- LIVE
- 作業領域階層内の最上位の作業領域の名前。
- 「作業領域階層」も参照。
N
- nonwriterサイト(nonwriter site)
- Workspace Managerのレプリケーション環境におけるマルチマスター・グループ内のwriterサイト以外のマスター・サイト。nonwriterサイトは、書込み操作は実行できないが、CreateSavepointまたはSELECT問合せなどすべての読込み操作をバージョン対応表に対して実行できる。
- 「writerサイト」も参照。
W
- writerサイト(writer site)
- Workspace Managerレプリケーション環境のマスター定義サイト。writerサイトのみ、バージョン対応表に対して、作業領域操作、DML操作およびDDL操作を実行できる。マルチマスター・グループ内の他のすべてのサイトは、nonwriterサイトである。
- 「nonwriterサイト」も参照。
あ
- アクセス制限(作業領域)(freezing(a workspace))
- 作業領域にあるバージョン対応行のデータに対する変更を不可にし、作業領域へのアクセスを制限する。
- アクセス制限の解除(作業領域)(unfreezing(a workspace))
- アクセス制限操作の逆。
- 「アクセス制限(作業領域)」も参照。
- アクティブ・バージョン(active version)
- 「現行バージョン」を参照。
- 暗黙的セーブポイント(implicit savepoint)
- 新規作業領域が作成されると、自動的に作成されるセーブポイント。
- 「セーブポイント」、「明示的セーブポイント」および「削除可能なセーブポイント」も参照。
お
- 親作業領域(parent workspace)
- 別の作業領域(子作業領域)が作成された元の作業領域。
- 「子作業領域」および「作業領域階層」も参照。
き
- 競合(conflicts)
- 子作業領域および親作業領域内の行に対する変更に起因するデータ値の差異。競合はマージ時に検出され、競合ビューで表示される。
- 「マージ(作業領域)」も参照。
- 共有ロック(shared locking)
- 行がロックされた作業領域内のユーザーのみがその行を変更できるWorkspace Managerのロック・モード。
- 「ロック」も参照。
け
- 権限(privileges)
- Workspace Managerに対する一連の権限。標準的なOracleデータベース権限とは異なる。作業領域レベルの権限(xxx_WORKSPACE形式の名前が付いている)によって、ユーザーは指定された作業領域に対して影響を与えることができる。システム・レベルの権限(xxx_ANY_WORKSPACE形式の名前が付いている)によって、ユーザーはどの作業領域に対しても影響を与えることができる。
- 現行バージョン(current version)
- 現在、変更が行われているバージョン。
こ
- 子作業領域(child workspace)
- 親作業領域から作成された作業領域。
- 「親作業領域」および「作業領域階層」も参照。
- コンテキスト(context)
- 作業領域内のセッションで表示できるデータを決定する作業領域に関する情報。コンテキストは、GetSessionInfoプロシージャを使用して取得できる。
さ
- 作業領域(workspace)
- データベース内のデータに対して変更を加えるために1人以上のユーザーが共有できる仮想環境。作業領域の管理には、多数のユーザーが共有できる1つ以上の作業領域の管理が含まれる。
- 作業領域階層(workspace hierarchy)
- データベース内の作業領域の階層。たとえば、1つの作業領域が1つ以上の作業領域の親である可能性がある。デフォルトでは、作業領域は、最上位、つまり
LIVE
データベース作業領域から作成される。
- 作業領域管理(workspace management)
- 同一レコード(行)の異なるバージョンを1つ以上の作業領域に保持するためのデータベースの機能。
- 削除可能なセーブポイント(removable savepoint)
- CompressWorkspace、CompressWorkspaceTreeおよびDeleteSavepointプロシージャによって削除できる作業領域。明示的セーブポイントの場合、または子作業領域と依存性がない暗黙的セーブポイントの場合、セーブポイントは削除可能である。
- 「セーブポイント」、「明示的セーブポイント」および「暗黙的セーブポイント」も参照。
せ
- セッション・コンテキスト(session context)
- 「コンテキスト」を参照。
- セーブポイント(savepoint)
- 操作をロールバックできる作業領域内のポイント。セーブポイントは、セーブポイントの作成によって、セーブポイントが作成される前に、作業領域で実行された操作に対するダメージを回避できるという点でファイアウォールのような機能を持つ。
- 「明示的セーブポイント」、「暗黙的セーブポイント」および「削除可能なセーブポイント」も参照。
は
- 排他ロック(exclusive locking)
- ロックされている行に別のユーザーが変更を加えることを回避するWorkspace Managerのロック・モード。
- 「ロック」も参照。
- バージョン対応表(version-enabled table)
- 表内のすべての行がデータに関する複数のバージョンをサポートできるデータベースの表。バージョニングのインフラストラクチャは、データベース・ユーザーには表示されない。表がバージョン対応になると、ユーザーにとって関心のあるレコードの正確なバージョンが自動的に表示される。
ま
- マージ(作業領域)(merging(a workspace))
- 作業領域で行われた変更を親作業領域に適用する。
め
- 明示的セーブポイント(explicit savepoint)
- 明示的に作成されたセーブポイント。セーブポイントは、後で作業領域内で行う部分的なロールバックに使用できる。
- 「セーブポイント」、「暗黙的セーブポイント」および「削除可能なセーブポイント」も参照。
ゆ
- 有効期間(valid time)
- レコードが有効である期間、またはレコードが有効である期間を指定する機能。「有効日付」と呼ぶこともある。
- 有効期間フィルタ(valid time filter)
- 有効期間サポートがあるバージョン対応表に対する問合せに適用する期間。現在のセッションに対して有効期間フィルタが設定されている場合、指定された期間有効な行のみが戻される。
ろ
- ロック(locks)
- Workspace Managerが提供するバージョン・ロック。従来のOracleのデータベース・トランザクションで使用するロックとは異なる。このロックの主な目的は、親作業領域と子作業領域の間における行の競合を排除することにある。ロック操作はセッション・レベルで可能であり、当該セッションが存在する作業領域とは無関係なセッション・プロパティである。セッションに対してロックを適用すると、そのセッションに関与するすべての作業領域の行がロックされる。
- ロールバック(作業領域)(rolling back(a workspace))
- 作業領域内のすべての変更、またはセーブポイント(明示的セーブポイント)以降のすべての変更のいずれかを削除する。