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Oracle® Databaseバックアップおよびリカバリ・リファレンス
11gリリース2(11.2)
B56270-05
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VALIDATE

用途

VALIDATEコマンドを使用すると、破損ブロックおよび欠落ファイルをチェックしたり、バックアップ・セットがリストア可能かどうかを判断することができます。

VALIDATEでの検証中に問題が検出されると、RMANによってその問題が表示され、障害の評価が開始されます。障害が検出されたら、RMANによってその障害のログが自動診断リポジトリに書き込まれます。LIST FAILUREを使用すると、障害を表示できます。

前提条件

ターゲット・データベースはマウントまたはオープン状態である必要があります。

使用上の注意

VALIDATEコマンドのオプションは、BACKUP VALIDATEコマンドのオプションと同じ意味です。ただし、BACKUP VALIDATEとは異なり、VALIDATEでは個々のバックアップ・セットとデータ・ブロックをチェックできます。

VALIDATEコマンドでは、一度も使用されていないブロックはスキップされます。RMANではまた、COMPATIBLEパラメータが10.2以上に設定されている場合は、ローカル管理の表領域の(一度も使用されていないブロックではなく)現在使用されていないブロックがスキップされます。未使用ブロックの圧縮によってブロックが読み込まれなかったとき、そのブロックが破損していても、RMANはその破損を検出しません。使用されていない破損ブロックに実害はありません。

物理的な破損が発生した場合、データベースでブロックが認識されません。論理的な破損が発生した場合は、ブロックの内容に論理的な一貫性がなくなります。デフォルトでは、VALIDATEコマンドを使用すると、物理的な破損のみがチェックされます。CHECK LOGICALを指定すると、論理的な破損もチェックできます。RMANにより、結果がV$DATABASE_BLOCK_CORRUPTIONビューに移入されます。

ブロック破損はブロック間破損とブロック内破損に分類できます。ブロック内破損では、破損はブロック自体の中で発生し、物理的な破損または論理的な破損のいずれかです。ブロック間破損では、破損はブロック間で発生し、論理的な破損のみです。VALIDATEコマンドでは、ブロック内破損のみがチェックされます。

セマンティクス

validate

この副次句では、検証するバックアップ・セットを指定します。構文は、validate::=」を参照してください。

構文要素 説明
validateOperand
検証方法を制御するオプションを指定します。

関連項目: validateOperandを参照してください。

validateObject
検証するファイルを指定します。

関連項目: validateObjectを参照してください。


INCLUDE CURRENT
CONTROLFILE
現行の制御ファイルのスナップショットを作成し、検証を行います。
PLUS ARCHIVELOG アーカイブREDOログ・ファイルも検証の対象にします。RMANによって次の手順が実行されます。
  1. ALTER SYSTEM ARCHIVE LOG CURRENT文が実行されます。

  2. VALIDATE ARCHIVELOG ALLコマンドが実行されます。バックアップの最適化が使用可能になっている場合、RMANでは、まだバックアップされていないログのみを検証します。

  3. VALIDATEコマンドで指定したファイルの検証が行われます。

  4. ALTER SYSTEM ARCHIVE LOG CURRENT文が実行されます。

  5. 残りのアーカイブREDOログ・ファイルの検証が行われます。


validateObject

この副次句では、検証するデータベース・ファイルを指定します。構文は、validateObject::=」を参照してください。

構文要素 説明
archivelogRecordSpecifier
アーカイブREDOログ・ファイルの範囲を検証します。VALIDATE ARCHIVELOGBACKUP VALIDATE ARCHIVELOGと同じです。
BACKUPSET primary_key primary_keyで指定したバックアップ・セットが存在し、リストア可能であることをチェックします。

バックアップ・セットの主キーを取得するには、LIST文を実行します。あるいは、リカバリ・カタログを使用している場合には、RC_BACKUP_SETリカバリ・カタログ・ビューに問い合せます。

VALIDATE BACKUPSETコマンドは、バックアップ・セットのすべてのブロックをチェックして、バックアップがリストア可能であることを確認します。RMANはブロックの破損を検出すると、エラーを発行し、検証を終了します。一方、CROSSCHECKコマンドは、指定したファイルがディスク上にある場合はファイルのヘッダーを調べ、ファイルがテープ上にある場合はメディア管理カタログに問い合せます。

バックアップ・セットのうち1つ以上のバックアップ・ピースが欠落または破損している疑いがあるときは、VALIDATE BACKUPSETを使用してください。テストするバックアップ・セットの選択にはVALIDATE BACKUPSETを使用し、RMANにどのバックアップを検証するかを選択させるときはRESTOREコマンドのVALIDATEオプションを使用します。イメージ・コピーを検証する場合は、RESTORE VALIDATE FROM DATAFILECOPYを実行します。

自動チャネルを構成していない場合は、VALIDATE BACKUPSETを実行する前に1つ以上のチャネルを手動で割り当てます。

注意: バックアップ・セットのコピーが複数存在する場合は、RMANにより最新のコピーのみが検証されます。VALIDATEコマンドでは、特定のコピーを検証するオプションはサポートされません。ただし、あるコピーが別のコピーとは違うデバイス上にある場合は、VALIDATE DEVICE TYPEを使用して、指定したデバイス上のコピーを検証できます。両方のコピーが同じデバイス上にある場合は、CHANGEを使用して1つのコピーを一時的にUNAVAILABLEに設定してから、VALIDATEを再発行できます。


CONTROLFILECOPY
{'filename' | ALL |
LIKE 'string_pattern'}
制御ファイルのコピーを検証します。次のいずれかの方法で制御ファイルのコピーを指定できます。
  • 'filename'では、ファイル名で制御ファイルのコピーを指定します。

  • ALLでは、すべての制御ファイルのコピーのバックアップを指定します。

  • LIKE 'pattern'ではファイル名のパターンを指定します。パーセント記号(%)は0文字以上を示すワイルド・カードで、アンダースコア(_)は1文字を示すワイルド・カードです。

制御ファイルのコピーは、BACKUP AS COPY CURRENT CONTROLFILEコマンドまたはSQL文ALTER DATABASE BACKUP CONTROLFILE TO '...'で作成できます。

copyOfSpec
データファイルおよび制御ファイルのイメージ・コピーを検証します。

関連項目: 詳細は、copyOfSpecを参照してください。

blockObject
個々のデータ・ブロックを検証します。

関連項目: blockObjectを参照してください。

CURRENT CONTROLFILE 現行の制御ファイルを検証します。
DATABASE データベースを検証します。

RMANではすべてのデータ・ファイルおよび制御ファイルを検証します。データベースが現在サーバー・パラメータ・ファイルを使用している場合は、RMANがサーバー・パラメータ・ファイルを検証します。

注意: オンラインREDOログ・ファイルおよび一時ファイルは検証されません。

datafileCopySpec
1つ以上のデータファイル・イメージ・コピーを検証します。

データファイル・コピーの検証時に、RMANはブロックの破損をチェックしますが、破損が発見されても検証を終了しません。VALIDATE BACKUPSETとは異なり、RMANは検証を続行して、破損したブロックの数をレポートします。

関連項目: 詳細は、datafileCopySpecを参照してください。

DATAFILE datafileSpec 検証を必要とするブロックを含む1つ以上のデータファイルのリストを指定します。

注意: 検証する場合は、対象となるデータファイルをオフライン化する必要はありません。

関連項目: datafileSpecを参照してください。

RECOVERY AREA 現行および前回のすべての高速リカバリ領域の指定先に作成されたリカバリ・ファイルを検証します。リカバリ・ファイルは、全体および増分のバックアップ・セット、制御ファイルの自動バックアップ、アーカイブREDOログ・ファイルおよびデータファイルのコピーです。フラッシュバック・ログ、現行の制御ファイルおよびオンラインREDOログは検証されません。
DB_RECOVERY_FILE_DEST RECOVERY AREAと同じ意味です。
RECOVERY FILES ディスク上のすべてのリカバリ・ファイルに対して、高速リカバリ領域に格納されているか、ディスクの別の場所に格納されているかに関係なく検証を行います。リカバリ・ファイルには、全体および増分のバックアップ・セット、制御ファイルの自動バックアップ、アーカイブREDOログ・ファイルおよびデータファイルのコピーが含まれます。フラッシュバック・ログは検証されません。
SPFILE データベースで現在使用されているサーバー・パラメータ・ファイルを検証します。RMANでは、サーバー・パラメータ・ファイルの他のコピーは検証できません。また、インスタンスの起動に初期化パラメータ・ファイルが使用された場合、サーバー・パラメータ・ファイルは検証できません。

TABLESPACE
tablespace_name
指定した表領域を検証します。RMANは、表領域名をデータファイルのリストに内部的に変換してから、表領域を現在構成しているデータファイルをすべて検証します。RMANは、指定した表領域の現在メンバーになっているデータファイルをすべて検証します。

validateOperand

この副次句では、検証する修飾子を指定します。構文は、validateOperand::=」を参照してください。

構文要素 説明
CHECK LOGICAL ファイルで物理的な破損チェックを通過したデータ・ブロックと索引ブロックについて、論理的な破損がないかどうかをテストします。たとえば、行ピースまたは索引エントリの破損がないかどうかを調べます。RMANは論理的な破損を見つけると、アラート・ログとサーバー・セッション・トレース・ファイルにそのブロックのログを書き込みます。RMANコマンドは完了し、V$DATABASE_BLOCK_CORRUPTIONに破損ブロックの範囲が移入されます。

注意: VALIDATEではMAXCORRUPTは使用されません。

DEVICE TYPE deviceSpecifier 指定したデバイス・タイプ専用の自動チャネルを割り当てます。このオプションが有効になるのは、構成済の自動チャネルがあり、チャネルを手動で割り当てていない場合のみです。たとえば、自動ディスクおよびテープ・チャネルを構成してVALIDATE ...DEVICE TYPE DISKを実行すると、RMANではディスク・チャネルのみが割り当てられます。

関連項目: deviceSpecifierを参照してください。

NOEXCLUDE VALIDATE DATABASEまたはVALIDATE COPY OF DATABASEコマンドで指定されている場合、RMANは、CONFIGURE EXCLUDEコマンドで入力されたものを含め、表領域をすべて検証します。このオプションでSKIP OFFLINEまたはSKIP READONLYがオーバーライドされることはありません。
SECTION SIZE sizeSpec 各ファイルを指定のセクション・サイズに分割して、検証をパラレル化します。

このパラメータを指定するのは、複数のチャネルの構成または割当てが行われていて、これらのチャネルで検証のパラレル化を行い、複数のチャネルで1つのデータファイルを検証できるようにする場合のみです。このパラメータは、データファイルの検証時のみ適用されます。

ファイルのサイズより大きなセクション・サイズを指定すると、RMANはファイルの検証をパラレル化しません。小さなセクション・サイズを指定した結果、セクションの数が256を超えると、RMANは、正確に256になる値までセクション・サイズを増やします。

関連項目: マルチセクション・バックアップの作成方法は、「BACKUP SECTION SIZE」を参照してください。

skipSpec
指定したファイルを検証対象から除外します。

skipSpec

この副次句では、検証対象から除外するファイルを指定します。

構文要素 説明
SKIP データファイルまたはアーカイブREDOログ・ファイルがアクセス不能、オフラインまたは読取り専用である場合は検証対象から除外します。
INACCESSIBLE I/Oエラーが原因で読み取ることができないデータファイルおよびアーカイブREDOログ・ファイルを検証対象から除外するように指定します。

データファイルは、読取りが不可能な場合にのみアクセス不能とみなされます。一部のオフライン・データファイルは、ディスク上に残っているために読取りが可能です。他のデータファイルは削除または移動されたためにアクセス不可となり、読取り不可となります。

OFFLINE オフライン・データファイルを検証対象から除外するように指定します。
READONLY 読取り専用データファイルを検証対象から除外するように指定します。

VALIDATEコマンドの出力

表3-11 データファイルのリスト

指定対象

File

検証されるデータファイルの絶対番号。

Status

破損がない場合はOK、ブロックの破損が検出された場合はFAILED

Marked Corrupt

破損としてマークされたブロックの数。これらは以前にデータベースにより破損としてマークされたブロックです。たとえば、データベースは、NOLOGGING操作を含むリカバリ中に意図的にブロックを破損としてマークする場合があります。また、RMANのバックアップには、SET MAXCORRUPTコマンドにより許容されている範囲の破損ブロックが含まれている場合もあります。このバックアップをリストアすると、ファイルに破損としてマークされたブロックが含まれます。

Empty Blocks

一度も使用されたことのないブロックの数。

Blocks Examined

ファイル内の合計ブロック数。

High SCN

ファイルに記録されている最大のSCN。

File Name

検証されるファイルの名前。

Block Type

検証されるブロックのタイプ。DataIndexまたはOther

Blocks Failing

破損チェックに失敗するブロック数。これらのブロックで新たに破損が発生しています。

Blocks Processed

破損をチェックするブロックの数。


表3-12 制御ファイルおよびSPFILEのリスト

指定対象

File TYPE

ファイルのタイプ。SPFILEまたはControl File

Status

破損がない場合はOK、ブロックの破損が検出された場合はFAILED

Blocks Failing

破損チェックに失敗するブロック数。これらのブロックで新たに破損が発生しています。

Blocks Examined

ファイル内の合計ブロック数。


表3-13 アーカイブ・ログのリスト

指定対象

Thrd

REDOスレッド番号。

Seq

ログ順序番号。

Status

破損がない場合はOK、ブロックの破損が検出された場合はFAILED

Blocks Failing

破損チェックに失敗するブロック数。これらのブロックで新たに破損が発生しています。

Blocks Examined

ファイル内の合計ブロック数。

Name

アーカイブREDOログ・ファイルの名前。


例3-65 バックアップ・セットの検証

この例では、使用可能なバックアップ・セットをすべてリストしてから、これらを検証します。出力例に示すとおり、RMANは、バックアップのリストアが可能であることを確認します。

RMAN> LIST BACKUP SUMMARY; 
 
List of Backups
===============
Key     TY LV S Device Type Completion Time #Pieces #Copies Compressed Tag
------- -- -- - ----------- --------------- ------- ------- ---------- ---
3871    B  F  A DISK        08-MAR-07       1       1       NO         TAG20070308T092426
3890    B  F  A DISK        08-MAR-07       1       1       NO         TAG20070308T092534

RMAN> VALIDATE BACKUPSET 3871, 3890;

Starting validate at 08-MAR-07
using channel ORA_DISK_1
channel ORA_DISK_1: starting validation of datafile backup set
channel ORA_DISK_1: reading from backup piece
 /disk2/PROD/backupset/2007_03_08/o1_mf_nnndf_TAG20070308T092 426_2z0kpc72_.bkp
channel ORA_DISK_1: piece
 handle=/disk2/PROD/backupset/2007_03_08/o1_mf_nnndf_TAG20070308T092426_2z0kpc72_.bkp ta
 g=TAG20070308T092426
channel ORA_DISK_1: restored backup piece 1
channel ORA_DISK_1: validation complete, elapsed time: 00:00:18
channel ORA_DISK_1: starting validation of datafile backup set
channel ORA_DISK_1: reading from backup piece
 /disk2/PROD/autobackup/2007_03_08/o1_mf_s_616670734_2z0krhjv_.bkp
channel ORA_DISK_1: piece
 handle=/disk2/PROD/autobackup/2007_03_08/o1_mf_s_616670734_2z0krhjv_.bkp
 tag=TAG20070308T092534
channel ORA_DISK_1: restored backup piece 1
channel ORA_DISK_1: validation complete, elapsed time: 00:00:00
Finished validate at 08-MAR-07

例3-66 データベースの検証

この例では、データベースを検証します。出力例も示します。検証では、データファイル1内に破損ブロックが1個検出されました。VALIDATE出力では、指定されたトレース・ファイルで破損の詳細を参照するように示されています。

RMAN> VALIDATE DATABASE;

Starting validate at 26-FEB-07
using channel ORA_DISK_1
channel ORA_DISK_1: starting validation of datafile
channel ORA_DISK_1: specifying datafile(s) for validation
input datafile file number=00001 name=/disk1/oradata/prod/system01.dbf
input datafile file number=00002 name=/disk1/oradata/prod/sysaux01.dbf
input datafile file number=00003 name=/disk1/oradata/prod/undotbs01.dbf
input datafile file number=00004 name=/disk1/oradata/prod/cwmlite01.dbf
input datafile file number=00005 name=/disk1/oradata/prod/drsys01.dbf
input datafile file number=00006 name=/disk1/oradata/prod/example01.dbf
input datafile file number=00007 name=/disk1/oradata/prod/indx01.dbf
input datafile file number=00008 name=/disk1/oradata/prod/tools01.dbf
input datafile file number=00009 name=/disk1/oradata/prod/users01.dbf
channel ORA_DISK_1: validation complete, elapsed time: 00:01:25
List of Datafiles
=================
File Status Marked Corrupt Empty Blocks Blocks Examined High SCN
---- ------ -------------- ------------ --------------- ----------
1    FAILED 0              4140         57600           498288
  File Name: /disk1/oradata/prod/system01.dbf
  Block Type Blocks Failing Blocks Processed
  ---------- -------------- ----------------
  Data       1              41508
  Index      0              7653
  Other      0              4299
 
File Status Marked Corrupt Empty Blocks Blocks Examined High SCN
---- ------ -------------- ------------ --------------- ----------
2    OK     0              8918         20040           498237
  File Name: /disk1/oradata/prod/sysaux01.dbf
  Block Type Blocks Failing Blocks Processed
  ---------- -------------- ----------------
  Data       0              2473
  Index      0              2178
  Other      0              6471
 
File Status Marked Corrupt Empty Blocks Blocks Examined High SCN
---- ------ -------------- ------------ --------------- ----------
3    OK     0              36           2560            498293
  File Name: /disk1/oradata/prod/undotbs01.dbf
  Block Type Blocks Failing Blocks Processed
  ---------- -------------- ----------------
  Data       0              0
  Index      0              0
  Other      0              2524
 
File Status Marked Corrupt Empty Blocks Blocks Examined High SCN
---- ------ -------------- ------------ --------------- ----------
4    OK     0              1            1280            393585
  File Name: /disk1/oradata/prod/cwmlite01.dbf
  Block Type Blocks Failing Blocks Processed
  ---------- -------------- ----------------
  Data       0              0
  Index      0              0
  Other      0              1279
 
File Status Marked Corrupt Empty Blocks Blocks Examined High SCN
---- ------ -------------- ------------ --------------- ----------
5    OK     0              1            1280            393644
  File Name: /disk1/oradata/prod/drsys01.dbf
  Block Type Blocks Failing Blocks Processed
  ---------- -------------- ----------------
  Data       0              0
  Index      0              0
  Other      0              1279
 
File Status Marked Corrupt Empty Blocks Blocks Examined High SCN
---- ------ -------------- ------------ --------------- ----------
6    OK     0              1            1280            393690
  File Name: /disk1/oradata/prod/example01.dbf
  Block Type Blocks Failing Blocks Processed
  ---------- -------------- ----------------
  Data       0              0
  Index      0              0
  Other      0              1279
 
File Status Marked Corrupt Empty Blocks Blocks Examined High SCN
---- ------ -------------- ------------ --------------- ----------
7    OK     0              1            1280            393722
  File Name: /disk1/oradata/prod/indx01.dbf
  Block Type Blocks Failing Blocks Processed
  ---------- -------------- ----------------
  Data       0              0
  Index      0              0
  Other      0              1279
 
File Status Marked Corrupt Empty Blocks Blocks Examined High SCN
---- ------ -------------- ------------ --------------- ----------
8    OK     0              1            1280            393754
  File Name: /disk1/oradata/prod/tools01.dbf
  Block Type Blocks Failing Blocks Processed
  ---------- -------------- ----------------
  Data       0              0
  Index      0              0
  Other      0              1279
 
File Status Marked Corrupt Empty Blocks Blocks Examined High SCN
---- ------ -------------- ------------ --------------- ----------
9    OK     0              1272         1280            393785
  File Name: /disk1/oradata/prod/users01.dbf
  Block Type Blocks Failing Blocks Processed
  ---------- -------------- ----------------
  Data       0              0
  Index      0              0
  Other      0              8
 
validate found one or more corrupt blocks
See trace file /disk2/oracle/log/diag/rdbms/prod/prod/trace/prod_ora_10609.trc for details
channel ORA_DISK_1: starting validation of datafile
channel ORA_DISK_1: specifying datafile(s) for validation
including current control file for validation
including current SPFILE in backup set
channel ORA_DISK_1: validation complete, elapsed time: 00:00:01
List of Control File and SPFILE
===============================
File Type    Status Blocks Failing Blocks Examined
------------ ------ -------------- ---------------
SPFILE       OK     0              2
Control File OK     0              506
Finished validate at 26-FEB-07