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Oracle® Solaris 11.3 ディレクトリサービスとネームサービスでの作業: DNS と NIS

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更新: 2016 年 11 月
 
 

Oracle Solaris ネームサービスへの IPv6 拡張

このセクションでは、IPv6 の実装によって導入されたネームサービスの変更について説明します。IPv6 アドレスは、どの Oracle Solaris ネームサービス (NIS、LDAP、DNS、ファイルなど) でも格納できます。また、NIS over IPv6 RPC トランスポートを使用すると、NIS データを検出できます。

IPv6 の DNS 拡張機能

IPv6 固有のリソースレコードである AAAA リソースレコードは、RFC 1886 の IP バージョン 6 をサポートするための DNS 拡張機能で指定されています。AAAA レコードは、ホスト名を 128 ビットの IPv6 アドレスにマップします。ポインタレコード (PTR) は、IP アドレスをホスト名にマップするために IPv6 で引き続き使用されます。128 ビットアドレスの 32 個の 4 ビットニブルは、IPv6 アドレスでは逆になります。各ニブルは対応する 16 進 ASCII 値に変換されます。その後、ip6.arpa が追加されます。