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Oracle Database Net Servicesリファレンス
11g リリース1(11.1)
E05726-02
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C Oracle Net ServicesのLDAPスキーマ

この付録では、Oracle Net Servicesオブジェクトについてディレクトリ・サーバーに定義されている、Oracleスキーマオブジェクト・クラス属性について説明します。将来の機能拡張のために予約されているか別のOracle製品で使用されるオブジェクト・クラスおよび属性については説明されていません。

次の項目について説明します。

C.1 構造化オブジェクト・クラス

Oracleスキーマは、Oracle Netディレクトリ・ネーミング参照用に、次の構造化オブジェクト・クラスをサポートしています。

C.1.1 orclDBServer

説明

データベース・サービス・エントリの属性を定義します。

属性

orclNetDescName

orclVersion

C.1.2 orclNetService

説明

ネット・サービス名エントリの属性を定義します。

属性

orclNetDescName

orclVersion

C.1.3 orclNetServiceAlias

説明

ネット・サービス別名エントリの属性を定義します。

属性

orclNetDescName

orclVersion

C.1.5 orclNetDescriptionList

説明

接続記述子のリストを指定します。

属性

C.1.6 orclNetAddress

説明

リスナー・プロトコル・アドレスを指定します。

属性

C.1.7 orclNetAddressList

説明

プロトコル・アドレスのリストを指定します。

属性

C.1.9 orclNetAddressAux1

属性

orclNetHostname

C.2 属性

表C-1は、オブジェクト・クラスに使用される属性の一覧です。このリストは、変更される可能性があります。

表C-1 Oracle Net ServicesのLDAPスキーマ属性

属性 説明

orclCommonContextMap

ディレクトリ・サーバーにおける複数のデフォルトOracleコンテキストのマッピングを許可します。

orclNetAddrList

1つ以上のリスナー・プロトコル・アドレスを識別します。

orclNetAddressString

リスナー・プロトコル・アドレスを定義します。

orclNetConnParamList

将来の接続データ・パラメータのプレースホルダです。

orclNetDescList

1つ以上の接続記述子を識別します。

orclNetDescName

接続記述子または接続記述子のリストを識別します。

orclNetFailover

プロトコル・アドレス・リストの接続時フェイルオーバーをオンにします。

orclNetFailoverModeString


orclNetHostname


orclNetInstanceName

アクセスするインスタンス名を指定します。

orclNetInstanceRole

aRAC構成のプライマリまたはセカンダリ・インスタンスへの接続を指定します。

orclNetLoadBalance

プロトコル・アドレス・リストのクライアント・ロード・バランスをオンにします。

orclNetProtocol

orclAddressString属性に使用するプロトコルを識別します。

orclNetReceiveBufSize

セッションの受信操作に使用するバッファ領域の制限を指定します。

orclNetSdu

セッション・データ・ユニット(SDU)のサイズを指定します。

orclNetSendBufSize

セッションの送信操作に使用するバッファ領域の制限を指定します。

orclNetServiceName

CONNECT_DATA部分にデータベース・サービス名を指定します。

orclNetSourceRoute

Oracle Netに対して、接続先に到達するまで、各アドレスを順番に使用することを指示します。

orclSid

接続記述子のCONNECT_DATA部分のOracleシステム識別子(SID)を指定します。

orclVersion

エントリの作成に使用するソフトウェアのバージョンを指定します。