残高データをロードするには:
「データ・ロード」には、データ・ロードの履歴が含まれ、開始日、終了日、ロード実行者、ステータスおよび結果がレポートされます。ステータス・レポートには、サブプロセスと次のそれぞれのステータスが表示されます:
ステージング - ステージング・プロセスでは、ソース・システムから残高が抽出され、プロファイルIDと残高タイプが割り当てられ、一時ステージング・テーブルに残高が格納されます。ステージング表には、ソース・システムの残高に対する1対1の関係が存在します(要約は発生しません)。ステージング・テーブルは、データ・ロードごとにリフレッシュされ、以前のロードの残高は保持されません。
データ・ロード - ロード・プロセスでは、プロファイル、残高タイプ、通貨バケットおよび通貨コードごとに残高が要約され、ARMに残高がロードされます。これらの残高は、ARMに永続的に格納されますが、変更された残高が将来インポートされると更新されます。
後処理 - 次のアクションを実行します:
残高が変更されると、照合ステータスの「オープン(レビュー担当者)」または「クローズ済」が「オープン(策定者)」に変更されます
自動照合ルーチンを実行
通常の残高違反を含む照合にフラグが設定されます(借方残高の予想が貸方残高になったり、貸方残高の予想が借方残高になる場合)。
後処理で特定のルールが実行される場合があります。Account Reconciliationの優先順位ルールを参照してください。
3つの各サブプロセスのステータスがアイコンを使用してレポートされます。「データ・ロード」で、「ステージング」、「データ・ロード」および「後処理」列のアイコンの上にマウス・カーソルを置くと、次の情報が表示されます:
保留中
実行中
完了
保存済データ・ロードを使用します。
選択すると、データ・ロード定義のリストが有効になります。データ・ロードのスケジュールを参照してください。
名前
説明
モード - 次のいずれかを選択します。
注:
完全リフレッシュの実行時を除き、ロードはロード・フェーズが重複していなければ並列で実行できます。
完全リフレッシュ
データ管理で(データ・ロード・ルールまたは場所の削除、あるいはカテゴリ・マッピングの変更によって)データ・ロード定義が変更された場合、「完全リフレッシュ」オプションを使用します。このような種類の変更により、データ管理を介してインポートされた残高とAccount Reconciliationに保管されている残高の間の関係が壊れ、残高が二重にカウントされる可能性があります。
保留または実行中ステータスのデータ・ロードがある場合、完全リフレッシュ・データ・ロードは実行できません。
完全リフレッシュ・データ・ロードに保留または実行中ステータスがある場合、データ・ロードは実行できません。
注:
「完全リフレッシュ」オプションを選択すると、この期間の残高がすべて消去されます。選択した場所の残高のみで置き換えられます。
注意:
この機能を使用するときは、残高を含むすべての場所から残高をインポートする必要があります。この手順を行わないと、前にクローズされた照合が再び開かれる場合があり、残高の一部のセットのみがインポートされたことで、Account Reconciliationにより、残高の変更が計算されることになります。
再計算
データをData Managementのステージング表にリロードせずにマッピング・ルールを再適用する場合に使用します。再計算では、すでに存在するデータが使用され、再度マップされて、Account Reconciliationにインポートされます。
管理者は、このオプションを使用してマッピング・エラーを修正できます。
スナップショット
「スナップショット」オプションは、特定の時間のデータを読取り専用で表示する場合に使用します。
場所
インポートするデータ管理の場所。