デスクトップのコンポーネント
はじめてデスクトップセッションを開始するときは、パネル、ウィンドウ、各種アイコンのあるデフォルトの起動画面が表示されます。
次の表では、Oracle Solaris デスクトップの主要なコンポーネントについて説明します。
表 1-1 Oracle Solaris デスクトップのコンポーネント
|
|
パネル |
パネルとは、画面の上下に表示される 2 つのバーです。デフォルトで、上のパネルにはデスクトップのメインメニューバー、一連のアプリケーション起動用アイコン、通知領域、ボリュームコントロール、および時計が表示されます。下のパネルには、「デスクトップの表示」ボタン、ウィンドウリストアプレット、ワークスペーススイッチアプレット、およびゴミ箱アプレットがあります。 パネルは、その他のメニューやランチャーなどのツールや、パネルアプレットと呼ばれる小さなユーティリティーアプリケーションを含めるようにカスタマイズできます。たとえば、現在位置の今の天気を表示するようにパネルを構成できます。パネルの詳細については、第 4 章デスクトップパネルの使用を参照してください。 |
ウィンドウ |
ほとんどのアプリケーションは、1 つ以上のウィンドウ内で動作します。デスクトップには同時に複数のウィンドウを表示できます。ワークフローに対応するために、ウィンドウをサイズ変更したり移動したりすることができます。各ウィンドウには、上部にタイトルバーがあり、ウィンドウを最小化、最大化、および閉じることができるボタンが付いています。ウィンドウの操作の詳細は、 「ウィンドウの操作」を参照してください。 |
ワークスペース |
デスクトップは別々のワークスペースに分割できます。各ワークスペースには複数のウィンドウがあり、関連するタスクをグループ化できます。ワークスペースの操作の詳細は、 「ワークスペースの概要」を参照してください。 |
ファイルマネージャー |
ファイルマネージャーは、ファイル、フォルダ、およびアプリケーションへのアクセスを提供します。ファイルマネージャーは、フォルダの内容を管理し、ファイルを適切なアプリケーションで開きます。ファイルマネージャーを使用する詳細は、 「ファイルの操作」を参照してください。 |
設定 |
「システム」メニューにある「設定」を使用して、コンピュータをカスタマイズできます。各設定ツールを使用すると、コンピュータ動作の特定の側面を変更できます。「設定」の詳細は、 第 10 章デスクトップの構成を参照してください。 |
|