この付録では、Oracle Net Servicesオブジェクトについてディレクトリ・サーバーに定義されている、Oracleスキーマのオブジェクト・クラスと属性について説明します。将来の機能拡張のために予約されているか別のOracle製品で使用されるオブジェクト・クラスおよび属性については説明されていません。
次の項目について説明します。
Oracleスキーマは、Oracle Netディレクトリ・ネーミング参照用に、次の構造化オブジェクト・クラスをサポートしています。
表C-1は、オブジェクト・クラスに使用される属性の一覧です。このリストは、変更される可能性があります。
表C-1 Oracle Net ServicesのLDAPスキーマ属性
属性 | 説明 |
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ディレクトリ・サーバーにおける複数のデフォルトOracleコンテキストのマッピングを許可します。 |
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1つ以上のリスナー・プロトコル・アドレスを識別します。 |
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リスナー・プロトコル・アドレスを定義します。 |
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将来の接続データ・パラメータのプレースホルダです。 |
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1つ以上の接続記述子を識別します。 |
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接続記述子または接続記述子のリストを識別します。 |
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プロトコル・アドレス・リストの接続時フェイルオーバーをオンにします。 |
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アクセスするインスタンス名を指定します。 |
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aRAC構成のプライマリまたはセカンダリ・インスタンスへの接続を指定します。 |
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プロトコル・アドレス・リストのクライアント・ロード・バランスをオンにします。 |
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セッションの受信操作に使用するバッファ領域の制限を指定します。 |
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セッション・データ・ユニット(SDU)のサイズを指定します。 |
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セッションの送信操作に使用するバッファ領域の制限を指定します。 |
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Oracle Netに対して、接続先に到達するまで、各アドレスを順番に使用することを指示します。 |
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接続記述子の |
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