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Oracle® Databaseユーティリティ
11gリリース2 (11.2)
B56303-08
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はじめに

このマニュアルでは、Oracle Databaseユーティリティを使用して、データ転送、データ・メンテナンスおよびデータベース管理を行う方法について説明します。

対象読者

このマニュアルのユーティリティは、データベース管理者(DBA)、アプリケーション・プログラマ、セキュリティ管理者、システム・オペレータを対象としています。また、次の作業を行うOracleユーザーも対象としています。

  • エクスポート・ユーティリティおよびインポート・ユーティリティ(オリジナルおよびデータ・ポンプ版の両方)を使用した、データのアーカイブ、Oracle DatabaseのバックアップおよびOracle Database間のデータ移動

  • SQL*Loaderを使用したオペレーティング・システムのファイルからOracle表へのデータのロード、または外部表機能を使用した外部ソースからOracle表へのデータのロード

  • DBVERIFYユーティリティを使用した、オフライン・データベース上での物理データ構造に対する整合性チェックの実行

  • DBNEWIDユーティリティを使用した、オペレーショナル・データベースの内部データベース識別子(DBID)およびデータベース名(DBNAME)の維持

  • メタデータAPIを使用した、データベース・オブジェクトに対するメタデータの完全な表現の抽出および処理

  • LogMinerユーティリティを使用した、(SQLインタフェースからの)REDOログ・ファイルの問合せおよび分析

  • 自動診断リポジトリ・コマンド・インタプリタ(ADRCI)ユーティリティを使用した、Oracle Database診断データの管理

このマニュアルを使用するには、SQLおよびOracleの基礎知識が必要です。これらの情報は、『Oracle Database概要』で参照できます。また、SQL*Loaderを使用するには、オペレーティング・システムのファイル管理機能の使用方法を理解しておく必要があります。

ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。

Oracle Supportへのアクセス

サポートをご購入のOracleのお客様は、My Oracle Supportにアクセスして電子サポートを受けることができます。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info)か、聴覚に障害のあるお客様は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs)を参照してください。

関連ドキュメント

詳細は、次のOracleドキュメントを参照してください。

特に、Oracle Databaseに関連するドキュメントは、次のとおりです。

  • 『Oracle Database概要』

  • 『Oracle Database SQL言語リファレンス』

  • 『Oracle Database管理者ガイド』

  • 『Oracle Database PL/SQLパッケージおよびタイプ・リファレンス』

Oracleエラー・メッセージ・ドキュメントは、HTMLでのみ参照可能です。OracleドキュメントCDのみを使用可能な場合は、範囲別にエラー・メッセージを参照できます。特定の範囲を検出後、ブラウザの「ページ内の検索」機能を使用して特定のメッセージを検索します。インターネットに接続した場合は、Oracleオンライン・ドキュメントのエラー・メッセージ検索機能を使用して、特定のエラー・メッセージを検索できます。

リリース・ノート、インストール関連ドキュメント、ホワイト・ペーパーまたはその他の関連ドキュメントは、OTN(Oracle Technology Network)から無償でダウンロードできます。OTNを使用するには、ユーザー名とパスワードが必要です。ユーザー名とパスワードをまだお持ちでない場合は、次のWebサイトからオンラインで無償で登録できます。

http://www.oracle.com/technology

構文図

このマニュアルでは、様々なSQL、PL/SQL、あるいはその他のコマンド・ライン構成の構文記述に、図形式またはバッカス正規形(BNF)を使用しています。これらの記述を解釈する方法の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。

表記規則

このマニュアルでは次の表記規則を使用します。

規則 意味
太字 太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。
イタリック体 イタリックは、ドキュメントのタイトル、強調またはユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。
固定幅フォント 固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。