ディメンション・タイプ

ディメンションにはいくつかのタイプがあります。

  • システム・ディメンション(メジャー・ディメンションやAllocationTypeディメンションなど)は、この項に記載されている要件に基づいて作成する必要があります:

  • 別名ディメンションは、ディメンションの定義に役立つ代替の名前、説明、言語またはその他のアイテムを割り当てるために使用されます。

  • ビジネス・ディメンションは、部署、総勘定元帳の勘定科目、アクティビティ、顧客または製品などのモデル内のビジネス要素を説明するために作成されます。ビジネス・ディメンションを参照してください。

  • 属性ディメンションを使用すると、ディメンション・メンバーの属性または品質に基づく分析が可能になります。属性は、製品のサイズや色など、データの特性を示します。

  • ユーザー定義属性(UDA)を使用すると、関連付けられた別のディメンションのメンバーの分類に使用できるテキスト属性に基づいた分析が可能になります。たとえば、New ProductsというUDAを追加できます。

  • POVディメンションは、年、シナリオまたは期間など、モデルに固有の視点またはバージョンを示します。モデルごとに少なくとも1つのPOVディメンションが必要です。

    また、バージョン・ディメンション・タイプを作成して、同じPOVの異なるバージョンを保持できます。バージョンは、同じモデルの異なるバージョンの追跡に使用され、変更やモデルに対する異なる戦略の影響を評価できます。

注:

ディメンショナル・アウトラインを定義する場合、命名用として使用できない制限文字があります。Oracle Essbaseデータベース管理者ガイドOracle Essbase命名規則に関する項を参照することをお薦めします。