このセクションには、DNS サービスに関連付けられているファイル、デーモン、およびコマンドの表が含まれています。さらに、ISC バージョンの BIND が構築されたときに使用されたいくつかのフラグの表も示されています。
次の表では、DNS サービスに関連付けられているファイルについて説明します。
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次の表では、DNS サービスに関連付けられているコマンドおよびデーモンについて説明します。詳細は、セクション 1M 内の関連するマニュアルページを参照してください。
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/usr/bin/dns-sd – mDNS サービスによって使用されるリソースを検索または一覧表示します。詳細は、dns-sd(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/dig – DNS サーバーに DNS 応答をリクエストします。多くの場合は、トラブルシューティングに使用されます。詳細は、dig(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/dnssec-dsfromkey – 鍵ファイルから Delegation Signer リソースレコード (DS RR) を生成します。詳細は、dnssec-dsfromkey(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/dnssec-keyfromlabel – 暗号化デバイスから選択された鍵を取得し、鍵ファイルを構築します。詳細は、dnssec-keygen(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/dnssec-keygen – セキュアな DNS およびトランザクション署名 (TSIG) のための鍵と鍵ファイルを作成します。詳細は、dnssec-keygen(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/dnssec-signzone – DNS ゾーンに署名します。詳細は、dnssec-signzone(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/host – 単純な DNS 検索を実行し、多くの場合はホスト名を IP アドレスに、または IP アドレスをホスト名に変換します。詳細は、host(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/named – DNS サーバーデーモン。クライアントからの情報リクエストに応答します。詳細は、named(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/named-checkconf – named.conf ファイルの構文をチェックします。詳細は、named-checkconf(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/named-checkzone – DNS ゾーンファイルの構文と完全性をチェックします。詳細は、named-checkzone(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/named-compilezone – DNS ゾーンファイルを変換します。詳細は、named-compilezone(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/nscfg – レガシーネームサービス構成ファイルと SMF リポジトリの間でネームサービス構成をインポートまたはエクスポートするレガシーネームサービス構成ユーティリティー。詳細は、nscfg(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/nslookup – 非推奨: DNS サーバーに照会します。代わりに dig コマンドを使用してください。
/usr/sbin/nsupdate – DNS 更新リクエストを DNS サーバーに送信します。詳細は、nsupdate(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/rndc – DNS サーバーデーモンのリモート制御を提供します。詳細は、rndc(1M) のマニュアルページを参照してください。
/usr/sbin/rndc-confgen – rndc コマンドの構成ファイルを生成します。詳細は、rndc-confgen(1M) のマニュアルページを参照してください。
BIND をコンパイルするために使用されたフラグを表示するには、named –V コマンドを使用します。この表は、Oracle Solaris 11 リリース用に ISC バージョンの BIND を構築するときに使用されたいくつかのコンパイルフラグを示しています。
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