の選択、キー、およびキースロットを求めるプロンプトが表示されます。
注 - netadm select-wifi コマンドを使用する前に、キーを作成しておく必要があります。
netadm scan-wifi link-name コマンドを使用すると、使用可能な無線ネットワークを検索するための後続のネットワークスキャンをトリガーすることもできます。新規スキャン結果が既存のスキャン結果と同一である場合は、後続のスキャンでスキャンイベントがトリガーされない可能性があることに注意してください。nwamd デーモンは、最後のスキャン以降にデータが変更されたかどうかに関係なく、スキャンを実行します。
次の例では、netadm scan-wifi コマンドを使用して、無線リンク net1 のスキャンを実行します。次に、netadm select-wifi コマンドを使用して、選択する無線ネットワークのリストを表示します。表示されるリストは、以前に net1 で実行されたスキャンの結果に基づきます。
$ netadm select-wifi net1 1: ESSID home BSSID 0:b:e:85:26:c0 2: ESSID neighbor1 BSSID 0:b:e:49:2f:80 3: ESSID testing BSSID 0:40:96:29:e9:d8 4: Other Choose WLAN to connect to [1-4]: 1 $
この例では、番号 1 で表されている無線ネットワークの home ネットワークを選択しています。
WLAN でキーが必要な場合、WEP が指定されていれば、キーおよびキースロットの入力を求めるプロンプトが表示されます。たとえば:
Enter WLAN key for ESSID home: mywlankey Enter key slot [1-4]: 1