フォームへのデータ検証ルールの組込み

「レイアウト」タブで、検証ルールをグリッド、列、行またはセルに対して追加および更新できます。ルールを処理することで、セルの色の変更、データ入力時の検証メッセージの表示、プランニング・ユニットの移動パスの変更ができます。検証ルールはフォームとともに保存されます。

データ検証ルールを追加する前に、ルールが実行する関数について検討し、ルールの範囲をプランすることが重要です。検証ルールのプランニングおよび実装に関する詳細とベスト・プラクティスは、データ検証の管理を参照してください。

フォームにデータ検証ルールを組み込むには:

  1. フォームを開き「レイアウト」をクリックします。
  2. 「検証ルール」を選択してから、次のオプションを選択します。

    注:

    表示されるメニュー・オプションはコンテキスト依存であり、ルールがすでに追加されているかどうか、および前にメニュー・オプションを選択しているかどうかによって異なります。たとえば、ルールが含まれるセルを右クリックして「検証ルールのコピー」を選択した場合、別のセルを右クリックすると、「検証ルールの貼付け」メニュー・オプションが表示されます。

    表6-7 「検証ルール」のオプション

    オプション 説明
    検証ルールの追加/編集 「データ検証ルール・ビルダー」ダイアログ・ボックスの条件ビルダー領域で既存のルールを追加または編集します。
    検証ルールのコピー 貼り付けるために選択したルールを新しい場所にコピーします。
    検証ルールの貼付け すでにコピーしたルールを新しい場所に貼り付けます。
    このフォームへのアクセス権を持つユーザーについてのみ検証 現在ログインしているユーザーがフォームへのアクセス権を持たない場合は、プランニング・ユニットの検証時に、フォームに関連する検証を実行しません。
    既存のブロックがあるページについてのみ検証 有効化されている場合、Oracle Hyperion Planningにより潜在的ブロックが含まれるページの組合せが自動的に検出され、そのページの組合せに対してのみ検証が実行されます。これにはいくつかの例外があります。ページの組合せに動的計算、動的計算および保管、ラベルのみ、または子メンバーが1つ含まれる保管が含まれる場合、そのページは常にロードされます。
    ユーザーがアクセス権を持つセルおよびページについてのみ検証 有効化されている場合、管理者ではなく現在ログインしているユーザーとして検証が行われ、フォーム・メンバーにはユーザーのセキュリティが適用されます。
  3. データ検証ルールの作成および更新の説明に従って、ルールを作成して検証します。
  4. フォームで、フォームの構築を続行するため「次」をクリックしてから、フォームを検証および保存します。