アプリケーション・プロパティを設定して、Oracle Hyperion Calculation Managerのビジネス・ルールを起動したときにロギングを有効にできます。
注:
ログに書き込まれるメッセージのレベルは、ODL logging.xml
ファイルで指定されているロギング・レベルによって決まります。ODLのメッセージ・タイプおよびロギング・レベルの詳細は、 Oracle Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成トラブルシューティング・ガイド を参照してください。
ロギングを有効に設定できるアプリケーション・プロパティがあります:
BUSINESS_RULE_LAUNCH_LOG_ENABLED
: Calculation Managerのビジネス・ルールが実行されたときにロギングを有効にし、次の2つのプロパティがtrueに設定されているかどうかを確認します。このプロパティのデフォルト設定はFALSEです。
BUSINESS_RULE_LAUNCH_LOG_RTP_VALUES
: trueに設定すると、ランタイム・プロンプト値がログに記録されます。このプロパティのデフォルト設定はFALSEです。
BUSINESS_RULE_LAUNCH_LOG_CALC_SCRIPT
: trueに設定されている場合、Oracle Essbaseに送信される計算スクリプトがログに記録されます。このプロパティのデフォルト設定はFALSEです。
Calculation Managerビジネス・ルールの起動ロギング・プロパティを設定するには:
これらのプロパティでロギングが有効に設定されている場合は、次のファイルがログ・ファイル・ディレクトリに書き込まれます:
Planning_CalcLaunch.log
ファイルには、ビジネス・ルール起動の開始時刻および終了時刻、ユーザー、実行時プロンプト値、および計算スクリプトについての情報が記録されます。
Planning_CalcExecution.log
ファイルには、ビジネス・ルールの実行中に発生するその他の例外を記録されます。
Planning_CalcDeploy.log
ファイルには、デプロイ中に発生するエラーが記録されます。