勘定科目ディメンション・プロパティ

勘定科目ロード・ファイルには次のプロパティが含まれます。

勘定科目、親、別名: デフォルト、別名: T1、集約に有効、データ・ストレージ、2パス計算、説明、式、UDA、スマート・リスト、データ型、操作、勘定科目タイプ、タイム・バランス、445を使用、544を使用、554を使用、スキップ値、為替レート・タイプ、差異レポート、ソース・プラン・タイプ、プラン・タイプ(Plan1)、集約(Plan1)、プラン・タイプ(Plan2)、集約(Plan2)、プラン・タイプ(Plan3)、集約(Plan3)、AttribDim1AttribDim2

これらプロパティの詳細は、次の表と共通したメンバー・プロパティを参照してください。

ノート:

  • タイム・バランスは勘定科目データが時間の経過にしたがってどのようにフローするかを指定します。「保存された仮定」の勘定科目タイプをもつメンバーのみのタイプを取り込むかまたはレコードが拒否される必要があります。

  • タイム・バランスが「フロー」の場合、有効なスキップ値がロードされ、すべての勘定科目タイプについて「スキップ値」が無効になります。

  • タイム・バランスが「最初」、「残高」または「平均」の場合に、「スキップ値」を設定できます。これらのオプションは、現在の値が計算されるとき: なし、#MISSING、ゼロまたは#MISSINGおよびゼロの場合にどの値をスキップするかを設定します。

  • プラン・タイプ名および番号はアプリケーションで定義された内容に応じて決まります。基本期間はユーティリティを使用して追加できません。年、基本期間および為替レートは削除できません。

  • 年合計およびBegBalance期間はユーティリティを使用して変更できません。

  • 「為替レート・タイプ」は「データ型」のために指定された値に応じて決まります。有効な値: 「平均」、「終了」および「データ型が通貨の場合に履歴」またはデータ型が通貨以外の場合は「なし」。

  • 「差異レポート」は、「保存された仮定」の勘定科目タイプの場合またはレコードが拒否された場合に勘定科目メンバーをロードします。「費用」は仮定の勘定科目を費用として指定します。差異を決定するため、実際の量が見積もられた量から減算されます。「費用外」は、費用でない勘定科目を指定します。差異を決定するため、見積もられた量が実際の量から減算されます。勘定科目タイプの値: 収益: 「費用外」、費用: 「費用」、資産: 「費用外」、負債: 「費用外」、自己資本: 「費用外」。

  • メンバーの親を更新または保存するときに、システムはロードされているメンバーに関連付けられた「ソース・プラン・タイプ」が新しい親に対して有効であるかどうかを確認します。メンバーのソース・プラン・タイプが親のメンバーに対して有効でも、メンバー自身に対して有効でない場合、メンバーは保存されますが、そのソース・プラン・タイプは最初の有効なプラン・タイプに対して設定されます。「ソース・プラン・タイプ」が指定されていても親に対して有効でない場合、レコードは拒否されます。

表5-4 勘定科目ディメンション・プロパティ

ロード・ファイルの列ヘッダー Oracle Hyperion Planningプロパティ デフォルト 必須
勘定科目 メンバー名 テキスト。メンバー命名規則に準拠 なし はい
メンバー名 テキスト。メンバー命名規則に準拠。 なし。既存のメンバーの名前または空の場合に、メンバーはディメンション・ルートにある子として配置されます いいえ

(ほとんどの「期間」メンバーで指定する必要あり)

別名:Alias_Table_Name 別名 テキスト。Planningメンバー命名規則および列ヘッダーで指定された別名表で定義された別名に準拠します。<なし>は、指定された表からのメンバーに対する別名のバインディングを除去します。 なし いいえ

ディメンションで定義された各別名表の列ヘッダーが1つ表示されます。デフォルトは各ディメンションについて事前定義された別名表です。

集計に有効 未使用 N/A N/A いいえ
データ・ストレージ データ・ストレージ テキスト: 保管動的計算および保管動的計算共有しない共有ラベルのみ 親から継承。親がルート・メンバーの場合、デフォルトは「共有しない」です いいえ
2パス計算 2パス計算 TrueFalseまたは整数: 非ゼロは真、ゼロは偽 親から継承 いいえ
説明 説明 テキスト。Planningの最大文字数制限に準拠します。<none>は説明を除去します なし いいえ
テキスト。有効な式構文のOracle Essbase制限に準拠します。<none>は式を除去します なし いいえ
UDA UDA 単一のUDAテキスト値または引用符で囲まれ、カンマで区切られたUDAテキスト値のリスト。存在しないUDAはディメンションに追加され、既存のUDAバインディングは再指定していない場合、結果の保存内容から除去されます。何も指定していない場合にはバインディングをそのまま残します。<なし>は既存のUDAのバインディングをすべて除去します。 なし いいえ
スマート・リスト スマート・リスト テキスト。アプリケーション用にすでに定義されたスマート・リストの名前に制限されます。データ型がスマート・リストに設定されている場合にのみ指定する必要があります。<none>は既存のスマート・リスト・バインディングを除去します なし いいえ
データ型 データ型 テキスト: 未指定通貨通貨以外パーセンテージスマート・リスト日付テキスト 親から継承。通貨メンバーがルート・ディメンションの下に追加される場合 いいえ
操作   テキスト: 更新、レベル0の削除子孫(含む)の削除子孫の削除 更新 いいえ
勘定科目タイプ 勘定科目タイプ テキスト: 支出収益資産負債自己資本保存された仮定 親から継承。メンバーがルート・ディメンションの下に追加される場合は、収益 いいえ
タイム・バランス タイム・バランス テキスト: フロー最初残高平均avg_actualavg_365入力 親から継承(勘定科目タイプに対するデフォルトのタイム・バランス値: 支出: フロー 収益: フロー資産: 残高負債: 残高自己資本: 残高) いいえ
445を使用、544を使用、554を使用(システム設定に応じて、1つの列ヘッダーのみが表示されます。週次配分がアプリケーションに定義されていない場合、列ヘッダーは表示されません。) 週次配分(アプリケーションの「週次配分」が「均等」に設定されている場合、配分オプションは表示されません。) TrueFalseまたは整数: ゼロ以外は真、ゼロは偽 なし いいえ
値のスキップ   テキスト: なし欠落ゼロ欠落およびゼロなしである必要あり、勘定科目タイプが支出または収益の場合 親から継承 いいえ
為替レート・タイプ 為替レート・タイプ テキスト: なし平均終了履歴(なしは、データ型が通貨に設定されている場合には指定すべきではありません。それ以外の場合には指定する必要があります。) 親から継承。メンバーがルート・ディメンションの下に追加される場合は、平均 いいえ
差異レポート 差異レポート テキスト: 支出外支出。(勘定科目タイプが支出の場合は支出である必要があり、その他すべての勘定科目タイプの場合には支出外である必要があります。 親から継承。メンバーがルート・ディメンションの下に追加される場合は、費用外 いいえ
ソース・プラン・タイプ ソース・プラン・タイプ テキスト: プラン・タイプアプリケーションで定義された名前(たとえば、Plan1またはPlan2) Plan1またはアプリケーションで定義された最初のプラン・タイプの名前 いいえ
プラン・タイプ(Plan1) プラン・タイプ TrueFalseまたは整数: 非ゼロは真、ゼロは偽 親から継承 いいえ
集約(Plan1) 集約 テキスト: +-*/%~なし 親から継承。親がルート・メンバーである場合、デフォルトは+。年についてのデフォルトは~(無視) いいえ
プラン・タイプ(Plan2) プラン・タイプ TrueFalseまたは整数: 非ゼロは真、ゼロは偽 親から継承 いいえ
集約(Plan2) 集約 テキスト: +-*/%~なし 親から継承。親がルート・メンバーの場合、デフォルトは+。年についてはデフォルトは~(無視) いいえ
プラン・タイプ(Plan3) プラン・タイプ TrueFalseまたは整数: 非ゼロは真、ゼロは偽 親から継承 いいえ
集約(Plan3) 集約 テキスト: +-*/%~なし 親から継承します。親がルート・メンバーの場合、デフォルトは+です。年の場合、デフォルトは~(無視)です。 いいえ
属性ディメンション名(このプロパティは疎の「勘定科目」、「エンティティ」またはユーザー定義ディメンションで使用できます) 属性 属性ディメンションで定義された属性の名前: 再度指定されないかぎり、既存の属性バインディングはその後の保存内容で除去されます。指定されたものはバインディングをそのまま残しません。<なし>はメンバーについてすべての既存の属性バインディングを除去します。1つの列ヘッダーはディメンションで定義される各属性ディメンションについて表示します。 なし いいえ