モデル・レベルのプリファレンスの設定

表示プリファレンスを使用するようにアプリケーションをカスタマイズできます。「モデル・レベルのプリファレンス」タブの設定はモデル全体に適用されます。

また、選択したモデルに対してOracle Essbase接続情報も指定します。

注意:

プリファレンスはモデルのライフ・サイクルのどの時点でも変更可能ですが、サイクルの後の方で変更を加えるとデータが消失する可能性があります。

モデル・レベルのプリファレンスを設定するには:

  1. Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceから、「ナビゲート」「アプリケーション」「Profitability」の順に選択し、表示するアプリケーションを選択します。
  2. 「タスク領域」から、「モデルの管理」「モデルの要約」、続いて「モデル・レベルのプリファレンス」タブを選択します。

    モデルの要約ウィンドウの「モデル・レベルのプリファレンス」タブは、Essbaseの接続の詳細のみでなく、通貨およびステージ内割当などのモデル・レベルのプリファレンスの設定に使用します。
  3. 「モデル・レベルのプリファレンス」タブの「モデル・プリファレンス」で、モデルのコンテンツを制御する1つ以上のプリファレンスを選択します。使用できるプリファレンスは表A-7に説明されています。

    表A-7 モデル・レベルのプリファレンス

    設定 説明
    費用モデル アプリケーションのモデリング・エディタにすべての関連する費用を表示します
    収益モデル アプリケーションのモデリング・エディタにすべての関連する収益を表示します
    ステージ内割当を許可 ユーザーが同一のステージ内で複数の費用または収益割当を作成できるようにします。
    マルチディメンショナル・ステージを許可 ユーザーが最大3つのディメンションで構成されるモデル・ステージを作成できるようにします
  4. 「Essbase接続情報」で、モデルのEssbase接続情報を入力します。必要な情報は表A-8に説明されています。

    表A-8 Essbase接続情報

    設定 アクション
    クラスタ Essbaseデータベースへの接続を提供するEssbaseサーバーの論理名を選択します。この名前は、クラスタ化された、またはクラスタ化されていないEssbaseサーバーをポイントできます。
    認証タイプ Essbaseの認証タイプとして「シングル・サインオン」を選択します。
    接続タイプ 接続のタイプを選択します:
    • 埋込み

    • APS

    Oracle Hyperion Provider Services管理者ガイドを参照してください。

    APS URL 「接続タイプ」として「APS」が選択されている場合にのみアクティブになります。

    Oracle Hyperion Provider Servicesが実行されているサーバーの論理Webアプリケーション(LWA)を表すAPSのURLを選択します。

    構成中に、使用可能なAPSサーバーがOracle Hyperion Shared Servicesレジストリに登録されます。

    デフォルトでは、APS URLはhttp:/localhost:13080/aps/JAPI.に設定されています。

  5. 「アプリケーション・タイプ」に、「標準配賦」が表示されます。

    アプリケーション・タイプは、Profitabilityアプリケーション・コンソールでアプリケーションを作成するときに選択され、変更できません。

    注:

    配賦割当アプリケーションを作成するには、詳細Profitabilityモデルの管理を参照してください。

  6. オプション: 「計算コントロール」「同時計算」を選択して、計算スクリプト内の特定のステップをEssbaseで同時に実行する複数のスクリプトに分割して、Exalyticsプラットフォームのパラレル・アーキテクチャを利用できるようにします。

    「スレッド数」で、Essbaseで一度に実行する計算スクリプトの数を選択します。

  7. 「保存」 「保存」ボタン をクリックします。