仮想化テクノロジの選択
Oracle Solaris は、さまざまな仮想化モデルで使用できる仮想化テクノロジを提供しています。このセクションでは、仮想開発環境の作成に関連するコンピュート仮想化に焦点を当てます。ネットワークで仮想環境を管理する方法の詳細については、Oracle Solaris 11 仮想環境の紹介を参照してください。
表 4 環境内での Oracle Solaris 仮想化テクノロジの使用
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Oracle Solaris ゾーン
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Oracle Solaris オペレーティングシステムの単一インスタンス内に作成された仮想オペレーティングシステム環境。
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Oracle Solaris カーネルゾーン
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大域ゾーンから分離された独自のカーネルおよび OS インストールを持つゾーン。
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Oracle VM Server for SPARC システム
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SPARC サーバー用のハイパーバイザベースの仮想化。
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SPARC T シリーズサーバーおよび SPARC M シリーズサーバー上に、異なるバージョンの Oracle Solaris OS を配備および構成します。
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Oracle VM Server for x86 システム (Xen)
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x86 ベースのサーバー用のハイパーバイザベースの仮想化。
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異種のオペレーティングシステム (Oracle Solaris 10 OS および Oracle Solaris 11 の OS ゲストを含む) を持つ x86 システムを配備および構成します。
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Oracle VM VirtualBox
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x86 ベースシステム用のホストされるワークステーションとサーバーの仮想化。
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異なる OS プラットフォームでソフトウェアを開発およびテストします。
たとえば、Windows システムに Oracle Solaris および Oracle Linux をインストールできます。
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物理ドメイン (ハードウェアパーティションとも呼ばれます)
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Oracle SPARC M シリーズサーバー上のドメインへの電気的な分離。
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単一のハードウェア上で相互に独立して動作する複数の物理サーバーエンティティーを作成します。
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