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Oracle Database Workspace Manager開発者ガイド
11gリリース1(11.1)
E05678-02
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D Workspace Managerのエラー・メッセージ

この付録では、Workspace Managerのエラー・メッセージを示し、各エラーの原因と処置を示します(stringには文字列が入ります)。WM_ERROR_xxxは、ORA-20xxxと表されます(バージョンの推移により変更の可能性があります)。

WM_ERROR_1 name of column 'string' has more than 28 characters
原因: 名前が28文字を超える列を含む表をバージョン対応にしようとしました。
処置: その表のすべての列名が28文字以下であることを確認してください。
WM_ERROR_2 'string' is not allowed for workspace: 'string' frozen in 'string' mode
原因: アクセス制限された作業領域で操作を実行しました。
処置: 作業領域のアクセス制限を解除してから操作を再試行してください。
WM_ERROR_3 cannot modify primary key values for version-enabled table
原因: バージョン対応表で、主キー制約の列の1つ以上の値を変更するDML操作を実行しました。
処置: バージョン対応表の主キー制約の列ではDML操作を実行しないでください。
WM_ERROR_4 There are open short transactions on this table.
原因: 表に対してデータベース・トランザクションがオープンされているため、DisableVersioningが正常に実行されませんでした。
処置: データベース・トランザクションをオープンしているユーザーは、標準のデータベースのコミットまたはロールバックを発行する必要があります。
WM_ERROR_5 integrity constraint ('string'.'string') violated - child record found
原因: 参照整合性制約の親表内のレコードを、RESTRICTオプションを指定して削除または更新しようとしましたが、整合性制約の子表に一致するレコードがありました。RESTRICTは参照整合性制約のデフォルト・プロパティです。もう1つのプロパティはON DELETE CASCADEです。この制約では、親表内の対応する行が削除されると、子表内の依存する行も削除されます。CASCADEオプションは、親表から削除を行う場合にのみ適用されます。親表の更新は常にRESTRICTオプションに従います。
処置: 最初に、子表内の一致するすべてのレコードを削除してください。
WM_ERROR_6 integrity constraint ('string'.'string') violated - parent key not found
原因: 参照整合性制約の子表のレコードを削除または更新しようとしましたが、整合性制約の親表に一致するレコードがありませんでした。
処置: 最初に、一致するレコードを親表に挿入してください。
WM_ERROR_7 WM not found on the import platform
原因: インポート・プラットフォームにWorkspace Managerがインストールされていないため、バージョン対応データベースのインポートが正常に実行されませんでした。
処置: インポート・プラットフォームにWorkspace Managerをインストールし、再試行してください。
WM_ERROR_8 the import platform cannot have any versioned tables
原因: インポート・プラットフォームに1つ以上のバージョン対応表があるため、バージョン対応データベースのインポートが正常に実行されませんでした。
処置: インポート・プラットフォームにはバージョン対応表を含めることはできません。インポート・プラットフォームにWorkspace Managerを正しくインストールする必要があります。
WM_ERROR_9 the import platform has non-"LIVE" workspaces or explicit savepoints
原因: インポート・プラットフォームで、作業領域階層にLIVE以外の作業領域があるか、LIVE作業領域に明示的セーブポイントがあるため、バージョン対応データベースのインポートが正常に実行されませんでした。
処置: LIVE作業領域以外はインポート・プラットフォームに含めることができません。明示的セーブポイントは指定できません。インポート・プラットフォームにWorkspace Managerを正しくインストールする必要があります。
WM_ERROR_10 unique key violation
原因: 表の主キー制約に違反していたため、挿入操作が正常に実行されませんでした。
処置: 現在の作業領域内で、挿入操作が主キー制約に違反しないことを確認してください。
WM_ERROR_11 need to be on the latest version to delete
原因: LATESTバージョン以外の作業領域で削除が実行されたため、削除操作が正常に実行されませんでした。
処置: GotoWorkspaceプロシージャまたはGotoSavepointプロシージャを使用して、現行セッションを作業領域のLATESTバージョンで実行していることを確認してください。
WM_ERROR_12 need to be on the latest version to insert
原因: LATESTバージョン以外の作業領域で挿入が実行されたため、挿入操作が正常に実行されませんでした。
処置: GotoWorkspaceプロシージャまたはGotoSavepointプロシージャを使用して、現行セッションを作業領域のLATESTバージョンで実行していることを確認してください。
WM_ERROR_13 need to be on the latest version to update
原因: LATESTバージョン以外の作業領域で更新が実行されたため、更新操作が正常に実行されませんでした。
処置: GotoWorkspaceプロシージャまたはGotoSavepointプロシージャを使用して、現行セッションを作業領域のLATESTバージョンで実行していることを確認してください。
WM_ERROR_14 'string'.'string' has not been version enabled
原因: この操作は、バージョン対応表以外に対してはコールできないため、正常に実行されませんでした。
処置: 対象の表がバージョン対応であることを確認してください。
WM_ERROR_15 "/" is not allowed in a workspace name
原因: 作業領域名に「/」が含まれていたため、CreateWorkspaceが正常に実行されませんでした。
処置: 「/」が含まれていない別の作業領域名を選択してください。
WM_ERROR_16 "WM_ADMIN_ROLE" is required to version disable a table in another schema
原因: WM_ADMIN_ROLEロールを持つユーザー以外は別のスキーマ内の表をバージョン非対応にできないため、DisableVersioningが正常に実行されませんでした。
処置: この表をバージョン非対応にする前に、操作をコールするユーザーに必要な権限があることを確認してください。権限がない場合は、この表の所有者にこの表のバージョン非対応化を依頼してください。
WM_ERROR_17 "WM_ADMIN_ROLE" is required to version enable a table in another schema
原因: WM_ADMIN_ROLEロールを持つユーザー以外は別のスキーマ内の表をバージョン対応にできないため、EnableVersioningが正常に実行されませんでした。
処置: この表をバージョン対応にする前に、操作をコールするユーザーに必要な権限があることを確認してください。権限がない場合は、この表の所有者にこの表のバージョン対応化を依頼してください。
WM_ERROR_18 "WM_ADMIN_ROLE" or ownership is required to alter workspace attributes
原因: WM_ADMIN_ROLEを持つユーザーまたは作業領域の所有者以外は作業領域の属性を変更できないため、AlterWorkspaceが正常に実行されませんでした。
処置: 作業領域の属性を変更する前に、操作をコールするユーザーに必要な権限があることを確認してください。権限がない場合は、作業領域の所有者に作業領域の属性変更を依頼してください。
WM_ERROR_19 "WM_ADMIN_ROLE" or ownership is required to freeze a workspace
原因: WM_ADMIN_ROLEを持つユーザーまたは作業領域の所有者以外は作業領域を変更できないため、FreezeWorkspaceが正常に実行されませんでした。
処置: 作業領域へのアクセスを制限する前に、操作をコールするユーザーに必要な権限があることを確認してください。権限がない場合は、その作業領域の所有者にアクセス制限の実行を依頼してください。
WM_ERROR_20 "WM_ADMIN_ROLE" or ownership is required to set workspace lock mode
原因: WM_ADMIN_ROLEロールを持つユーザーまたは作業領域の所有者以外は作業領域のロック・モードを設定できないため、SetWorkspaceLockModeOnが正常に実行されませんでした。
処置: 作業領域のロック・モードを設定する前に、操作をコールするユーザーに必要な権限があることを確認してください。権限がない場合は、作業領域の所有者に作業領域のロック・モードの設定を依頼してください。
WM_ERROR_21 insufficient privileges to change savepoint attributes
原因: WM_ADMIN_ROLEロールを持つユーザー、または作業領域かセーブポイントの所有者以外はセーブポイントの属性を変更できないため、AlterSavepointが正常に実行されませんでした。
処置: セーブポイントの属性を変更する前に、操作をコールするユーザーに必要な権限があることを確認してください。権限がない場合は、作業領域の所有者またはセーブポイントの所有者に、セーブポイントの属性の変更を依頼してください。
WM_ERROR_22 insufficient privileges to delete savepoint
原因: WM_ADMIN_ROLEロールを持つユーザー、または作業領域かセーブポイントの所有者以外はセーブポイントを削除できないため、DeleteSavepointが正常に実行されませんでした。
処置: セーブポイントを削除する前に、操作をコールするユーザーに必要な権限があることを確認してください。権限がない場合は、作業領域の所有者またはセーブポイントの所有者に、セーブポイントの削除を依頼してください。
WM_ERROR_23 a workspace already exists with the name: 'string'
原因: システム内に同じ名前の作業領域がすでに存在するため、CreateWorkspaceが正常に実行されませんでした。Workspace Managerでは、作業領域名がデータベース全体で一意である必要があります。
処置: 別の作業領域名を選択し、再試行してください。
WM_ERROR_24 a workspace cannot be rolled back over an implicit savepoint
原因: RollbackWorkspace操作を、暗黙的セーブポイントを越えて、リーフ以外の作業領域に対してコールしました。
処置: 暗黙的セーブポイントを越えてロールバックしないでください。暗黙的セーブポイントを削除するには、子作業領域をマージまたは削除してください。
WM_ERROR_25 a table cannot be merged from the "LIVE" workspace
原因: 入力作業領域をLIVE作業領域に指定してMergeTableをコールしました。LIVE作業領域は作業領域階層ツリーのルート作業領域です。
処置: MergeTableのコールでは、作業領域パラメータをLIVEに指定しないでください。
WM_ERROR_27 a table cannot be refreshed to the "LIVE" workspace
原因: 入力作業領域をLIVE作業領域に指定してRefreshTableをコールしました。LIVE作業領域は作業領域階層ツリーのルート作業領域です。
処置: RefreshTableのコールでは、作業領域パラメータをLIVEに指定しないでください。
WM_ERROR_28 a table cannot be rolled back over an implicit savepoint
原因: RollbackTable操作を、暗黙的セーブポイントを越えて、リーフ以外の作業領域に対してコールしました。
処置: 暗黙的セーブポイントを越えてロールバックしないでください。暗黙的セーブポイントを削除するには、子作業領域をマージまたは削除してください。
WM_ERROR_29 cannot rollback this table using RollbackTable
原因: ロールバックする表が参照整合性制約に含まれているため、RollbackTableが正常に実行されませんでした。
処置: かわりに、RollbackWorkspaceまたはRollbackToSPを使用してください。
WM_ERROR_30 cannot merge this table using MergeTable
原因: マージする表が参照整合性制約に含まれているため、MergeTableが正常に実行されませんでした。
処置: かわりに、MergeWorkspaceを使用してください。
WM_ERROR_31 All version enabled tables owned by 'string' must be disabled first.
原因: 1つ以上のバージョン対応表を所有するデータベース・ユーザーを削除しようとしました。
処置: データベース・ユーザーを削除する前に、そのユーザーが所有するすべてのバージョン対応表が明示的に使用禁止にされていることを確認してください。
WM_ERROR_32 An index-organized table cannot be version enabled.
原因: Workspace Managerは索引構成表をサポートしません。
処置: バージョン対応にする表が索引構成表でないことを確認してください。
WM_ERROR_33 attempt to 'string' a row locked by: 'string' in workspace 'string'
原因: 行が事前にロックされていたため、DML操作が正常に実行されませんでした。
処置: 行のロックが解除されるまで待つか、ロックの所有者に、UnlockRowsプロシージャを使用してロックを解除することを依頼してください。表内でロックされている行を確認するには、表のxxx_LOCKビューを参照してください。
WM_ERROR_34 attempt to 'string' a row locked by 'string' in workspace: 'string'
原因: 行が事前にロックされていたため、DML操作が正常に実行されませんでした。
処置: 行のロックが解除されるまで待つか、ロックの所有者に、UnlockRowsプロシージャを使用してロックを解除することを依頼してください。表内でロックされている行を確認するには、表のxxx_LOCKビューを参照してください。
WM_ERROR_35 attempt to lock a row locked in workspace: 'string'
原因: 行がすでにロックされていて、新規のロックを取得できなかったため、この操作が正常に実行されませんでした。
処置: 行のロックが解除されるまで待つか、ロックの所有者に、UnlockRowsプロシージャを使用してロックを解除することを依頼してください。表内でロックされている行を確認するには、表のxxx_LOCKビューを参照してください。
WM_ERROR_36 attempt to lock a row locked by 'string'
原因: 行がすでにロックされていて、新規のロックを取得できなかったため、この操作が正常に実行されませんでした。
処置: 行のロックが解除されるまで待つか、ロックの所有者に、UnlockRowsプロシージャを使用してロックを解除することを依頼してください。表内でロックされている行を確認するには、表のxxx_LOCKビューを参照してください。
WM_ERROR_37 attempt to modify a WM generated procedure
原因: データベース・プロシージャを削除または再作成しようとしましたが、そのプロシージャがWorkspace Managerによって作成されていたため正常に実行されませんでした。
処置: このプロシージャは削除または再作成しないでください。
WM_ERROR_38 cannot disable version a table modified in non-LIVE workspaces
原因: 表がLIVE以外の作業領域で変更されたため、DisableVersioningが正常に実行されませんでした。
処置: この表を変更したすべての作業領域を削除またはマージしてください。この処置を行わない場合は、DisableVersioningのFORCEオプションを使用してください。
WM_ERROR_39 cannot drop tables involved in foreign key relationships
原因: データベース表を削除しようとしましたが、そのデータベース表が外部キーによってバージョン対応表と関連付けられていたため正常に実行されませんでした。
処置: 表を削除する前に、WM_RIC_INFOビューを参照して、外部キー関連を持つ表をバージョン非対応にしてください。
WM_ERROR_40 only grantor of a privilege may revoke it
原因: 付与者でないユーザーが権限を取り消そうとしました。
処置: この権限は取り消さないでください。
WM_ERROR_41 unable to set workspace lock mode
原因: 作業領域に1つ以上のバージョン対応表からの変更が含まれていたため、SetWorkspaceLockModeOnが正常に実行されませんでした。
処置: SetLockingOnを使用して、セッションのロック・モードを設定してください。SetWorkspaceLockModeOnは、バージョン対応表を変更したことがない作業領域にのみ使用してください。
WM_ERROR_42 cannot version enable tables owned by SYS
原因: Workspace Managerは、SYSユーザーが所有する表をバージョン対応にできないため、EnableVersioningが正常に実行されませんでした。
処置: SYSユーザーが所有する表に対してEnableVersioningをコールしないでください。
WM_ERROR_43 A continually refreshed workspace must be a leaf workspace.
原因: 作成する作業領域が、連続的にリフレッシュされる作業領域の子になるため、CreateWorkspaceが正常に実行されませんでした。連続的にリフレッシュされる作業領域は、リーフ作業領域である必要があるという制限があります。
処置: 連続的にリフレッシュされる作業領域から作業領域を作成しないでください。
WM_ERROR_44 insufficient privileges to merge data
原因: ユーザーが、コールした作業領域に対するACCESS権限とMERGE権限の両方を持っていないか、複数の親を持つ作業領域環境では、ユーザーがルート以外の作業領域に対するACCESS権限とMERGE権限の両方および複数の親を持つ作業領域グラフのルート作業領域に対するACCESS権限を持っていないため、マージ操作に失敗しました。
処置: GetPrivsファンクションを使用して、この操作をコールするユーザーが、必要な権限を持っていることを確認してください。
WM_ERROR_45 merge operation requires ACCESS privileges on the parent workspace
原因: マージ操作がコールされた作業領域の親作業領域ではACCESS権限が必要であるため、操作が正常に実行されませんでした。
処置: GetPrivsファンクションを使用して、操作をコールするユーザーが、対象の作業領域に対してACCESS権限を持っていることを確認してください。
WM_ERROR_46 commit/rollback open short transactions before calling CommitResolve
原因: データベース・トランザクションがオープンしていたため、CommitResolveが正常に実行されませんでした。
処置: データベース・トランザクションをオープンしているユーザーは、標準のデータベースのコミットまたはロールバックを発行する必要があります。
WM_ERROR_47 commit/rollback open short transactions before calling CompressWorkspace
原因: データベース・トランザクションがオープンしていたため、CompressWorkspaceが正常に実行されませんでした。
処置: データベース・トランザクションをオープンしているユーザーは、標準のデータベースのコミットまたはロールバックを発行する必要があります。
WM_ERROR_48 commit/rollback open short transactions before calling CompressWorkspaceTree
原因: データベース・トランザクションがオープンしていたため、CompressWorkspaceTreeが正常に実行されませんでした。
処置: データベース・トランザクションをオープンしているユーザーは、標準のデータベースのコミットまたはロールバックを発行する必要があります。
WM_ERROR_49 commit/rollback open short transactions before calling DeleteSavepoint
原因: データベース・トランザクションがオープンしていたため、DeleteSavepointが正常に実行されませんでした。
処置: データベース・トランザクションをオープンしているユーザーは、標準のデータを発行する必要があります。
WM_ERROR_50 commit/rollback open short transactions before calling GotoWorkspace
原因: データベース・トランザクションがオープンしていたため、GotoWorkspaceが正常に実行されませんでした。
処置: データベース・トランザクションをオープンしているユーザーは、標準のデータベースのコミットまたはロールバックを発行する必要があります。
WM_ERROR_51 commit/rollback open short transactions before calling RollbackResolve
原因: データベース・トランザクションがオープンしていたため、RollbackResolveが正常に実行されませんでした。
処置: データベース・トランザクションをオープンしているユーザーは、標準のデータベースのコミットまたはロールバックを発行する必要があります。
WM_ERROR_52 CommitResolve can be called only after BeginResolve has been invoked
原因: BeginResolveを事前にコールしなかったため、CommitResolveが正常に実行されませんでした。
処置: 競合を解消するには、BeginResolveを発行してからResolveConflictsを発行し、最後にCommitResolveを発行してください。
WM_ERROR_53 CompressWorkspace operation requires ACCESS and MERGE privileges on the workspace
原因: 操作がコールされた作業領域では、ACCESS権限とMERGE権限の両方が必要であるため、その操作が正常に実行されませんでした。
処置: GetPrivsファンクションを使用して、操作をコールするユーザーが、対象の作業領域に対して必要な権限を持っていることを確認してください。
WM_ERROR_54 CompressWorkspace operation requires ACCESS privilege on the workspace
原因: 操作がコールされた作業領域では、ACCESS権限が必要であるため、操作が正常に実行されませんでした。
処置: GetPrivsファンクションを使用して、操作をコールするユーザーが、対象の作業領域に対して必要な権限を持っていることを確認してください。
WM_ERROR_55 conflicts detected for workspace: 'string' in table: 'string'
原因: 表の競合が検出されたため、操作が正常に実行されませんでした。
処置: 競合を解消するには、BeginResolveを発行してからResolveConflictsを発行し、最後にCommitResolveを発行してください。この処置を行わない場合は、この操作をコールしないでください。
WM_ERROR_56 conflicts detected for workspace: 'string' in table: 'string'.'string'
原因: 表の競合が検出されたため、操作が正常に実行されませんでした。
処置: 競合を解消するには、BeginResolveを発行してからResolveConflictsを発行し、最後にCommitResolveを発行してください。この処置を行わない場合は、この操作をコールしないでください。
WM_ERROR_57 CreateSavepoint operation requires ACCESS privileges on the workspace
原因: 操作がコールされた作業領域では、ACCESS権限が必要であるため、操作が正常に実行されませんでした。
処置: GetPrivsファンクションを使用して、操作をコールするユーザーが、対象の作業領域に対して必要な権限を持っていることを確認してください。
WM_ERROR_58 RemoveWorkspace operation requires ACCESS and REMOVE privileges on the workspace
原因: 操作がコールされた作業領域では、ACCESS権限とREMOVE権限の両方が必要であるため、その操作が正常に実行されませんでした。
処置: GetPrivsファンクションを使用して、操作をコールするユーザーが、対象の作業領域に対して必要な権限を持っていることを確認してください。
WM_ERROR_59 entry already exists in spatial metadata table for 'string'_WM
原因: 空間メタデータ表に空間表のエントリがすでに含まれていたため、その空間表に対するEnableVersioningが正常に実行されませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
WM_ERROR_60 user must call BeginResolve or have WM_ADMIN_ROLE to invoke RollbackResolve
原因: RollbackResolveは、RollbackResolveをコールするユーザーが、事前にBeginResolveもコールしている場合、またはWM_ADMIN_ROLEロールを持つ場合にのみ正常に実行されます。
処置: RollbackResolveをコールする前に、コールするユーザーに必要な権限があることを確認してください。この処置を行わない場合は、BeginResolve操作を発行したユーザーにRollbackResolveのコールを依頼してください。
WM_ERROR_61 versioned objects have to be version disabled before being dropped
原因: データベース表またはビューを削除しようとしましたが、その表またはビューがバージョン対応表と関連付けられていたため正常に実行されませんでした。
処置: 最初に表をバージョン非対応にしてください。ビューの場合は、ビューに関連付けられた表をバージョン非対応にしてください。
WM_ERROR_62 versioned table: 'string' does not exist
原因: 入力として渡した表が存在しなかったか、バージョン対応でなかったため、操作が正常に実行されませんでした。
処置: 既存のバージョン対応表を入力として渡してください。
WM_ERROR_63 need to be on the latest version to create a continually refreshed workspace.
原因: LATESTバージョン以外の作業領域内でセッションを実行したため、CreateWorkspaceが正常に実行されませんでした。
処置: GotoWorkspaceプロシージャまたはGotoSavepointプロシージャを使用して、現行セッションを作業領域のLATESTバージョンで実行していることを確認してください。
WM_ERROR_64 need to be on the latest version to create a savepoint
原因: LATESTバージョン以外の作業領域内でセッションを実行したため、CreateSavepointが正常に実行されませんでした。
処置: GotoWorkspaceプロシージャまたはGotoSavepointプロシージャを使用して、現行セッションを作業領域のLATESTバージョンで実行していることを確認してください。
WM_ERROR_65 grantor and grantee may not be the same user
原因: 権限の付与または取消しを実行するユーザーと、対象のユーザーが同じです。
処置: 権限の付与または取消しを実行するユーザーを、操作対象のユーザーに指定しないでください。権限の付与または取消しは、異なるユーザー間で実行する必要があります。
WM_ERROR_66 unable to version enable this table with history option
原因: VIEW_WO_OVERWRITEオプションまたはVIEW_W_OVERWRITEオプションを指定して表をバージョン対応にしようとしましたが、主キー列の列名の長さの合計が600を超えていました。
処置: 主キー列の名前を変更してください。
WM_ERROR_67 grantee must be an existing user, an existing role or PUBLIC
原因: 無効な権限受領者パラメータを指定して権限付与操作を実行しようとしました。
処置: 権限受領者には、既存のユーザー、ロールまたはPUBLICのみ指定できます。権限受領者パラメータのスペルが正しいことを確認してください。
WM_ERROR_68 input parameter grant_option must be "YES" or "NO"
原因: 無効な入力パラメータを指定してGrantWorkspacePrivプロシージャまたはGrantSystemPrivプロシージャをコールしようとしました。
処置: GrantWorkspacePrivプロシージャまたはGrantSystemPrivプロシージャに渡すパラメータが有効であることを確認してください。grant_optionパラメータには、YESまたはNOのみ指定できます。
WM_ERROR_69 invalid in_date time for GotoDate
原因: 現行作業領域の作成時間より短いin_date時間を指定してGotoDateをコールしました。
処置: GotoDateのin_dateパラメータは、現行作業領域の作成時間以上の値に設定する必要があります。
WM_ERROR_70 insufficient privileges on 'string' to lock rows
原因: バージョン対応表で、その表に必要な権限がないユーザーがLockRowsプロシージャをコールしようとしました。
処置: 操作をコールする前に、コールするユーザーに必要な権限があることを確認してください。lockRowsプロシージャをコールするユーザーは、対象のバージョン対応表に対してSELECT権限、INSERT権限、UPDATE権限およびDELETE権限を持っている必要があります。
WM_ERROR_71 insufficient privileges on 'string' to unlock rows
原因: バージョン対応表で、その表に必要な権限がないユーザーがUnlockRowsプロシージャをコールしようとしました。
処置: 操作をコールする前に、コールするユーザーに必要な権限があることを確認してください。UnlockRowsプロシージャをコールするユーザーは、対象のバージョン対応表に対してSELECT権限、INSERT権限、UPDATE権限およびDELETE権限を持っている必要があります。
WM_ERROR_72 insufficient privileges on 'string'.'string'
原因: バージョン対応表で、その表に必要な権限がないユーザーがResolveConflictsプロシージャをコールしようとしました。
処置: 操作をコールする前に、コールするユーザーに必要な権限があることを確認してください。ResolveConflictsプロシージャをコールするユーザーは、競合を解消するバージョン対応表に対してSELECT権限、INSERT権限、UPDATE権限およびDELETE権限を持っている必要があります。
WM_ERROR_73 insufficient privileges to ACCESS the workspace: 'string'
原因: 入力作業領域に対して指定された権限を必要とする操作をコールしようとしました。
処置: 操作をコールする前に、コールするユーザーに必要な権限があることを確認してください。権限は、GrantWorkspacePrivプロシージャまたはGrantSystemPrivプロシージャを使用して付与できます。作業領域に対して持っている権限を確認するには、GetPrivsファンクションを使用してください。
WM_ERROR_74 insufficient privileges to ACCESS the parent workspace: 'string'
原因: 入力作業領域の親作業領域に対して、指定された権限を必要とする操作をコールしようとしました。
処置: 操作をコールする前に、コールするユーザーに必要な権限があることを確認してください。権限は、GrantWorkspacePrivプロシージャまたはGrantSystemPrivプロシージャを使用して付与できます。作業領域に対して持っている権限を確認するには、GetPrivsファンクションを使用してください。
WM_ERROR_75 insufficient privileges to create a child workspace of: 'string'
原因: 作業領域に必要な権限がないユーザーが、その作業領域からCreateWorkspaceプロシージャをコールしようとしました。
処置: 操作をコールする前に、コールするユーザーに必要な権限があることを確認してください。作業領域から別の作業領域を作成するには、操作をコールするユーザーがその作業領域に対してCREATE権限を持っている必要があります。権限は、GrantWorkspacePrivプロシージャまたはGrantSystemPrivプロシージャを使用して付与できます。作業領域に対して持っている権限を確認するには、GetPrivsファンクションを使用してください。
WM_ERROR_76 insufficient privileges to grant 'string'
原因: GrantWorkspacePrivプロシージャまたはGrantSystemPrivプロシージャに必要な権限がないユーザーが、これらの操作をコールしようとしました。
処置: コールするユーザーに、権限を付与するために必要な権限があることを確認してください。ユーザーが他のユーザーに権限を付与するには、GRANTオプションを指定した権限を付与されている必要があります。
WM_ERROR_77 insufficient privileges on the versioned table 'string'
原因: バージョン対応表に必要な権限がないユーザーが、Workspace Managerプロシージャをコールしようとしました。
処置: 操作をコールする前に、コールするユーザーに必要な権限があることを確認してください。作業領域全体に対するすべてのWorkspace Manager操作では、コールするユーザーが、入力作業領域内で変更されたすべてのバージョン対応表に対してSELECT権限、INSERT権限、UPDATE権限およびDELETE権限を持っている必要があります。
WM_ERROR_78 insufficient privileges on the versioned table: 'string'.'string'
原因: バージョン対応表に必要な権限がないユーザーが、Workspace Managerプロシージャをコールしようとしました。
処置: 操作をコールする前に、コールするユーザーに必要な権限があることを確認してください。作業領域全体に対するすべてのWorkspace Manager操作では、コールするユーザーが、入力作業領域内で変更されたすべてのバージョン対応表に対してSELECT権限、INSERT権限、UPDATE権限およびDELETE権限を持っている必要があります。
WM_ERROR_79 WM internal error ['string']
原因: Workspace Manager操作で内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
WM_ERROR_80 invalid "hist" parameter for EnableVersioning
原因: EnableVersioningプロシージャのhistパラメータに無効な値を指定しました。
処置: histパラメータに有効な値は、NONEVIEW_W_OVERWRITEおよびVIEW_WO_OVERWRITEです。
WM_ERROR_81 invalid column name specified in the where-clause
原因: 無効なwhere_clauseパラメータを入力として指定してWorkspace Managerプロシージャをコールしようとしました。
処置: 入力するwhere_clauseパラメータに含まれる列名がすべて有効であり、構文が正しいことを確認してください。
WM_ERROR_82 invalid privilege type: 'string' was specified as input
原因: 無効なpriv_typeパラメータを指定してGrantまたはRevoke Privilegeプロシージャをコールしようとしました。
処置: GrantまたはRevoke Privilegeプロシージャに渡すパラメータが有効であることを確認してください。有効な権限タイプは、ACCESS_WORKSPACEMERGE_WORKSPACEROLLBACK_WORKSPACEREVOKE_WORKSPACEおよびCREATE_WORKSPACEです。
WM_ERROR_83 invalid user specified for the freezewriter parameter
原因: 無効なfreezewriterパラメータを指定してFreezeWorkspaceプロシージャをコールしました。
処置: FreezeWorkspaceプロシージャに入力として渡すfreezewriterパラメータが既存のデータベース・ユーザーであることを確認してください。
WM_ERROR_84 invalid value for lock_mode - "E" or "S" expected
原因: LockRowsプロシージャのlock_modeパラメータに無効な値を指定しました。
処置: lock_modeに有効な値を指定してください。有効なlock_mode値は、EおよびS(デフォルトはE)です。
WM_ERROR_85 invalid value for the lock_mode argument - "E", "S" or "ES" expected
原因: UnlockRowsプロシージャのlock_modeパラメータ(5番目のパラメータ)に無効な値を指定しました。
処置: lock_modeに有効な値を指定してください。有効なlock_mode値は、ESおよびES(デフォルトはES)です。
WM_ERROR_86 invalid value for the all_or_user argument - "ALL" or "USER" expected
原因: UnlockRowsプロシージャのall_or_userパラメータ(4番目のパラメータ)に無効な値を指定しました。
処置: all_or_userに有効な値を指定してください。有効なall_or_user値は、ALLおよびUSER(デフォルトはUSER)です。
WM_ERROR_87 IsWorkspaceOccupied cannot be used for "LIVE" workspace
原因: LIVE作業領域に対してIsWorkspaceOccupiedをコールしようとしました。
処置: Workspace Managerは、LIVE以外の作業領域に対してのみIsWorkspaceOccupiedのコールを許可します。LIVE作業領域は、接続中のすべてのセッションのデフォルト作業領域であり、Workspace ManagerはLIVE作業領域内のユーザーを監視しません。LIVE作業領域に対してはこのメソッドをコールしないでください。
WM_ERROR_88 IsWorkspaceOccupied requires ACCESS privilege on the workspace
原因: ユーザーにACCESS権限がない作業領域に対してIsWorkspaceOccupiedをコールしました。
処置: IsWorkspaceOccupiedは、ユーザーにACCESS権限がある作業領域に対してのみコールしてください。
WM_ERROR_89 "LIVE" workspace can be frozen only in (READ_ONLY, 1WRITER, 1WRITER_SESSION, WM_ONLY) modes
原因: LIVE作業領域をNO_ACCESSモードでアクセス制限しようとしました。Workspace Managerは、LIVE作業領域に対してこのモードをサポートしません。
処置: READ_ONLY1WRITER1WRITER_SESSIONWM_ONLYのいずれかのモードを使用して、LIVE作業領域のアクセス制限をしてください。
WM_ERROR_90 lock operation requires ACCESS privilege on the parent workspace
原因: ユーザーにACCESS権限がない親作業領域を持つ作業領域に対してLockRowsをコールしました。
処置: そのユーザーには、LockRowsがコールされた作業領域の親作業領域に対するACCESS権限が必要です。
WM_ERROR_91 lock operation requires ACCESS privilege on the workspace
原因: ユーザーにACCESS権限がない作業領域に対してLockRowsをコールしました。
処置: そのユーザーには、LockRowsがコールされた作業領域に対するACCESS権限が必要です。
WM_ERROR_92 cannot 'string' because locking is on and row is already versioned
原因: バージョン対応表の行に共有ロックまたは排他ロックを設定しようとしましたが、その行が他の作業領域でバージョン対応にされていたため正常に実行されませんでした。
処置: 他の作業領域でバージョン対応にされている行を更新、削除または挿入するには、現行セッションでロックを解除する必要があります。表内でロックされている行を確認するには、表のxxx_LOCKビューを参照してください。
WM_ERROR_93 The multi-workspace view requires ACCESS privilege on the workspace : 'string'
原因: ユーザーにACCESS権限がない作業領域の名前を指定して、SetMultiWorkspacesをコールしました。
処置: SetMultiWorkspacesには、ユーザーにACCESS権限がある作業領域の名前のみを渡してください。
WM_ERROR_94 non-existent versioned table: 'string'.'string'
原因: バージョン対応表以外の表に対してこの操作をコールしました。
処置: この操作は、バージョン対応表に対してのみコールできます。対象の表がバージョン対応であることを確認してください。データベース内のすべてのバージョン対応表を参照するには、xxx_VERSIONED_TABLESビューを参照してください。
WM_ERROR_95 null savepoint name passed in as input
原因: セーブポイント名パラメータをNULLに指定してWorkspace Managerプロシージャをコールしようとしました。
処置: このプロシージャを正常に実行するには、NULL以外のセーブポイント・パラメータを渡す必要があります。
WM_ERROR_96 null workspace name passed in as input
原因: Workspace Manager操作への入力としてNULL値を渡しました。
処置: この操作を正常に実行するには、NULL以外の作業領域パラメータを渡す必要があります。
WM_ERROR_97 null table name parameter passed in
原因: MergeTableテーブル名をNULLに指定してMergeTableをコールしました。
処置: マージするバージョン対応表の名前を指定してください。
WM_ERROR_98 Number of workspaces in the multi-workspace view cannot be greater than 8.
原因: 作業領域名を9個以上指定してSetMultiWorkspacesをコールしました。
処置: 8個以下の作業領域名を指定してSetMultiWorkspacesをコールしてください。
WM_ERROR_99 WM failed to install - system triggers not properly created
原因: Workspace Managerが生成したデータベース・トリガーの1つが正しく作成されていませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
WM_ERROR_100 'string' is both parent and child tables of referential integrity constraints
原因: 参照整合性制約の親表であり子表でもある表をバージョン対応にしようとしました。
処置: EnableVersioningプロシージャへの同一コールでは、表名をカンマで区切ったリストを指定して、親子両方の表をバージョン対応にしてください。
WM_ERROR_101 child table must be version enabled
原因: 参照整合性制約の子表がバージョン対応でない親表を、バージョン対応にしようとしました。
処置: 表をバージョン対応にする前に、その表を親表とする参照整合性制約(自己参照型整合性制約を除く)のすべての子表を、バージョン対応にしておく必要があります。
WM_ERROR_102 cannot version enable this table
原因: CASCADEオプションを指定した自己参照型整合性制約以外の子表であり、自己参照型整合性が定義されている表をバージョン対応にしようとしました。
処置: アプリケーション・セマンティクスが許可する場合は、CASCADEオプションをRESTRICTオプションに変更してください。
WM_ERROR_103 cannot version disable this table with force option
原因: 参照整合性制約の親表である表をバージョン非対応にしているときに、FORCEオプションを指定しました。
処置: 参照整合性制約の親表である表をバージョン非対応にしているときに、FORCEオプションを指定することはできません。LIVE以外の作業領域内でこの表に対して実行した変更をすべてコミットまたはロールバックしてから、FORCEオプションを指定せずに表をバージョン対応にしてください。
WM_ERROR_104 cannot version disable this table
原因: 参照整合性制約の親表がバージョン対応である子表を、バージョン非対応にしようとしました。
処置: この表をバージョン非対応にする前に、親表をバージョン非対応にしてください。
WM_ERROR_105 owner of constraint ('string'.'string') must have select privilege on the parent
原因: 別の表との参照整合性制約の子表である表をバージョン対応にしようとしましたが、その表の所有者に、親表に対するSELECT権限がありませんでした。
処置: Workspace Managerでは、参照整合性制約の子表をバージョン対応にするには、子表の所有者が親表に対するSELECT権限を取得する必要があります。バージョン対応にする表の所有者に、親表に対するSELECT権限を付与してください。
WM_ERROR_106 select and delete privileges needed on the child of constraint ('string'.'string')
原因: 別の表との参照整合性制約の親表である表をバージョン対応にしようとしましたが、その表の所有者に、子親表に対するSELECT権限またはDELETE権限がありませんでした。
処置: Workspace Managerでは、参照整合性制約の親表をバージョン対応にするには、親表の所有者が子表に対するSELECT権限およびDELETE権限を取得する必要があります。バージョン対応にする表の所有者に、子表に対するSELECT権限およびDELETE権限を付与してください。
WM_ERROR_107 select privilege needed on the child of constraint ('string'.'string')
原因: 別の表との参照整合性制約の親表である表をバージョン対応にしようとしましたが、その表の所有者に、子表に対するSELECT権限がありませんでした。
処置: Workspace Managerでは、参照整合性制約の親表をバージョン対応にするには、親表の所有者が子表に対するSELECT権限およびDELETE権限を取得する必要があります。バージョン対応にする表の所有者に、子表に対するSELECT権限およびDELETE権限を付与してください。
WM_ERROR_108 triggering event 'string' not allowed
原因: INSERT、UPDATEまたはDELETE形式のトリガー・イベントを指定しました。
処置: そのトリガーを削除し、挿入、更新および削除用に別々のトリガー(ただし本文は同一)を再作成してください。
WM_ERROR_109 a table with unique constraints cannot be version enabled
原因: 一意制約が定義された表をバージョン対応にしようとしました。
処置: 表に定義されている一意制約を削除してからバージョン対応にしてください。パフォーマンス向上のために表に索引を作成する必要がある場合は、関連する一連の列に一意索引以外の索引を作成してください。Oracleは、作成された索引を使用して、バージョン対応表に対する問合せを必要に応じて最適化します。
WM_ERROR_112 insufficient privileges to refresh data
原因: ユーザーが、コールした子作業領域に対するACCESS権限とMERGE権限の両方を持っていないか、複数の親を持つ作業領域環境では、ユーザーがルート以外の作業領域に対するACCESS権限とMERGE権限の両方および複数の親を持つ作業領域グラフのルート作業領域に対するACCESS権限を持っていないため、リフレッシュ操作に失敗しました。
処置: GetPrivsファンクションを使用して、この操作をコールするユーザーが、必要な権限を持っていることを確認してください。
WM_ERROR_113 refresh operation requires ACCESS privileges on the parent workspace
原因: RefreshTableまたはRefreshWorkspaceをコールしようとしましたが、親作業領域に対するACCESS権限がユーザーにありませんでした。
処置: RefreshTableまたはRefreshWorkspaceをコールする前に、コールするユーザーに親作業領域に対するACCESS権限があることを確認してください。権限は、GrantWorkspacePrivプロシージャまたはGrantSystemPrivプロシージャを使用して付与できます。現行のユーザーが作業領域に対して持っている権限を確認するには、GetPrivsファンクションを使用してください。
WM_ERROR_114 Continually refreshed workspaces can be created only off of the "LIVE" workspace
原因: LIVE以外の作業領域から、連続的にリフレッシュされる作業領域を作成しようとしました。
処置: Workspace Managerでは、LIVE以外の作業領域からは、連続的にリフレッシュされる作業領域を作成できません。連続的にリフレッシュされる作業領域を作成するためにCreateWorkspaceをコールするには、ユーザーがLIVE作業領域内にいる必要があります。
WM_ERROR_115 ResolveConflicts can be called only after BeginResolve is invoked
原因: ResolveConflictsプロシージャをコールする前に、BeginResolveプロシージャをコールしませんでした。
処置: 作業領域内のバージョン対応表に対するResolveConflictsをコールする前に、BeginResolveがその作業領域上の現行のユーザーによってコールされていることを確認してください。(バージョン対応表の競合解消プロセスの詳細は、ユーザーズガイドの競合の解消に関する項を参照してください。)
WM_ERROR_116 rollback operation requires ACCESS and ROLLBACK privileges on the workspace
原因: RollbackTableまたはRollbackWorkspaceをコールしようとしましたが、作業領域に対するACCESS権限またはROLLBACK権限がユーザーにありませんでした。
処置: RollbackTableまたはRollbackWorkspaceをコールする前に、コールするユーザーに、作業領域に対するACCESS権限およびROLLBACK権限があることを確認してください。権限は、GrantWorkspacePrivプロシージャまたはGrantSystemPrivプロシージャを使用して付与できます。現行のユーザーが作業領域に対して持っている権限を確認するには、GetPrivsファンクションを使用してください。
WM_ERROR_117 RollbackResolve can be called only after BeginResolve has been invoked
原因: RollbackResolveプロシージャをコールする前に、BeginResolveプロシージャをコールしませんでした。
処置: BeginResolveをコールしてからRollbackResolveをコールしてください。(バージョン対応表の競合解消プロセスの詳細は、ユーザーズガイドの競合の解消に関する項を参照してください。)
WM_ERROR_118 savepoint names may not be longer than 30 characters
原因: 名前が30文字を超えるセーブポイントを作成しようとしました。
処置: 30文字以下のセーブポイント名を選択してください。
WM_ERROR_119 savepoint names may not begin with \"ICP-\"
原因: 名前が「ICP-」という文字列で始まるセーブポイントを作成しようとしました。
処置: 「ICP-」以外の文字列で始まるセーブポイント名を選択してください。「ICP-」で始まる名前は、暗黙的セーブポイントの命名用にWorkspace Managerが予約しています。
WM_ERROR_120 savepoint: 'string'already exists in workspace: 'string'
原因: 既存のセーブポイントと同じ名前のセーブポイントを作成しようとしました。Workspace Managerでのセーブポイント名は作業領域内で一意である必要があります。
処置: 別のセーブポイント名を選択してください。
WM_ERROR_121 savepoint: 'string' does not exist in workspace: 'string'
原因: 指定した作業領域に存在しないセーブポイントに対してWorkspace Manager操作をコールしようとしました。
処置: セーブポイント名のスペルが正しいこと、およびその名前のセーブポイントが指定した作業領域に存在することを確認してください。作業領域名およびセーブポイント名では大/小文字が区別されます。
WM_ERROR_122 workspace 'string' does not exist
原因: 存在しない作業領域に対してWorkspace Manager操作をコールしようとしました。
処置: 既存の作業領域名を入力として渡してください。作業領域名およびセーブポイント名では大/小文字が区別されます。
WM_ERROR_123 workspace 'string' is currently frozen in 'string' mode
原因: 指定した作業領域が指定のモードでアクセス制限されているため実行できないWorkspace Manager操作をコールしました。
処置: ロックを保持しているデータベース・セッションがロックを解除するまで待機してください。作業領域の様々なアクセス制限モードで許可されているWorkspace Manager操作の詳細は、Workspace Managerのマニュアルを参照してください。現在アクセス制限されている作業領域を確認するには、xxx_WM_WORKSPACESビューを参照してください。
WM_ERROR_124 workspace name may not be "BASE"
原因: BASEという名前を指定して作業領域を作成しようとしました。
処置: Workspace Managerは「BASE」を予約済キーワードとみなします。そのため、Workspace ManagerはBASEという名前の作業領域を作成できません。別の作業領域名を選択してください。
WM_ERROR_125 workspace name may not be "LIVE"
原因: LIVEという名前を指定して作業領域を作成しようとしました。
処置: Workspace Managerは「LIVE」を予約済キーワードとみなします。そのため、Workspace Managerは作業領域にLIVEという名前を使用することを許可しません。別の作業領域名を選択してください。
WM_ERROR_126 workspace name may not exceed 30 characters
原因: 名前の長さが30文字を超える作業領域を作成しようとしました。
処置: Workspace Managerでは、作業領域名は30文字に制限されています。30文字以下の作業領域名を選択してください。
WM_ERROR_127 workspace: 'string' is already being conflict resolved by user: 'string'
原因: 他のユーザーがすでに競合を解消した作業領域に対して、BeginResolveをコールしようとしました。
処置: Workspace Managerは、一度に1人のみのユーザーに、作業領域の競合解消を許可します。他のユーザーが作業領域の競合解消を完了してから、解消する必要がある競合がまだ存在するかどうか確認してください。作業領域の現在の解消状態を調べるには、xxx_WORKSPACESビューを使用してください。
WM_ERROR_128 workspace: 'string' is temporarily frozen in an internal mode for a 'string' operation
原因: あるWorkspace Manager操作に対して内部的にアクセス制限されている作業領域で、別のWorkspace Manager操作をコールしようとしました。
処置: Workspace Managerは、様々なWorkspace Managerの操作中に、作業領域に対する内部アクセス制限を取得します。Workspace Managerが作業領域に対する内部アクセス制限を解除するまで待機してください。作業領域全体への様々な操作に対してWorkspace Managerが取得するアクセス制限の詳細は、ユーザーズ・ガイドを参照してください。作業領域の現在のアクセス制限状態を調べるには、xxx_WORKSPACESビューを使用してください。
WM_ERROR_129 table 'string' does not exist
原因: 存在しない作業領域に対してWorkspace Manager操作をコールしようとしました。
処置: その表が存在するかどうかを確認してください。
WM_ERROR_130 table 'string' has been modified in an open transaction
原因: 表でデータベース・トランザクションがオープンされていてはいけないWorkspace Manager操作を実行しようとしました。
処置: そのWorkspace Manager操作をコールする前に、指定した表のすべてのデータベース・トランザクションがクローズされていることを確認してください。
WM_ERROR_131 table 'string' is already version enabled
原因: 指定した表はすでにバージョン対応になっています。
処置: その表をバージョン非対応にするには、DisableVersioningプロシージャを実行してください。データベース内のすべてのバージョン対応表を参照するには、xxx_VERSIONED_TABLESビューを参照してください。
WM_ERROR_132 table 'string' is not version enabled
原因: この操作は、バージョン対応表に対してのみコールできます。
処置: 対象の表がバージョン対応であることを確認してください。データベース内のすべてのバージョン対応表を参照するには、xxx_VERSIONED_TABLESビューを参照してください。
WM_ERROR_133 table 'string' needs to have a primary key
原因: 主キーが定義されていない表をバージョン対応にしようとしました。Workspace Managerでは、バージョン対応表に主キーが存在する必要があります。
処置: この表をバージョン対応にする前に、主キー制約を追加してください。
WM_ERROR_134 table 'string' is already being version disabled
原因: 別のトランザクションによるバージョン非対応化処理中の表を、バージョン非対応にしようとしました。
処置: 別のトランザクションによる、指定した表のバージョン非対応化処理が完了するまで待機してください。データベース内のすべてのバージョン対応表を参照するには、xxx_VERSIONED_TABLESビューを参照してください。
WM_ERROR_135 table 'string' is being version enabled
原因: 別のトランザクションによるバージョン対応化処理中の表を、バージョン対応にしようとしました。
処置: 別のトランザクションによる、指定した表のバージョン対応化処理が完了するまで待機してください。データベース内のすべてのバージョン対応表を参照するには、xxx_VERSIONED_TABLESビューを参照してください。
WM_ERROR_136 table names are limited to 25 characters
原因: 名前の長さが25文字を超える表をバージョン対応にしようとしたか、名前の長さが25文字を超える表に対して他の操作(ステージング表からのエクスポートなど)を実行しようとしました。
処置: 表の名前を25文字以下に変更してください。
WM_ERROR_138 table: 'string' is in use in other sessions
原因: 表をバージョン非対応にしようとしましたが、その表にデータベース・トランザクション・ロックが存在していたため、正常に実行されませんでした。
処置: この表を正しくバージョン非対応にするには、その表にデータベース・トランザクション・ロックがないことを確認してください。
WM_ERROR_140 invalid value for FreezeMode parameter
原因: 無効なfreezemodeパラメータを指定してFreezeWorkspaceプロシージャをコールしようとしました。
処置: FreezeWorkspaceプロシージャのfreezemodeパラメータには、NO_ACCESSREAD_ONLY1WRITER1WRITER_SESSIONWM_ONLYのいずれかを指定する必要があります。正しいパラメータを指定してFreezeWorkspaceをコールしてください。
WM_ERROR_141 the parameter freezewriter can be non-null only for the 1WRITER mode
原因: 無効なfreezewriterパラメータを指定してFreezeWorkspaceプロシージャをコールしようとしました。
処置: FreezeWorkspaceプロシージャのfreezewriterパラメータには、freezemodeパラメータが1WRITERである場合、NULLは指定できません。正しいパラメータを指定してFreezeWorkspaceをコールしてください。
WM_ERROR_142 the keep parameter must be one of ("PARENT","CHILD","BASE")
原因: 無効なkeepパラメータを指定してResolveConflictsプロシージャをコールしました。
処置: ResolveConflictsプロシージャのkeepパラメータがCHILDPARENTBASEのいずれかであることを確認してください。このパラメータでは大/小文字は区別されません。競合解消プロセスの詳細は、Workspace Managerマニュアルの競合の解消に関する項を参照してください。
WM_ERROR_143 the "LIVE" workspace can only be rolled back to a savepoint
原因: LIVE作業領域全体をロールバックしようとしました。Workspace Managerは、LIVE作業領域に対してRollbackToSP操作以外はサポートしません。
処置: RollbackToSPを使用して、目的の作業を実行してください。
WM_ERROR_144 the "LIVE" workspace cannot be merged
原因: LIVE作業領域に対してMergeWorkspaceをコールしようとしました。
処置: Workspace Managerは、LIVE作業領域でのコミットを禁止しています。LIVE作業領域に対してMergeWorkspaceをコールしないでください。
WM_ERROR_145 the "LIVE" workspace cannot be removed
原因: LIVE作業領域に対してRemoveWorkspaceをコールしようとしました。
処置: LIVE作業領域で変更をロールバックするには、RollbackToSP操作を使用してください。LIVE作業領域の子作業領域を削除するには、子作業領域でRemoveWorkspace操作を実行してください。
WM_ERROR_147 the "LIVE" workspace cannot be refreshed
原因: LIVE作業領域に対してRefreshWorkspaceをコールしようとしました。
処置: Workspace Managerは、LIVE作業領域でのRefresh操作を禁止しています。LIVE作業領域に対してRefreshWorkspaceをコールしないでください。
WM_ERROR_148 the lock mode is currently not set for this session
原因: 現行セッション内でSetLockingONをコールする前に、SetLockingOFF操作をコールしました。
処置: セッション内で先にSetLockingOnをコールした場合のみ、SetLockingOffを実行できます。現行のロック・モードを確認するには、GetLockModeファンクションを使用してください。
WM_ERROR_149 the lock mode must be one of ("C","E","S")
原因: 無効なlockmodeパラメータを指定してSetLockingON操作をコールしました。
処置: Workspace Managerが現在サポートしているロック・モードであるE(排他)、S(共有)またはC(引継ぎ)を使用してください。この3つのモードの相違点と類似点の詳細は、Workspace Managerのマニュアルを参照してください。
WM_ERROR_150 the lock mode is already set for workspace: 'string'
原因: すでにロック・モードが設定されている作業領域でSetWorkspaceLockModeON操作をコールしようとしました。
処置: 作業領域のロック・モードを変更するには、まずSetWorkspaceLockModeOFFプロシージャを使用してロック・モードを解除してください。
WM_ERROR_151 the parent workspace 'string' is currently frozen in 'string'mode
原因: 指定した親作業領域のアクセス制限を解除する必要があるWorkspace Manager操作をコールしようとしました。
処置: 作業領域のアクセス制限を解除してからWorkspace Manager操作をコールしてください。作業領域のアクセス制限は、作業領域の所有者またはWM_ADMIN_ROLEを持つユーザーが、UnfreezeWorkspaceプロシージャを使用して解除できます。
WM_ERROR_152 the workspace 'string' is not a leaf workspace
原因: 中間作業領域で作業領域全体の操作をコールしました。Workspace Managerは、リーフ作業領域以外ではこの操作をサポートしません。リーフ作業領域とは、子を持たない作業領域です。
処置: この操作はリーフ作業領域でのみコールしてください。
WM_ERROR_153 the workspace: 'string' has savepoints in the branch specified
原因: CompressWorkspace操作またはCompressWorkspaceTree操作で内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
WM_ERROR_154 the workspaceLockMode for 'string' has been set to 'string' without override
原因: オーバーライド・オプションの指定なしでロック・モードが設定されている作業領域で現行セッションを実行しているときに、SetLockingONプロシージャまたはSetLockingOFFプロシージャをコールしようとしました。
処置: 現行セッションが、ロック・モードが設定されていない作業領域にある場合、またはオーバーライド・オプションを指定してロック・モードが設定された作業領域にある場合以外は、そのセッションでロック・モードを変更することはできません。権限を持つユーザーは、SetWorkspaceLockModeONプロシージャおよびSetWorkspaceLockModeOFFプロシージャを使用して作業領域のロック・モードを変更できます。
WM_ERROR_155 the where-clause can involve only primary key columns
原因: 無効なwhere_clauseパラメータを入力として指定してWorkspace Managerプロシージャをコールしようとしました。
処置: 入力するwhere_clauseパラメータに含まれる列名がすべて有効であり、構文が正しいことを確認してください。このWorkspace Manager操作のwhere_clauseパラメータには、主キーの一部である列のみ含めることができます。
WM_ERROR_156 there are active sessions in the workspace: 'string'
原因: 指定した作業領域内(または、複数の親を持つ作業領域環境では、複数の親を持つ作業領域グラフ内のルート以外の作業領域)でセッションが実行されていないことを必要とするWorkspace Manager操作をコールしようとしました。
処置: 指定した作業領域に対してWorkspace Manager操作のコールを正常に実行するには、その作業領域内または関係する作業領域内でセッションが実行されていないことを確認してください。権限のあるユーザーは、DBA_WORKSPACE_SESSIONSビューを使用して作業領域内のすべてのセッションを参照できます。
WM_ERROR_157 there are sessions on non-latest versions in the workspace: 'string'
原因: 作業領域のいくつかのセッションがその作業領域内のLATEST以外のセーブポイント上にあるときに、CompressWorkspaceをコールしようとしました。CompressWorkspaceをコールする場合は、指定した作業領域のすべてのセッションがその作業領域のLATESTバージョンにある必要があります。
処置: 指定した作業領域のすべてのセッションを、GotoWorkspaceを使用して別の作業領域に移動するか、GotoSavepointを使用してLATESTセーブポイントに移動する必要があります。権限のあるユーザーは、DBA_WORKSPACE_USERSビューを使用して作業領域内のすべてのセッションを参照できます。
WM_ERROR_158 this procedure cannot be invoked on the "LIVE" workspace
原因: LIVE作業領域に対してWorkspace Managerプロシージャをコールしようとしました。
処置: このWorkspace Managerプロシージャは、LIVE以外の作業領域に対してのみコールしてください。
WM_ERROR_159 unable to exclusively lock table: 'string'.'string'
原因: 表をバージョン非対応にしようとしましたが、その表にデータベース・トランザクション・ロックが存在していたため、正常に実行されませんでした。
処置: この表を正しくバージョン非対応にするには、その表にデータベース・トランザクション・ロックがないことを確認してください。
WM_ERROR_160 unable to grant/revoke appropriate privileges
原因: 表をバージョン非対応にしようとしましたが、バージョン対応にされている表に適切な権限を付与または取り消す際に内部エラーが発生したため、正常に実行されませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに連絡してください。
WM_ERROR_161 unable to lock 'string': 'string' in 'string' mode
原因: 指定したリソースにWorkspace Managerが排他ロックを取得できなかったため正常に実行されなかったWorkspace Manager操作をコールしようとしました。
処置: 指定したリソースが、Workspace Manager操作を実行している他のデータベース・セッションによってロックされていた可能性があります。そのリソースのロックが解除されてから、Workspace Manager操作を実行してください。
WM_ERROR_162 unlock operation requires ACCESS privilege on the workspace
原因: ユーザーにACCESS権限がない作業領域に対してUnlockRows操作をコールしようとしました。
処置: UnlockRows操作をコールするには、作業領域に対するACCESS権限が必要です。UnlockRows操作は、ユーザーにACCESS権限がある作業領域に対してのみコールしてください。
WM_ERROR_163 use Commit/Rollback Resolve to unfreeze workspaces being conflict resolved
原因: 競合の解消中の作業領域でUnfreezeWorkspaceをコールしようとしました。この作業領域にはBeginResolve操作が発行されたため、アクセスが制限されています。
処置: 作業領域のアクセス制限を解除するには、CommitResolveまたはRollbackResolveプロシージャをコールしてください。WM_ADMIN_ROLEを持つユーザー、または作業領域に対してBeginResolve操作を開始したユーザーのみが、その作業領域のCommitResolveまたはRollbackResolveコールを発行できます。
WM_ERROR_164 use the RemoveWorkspaceTree procedure to drop non-leaf workspaces
原因: ユーザーが、中間作業領域に対してRemoveWorkspaceをコールしようとしました。作業領域を孤立させないようにするため、RemoveWorkspaceはリーフ作業領域以外に対してはコールできません。
処置: RemoveWorkspaceTreeプロシージャを実行して、該当する作業領域とそのすべての子作業領域を削除してください。
WM_ERROR_165 use the force parameter to freeze a currently frozen workspace
原因: すでにアクセス制限されている作業領域に対してFreezeWorkspaceプロシージャをコールしようとしました。
処置: すでにアクセス制限されている作業領域をアクセス制限するには、forceパラメータを指定してFreezeWorkspaceプロシージャを使用してください。
WM_ERROR_166 only a BeginResolve invoker or a WM_ADMIN_ROLE user can call CommitResolve
原因: A WM_ADMIN_ROLEを持たないユーザーが、BeginResolve操作を開始する前に、CommitResolveをコールしようとしました。
処置: CommitResolveは、BeginResolve操作を開始したユーザーまたはWM_ADMIN_ROLEを持つユーザーのみがコールできます。
WM_ERROR_167 null lockMode parameter passed in
原因: lockmodeパラメータにNULL以外の値を指定する必要があるプロシージャをコールしました。
処置: この操作を正常に実行するには、NULL以外のlockmodeパラメータを渡す必要があります。
WM_ERROR_168 Cannot disable workspace lockmode for continually refreshed workspaces
原因: 連続的にリフレッシュされる作業領域でロック・モードをオフに設定しようとしました。
処置: 連続的にリフレッシュされる作業領域ではロックをオフにしないでください。
WM_ERROR_169 "WM_ADMIN_ROLE" or ownership is required to UnFreeze a workspace
原因: WM_ADMIN_ROLEを持つユーザーまたは作業領域の所有者以外はアクセス制限された作業領域のアクセス制限を解除できないため、UnfreezeWorkspaceが正常に実行されませんでした。
処置: 作業領域へのアクセスを制限する前に、操作をコールするユーザーに必要な権限があることを確認してください。権限がない場合は、その作業領域の所有者にアクセス制限解除の実行を依頼してください。
WM_ERROR_170 The row to be locked has already been versioned
原因: ロックを指定した行がすでにバージョン対応になっていたため、LockRowsが正常に実行されませんでした。
処置: すでにバージョン対応である行をロックしないでください。LockRowsのwhere_clauseパラメータを使用して、バージョン対応になっていない行を指定してください。
WM_ERROR_171 WM error: 'string'
原因: Workspace Managerのエラーが発生しました。
処置: Workspace Managerのマニュアルを参照してください。
WM_ERROR_172 all version enabled tables have to be disabled before uninstalling
原因: 既存のバージョン対応表を含むWorkspace Managerをアンインストールしようとしました。
処置: すべてのバージョン対応表をバージョン非対応にしてから、Workspace Managerをアンインストールしてください。バージョン対応表は、DisableVersioningプロシージャを使用して非対応にできます。
WM_ERROR_173 cannot create workspaces that are more than 30 levels deep
原因: LIVE作業領域から30レベルを超える深さに作業領域を作成しようとしました。
処置: LIVE作業領域から30レベルを超える深さには作業領域を作成しないでください。
WM_ERROR_174 table: 'string' contains columns with unsupported data types
原因: サポートされていないデータ型の列を1つ以上含む表をバージョン対応にしようとしました。
処置: バージョン対応表のすべての列が、サポートされているデータ型であることを確認してください。バージョン対応表で現在サポートされていないデータ型はLONGおよびLONG RAWです。
WM_ERROR_175 cannot delete implicit savepoints with dependent child workspaces
原因: 依存する子作業領域を持つ暗黙的セーブポイントに対してDeleteSavepointプロシージャをコールしようとしました。
処置: 削除するセーブポイントが暗黙的ではないこと、またはそのセーブポイントから作成された子作業領域がないことを確認してください。システム内のすべての作業領域の親セーブポイントを調べるには、xxx_WORKSPACESビューを参照してください。削除するセーブポイントが、作業領域の親セーブポイントでないことを確認してください。
WM_ERROR_176 A user trigger defined on 'string'.'string' has compilation errors.
原因: コンパイル・エラーのあるユーザー定義トリガーを持つ表を、バージョン対応にしようとしました。
処置: バージョン対応にする表のすべてのユーザー定義トリガーにコンパイル・エラーがないことを確認してください。
WM_ERROR_177 sum of length of all column names of 'string'.'string' exceeds 8250 characters
原因: 列名の長さの合計が8250バイトを超える表をバージョン対応にしようとしました。
処置: 表の列名を変更して、列名の長さの合計を減らしてください。
WM_ERROR_178 user-defined trigger body defined on 'string'.'string' exceeds 28000 characters
原因: 本文の長さが28,000バイトを超えるユーザー定義トリガーを持つ表を、バージョン対応にしようとしました。
処置: バージョン対応にする表の、すべてのユーザー定義トリガーの本文の長さが28,000バイト以下であることを確認してください。
WM_ERROR_179 combination of column name sizes and user-defined trigger lengths too large
原因: 表をバージョン対応にしようとしましたが、すべての列名の長さと、その表で定義された最大トリガーの本文の長さの合計が大きすぎました。
処置: この表で定義されているトリガーの最も大きい本文の長さを短くするか、表のいくつかの列の名前を変更(あるいはこの両方を実行)して、列名の長さの合計を減らしてください。
WM_ERROR_180 table 'string'.'string' has too many primary key columns
原因: 31を超える主キー列を持つ表をバージョン対応にしようとしました。
処置: その表の主キー列の数を31以下に減らしてください。
WM_ERROR_181 attempt to modify a WM generated trigger
原因: データベース・トリガーを削除または再作成しようとしましたが、そのトリガーがWorkspace Managerによって作成されていたため正常に実行されませんでした。
処置: このトリガーは削除または再作成しないでください。
WM_ERROR_182 attempt to modify a WM generated view
原因: データベース・ビューを再作成しようとしましたが、そのビューがバージョン対応表と対応付けられていたため正常に実行されませんでした。
処置: このビューは再作成しないでください。このビューは、対応付けられている表がバージョン非対応になると自動的に削除されます。
WM_ERROR_183 reserved column name found
原因: 表をバージョン対応にしようとしましたが、その表にWM$またはWM_で始まる名前の列、あるいはVERSION、NEXTVER、DELSTATUS、LTLOCK、CREATETIMEまたはRETIRETIMEという名前の列があったため正常に実行されませんでした。
処置: 該当する列名を変更してください。
WM_ERROR_184 reserved index name found
原因: 表をバージョン対応にしようとしましたが、その表の名前に_PKI$または_TI$という接頭辞を付けた名前を持つ索引がその表にあったため、正常に実行されませんでした。
処置: 別の名前でその索引を再作成してください。
WM_ERROR_185 operation disallowed on workspace 'string' involved in a conflict resolution session
原因: 競合の解消中の作業領域に対して操作を実行しようとしました。BeginResolveメソッドはコールされていて、CommitResolveまたはRollbackResolveがまだコールされていない作業領域は、競合の解消中です。
処置: 競合の解消がコミットまたはロールバックされてから、その作業領域に対する操作を実行してください。
WM_ERROR_186 the parameter freezewriter must be null when session_duration is true',
原因: 無効なfreezewriterパラメータを指定してFreezeWorkspaceプロシージャをコールしようとしました。
処置: FreezeWorkspaceプロシージャのfreezewriterパラメータは、session_durationパラメータがTRUEの場合は、NULLである必要があります。freezewriterが、現在接続中のセッションであると暗黙的にみなされます。正しいパラメータを指定してFreezeWorkspaceをコールしてください。
WM_ERROR_187 the parameter session_duration must be true for the 1WRITER_SESSION mod
原因: 無効なsession_durationパラメータを指定してFreezeWorkspaceプロシージャをコールしようとしました。
処置: 作業領域へのアクセスを1WRITER_SESSIONモードに制限するときは、FreezeWorkspaceのsession_durationパラメータがTRUEである必要があります。正しいパラメータを指定してFreezeWorkspaceをコールしてください。
WM_ERROR_188 At least one table failed during lwDisableVersioning.Please query all_wm_vt_errors view to get the errors 'string'
原因: アップグレード中またはダウングレード中になんらかの理由により、軽量バージョン非対応操作が正常に実行されませんでした。
処置: Oracleサポート・サービスに、アップグレード・ログまたはダウングレード・ログを提供してください。
WM_ERROR_189 workspaces, savepoints, or versioned tables cannot be present on the IMPORT platform
原因: Workspace Managerをインポート中のインスタンスに、セーブポイント、作業領域またはバージョン対応表があります。
処置: 他のWorkspace Managerデータをインポートする前に、セーブポイント、作業領域およびバージョン対応表をクリーンアップするか、またはWorkspace Managerを再インストールしてください。
WM_ERROR_190 table 'string' is in mutating state, no structural operations can be performed
原因: 構造操作(DisableVersioningなど)が表で処理中のときに、別の構造操作(BeginDDLなど)がコールされました。
処置: 処理中の操作が完了してから、新しい操作をコールしてください。
WM_ERROR_191 LWDisableVersioning not called on the table 'string'
原因: アップグレード中またはダウングレード中に、内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに、アップグレード出力ログまたはダウングレード出力ログを提供してください。
WM_ERROR_192 At least one table failed during temporary disable-versioning 'string'
原因: ダウングレード中に、内部エラーが発生しました。
処置: Oracleサポート・サービスに、ダウングレード出力ログを提供してください。
WM_ERROR_194 At least one table failed during lwEnableVersioning.Please query all_wm_vt_errors view to get the errors 'string'
原因: アップグレード中またはダウングレード中になんらかの理由により、軽量バージョン対応操作が正常に実行されませんでした。
処置: 内部エラーです。Oracleサポート・サービスに、アップグレード出力ログまたはダウングレード出力ログを提供してください。
WM_ERROR_195 Following tables with VIEW_WO_OVERWRITE failed during recreation of PRIMARY KEY constraint 'string'
原因: アップグレード中またはダウングレード中に、主キー制約を再作成できませんでした。
処置: 内部エラーです。Oracleサポート・サービスに、アップグレード出力ログまたはダウングレード出力ログを提供してください。
WM_ERROR_196 'string' operation requires ''FREEZE_WORKSPACE'' privilege on the workspace or ''FREEZE_ANY_WORKSPACE'' or ''WM_ADMIN_ROLE'' system privilege
原因: 作業領域へのアクセスを制限したり、その制限を解除したりする権限を持っていません。
処置: ユーザーに、作業領域に対するFREEZE_WORKSPACE権限FREEZE_ANY_WORKSPACE権限またはWM_ADMIN_ROLEシステム権限を付与してください。
WM_ERROR_197 a ddl operation is being committed on 'string'
原因: 表に対するDDL操作をコミット中です。
処置: DDL操作が完了してから、現行の操作を再試行してください。
WM_ERROR_198 primary key constraint of a version enabled table cannot be renamed
原因: バージョン対応表と関連付けられたスケルトン表の主キー制約の名前を変更しようとしました。
処置: スケルトン表の主キー制約の名前を元に戻し、CommitDDLプロシージャを再度コールしてください。
WM_ERROR_199 primary key columns cannot be added/dropped/modified/reordered for version enabled tables
原因: バージョン対応表と関連付けられたスケルトン表の主キー列を追加、削除、変更または並べ替えしようとしました。
処置: 主キー列を元に戻し、CommitDDLプロシージャを再度コールしてください。
WM_ERROR_200 unsupported constraint 'string' detected
原因: バージョン対応表と関連付けられたスケルトン表で、チェック制約または一意制約が検出されました。
処置: バージョン対応表には、チェック制約または一意制約は定義できません。スケルトン表の制約を削除し、CommitDDLプロシージャを再度コールしてください。
WM_ERROR_201 creation of partitioned/join indexes on version enabled tables is not supported
原因: バージョン対応表と関連付けられたスケルトン表で、パーティション索引または結合索引が検出されました。
処置: スケルトン表のパーティション索引または結合索引を削除し、CommitDDLプロシージャを再度コールしてください。
WM_ERROR_202 index name 'string' is longer than 26 characters
原因: バージョン対応表と関連付けられたスケルトン表で、26バイト以上の索引名が検出されました。
処置: 索引名を変更し、CommitDDLプロシージャを再度コールしてください。
WM_ERROR_203 enable/disable versioning or begin/commitDDL is being executed on 'string'
原因: バージョン対応または非対応、BeginDDLまたはCommitDDL操作が、この表で実行中です。
処置: バージョン対応またはバージョン非対応、BeginDDLまたはCommitDDL操作が完了してから、現行の操作を再試行してください。表で実行中の操作は、ALL_WM_VERSIONED_TABLESビューを問い合せることで確認できます。
WM_ERROR_204 beginDDL not called on 'string'
原因: 表に対してBeginDDLを実行する前に、現行の操作を実行しました。
処置: 表に対してBeginDDLをコールし、現行の操作を再度実行してください。
WM_ERROR_205 'string' contains data - cannot be modified
原因: バージョン対応表と関連付けられたスケルトン表の列が変更され、バージョン対応表内のこの列にNULL以外のデータが含まれています。
処置: 主キー列を元に戻し、CommitDDLプロシージャを再度コールしてください。
WM_ERROR_206 column reordering is not supported
原因: バージョン対応表と関連付けられたスケルトン表の列の並べ替えが行われました。
処置: 主キー列を元に戻し、CommitDDLプロシージャを再度コールしてください。列を並べ替えるには、最初にDDLセッションで列を削除し、次に後続のDDLセッションで列を追加します。
WM_ERROR_207 referential integrity constraint exists with a table not contained in the list of specified tables
原因: EnableVersioningまたはDisableVersioningプロシージャに渡された表のリストには含まれない表に、参照整合性制約が存在します。
処置: バージョン対応または非対応にするために渡されたリストに、その表を追加してください。リストには含まれないこの表をバージョン非対応にする場合は、他の表を1つずつバージョン対応にする必要があります。
WM_ERROR_208 cycle detected in referential integrity constraints on specified tables
原因: バージョン対応または非対応にするために渡された2つの表の間に、参照整合性制約の循環が存在するか、または2つのスケルトン表の間に新しい参照制約が追加されたために、参照制約に循環が発生しました。
処置: 循環している参照制約の1つを削除し、ユーザー定義トリガーを使用してそれを実装してください。
WM_ERROR_209 table 'string' has been modified in non-LIVE workspaces
原因: 表がLIVE以外の作業領域で変更されたため、DisableVersioningが正常に実行されませんでした。
処置: この表を変更したすべての作業領域を削除またはマージしてください。この処置を行わない場合は、DisableVersioningのFORCEオプションを使用してください。
WM_ERROR_210 multi-level referential integrity constraint with cascade option detected
原因: 表に、バージョン対応である子表(別の参照制約の親表)のカスケード参照制約があるため、DisableVersioningが正常に実行されませんでした。
処置: 子表および親表をまとめてバージョン非対応にしてください。
WM_ERROR_211 DDL is being done on 'string'
原因: 表のDDLセッションがすでに開始しています。
処置: 前のDDLセッションがコミットまたはロールバックされるまで待機してください。
WM_ERROR_212 deferrable option not supported for integrity constraints
原因: バージョン対応表に定義されている参照整合性制約では、遅延可能オプションはサポートされません。
処置: 遅延可能オプション付きの参照制約を再作成して、遅延可能オプションを削除してください。
WM_ERROR_213 unsupported referential constraint with 'string' detected
原因: バージョン対応表と関連付けられたスケルトン表に、スケルトン表ではない表の参照制約があります。
処置: この参照制約を削除してください。参照制約は、2つのスケルトン表の間でのみ定義できます。
WM_ERROR_214 'string' has a cascade referential constraint with a non-version enabled table
原因: 2つのバージョン対応表のスケルトン表の間に新しい参照整合性制約が追加されましたが、親表にはすでにバージョン対応でない表のカスケード参照制約が存在します。
処置: スケルトン表の間の新しい参照整合性制約を削除し、現行の操作を再度実行してください。
WM_ERROR_215 A savepoint cannot be created with the name "LATEST"
原因: セーブポイントにはLATESTという名前を使用できません。
処置: 別のセーブポイント名を選択してください。
WM_ERROR_216 workspace operations are disallowed for nonwriter replication sites
原因: nonwriterサイトで、バージョン対応表に対して、作業領域操作、DML操作またはDDL操作をしようとしました。
処置: Workspace Managerは、レプリケーション環境のwriterサイトでのみ、バージョン対応表に対する操作および作業領域操作をサポートします。writerサイトで操作を実行してください。
WM_ERROR_217 all replicated sites must have the same version of OWM installed
原因: バージョンが異なるWorkspace Managerを実行しているサイト間に、レプリケーション・サポートを生成しようとしました。
処置: レプリケーションは、同一バージョンのWorkspace Managerを実行しているサイト間にのみ設定できます。インストールされているWorkspace Managerのバージョンは、WM_INSTALLATIONビューを使用して確認してください。
WM_ERROR_218 workspaces, savepoints or versioned tables cannot be present on nonwriter replication sites
原因: 作業領域、セーブポイントまたはバージョン対応表を含むnonwriterサイトの1つで、レプリケーション・サポートを生成しようとしました。
処置: レプリケーション・サポートが生成されると、レプリケーション環境内のすべてのnonwriterサイトには、作業領域、セーブポイント、バージョン対応表のいずれも含まないという制約が課せられます。いずれのnonwriterサイトも、前述のすべてのオブジェクトを含まないことを確認してください。バージョン対応表は、DisableVersioningプロシージャを使用して非対応にできます。作業領域は、RemoveWorkspaceプロシージャを使用して削除できます。セーブポイントは、CompressWorkspaceTreeプロシージャを使用して削除できます。
WM_ERROR_219 replication error at site 'string': ['string']
原因: レプリケーション環境が存在する状況で、Workspace Manager操作が発行されました。
処置: 示されたエラーに必要な処置を行ってください。
WM_ERROR_220 Following tables failed during sentinel row adjustment 'string'
原因: Workspace Managerをあるバージョンから別のバージョンに移行している間に、エラーが発生しました。
処置: スプール・ファイルを調べ、このエラーの原因となったOracleエラーを確認してください。エラーを修正し、AS SYSDBAに接続している状態で次のSQL文を入力してください。SQL> EXECUTE SYS.OWM_MIG_PKG.AllFixSentinelVersion;
WM_ERROR_221 'string' could not be recovered from Migration Error: ['string']
原因: Workspace Managerをあるバージョンから別のバージョンに移行している間に、エラーが発生しました。
処置: ALL_WM_VT_ERRORSビューを問い合せることにより、エラーの詳細が得られます。一貫性がない状態のままになっている1つ以上の表をリカバリするには、RecoverMigratingTableプロシージャまたはRecoverAllMigratingTablesプロシージャを使用します。詳細は、付録B「Workspace Managerの別のリリースへの移行」を参照してください。
WM_ERROR_222 Following tables could not be recovered from Migration Error: 'string'
原因: Workspace Managerをあるバージョンから別のバージョンに移行している間に、エラーが発生しました。
処置: ALL_WM_VT_ERRORSビューを問い合せることにより、エラーの詳細が得られます。一貫性がない状態のままになっている1つ以上の表をリカバリするには、RecoverMigratingTableプロシージャまたはRecoverAllMigratingTablesプロシージャを使用します。詳細は、Workspace Managerマニュアルの付録B「Workspace Managerの別のリリースへの移行」を参照してください。
WM_ERROR_223 WM_ADMIN_ROLE is required to invoke this procedure
原因: 必要な権限を持たないユーザーが、Workspace Manager操作をコールしました。
処置: この操作をコールするには、WM_ADMIN_ROLEが必要です。現行のユーザーが、この操作をコールするために必要な権限を持っていることを確認してください。
WM_ERROR_224 replication error: ['string']
原因: レプリケーション環境が存在する状況で、Workspace Manager操作がコールされました。
処置: 示されたエラーに必要な処置を行ってください。
WM_ERROR_225 replication error for table 'string': ['string']
原因: レプリケーション環境が存在する状況で、特定の表に対してWorkspace Manager操作がコールされました。
処置: 示されたエラーに必要な処置を行ってください。
WM_ERROR_227 replicated sites database versions must all be < '9.0.0.0.0' or >= '9.0.0.0.0'
原因: 互換性のないバージョンのデータベースを実行しているサイト間に、レプリケーション・サポートを生成しようとしました。
処置: レプリケーションは、互換性のあるバージョンのOracleデータベースを実行しているサイト間にのみ設定できます。すべてのサイトで実行するデータベースは、バージョン9.0.0.0.0より前のデータベースであるか、またはすべてのサイトにインストールされているデータベースは、バージョン9.0.0.0.0以降のバージョンである必要があります。一部のサイトがバージョン9.0.0.0.0より前のデータベースを実行し、一部のサイトがバージョン9.0.0.0.0以降のデータベースを実行しているサイトの構成は、サポートされていません。
WM_ERROR_228 this operation is not allowed for table 'string' with version state 'string'
原因: 無効なバージョン状態の表に対して作業領域操作をコールしようとしました。
処置: この操作がコールされた表は、この操作の実行を無効にするバージョン状態になっています。特定の表のバージョン状態を調べるには、ALL_WM_VERSIONED_TABLESビューを問い合せてください。また、有効なバージョン状態の値の定義は、第5.13項の「ALL_WM_VERSIONED_TABLESビュー」を参照してください。
WM_ERROR_229 statement 'string' failed during EnableVersioning.Error: string'
原因: エラーが発生したため、表のEnable Versioningが正常に実行されませんでした。これは、リソース不足または予期しないOracleエラーが原因で発生することがあります。
処置: エラーを修正してから、操作を再試行してください。
WM_ERROR_230 table 'string' failed during UndoEnableVersioning/DisableVersioning.Error: string'
原因: EnableVersioningが正常に実行されない場合に、表を元に戻そうとしました。部分的にバージョン対応である表で、この元に戻す操作が正常に実行されない場合、このエラーが発生します。
処置: ALL_WM_VT_ERRORSビューを調べ、正常に実行されなかった文および発生したエラーを確認してください。エラーの原因を修正した後、EnableVersioningプロシージャを使用して表をバージョン対応にするか、またはDisableVersioningプロシージャを使用して表をバージョン非対応にできます。(DisableVersioningでignore_last_errorTRUEに指定する場合は、注意してください。)
WM_ERROR_231 table 'string' failed during DisableVersioning.Error: string'
原因: エラーが発生したため、表のDisableVersioningが正常に実行されませんでした。これは、リソース不足または予期しないOracleエラーが原因で発生することがあります。
処置: エラー処理の詳細は、DisableVersioningプロシージャの「使用上の注意」を参照してください。
WM_ERROR_232 unique constraint 'string'.'string'violated'
原因: The DML操作または作業領域操作が、バージョン対応表の一意制約'string'.'string' に違反しています。
処置: 制約違反の行を検索し、その行を除外して操作を再試行してください。
WM_ERROR_233 deadlock detected when trying to acquire lock for 'string': 'string', session may have open database transactions'
原因: 現行のセッションで作業領域にオープン状態のデータベース・トランザクションがある場合、その作業領域操作ではauto_commitの値TRUEは無効です。
処置: 現行のデータベース・トランザクションをコミットまたはロールバックしてからプロシージャをコールするか、またはauto_commitに値FALSEを指定してプロシージャをコールしてください。
WM_ERROR_234 continually-refreshed workspaces may have only continually-refreshed workspaces as children
原因: 連続的にリフレッシュされない作業領域を、連続的にリフレッシュされる作業領域の子として作成しようとしました。
処置: 連続的にリフレッシュされる作業領域には、連続的にリフレッシュされる作業領域のみ、子として作成できます。
WM_ERROR_235 invalid system parameter name or value
原因: GetSystemParameterまたはSetSystemParameterのパラメータ名または値として無効な文字列が渡されました。
処置: Workspace Managerシステム・パラメータに有効な名前と値については、このマニュアルを参照してください。
WM_ERROR_236 system setting does not allow invocation of this procedure'
原因: Workspace Managerシステム・パラメータNONCR_WORKSPACE_MODEPESSIMISTIC_LOCKINGに設定されている場合は、UnlockRowsをコールできません。
処置: 連続的にリフレッシュされない作業領域にデータが存在しない場合は、NONCR_WORKSPACE_MODEOPTIMISTIC_LOCKINGに設定できます。Workspace Managerシステム・パラメータの現行の設定を確認するには、WM_INSTALLATIONメタデータ・ビューを使用してください。
WM_ERROR_237 integrity constraint ('string'.'string') violated in workspace 'string' or one of its descendants - child record found
原因: 参照整合性制約の親表内のレコードを、RESTRICTオプションを指定して削除または更新しようとしましたが、識別された作業領域または連続的にリフレッシュされる子作業領域の1つでは、整合性制約の子表に一致するレコードがありました。
処置: 最初に、一致する子表のレコードを削除またはロールバックしてください。
WM_ERROR_238 integrity constraint ('string'.'string') violated in workspace 'string' or one of its descendants - parent key not found
原因: 参照整合性制約の子表内のレコードを挿入または更新しようとしましたが、識別された作業領域または連続的にリフレッシュされる子作業領域の1つでは、整合性制約の親表に一致するレコードがありませんでした。
処置: まず親表に一致するレコードを挿入するか、削除済の一致する親表レコードをロールバックしてください。
WM_ERROR_239 integrity constraint ('string'.'string') violated in a descendant workspace - parent key not found
原因: 参照整合性制約の子表内のレコードを挿入または更新しようとしましたが、現行の作業領域の連続的にリフレッシュされる子作業領域内では、整合性制約の親表に一致するレコードがありませんでした。
処置: まず親表に一致するレコードを挿入するか、削除済の一致する親表レコードをロールバックしてください。
WM_ERROR_240 reserved character found in workspace name
原因: 作業領域名に/、*、"、"、$、#が1つ以上含まれています。
処置: これらの文字を削除するか、有効な文字で置き換えてください。
WM_ERROR_241 system parameter 'string' should be set to 'string' for multiparent functionality'
原因: Workspace Managerシステム・パラメータが、複数の親を持つ作業領域を許可するように正しく設定されていません。
処置: Workspace Managerシステム・パラメータの説明を参照し、複数の親を持つ作業領域のサポートに必要な値が正しく設定されていることを確認してください。
WM_ERROR_242 'string' already in ancestor hierarchy of 'string'
原因: (子)作業領域の祖先である作業領域を、親作業領域として追加しようとしています。
処置: 作業領域が、親作業領域として追加しようとしている作業領域の既存の祖先でないことを確認してください。
WM_ERROR_243 all workspaces under the root of multiparent graph must be same type'
原因: 複数の親を持つ作業領域グラフでは、すべての作業領域が連続的にリフレッシュされる作業領域であるか、またはすべて連続的にリフレッシュされない作業領域である必要があります。
処置: 複数の親を持つグラフのルートの下位に、連続的にリフレッシュされる作業領域のみがあること、または連続的にリフレッシュされない作業領域のみがあることを確認してください。ChangeWorkspaceTypeプロシージャを使用すると、作業領域を連続的にリフレッシュされるタイプと連続的にリフレッシュされないタイプの間で変更できます。
WM_ERROR_244 AddAsParentWorkspace operation requires ACCESS privilege on all nodes except root in the graph and CREATE privilege on the new parent workspace'
原因: 複数の親を持つ作業領域環境のユーザーには、指定の権限がありません。
処置: GetPrivsファンクションを使用して、この操作をコールするユーザーが、必要な権限を持っていることを確認してください。
WM_ERROR_245 'string' is not multi-parent of 'string'
原因: RemoveWorkspaceAsParent操作の場合、削除される作業領域は前に親作業領域として追加されていません。
処置: 正しい作業領域を指定したことを確認してください。
WM_ERROR_246 'string' cannot be removed because data has been versioned from the workspace branch being removed
原因: 複数の親を持つ作業領域環境では、複数の親を持つリーフ作業領域内のデータが、この操作によって祖先として削除される作業領域のいずれかからバージョニングされている場合、この操作は許可されません。
処置: リーフ作業領域をロールバックし、削除対象のブランチからバージョンニグされたデータを削除してください。
WM_ERROR_247 the multi-parent graph formed by 'string' is not a leaf graph
原因: 複数の親を持つ作業領域環境では、この操作がコールされた複数の親を持つグラフのルート以外の作業領域の子作業領域があります。
処置: この操作を実行する前に、グラフのルート以外の作業領域の子作業領域をすべて削除してください。
WM_ERROR_248 intermediate workspaces of a multiparent graph cannot be refreshed
原因: 複数の親を持つ作業領域環境の場合、リフレッシュできるのは複数の親を持つグラフのリーフ作業領域のみです。
処置: 正しい作業領域をリフレッシュしていることを確認してください。
WM_ERROR_249 primary key constraint violated for 'string.string'
原因: 複数の親を持つ作業領域環境では、複数の親を持つグラフのリーフ作業領域から参照すると、表の主キー制約違反となります。
処置: 重複して表示される行の1つを削除またはロールバックしてください。
WM_ERROR_250 workspace name may not be "NULL"
原因: 作業領域名としてNULLを指定しようとしました。
処置: 別の作業領域名を選択してください。
WM_ERROR_251 attempt to 'string' a row locked by 'string' in workspace 'string' in mode '"WE"
原因: 作業領域内で行をさらに編集できるのは、同じ作業領域内でその行をWEモードでロックしたユーザーのみです。
処置: ロックしたユーザーが行のロックを解除するまで、現行のユーザーはその行を編集できません。
WM_ERROR_252 attempt to 'string' a row locked by 'string' in mode "VE"
原因: 行をさらに編集できるのは、その行をVEモードでロックしたユーザーのみです。
処置: ロックしたユーザーが行のロックを解除するまで、現行のユーザーはその行を編集できません。
WM_ERROR_253 lock_mode of only ''VE'' is allowed when workspace is "NONE"
原因: workspaceパラメータに値NONEを指定するには、lock_modeの値にVEを指定する必要があります。
処置: lock_modeVE以外の値を指定する場合は、既存の作業領域名を指定してください。
WM_ERROR_254 cannot 'string' because PESSIMISTIC_LOCKING is on and row is already versioned'
原因: システム・パラメータCR_WORKSPACE_MODEまたはNONCR_WORKSPACE_MODEPESSIMISTIC_LOCKINGに設定されており、このDML操作はシステム設定に違反するため実行できません。
処置: LIVE以外の作業領域でデータがバージョニングされていない場合は、PESSIMISTIC_LOCKING設定をOPTIMISTIC_LOCKINGに変更できます。Workspace Managerシステム・パラメータの現行の設定を確認するには、WM_INSTALLATIONメタデータ・ビューを使用してください。
WM_ERROR_255 insufficient privileges ['string']
原因: 必要な権限なしでインポート操作またはエクスポート操作をコールしようとしました。
処置: 操作をコールする前に、コールするユーザーに必要な権限があることを確認してください。ステージング表からインポートまたはステージング表にエクスポートするには、ステージング表に対するSELECT権限とDML操作の実行権限が必要です。
WM_ERROR_256 'string' cannot be invoked with a null 'string' parameter
原因: 指定のパラメータにはNULLを使用できません。
処置: 指定のパラメータにNULL以外の値を使用して操作を再発行してください。
WM_ERROR_257 savepoint 'string' does not exist in 'string''s hierarchy
原因: 作業領域階層には、インポート操作用の祖先セーブポイントが存在しません。
処置: 作業領域階層に含まれているセーブポイントを指定してください。
WM_ERROR_258 specified system where clause is invalid ['string'']
原因: 無効なシステムWHERE句を指定してインポート操作またはエクスポート操作がコールされました。
処置: システムWHERE句と操作のパラメータの互換性を確認してください。
WM_ERROR_259 table 'string' is invalid ['string']
原因: ステージング表が、インポート操作またはエクスポート操作に必要なオリジナルの状態から変更されています。
処置: ステージング表をオリジナルの状態にリストアしてください。
WM_ERROR_260 Export error ['string']
原因: 指定のエラーが原因でエクスポート操作を実行できません。
処置: エラーを修正して適切な操作を再試行してください。
WM_ERROR_261 Import error ['string']
原因: 指定のエラーが原因でインポート操作を実行できません。
処置: エラーを修正して適切な操作を再試行してください。
WM_ERROR_262 this parameter cannot be set to 'PESSIMISTIC_LOCKING' if data has been versioned in Non-LIVE workspaces'
原因: データがLIVE以外の作業領域に存在する場合、この設定は許可されません。
処置: PESSIMISTIC_LOCKING設定を使用する必要がある場合は、パラメータの設定対象となる作業領域タイプ(連続的にリフレッシュされるタイプまたは連続的にリフレッシュされないタイプ)のLIVE以外の作業領域内で、データがバージョニングされていないことを確認してください。
WM_ERROR_ 263 minimum version of workspace manager with replication support is 9.0.1.0.0
原因: リリース番号が9.0.1.0.0より前のデータベースでレプリケーション・サポートを設定しようとしました。
処置: リリース9.0.1.0.0以上のデータベースにアップグレードしてください。
WM_ERROR_264 replication group 'string' already exists on this site
原因: ローカル・サイトの既存のグループ名を使用して、レプリケーション・サポートを設定しようとしました。
処置: 別のグループ名を選択してください。
WM_ERROR_265 replication is already set up for this site with group 'string'
原因: すでにレプリケーション・サポートが存在するサイトでレプリケーション・サポートを設定しようとしました。
処置: 既存のレプリケーション・サポートを削除してから再設定してください。
WM_ERROR_266 replication support does not exist on this site
原因: ローカル・サイトに存在しないレプリケーション・サポートを指定して、レプリケーション関連操作がコールされました。
処置: DBMS_WM.GenerateReplicationSupportプロシージャを使用してレプリケーション・サポートを設定してから、この操作をコールしてください。
WM_ERROR_267 this operation has to be executed from the writer site 'string'
原因: マスター定義(writerと同じ)サイトではないサイトで、レプリケーション関連操作がコールされました。
処置: この操作は指定のwriterサイトからコールしてください。
WM_ERROR_268 the new master definition site must be a master site for the group
原因: Workspace Manager用に設定されたレプリケーション・グループ用マスター・サイトではないサイト名をパラメータとして渡し、レプリケーション関連操作がコールされました。
処置: 新規マスター定義サイト・パラメータにサイト名としてマスター・サイトを渡し、操作をコールしてください。
WM_ERROR_269 'string' is already the master definition site for the group 'string'
原因: マスター定義サイトを、すでにWorkspace Manager用に設定されたレプリケーション・グループのマスター定義サイトとなっているサイトに変更しようとしました。
処置: 新規マスター定義サイト・パラメータにサイト名として別のマスター・サイトを渡し、操作をコールしてください。
WM_ERROR_270 this operation has to be executed from the old writer site 'string'
原因: 以前のwriterサイトでないサイトから、DBMS_WM.SynchronizeSiteなどのレプリケーション関連操作をコールしようとしました。
処置: この操作は以前のwriterサイトからコールしてください。
WM_ERROR_271 all version-enabled tables at the local site must exist at all remote sites as non-versioned tables
原因: マスター定義サイトと他のマスター・サイトの間で、バージョン対応表のセットが一致しない状態でレプリケーションを設定しようとしました。Workspace Managerでは、ローカル・マスター定義サイトにあるバージョン対応表すべてが、マスター・サイトとして指定されたリモート・サイトすべてにバージョン非対応の表として存在する必要があります。
処置: ローカル・マスター定義サイトにあるバージョン対応表すべてが、マスター・サイトとして指定されたリモート・サイトすべてにバージョン非対応の表として存在することを確認してから、この操作をコールしてください。
WM_ERROR_272 invalid event name: 'string'
原因: 無効なWorkspace Managerイベント名がファンクションの引数として渡されました。
処置: 有効なイベント名を渡してください。有効なイベントの全リストは、WM_EVENTS_INFOビューを参照してください。
WM_ERROR_273 set system parameter 'ALLOW_CAPTURE_EVENTS' to 'ON' for capturing events
原因: イベントを取得しようとしましたが、Workspace Managerシステム・パラメータALLOW_CAPTURE_EVENTSOFFに設定されています。
処置: SetSystemParameterをコールしてALLOW_CAPTURE_EVENTSONに設定してから、操作を再試行してください。
WM_ERROR_274 this parameter cannot be set to 'OFF' when some events are set to be captured
原因: Workspace Managerイベントの取得を禁止しようとしましたが、1つ以上のイベント型が取得対象として設定されています。
処置: SetCaptureEvents('ALL_EVENTS','OFF')をコールしてイベント取得を禁止してから、操作を再試行してください。
WM_ERROR_275 invalid value for capture - 'ON' or 'OFF' expected
原因: captureパラメータに無効な値を指定してSetCaptureEventプロシージャがコールされました。
処置: captureパラメータにはONまたはOFFを指定してください。
WM_ERROR_276 this parameter cannot be set to 'OFF' when some multiparent workspaces exist
原因: 複数の親を持つ作業領域がシステムに1つ以上存在する場合に、ALLOW_MULTI_PARENT_WORKSPACESOFFに設定しようとしました。
処置: RemoveAsParentWorkspace、MergeWorkspaceおよびRemoveWorkspaceプロシージャの任意の組合せを使用して、複数の親を持つ作業領域をすべて削除してください。
WM_ERROR_277 system parameter 'ALLOW_NESTED_TABLE_COLUMNS' cannot be set to 'OFF' when a version enabled table exists containing a nested table column
原因: ネストした表の列を含むバージョン対応表が1つ以上存在する場合に、ALLOW_NESTED_TABLE_COLUMNSOFFに設定しようとしました。
処置: ネストした表の列を含む表すべてについて、バージョニングを使用禁止にしてください。
WM_ERROR_278 'string' cannot be version enabled because system parameter 'ALLOW_NESTED_TABLE_COLUMNS' has been set to 'OFF'
原因: ネストした表の列を含む表をバージョン対応にしようとしましたが、Workspace Managerシステム・パラメータALLOW_NESTED_TABLE_COLUMNSOFFに設定されています。
処置: DBMS_WM.SetSystemParameterをコールし、ALLOW_NESTED_TABLE_COLUMNSONに設定してから操作を再試行してください。
WM_ERROR_279 histogram stats not found for table 'string.string' on column 'string'
原因: 指定の列で収集されていないヒストグラム統計を要求しました。
処置: DBMS_STATS.GATHER_TABLE_STATSプロシージャを使用してヒストグラム統計を収集し、操作を再試行してください。
WM_ERROR_280 datatype of column 'string' in table 'string.string' not supported for batch updates
原因: PRIMARY_KEY_RANGEのバッチには、指定のデータ型を使用できません。
処置: Specifyバッチ・サイズとしてTABLEを指定してください。
WM_ERROR_281 batch_size parameter must be 'TABLE' or 'PRIMARY_KEY_RANGE'
原因: batch_sizeパラメータの値が無効です。
処置: batch_sizeパラメータの値としてTABLEまたはPRIMARY_KEY_RANGEを指定してください。
WM_ERROR_282 number of batches must be between 1 and 1000
原因: Workspace Managerシステム・パラメータNUMBER_OF_COMPRESS_BATCHESに指定された値が無効です。
処置: 1以上1000以下の数を指定してください。