この付録では、次のものをインストールおよび設定する方法について示します。
Oracle Communications Data ModelのOracle Communications Billing and Revenue Managementアダプタ(BRMアダプタ)
E-LT操作環境を作成するOracle Data Integratorコンポーネント。
Oracle GoldenGate抽出およびReplicatプロセス
この付録には、次の項が含まれます。
|
注意: この付録の手順の実行に時間がかかる場合があります。 |
BRMアダプタは、Oracle Communications Data Modelの「アプリケーション・アダプタ」タイプのインストールを使用してインストールできます。BRMアダプタには、Oracle Communications Data Modelステージング・レイヤーに対してOracle GoldenGateを使用してリアルタイムのデータをフィードしたり、Oracle Data Integratorを使用してバッチ・モードのデータを抽出、ロードおよび変換したりするオプションが含まれます。
次に、Oracle Communication Data ModelアダプタにBilling and Revenue Managementをインストールするための前提条件を説明します。
この付録の手順に従う前に、「Oracle Communications Data Modelに対して提供されているインストールのタイプ」および「インストーラの実行」の説明に従って、アプリケーション・アダプタのインストールを実行する必要があります。
この付録の手順に従う前に、Oracle Data Integratorソフトウェアをインストールする必要があります。詳細は次の項目を参照してください。
Oracle GoldenGateのリアルタイム・フィードを使用する場合、この付録の手順に従う前に、アダプタ・ソース・データベース・バージョンおよびOracle Communications Data Modelターゲット・データベース・バージョンに従って、Oracle GoldenGateソフトウェアをダウンロードする必要があります。詳細は、「BRMアダプタのターゲットへのOracle GoldenGateのインストール」を参照してください。
インストールおよび設定手順は、次のOracle Data Integrator推奨構成を前提とします。
データ・ウェアハウス・データベース・スキーマは、ODIリポジトリと同じデータベース・インスタンスにホストされます。
Oracle Data Integrator Enterprise Editionのインストールを確認するには、ODI Studioを起動します。
「スタート」メニューで、「すべてのプログラム」→「Oracle」→「Oracle Data Integrator」→「ODI Studio」の順に選択します。
デザイナ・ナビゲータで「リポジトリへの接続」をクリックします。
Oracle Data Integrator Enterprise Editionがインストールされていない場合、「Oracle Data Integrator Enterprise Edition」を参照してください。
Oracle Communication Data ModelアダプタにBilling and Revenue Management (BRMアダプタ)をインストールする場合、Oracle GoldenGateの使用、インストールおよび構成は、BRMアダプタでリアルタイム・ステージングを使用するかどうかによってオプションになります。
Oracle GoldenGateがインストールされていない場合、「Oracle GoldenGate」を参照してください。
Oracle Communication Data ModelアダプタにBilling and Revenue Managementをインストールして設定するには、Oracle GoldenGate抽出およびReplicatプロセスと、Oracle Data Integratorコンポーネントを使用してE-LT操作環境を作成します。この付録のタスクを順番に実行します。
この付録には、ソース・データのデータ・ロード、変換および検証にステージング・データベースを設定する手順が含まれます。作業を開始するには、ODIマスター・リポジトリおよび作業リポジトリを設定し、Oracle Data Integrator(ODI)を使用する必要があります。オプションで、Oracle GoldenGateを使用している場合、Oracle GoldenGateをインストールおよび構成してリアルタイムETLを実行する必要があります。
注意:
この付録の手順を実行する前に、Oracle Data Integratorソフトウェアをインストールしておく必要があります。
この章のインストールおよび設定手順は、次のODI推奨構成を前提とします。
ODIマスター・リポジトリのデータベース・スキーマが同じデータベース・インスタンスに作成されます。
ODI作業リポジトリのデータベース・スキーマが同じデータベース・インスタンスに作成されます。
データ・ウェアハウス・データベース・スキーマは、ODIリポジトリと同じデータベース・インスタンスにホストされます。
Oracle Communications Data Modelアダプタのインストールの概要:
次の手順は、Oracle Communication Data ModelアダプタにBilling and Revenue Management (BRM)をインストールする方法を示しています。これらの手順には、ソース・データのデータ・ロード、変換および検証のためのステージング・データベースを設定する方法が含まれます。BRMアダプタのインストールを開始する前に、ODIマスター・リポジトリおよび作業リポジトリを設定する必要があります。
Oracle Data Integrator (ODI)およびOracle GoldenGateを併用して、リアルタイムETLを実行します。
Oracle Communications Data Modelアダプタのインストールの手順:
create_brm_stg.sqlスクリプトの実行中に、このスクリプトによって、ターゲット・スキーマ(OCDM_SYS)に必要とされる適切な参照表およびスクリプトが作成されます。
ステージング・スキーマの作成(brm_stgの例を使用)
sys/systemユーザーとして接続し、sqlplusからスクリプトcreate_brm_stg.sqlを実行してステージング・スキーマ(brm_stg)を作成します。
スクリプトの場所: $BRM_OCDM_HOME/staging_install_ddl/create_brm_stg.sql
SQL> @./create_brm_stg.sql Creating Relational Schema and Granting required privilages Enter value for user_name: brm_stg [Depends on stage-schema name of the user] Enter value for password:passwdConnecting Target Schema (OCDM_SYS) Enter value for user_name: ocdm_sys Enter value for password:passwd
create_brm_stg.sqlファイルの実行によって、次のオブジェクトとファイルがbrm_stgおよびocdm_sysスキーマに作成されます。
作成されるステージング・スキーマ(brm_stg)オブジェクト:
通常のステージング表(表名はソース表の名前と同じです)
前日表(**_LD)
デルタ表(**_D)
デルタ履歴表(**_D_H)
入力パラメータ表(BRM_MAPPING_TAB)
ステージング・ファンクション(UTC_TO_ORACLE)
ステージング・ロード・プロシージャ(pre_staging_load、post_staging_load、pre_ocdm_load.sql)
ステージング・ビュー(EVENT_BILLING_PAYMENT_T_MAP_VW、SERVICE_T_MAP_VW、ADDRESS_VW、EVENT_BAL_IMPACT_COLL_VW)
日付パラメータ表(BRM_ETL_PARAMETER)
権限付与スクリプト
注意: ここでは日次更新であると仮定します。ただし、更新頻度の高低にかかわらず(リアルタイム変更でも)同じ表が使用されます。
作成されるターゲット・スキーマ(ocdm_sys)オブジェクト:
表B-1 作成されるocdm_sysオブジェクト
| プロシージャ |
|---|
|
DEL_OCDM |
|
DISB_CONS |
|
ENAB_CONS |
|
GEO_CITY_MAP |
|
GEO_CNTRY_MAP |
|
GEO_STATE_MAP |
|
INSERT_REF |
|
POSTCD_MAP |
|
UPDATE_ACCT_ACCT |
|
UPDATE_ACCT_BILLINFO |
|
UPDATE_ACCT_PREF_PYMT_MTHD |
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UPDATE_ADDR_LOC |
|
UPDATE_BASE_PROD_KEY |
|
UPDATE_CUST |
|
UPDATE_CUST_FCNG_SRVC |
|
UPDATE_PROD |
|
UPDATE_PROD_MKT_PLN |
|
UPDATE_PROD_RTNG_PLN |
|
UPDATE_PRTY |
|
UPDATE_PRTY_FOR_CUST |
|
UPDATE_SBRP |
|
UPDATE_SBRP_CHRGS |
|
UPDATE_SRVC_SPEC |
UTC_TO_ORACLEファンクション:
追加のUTC to Oracle日付ファンクション: UTC_TO_ORACLE
作成されるステージングおよびターゲット・スキーマ(brm_stgおよびocdm_sys)オブジェクト(ディレクトリ$BRM_OCDM_HOME/staging_install_ddlに作成されるファイル):
表B-2 作成されるスクリプト・ファイル
| 作成されるファイル |
|---|
|
brm_disable_constraint.sql |
|
brm_map_tab.sql |
|
brm_views.sql |
|
ddl_rqd_tables_stg_delta.sql |
|
ddl_rqd_tables_stg_delta_h.sql |
|
ddl_rqd_tables_stg_ld.sql |
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ddl_rqd_tables_stg_normal.sql |
|
del_ocdm.sql |
|
disabled_constraint.sql |
|
enabled_constraint.sql |
|
etl_parameter.sql |
|
grant_script.sql |
|
index_on_stage_tables.sql |
|
insert_brm_mapping_tab.sql |
|
insert_ref.sql |
|
insert_script.sql |
|
ocdm_procedures.sql |
|
post_staging_load.sql |
|
pre_ocdm_load.sql |
|
pre_staging_load.sql |
|
scd2_update.sql |
|
utc_to_oracle.sql |
|
utc_to_oracle.sql |
BRMアダプタとともに使用するOracle Communications Data Model用のOracle Data Integratorの構成には、次の手順が含まれます。
sysdbaとしてDBAユーザーに接続します。
SQL>/ as sysdba
マスターおよび作業リポジトリ用にRDBMSスキーマおよびユーザー(Oracle 11g)を作成する必要があります。スキーマは、次のSQLコマンドを実行して作成できます。
SQL> create user repo identified by repo default tablespace users temporary tablespace temp; SQL> create user wrep identified by wrep default tablespace users temporary tablespace temp;
次のSQLコマンドを実行して、新しく作成したユーザーに接続権限を付与します。
SQL> grant connect, resource to repo; SQL> grant execute on dbms_lock to repo; SQL> grant connect, resource to wrep; SQL> grant execute on dbms_lock to repo;
記載されているユーザーは単なる例です。任意のユーザーを選択できますが、ODI用のリポジトリおよびログイン情報を作成する際は、同じユーザーを使用していることを確認してください。
図B-1に示すように、ODI Studioを開きます。
「スタート」→「プログラム」→「Oracle」→「Oracle Data Integrator」→「ODI Studio」
図B-2に示すように、新規ギャラリを開きます。
「ファイル」→「新規」
新規ギャラリの「カテゴリ」ツリーで、「ODI」を選択します。
「項目」リストから「マスター・リポジトリ作成ウィザード」を選択します。
「OK」をクリックします。
マスター・リポジトリ作成ウィザードが表示されます。
マスター・リポジトリ作成ウィザードで、JDBCドライバの参照アイコン、Oracle JDBCドライバの順に選択します。「OK」をクリックします。
JDBC URLを編集して、jdbc:oracle:thin: @localhost:1521:orcを読み取ります。
ユーザーにrepo、パスワードにpasswordと入力します。
「接続のテスト」をクリックして、正常な接続を確認します。
「OK」をクリックします。
図B-4に示すように、「マスター・リポジトリ作成ウィザード」画面で、「次へ」をクリックします。
認証ウィンドウで、スーパーバイザ・パスワードにpasswordと入力します。
図B-6に示すように、パスワードの確認のため再度passwordと入力します。
「次へ」をクリックします。
注意: ODIユーザー名およびパスワードは、大文字/小文字が区別されます。
パスワード記憶域ウィンドウで、「内部パスワード記憶域」を選択し、「終了」をクリックします。マスター・リポジトリを正しく作成すると、Oracle Data Integrator情報メッセージが表示されます。
「OK」をクリックします。ODIマスター・リポジトリが作成されます。
新しいODIマスター・ログインを作成して、ODIマスター・リポジトリに接続します。「ファイル」→「新規」を選択して新規ギャラリを開きます。新規ギャラリの「カテゴリ」ツリーで、「ODI」を選択します。図B-9に示すように、「項目」リストから「新規ODIリポジトリ・ログインの作成」を選択します。
次に示す表のパラメータを使用して、リポジトリ接続を構成します。JDBC URLを入力するには、画面に示すように、「JDBC URL」フィールドの横にあるボタンをクリックし、jdbc:oracle:thin:@<host>:<port>:<sid>を選択して、URLを編集します。「マスター・リポジトリのみ」ボタンを選択します。
「テスト」をクリックします。
正常な接続を確認して、「OK」をクリックします。
「OK」をクリックして接続を保存します。
表B-4 データベース接続(マスター・リポジトリ)
| パラメータ | 値 |
|---|---|
|
ユーザー |
repo |
|
パスワード |
password |
|
ドライバ・リスト |
Oracle JDBCドライバ |
|
ドライバ名 |
oracle.jdbc.OracleDriver |
|
URL |
jdbc:oracle:thin:@<system_name>:<listener port>:<SID> 次に例を示します。 jdbc:oracle:thin:@localhost:1521:orcl |
注意: 「JDBC URL」フィールドでコピーして貼り付けないでください。有効なURL文字列の入力で問題が発生する場合があります。かわりに、ドロップダウン・メニューを開いて、リストから正しいドライバを選択します。「URL」フィールドで正しいURLを入力します。
「リポジトリへの接続」をクリックします。ドロップダウン・リストから新しく作成したリポジトリ接続のマスター・リポジトリを選択します。「OK」をクリックします。ODIトポロジ・マネージャが起動します。ODIトポロジ・マネージャに正常にログインしています。
Oracle Databaseスキーマおよびユーザーを作成した後、ODIトポロジ・ナビゲータを使用してODI作業リポジトリを作成します。
ODIで、「トポロジ・ナビゲータ」タブ、「リポジトリ」パネルの順にクリックします。「作業リポジトリ」ノードを右クリックして「新規作業リポジトリ」を選択します。
作業リポジトリの作成ウィザードが開きます。
後続の画面で、表B-5に示すパラメータを入力します。
「テスト接続」をクリックして正常な接続を確認し、「OK」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
図B-18に示すように、作業リポジトリ・プロパティの指定ページで、次の値を設定します。
「ID」を5に設定します。
「名前」をWORKREP_KOLKATA_SERVERに設定します。
「パスワード」にpasswordと入力します。
「作業リポジトリ・タイプ」リストで、「開発」を選択します。
「終了」をクリックします。
作業リポジトリ・ログインの作成ウィンドウで、「はい」をクリックします。
ログイン名にWORKREP_KOLKATA_SERVERと入力します。
「OK」をクリックします。
新しく作成した作業リポジトリが作業リポジトリ・ツリー・ビューにあることを確認します。
マスター・リポジトリから切断して、作業リポジトリに接続します。「ODI」をクリックしてmaster_repoの切断を選択します。
「リポジトリへの接続」をクリックします。
「ログイン名」ドロップダウン・リストから「WORKREP_KOLKATA_SERVER」を選択します。
「パスワード」にpasswordと入力します。
「OK」をクリックします。
「デザイナ」タブをクリックします。
図B-25に示すように、ODIのログイン・ダイアログが表示されます。
ODI作業リポジトリが正常に作成され、接続されています。
「デザイナ」タブを確認すると、新しい作業リポジトリにプロジェクトやモデルは表示されていません。
マスター・リポジトリのインポートおよびエクスポート手順を実行すると、トポロジ・ドメインおよびセキュリティ・ドメインを含むリポジトリ全体をあるリポジトリから別のリポジトリに転送できます。
既存のマスター・リポジトリのマスター・リポジトリをインポートする手順は、次のとおりです。
トポロジ・ナビゲータのツールバー・メニューから、「インポート」→「マスター・リポジトリ」の順に選択します。
「インポート・モード」を選択して、フォルダまたはZIPファイルをインポートします。
「OK」をクリックします。
指定したファイルが現在のマスター・リポジトリにインポートされます。
指定された場所からマスター・リポジトリを参照します。
リポジトリの場所:
"$BRM_OCDM_HOME/odi_repository/brm_ocdm_adapter_master.zip"
図B-31に示すように、「インポート・レポート」を確認し、「保存」をクリックしてこのレポートを保存します。
作業リポジトリをインポートまたはエクスポートすると、すべての作業リポジトリのオブジェクトをあるリポジトリから別のリポジトリに転送できます。
作業リポジトリをインポートするには:
デザイナ・ナビゲータのツールバー・メニューから、「インポート」→「作業リポジトリ」の順に選択します。
「インポート・モード」を選択して、フォルダまたはZIPファイルをインポートします。
「OK」をクリックします。
指定したファイルが作業リポジトリにインポートされます。
指定された場所から作業リポジトリを参照します。
$BRM_OCDM_HOME/odi_repository/brm_ocdm_adapter_work.zip
図B-37に示すように、インポート・レポートを確認できます。レポートを保存する場合は、「保存」をクリックします。
「デザイナ」タブのプロジェクトおよびモデルを使用すると、作業リポジトリのプロジェクトおよびモデルを表示できます。
ODIトポロジを設定するには、次の手順に従います。
トポロジ・ナビゲータから「物理アーキテクチャ」タブを表示します。
「テクノロジ」ノードを開きます。
Oracleノードを開いて、物理データ・サーバーを表示します。
BRM_STGノードをダブルクリックして、データ・サーバー: <Name>ダイアログを表示します。
「定義」タブを表示して、次に示すように適切な情報を入力します。
表B-6 ODI Studioデータ・サーバー定義のフィールドおよび値
| フィールド | 説明 |
|---|---|
|
名前 |
データ・サーバーの名前を変更しないでください。 |
|
テクノロジ |
デフォルト値のOracleを変更しないでください。 |
|
インスタンス/dblink(データ・サーバー) |
データベース・インスタンス名を指定します。 Oracle SID名を使用します。たとえば、ORCLなどです。 |
|
ユーザー |
<User Name>を指定します。たとえば、brm_stgなどです。 これは、ウェアハウス・データベース・ユーザー名です。 |
|
パスワード |
<Password>を指定します。 これは、ウェアハウス・データベース・ユーザー名のデフォルトのパスワードです。 |
|
配列フェッチ・サイズ |
環境に適した値を指定します。 (デフォルト値は変更しないでください)。 |
|
バッチ更新サイズ |
環境に適した値を指定します。 (デフォルト値は変更しないでください)。 |
「JDBC」タブを表示して、表B-7に示すように適切な情報を入力します。
必要な値を入力したら、「テスト」をクリックします。これにより、図B-42のダイアログが表示されます。
<Connection>ダイアログで、「テスト」をクリックしてテスト接続を表示します。
「保存」アイコンをクリックして、詳細を保存します。
データ・サーバーの物理スキーマを設定する手順は、次のとおりです。
トポロジ・ナビゲータから「物理アーキテクチャ」タブを表示します。
「テクノロジ」ノードを開きます。
Oracleノードを開いて、物理データ・サーバーを表示します。
「データ・サーバー」ノードを開きます。
BRM_STG.BRM_STGをダブルクリックして、物理スキーマ: <Name>ダイアログを表示します。
「定義」タブを表示して、表B-8に示すように適切な情報を入力します。
表B-8 ODI Studio物理スキーマの定義タブのプロパティおよび値
| フィールド | 説明 |
|---|---|
|
スキーマ(スキーマ) |
<Physical Schema>がドロップダウン・リストから選択されていることを確認します(たとえば、BRM_STAGEなど)。 |
|
スキーマ(作業スキーマ) |
<Physical Schema>がドロップダウン・リストから選択されていることを確認します(たとえば、BRM_STGなど)。 |
注意: 他のフィールド値を変更しないでください。
クリックして詳細を保存します。
注意: 同じ手順(1-7)に従って、BRM_SRCおよびOCDM_SYS物理スキーマを構成します。
論理データ・サーバーを設定する手順は、次のとおりです。
トポロジ・ナビゲータから「論理アーキテクチャ」タブを表示します。
「テクノロジ」ノードを開きます。
Oracleノードを開いて、論理データ・サーバーを表示します。
BRM_STG_LSノードをダブルクリックして、論理データ・サーバー: <Name>ダイアログを表示します。
「定義」タブを表示します。
BRM_STG_LS論理データ・サーバーを編集して、適切なコンテキスト(たとえば、グローバル、開発など)に対して「物理スキーマ」列の値がBRM_STG_BRM_STG (物理データ・サーバーで作成された物理スキーマ)に設定されていることを確認します。
「保存」アイコンをクリックして、詳細を保存します。
コンテキストが適切に設定されているかどうかを確認したら、「トポロジ」→「物理アーキテクチャ」タブで、物理スキーマの「コンテキスト」タブが正しい論理コンテキストを示していることを確認します。
注意: これらの手順(1-7)に従って、BRM_SRC_LSおよびOCDM_SYS_LS論理データ・サーバーを構成します。これらの手順を終了したら、ODIのインストールは完了です。
Oracle Communications Data Modelに対してOracle GoldenGateを設定するには、次の手順を実行します。
BRMアダプタのリアルタイム取得を使用するには、次のようにOracle GoldenGate (GG)をインストールして構成します。
ディレクトリをデータベース・インストール・パスに変更します(たとえば、/u02/app/oracle/productなど)。
製品フォルダの下にOracle GoldenGateをインストールする(gg)という名前のディレクトリを作成します。
[oracle@server product]$ mkdir /u02/app/oracle/product/gg
または、製品フォルダに直接移動して、フォルダ(gg)を手動で作成します。
[oracle@server product]$ export GGATE=/u02/app/oracle/product/gg [oracle@server product]$ cd $GGATE [oracle@server gg]$
ダウンロードしたソフトウェア(たとえば、V22228-01.zipなど)をggフォルダ(Oracle GoldenGateのダウンロードの詳細は、「Oracle GoldenGate」を参照してください)にコピーします。
次のコマンドを使用して、フォルダのソフトウェアを解凍します。
[oracle@server gg]$ unzip V22228-01.zip
ファイルを解凍した後、tarコマンドで.tar拡張子のファイルを使用してOracle GoldenGateを抽出します。
次のコマンドを使用して、Oracle GoldenGate .tarファイルを圧縮します。
[oracle@server gg] tar -xf filename.tar
次のコマンドを使用して、GGライブラリのパスをLD_LIBRARY_PATHにエクスポートします。
export LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/lib:$GGATE
GGコマンドライン・ユーティリティ(ggsci)を起動します。
[oracle@server gg]$. /ggsci
このコマンドにより、Oracle GoldenGateサーバーに接続されます。次に例を示します。
Oracle GoldenGate Command Interpreter for Oracle Version 11.1.1.0.0 Build 078 Linux, x86, 32bit (optimized), Oracle 11 on Jul 28 2010 13:22:25 Copyright (C) 1995, 2010, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved
ggに必要な作業ディレクトリを作成します。
GGSCI (server.oracle.com) 1>create subdirs GGSCI (server.oracle.com) 2>exit [oracle@server gg]$ mkdir $GGATE/diroby
これらの手順の実行後、Oracle GoldenGateがインストールされます。
Oracle GoldenGateをインストールした後、Oracle GoldenGate Replicationのソースおよびターゲット・データベースを準備します。
注意: 「BRMアダプタのターゲットへのOracle GoldenGateのインストール」の手順1から9は、ソース・データベースとターゲット・データベースの両方に共通です。これらの同じ手順は、「BRMアダプタのソースへのOracle GoldenGateのインストール」にも記載されています。
Oracle GoldenGateスキーマを設定するには、次の手順を実行します。
ggateスキーマを作成します。
SQL>sqlplus / as sysdba; SQL> create user ggate identified by ggate default tablespace users temporary tablespace temp;
注意: Oracle GoldenGateスキーマでは、デフォルト・パスワード(ggateなど)が設定フェーズ中に提供されます。これは変更できますが、関連するprmおよびobyファイルでデフォルト・パスワードを変更する必要もあります(詳細は、手順4「ggateのデフォルトのスキーマおよびパスワードの編集」を参照してください)。
ggateスキーマに権限を付与します。
SQL> grant connect, resource, unlimited tablespace to ggate; SQL> grant select any dictionary to ggate; SQL> grant execute on utl_file to ggate; SQL> grant alter any table to ggate; SQL> grant create table to ggate; SQL> grant select any table, insert any table, update any table, delete any table to ggate; SQL>exit;
ターゲット構成ファイルを$GGATEディレクトリにコピーします。
ターゲット・マシンのファイルは次の場所に生成されています。
$OCDM\utl\adapter\brm\goldengate_param\stg
これらのファイルをターゲット・マシンの次の場所($GGATEE)に、同じディレクトリ構造を使用してコピーする必要があります。
goldengate_param\stg\dirprmに含まれるファイルを$GGATEE\dirprmにコピーします。
goldengate_param\stg\dirobyに含まれるファイルを$GGATEE\dirobyにコピーします。
デフォルトのスキーマおよびパスワードを編集します。
デフォルトのスキーマおよびパスワードは、ggateです。
環境に応じてファイル$GGATE\diroby\ brm_ogg_stg_cdc_cmd.obyを編集します。次のコマンドで適切な値を使用します。
DBLOGIN USERIDuserid, PASSWORDpasswd
環境に応じてファイル$GGATE\dirprm\ globals.prmを編集します。次のコマンドで値を変更します。
GGSCHEMA ggate CHECKPOINTTABLE ggate.ggschkpt
マネージャ・ポートを構成します。
ターゲットのデフォルト・マネージャ・ポートは7809ですが、必要に応じて次のファイルでポートを編集します。
$GGATEE\dirprm\mgr.prm
REPLICATでBRM_SRCおよびBRM_STGを編集します。
デフォルトのBRM_SRCおよびBRM_STGスキーマはbrm_srcおよびbrm_stgです。ファイル$GGATEE\dirprm\repbrm.prmを編集し、環境に応じて2つのスキーマ名を変更します。たとえば、次のような行を探して変更します。
map brm_src.ACCOUNT_NAMEINFO_T, TARGET brm_stg.ACCOUNT_NAMEINFO_T, KEYCOLS (OBJ_ID0,REC_ID), REPERROR (1403, DISCARD)
これを次のように変更します。
map pin5003.ACCOUNT_NAMEINFO_T, TARGET brm_stg_ogg.ACCOUNT_NAMEINFO_T, KEYCOLS (OBJ_ID0,REC_ID), REPERROR (1403, DISCARD)
Replicatグループを追加します。
<target>システムで、次のコマンドを実行してrepbrmという配信グループを追加します。
[oracle@server gg]$ $GGATE/./ggsci paramfile $GGATE/diroby/ brm_ogg_stg_cdc_cmd.oby
注意: brm_ogg_stg_cdc_cmd.obyのバッチ・コマンドを手動で実行すると、1つのコマンドごとに結果を参照できます。次に例を示します。
最初にggsciにログインして次のコマンドを実行します。
./ggsci
GGSCI (slc00tcw) 1> ADD REPLICAT repbrm, EXTTRAIL ./dirdat/rt, checkpointtable ggate.ggschkpt
BRMアダプタのリアルタイム取得を使用するには、次のようにOracle GoldenGate (GG)をインストールして構成します。
ディレクトリをデータベース・インストール・パスに変更します(たとえば、/u02/app/oracle/productなど)。
製品フォルダの下にOracle GoldenGateをインストールする(gg)という名前のディレクトリを作成します。
[oracle@server product]$ mkdir /u02/app/oracle/product/gg
または、製品フォルダに直接移動して、フォルダ(gg)を手動で作成します。
[oracle@server product]$ export GGATE=/u02/app/oracle/product/gg [oracle@server product]$ cd $GGATE [oracle@server gg]$
ダウンロードしたソフトウェア(たとえば、V22228-01.zipなど)をggフォルダ(Oracle GoldenGateのダウンロードの詳細は、「Oracle GoldenGate」を参照してください)にコピーします。
次のコマンドを使用して、フォルダのソフトウェアを解凍します。
[oracle@server gg]$ unzip V22228-01.zip
ファイルを解凍した後、tarコマンドで.tar拡張子のファイルを使用してOracle GoldenGateを抽出します。
次のコマンドを使用して、Oracle GoldenGate .tarファイルを圧縮します。
[oracle@server gg] tar -xf filename.tar
次のコマンドを使用して、GGライブラリのパスをLD_LIBRARY_PATHにエクスポートします。
export LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/lib:$GGATE
GGコマンドライン・ユーティリティ(ggsci)を起動します。
[oracle@server gg]$. /ggsci
このコマンドにより、Oracle GoldenGateサーバーに接続されます。次に例を示します。
Oracle GoldenGate Command Interpreter for Oracle Version 11.1.1.0.0 Build 078 Linux, x86, 32bit (optimized), Oracle 11 on Jul 28 2010 13:22:25 Copyright (C) 1995, 2010, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved
ggに必要な作業ディレクトリを作成します。
GGSCI (server.oracle.com) 1>create subdirs GGSCI (server.oracle.com) 2>exit [oracle@server gg]$ mkdir $GGATE/diroby
これらの手順の実行後、Oracle GoldenGateがインストールされます。
次のようにデータベースをアーカイブ・ログ・モードに切り替えます。
[oracle@server dbhome_1]$ sqlplus / as sysdba SQL>shutdown immediate SQL>startup mount SQL>alter database archivelog; SQL>alter database open;
最小サプリメンタル・ロギングを有効にします。
SQL>alter database add supplemental log data;
ログを切り替えて、サプリメンタル・ロギングを開始します。
SQL> ALTER SYSTEM SWITCH LOGFILE; SQL> ALTER SYSTEM SWITCH LOGFILE;
サプリメンタル・ロギングが有効であることを確認します(結果がYESになります)。
SQL> SELECT SUPPLEMENTAL_LOG_DATA_MIN FROM V$DATABASE;
データベースのリサイクルビンをオフにします。
SQL>alter system set recyclebin=off scope=spfile;
ggateスキーマを作成します。
SQL> create user ggate identified by ggate default tablespace users temporary tablespace temp;
注意: Oracle GoldenGateスキーマでは、デフォルト・パスワード(ggateなど)が設定フェーズ中に提供されます。これは変更できますが、関連するprmおよびobyファイルでデフォルト・パスワードを変更する必要もあります。
ggateスキーマに権限を付与します。
SQL> grant connect, resource, unlimited tablespace to ggate; SQL> grant select any dictionary to ggate; SQL> grant select any table to ggate; SQL> grant alter any table to ggate; SQL> grant flashback any table to ggate; SQL> grant execute on dbms_flashback to ggate; SQL> grant execute on utl_file to ggate; SQL> exit;
Trandataを実行するには、ソース・システムでサプリメンタル・ロギングを有効にする必要があります。サプリメンタル・ロギングを有効にするには、次のコマンドを使用します。
alter database add supplemental log data;
ソース構成ファイルを$GGATEディレクトリにコピーします。
ソース・マシンのファイルは$OCDM \utl\adapter\brm\goldengate_param\srcに生成されています。
これらのファイルをソース・マシンの次の場所($GGATEE)に、同じディレクトリ構造を使用してコピーする必要があります。
goldengate_param\src\dirprmのファイルを$GGATEE\dirprmにコピーします。
goldengate_param\src\dirobyのファイルを$GGATEE\dirobyにコピーします。
マネージャ・ポートを構成します。
ソースのデフォルト・マネージャ・ポートは7890です。必要に応じて次のファイルでこのポートを編集します。
$GGATEE\dirprm\mgr.prm
RMTHOSTを構成します。
作業環境の必要に応じて、$GGATEE\dirprmディレクトリのexpbrm.prmファイルでRMTHOSTおよびMGRPORTを変更します。
RMTHOST <Remote Host Name>, MGRPORT <Port>
次に例を示します。
rmthost slc00tcw, mgrport 7809
EXTRACTでBRM_SRCスキーマを構成します。
BRMアダプタのデフォルト・ソース・スキーマは、BRM_SRCです。ソース・システム・スキーマを通じてソース・スキーマ名を変更します。たとえば、brm_src ->pin5003です。
$GGATE\dirprm\extbrm.prmでBRM_SRCスキーマを変更します。
次に例を示します。
Table pin5003.ACCOUNT_NAMEINFO_T, KEYCOLS (OBJ_ID0,REC_ID)
$GGATE\dirprm\extpbrm.prmでBRM_SRCスキーマを変更します。
次に例を示します。
Table pin5003.ACCOUNT_NAMEINFO_T;
$GGATE\diroby\ brm_ogg_src_cdc_cmd.obyでBRM_SRCスキーマを変更します。次に例を示します。
add TRANDATA pin5003.ACCOUNT_NAMEINFO_T COLS(OBJ_ID0,REC_ID), NOKEY
注意:
ファイルbrm_ogg_src_cdc_cmd.obyで、ACCOUNT_T表を除く現在のすべてのマッピング表に対して次のコマンドを使用します。
ADD TRANDATA <Source Schema Name>.<Table Name> COLS(col1, col2,…), NOKEY
各表のTRANDATAが実行されている場合、次のコマンドを使用してそれを削除します。
DELETE TRANDATA <Source Schema Name>.*
データ・ポンプを使用した変更取得の構成
この方法の目標は、次のとおりです。
変更を取得する抽出プロセスを構成および追加します。
これらの変更を格納するローカル・トレイルを追加します。
データ・ポンプ抽出を構成および追加してローカル・トレイルを読み取り、ターゲットのリモート・トレイルを作成します。
リモート・トレイルを追加します。
<source>システムで、次のコマンドを実行してextbrmという抽出グループおよびextpbrmというデータ・ポンプ抽出を定義し、Oracle GoldenGateローカル・トレイルからデータを抽出してターゲットのOracle GoldenGateにこれらの変更をルーティングします。
[oracle@server gg]$ $GGATE/./ggsci paramfile $GGATE/diroby/brm_ogg_src_cdc_cmd.oby
注意: ほとんどの場合、obyファイルに記載されているバッチ・コマンドを、Oracle GoldenGateコマンドライン・ユーティリティ(ggsci)で1つずつ手動で実行します。
プライマリ抽出プロセスおよびデータ・ポンプ抽出プロセスを起動するには、ソース・システムで次のコマンドを実行します。
[oracle@server gg]$ $GGATE/./ggsci paramfile $GGATE/diroby/brm_ogg_src_cdc_start_cmd.oby
ターゲット・システムでOracle GoldenGateプロセスを起動するには、ターゲット・システムで次のコマンドを実行します。
[oracle@server gg]$ $GGATE/./ggsci paramfile $GGATE/diroby/brm_ogg_stg_cdc_start_cmd.oby
表B-9に、Oracle GoldenGateプロセス・コマンドの概要を示します。注意: GGSCIからこれらのコマンドを実行します。
表B-9 Oracle GoldenGateプロセス・コマンドの概要
| プロセス領域 | コマンド |
|---|---|
|
すべてのサービスの起動 |
マネージャ: 抽出: レプリケート: 抽出およびReplicat: |
|
すべてのサービスの停止 |
マネージャ: 抽出: レプリケート: 抽出およびReplicat: |
|
サービス・ステータスの確認 |
すべてのサービス: マネージャ: 抽出: レプリケート: |
|
レポートの表示 |
抽出: レプリケート: |
既存のリポジトリを削除するには、次の操作を実行します。
Drop user (Master_Repo_user) cascade; create user (Master_Repo_user) identified by (pswd) default tablespace users temporary tablespace temp; grant connect, resource to (Master_Repo_user); grant execute on dbms_lock to (Master_Repo_user);
この項の内容は次のとおりです。
エラー・メッセージ:
Error: /…./…./…./….xml (No such file or directory)
このエラーは、「ZIPファイルからインポート」オプションを使用してリポジトリをインポートする場合に発生する可能性があります。
回避策:
このエラーを解決するには、マスターおよび作業リポジトリのZIPファイルを解凍し、「フォルダからインポート」オプションを使用して再度インポートを開始します。
作業リポジトリをインポートするには:
デザイナ・ナビゲータのツールバー・メニューから、「インポート」→「作業リポジトリ」の順に選択します(図B-56を参照)。
「インポート・モード」で「フォルダからインポート」または「ZIPファイルからインポート」を選択し、「OK」をクリックします。
指定したファイルが作業リポジトリにインポートされます。
指定された場所から作業リポジトリを参照します。
リポジトリの場所:
$BRM_OCDM_HOME/odi_repository/brm_ocdm_adapter_work.zip
インポート・レポートを確認し、レポートを保存するために「保存」をクリックします。
「デザイナ」タブの「プロジェクト」および「モデル」領域を表示して、作業リポジトリの内容を参照できます。
エラー・メッセージ:
ODI-26005: 別のリポジトリからオブジェクトを同じ識別子でインポートしようとしています。
考えられる原因: インポート・ファイルのオブジェクトに、リポジトリにすでに存在する識別子が含まれます。
回避策:
一意の識別子を使用するように、インポートXMLファイルのcom.sunopsis.dwg.dwgobj.SnpImportRepオブジェクト・セクションを手動で変更することを検討します。
このエラー(ODI-26005)を解決するには、リポジトリに応じて変更を行います。
マスター・リポジトリ: ODIマスター・リポジトリのIDを変更するには、次の手順に従ってリポジトリIDの再番号付けを行います。
トポロジ・ナビゲータで、「リポジトリ」タブを開きます。
図B-64に示すように、マスター・リポジトリを右クリックして「再番号付け」をクリックします。
これにより、「リポジトリの再番号付け - ステップ1」ダイアログが表示されます。図B-65に示すように、「はい」をクリックしてリポジトリIDの再番号付けを行います。
マスター・リポジトリの新しいIDを入力して「OK」をクリックします。これにより、図B-66に示すように、「リポジトリの再番号付け - ステップ2」ダイアログが表示されます。
IDの変更を確認するには、図B-67に示すように、マスター・リポジトリをダブルクリックし、「バージョン」タブを開いて新しいIDが割り当てられているかどうかを確認します。
ODI作業リポジトリのIDを変更するには、次の手順に従ってリポジトリIDの再番号付けを行います。
トポロジ・ナビゲータで、「リポジトリ」タブを開きます。
「作業リポジトリ」を開き、作業リポジトリを右クリックして「再番号付け」をクリックします。
これにより、「リポジトリの再番号付け - ステップ1」ダイアログが表示されます。「はい」をクリックしてリポジトリIDの再番号付けを行います。
「リポジトリの再番号付け - ステップ2」ダイアログで「OK」をクリックします。
作業リポジトリの新しいIDを入力して「OK」をクリックします。
「はい」をクリックして変更を確定します。
IDの変更を確認するには、作業リポジトリをダブルクリックし、「バージョン」タブを開いて新しいIDが割り当てられていることを確認します。
ODIリリース11.1.1.5.0の問題に関連する次のエラーが発生することがあります。
ERROR: An internal error occurred while opening the diagram
回避策:
ODI Studioで、破損した統合インタフェースを開き、「バージョン」タブに移動して内部IDを取得します。ODI作業リポジトリ表をホストするデータベースに接続し、次のSQLコマンドを実行して変更を適用します。
delete from SNP_TXT where I_TXT in ( select I_TXT_XMI_DATA from SNP_DIAGRAM where I_POP = <your internal ID>); delete from SNP_DIAGRAM where I_POP = <your internal ID>; commit;
この次に統合インタフェースを開くと、新しいマッピングおよびフロー・マップが作成され、問題が解決されます。