ビジネス・ルールの起動ログ・プロパティの設定

アプリケーション・プロパティを設定して、Oracle Hyperion Calculation Managerのビジネス・ルールを起動したときにロギングを有効にできます。

注:

ログに書き込まれるメッセージのレベルは、ODL logging.xmlファイルで指定されているロギング・レベルによって決まります。ODLのメッセージ・タイプおよびロギング・レベルの詳細は、 Oracle Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成トラブルシューティング・ガイド を参照してください。

ロギングを有効に設定できるアプリケーション・プロパティがあります:

  • BUSINESS_RULE_LAUNCH_LOG_ENABLED: Calculation Managerのビジネス・ルールが実行されたときにロギングを有効にし、次の2つのプロパティがtrueに設定されているかどうかを確認します。このプロパティのデフォルト設定はFALSEです。

  • BUSINESS_RULE_LAUNCH_LOG_RTP_VALUES: trueに設定すると、ランタイム・プロンプト値がログに記録されます。このプロパティのデフォルト設定はFALSEです。

  • BUSINESS_RULE_LAUNCH_LOG_CALC_SCRIPT: trueに設定されている場合、Oracle Essbaseに送信される計算スクリプトがログに記録されます。このプロパティのデフォルト設定はFALSEです。

Calculation Managerビジネス・ルールの起動ロギング・プロパティを設定するには:

  1. 「管理」「アプリケーション」「プロパティ」の順に選択します。
  2. 「アプリケーション・プロパティ」を選択し、Oracle Hyperion Planningアプリケーションのプロパティと値を設定します。
  3. 「追加」をクリックしてプロパティを追加し、空白行にプロパティを入力し、「プロパティ値」に値(TrueまたはFalse)を入力します:
    • BUSINESS_RULE_LAUNCH_LOG_ENABLED

    • BUSINESS_RULE_LAUNCH_LOG_RTP_VALUES

    • BUSINESS_RULE_LAUNCH_LOG_CALC_SCRIPT

  4. 「保存」をクリックして、変更を確認します。

これらのプロパティでロギングが有効に設定されている場合は、次のファイルがログ・ファイル・ディレクトリに書き込まれます:

  • Planning_CalcLaunch.logファイルには、ビジネス・ルール起動の開始時刻および終了時刻、ユーザー、実行時プロンプト値、および計算スクリプトについての情報が記録されます。

  • Planning_CalcExecution.logファイルには、ビジネス・ルールの実行中に発生するその他の例外を記録されます。

  • Planning_CalcDeploy.logファイルには、デプロイ中に発生するエラーが記録されます。