インストレーションおよび構成の変更
Essbase 21cはEPM 11.2.15に埋め込まれています。
EPMコンフィギュレータを使用してすべてのEssbaseコンポーネントを構成でき、または必要なEssbase/EAS/APSコンポーネントを選択できます。ただし、初期構成の後に個々のEssbaseコンポーネントを同じサーバーに追加することはサポートされていません。
Essbase 21cではUnicodeアプリケーションのみがサポートされます。新しく作成したすべてのEssbaseアプリケーションは、デフォルトでUnicodeです。CAPI、JAPI、MAXLおよびEASで非Unicodeアプリケーションを作成できます。
HPCMまたはAPSを同じホストにデプロイする要件は、適用されなくなりました。
Esslangのデフォルト値、テキスト文字を解釈するために使用されるエンコード方式を定義するEssbase環境変数の変更。サポートされる唯一のESSLANG値は.UTF-8@Binary
です。
Essbase Administration Services Liteの変更
Essbase Administration Services (EAS)は、Essbase 21cでEssbase Administration Services (EAS) Liteに置き換えられました。詳細は、Essbase Administration Services (EAS) Liteの使用を参照してください。
すべてのEssbase 21cインスタンスには、独自のEASインスタンスがあります。EASインスタンスのいずれかを選択して、すべてのEssbaseインスタンスを管理できます。
ユーザー/グループ管理に関連するいくつかのMaxL文は非推奨です。削除された機能の履歴を参照してください。
Shared Servicesを介したEssbaseフィルタ割当はサポートされなくなりました。
EPM 11.2.15へのアップグレード時に、APS読取り専用クラスタ定義(domain.db
ファイル)はEssbase 11gからEssbase 21cに移動されません。
Essbase Administration Services Liteでは、プロバイダ・サービス構成はサポートされなくなりました。そのかわり、11.1.2.4のEssbase Adiminstration Servicesを介した構成には不適格なAPS読取り専用クラスタは、新しく提供されたスクリプトを使用して設定できます。詳細は、複数のEssbaseサーバーへのアクセスを参照してください。
開始および停止の変更
Essbaseの開始および停止スクリプトの変更: Essbaseサーバーを参照してください
Essbase 21cでは、Oracle Process Manager and Notification Server(OPMN)がサポートされていません。
高可用性およびSSL構成の変更
Essbase 21Cでは、クラスタごとに最大2つのノードという制限が削除されました。
Essbase 21c構成手順用のSSLが変更されました。詳細は、Essbase 21c用SSLを参照してください。
Essbase構成ツールのクラスタへの結合ボタンが無効になりました。Essbase HA構成が変更されました。
Essbase 21cでは、一元化されたリクエスト・リース・システムを使用してEssbaseフェイルオーバーを管理します。
Essbase 21cクライアント・インストーラの変更
Essbase 21cクライアント・インストーラ(MaxLクライアント、ランタイム・クライアント(RTC)、Java API (JAPI)および完全なクライアント・ライブラリを含む)は、Essbase Webインタフェースからダウンロードできます。詳細は、Essbase 21cクライアントのダウンロードを参照してください。
Essbase 21cの情報ソース
Essbase 11gとEssbase 21cの機能の違いは、Essbase 11gとEssbase 21cの違いを参照してください。