Oracle Identity Manager Database Application Tablesコネクタ・ガイドの新機能

この章では、リリース11.1.1.6.0のDatabase Application Tablesコネクタ用のソフトウェアとドキュメントに関する更新の概要を示します。

この章で説明する更新内容は、次のカテゴリに分類されます。

ソフトウェアの更新

次の項では、ソフトウェアの更新について説明します。

リリース11.1.1.6.0のソフトウェアの更新

リリース11.1.1.6.0でのソフトウェアの更新は次のとおりです。

自動増分列を含むターゲット・システムでのコネクタ使用のサポート

自動増分オプション付きで定義された主キー列を持つターゲット・システム用にコネクタを作成して使用できます。

自動増分列用にコネクタを構成する方法の詳細は、次の項を参照してください。

スクリプトに関連する追加プロパティの追加

以前のリリースでは、DBATConfiguration.groovyファイルに次のスクリプト・プロパティが含まれていました。

  • CreateScript

  • UpdateScript

  • DeleteScript

  • ExecuteQueryScript

これにより、コネクタを構成して、ユーザーの作成、ユーザーの更新、ユーザーの削除のプロビジョニング操作用のカスタム・ストアド・プロシージャまたはSQL文、およびユーザー・リコンシリエーション用のカスタムSQL問合せを使用できました。

このリリースでは、前述のプロパティに加え、次のプロパティが追加されました。

  • SyncScript - 増分リコンシリエーションを実行するためのカスタム・ストアド・プロシージャまたはSQL問合せの指定に使用されます。

  • lookupScript - 参照フィールド同期を実行するためのカスタム・ストアド・プロシージャまたはSQL問合せの指定に使用されます。

  • addMultiValuedAttributeScriptおよびremoveMultiValuedAttributeScript - 複数値属性の追加と削除に対応するプロビジョニング操作を実行するためのカスタム・ストアド・プロシージャまたはSQL文の指定に使用されます。

これらのプロパティのそれぞれの詳細は、表2-1を参照してください。

リリース11.1.1.5.0のソフトウェアの更新

これは、ICFアーキテクチャに基づくDatabase Application Tables用の最初のOracle Identity Managerコネクタのリリースです。したがって、このリリースではソフトウェアは更新されていません。

ドキュメント固有の更新

次の項では、ドキュメント固有の更新について説明します。

リリース11.1.1.6.0でのドキュメント固有の更新

このガイドのリビジョン14では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

表1-1の「ターゲット・システム」行が更新され、Microsoft SQL Server 2016のサポートが追加されました。

このガイドのリビジョン13では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

表1-1の「Oracle Identity GovernanceまたはOracle Identity Manager」行は、Oracle Identity Governance 12c (12.2.1.4.0)のサポートを含むように更新されました。

このガイドのリビジョン12では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

このガイドのリビジョン11では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

表1-1の「ターゲット・システム」行が更新され、IBM DB2バージョン11.xが追加されました。

このガイドのリビジョン10では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

このガイドのリビジョン09では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

表1-1の「Oracle Identity Manager」行は、「Oracle Identity GovernanceまたはOracle Identity Manager」に変更され、Oracle Identity Governance 12c (12.2.1.3.0)の動作保証についても更新されました。

このガイドのリビジョン08では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

このガイドのリビジョン07では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

このガイドのリビジョン06では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

表1-1の「ターゲット・システム」および「JDBCドライバ」行が更新されました。

このガイドのリビジョン05では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

表1-1の「Oracle Identity Manager」行が更新されています。

このガイドのリビジョン04では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

「ノート」が、「Database Application Tablesコネクタの機能の拡張」の冒頭に追加されました。

このガイドのリビジョン03では、次のようなドキュメント固有の更新が行われています。

このマニュアルの構成は大きく変更されました。この変更の目的は、コネクタの動作方法とマニュアルの内容を同期し、このマニュアルに記載されている情報を使用しやすくすることです。

リリース11.1.1.5.0でのドキュメント固有の更新

このガイドのリビジョン02でのドキュメント固有の更新は次のとおりです。

  • 第1.7.2項「ターゲット・システムと同期されるカスタム参照定義」のLOOKUP_FIELD_IDの説明が変更されました。

  • 第1.7.1.5項「Lookup.RESOURCE.UM.ReconAttrMap.Defaults」が変更されました。

  • 次の項が追加されました。

    • 第2.2.2.2項「自動増分主キーを含むターゲット・システム用のDBATConfiguration.groovyファイルの構成」

    • 第2.3.1項「自動増分主キーを含むターゲット・システム用のコネクタの構成」