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Oracle® Databaseプラットフォーム・ガイド
11gリリース2(11.2) for Microsoft Windows
B58885-08
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2 Windowsでのデータベース・ツール

Oracle Database for Windowsには、データベース関連の機能を実行する様々なツールがあります。この章では、一般的なデータベース管理タスクの実行に推奨されるツールおよびそのツールの起動方法を説明します。

特に記載のないかぎり、このマニュアルで説明する機能は、Oracle Database Enterprise Edition、Oracle Database Standard Edition、Oracle Database Standard Edition OneおよびOracle Database Personal Editionに共通しています。

この章の項目は次のとおりです。


関連項目:


使用するデータベース・ツールの選択

データベース・ツールとは、データベース管理タスクに使用できるツール、ユーティリティおよび補助ツールの総称です。類似するタスクを実行できるデータベース・ツールもありますが、1つのデータベース・ツールですべてのデータベース管理タスクを実行することはできません。次の項では、特定のオペレーティング・システムで使用できるデータベース・ツールおよび一般的なデータベース管理タスクに使用できる推奨ツールについて説明します。

データベース・ツールとオペレーティング・システムの互換性

ほぼすべてのデータベース・ツールは、サポートされているすべてのWindowsバージョンで使用できます。例外は次のとおりです。

  • Oracle Migration Workbenchは、Oracle Technology Network(OTN)からのみ入手できます。次のサイトを参照してください。

    >http://www.oracle.com/technology/tech/migration/workbench/index.html">>http://www.oracle.com/technology/tech/migration/workbench/index.html

  • Oracle Enterprise ManagerおよびそのオプションのManagement Packには、データベースの管理を助ける追加ツールが統合されています。詳細は、『Oracle Database 2日でデータベース管理者』を参照してください。

推奨データベース・ツール

表2-1に、一般的なデータベース管理タスクの実行に使用できる様々なデータベース・ツールを示します。この表の「推奨ツール」欄にあるツールを使用することをお薦めします。タスクを実行するツールを選択した後、表2-2で、ツールの起動方法を参照してください。


注意:

エクスポート・ユーティリティおよびインポート・ユーティリティのVOLSIZEパラメータは、Windowsではサポートされていません。VOLSIZEパラメータを使用してユーティリティを実行しようとすると、エラーLRM-00101が発生します。次に例を示します。
D:\> exp system full=y volsize=100m;
Password: password
LRM-00101: unknown parameter name 'volsize'
EXP-00019: failed to process parameters, type 'EXP HELP=Y' for help
EXP-00000: Export terminated unsuccessfully

表2-1 推奨データベース・ツール

管理タスク 推奨ツール その他のツール

データベースの作成

データベース・コンフィギュレーション・アシスタント

SQL*PlusまたはSQL*Plus Worksheet

データベース・サービスの作成

データベース・コンフィギュレーション・アシスタント

ORADIM

データベース・サービスの削除

データベース・コンフィギュレーション・アシスタント

ORADIM

データベースの起動

Oracle Enterprise Manager Database Control

SQL*PlusまたはSQL*Plus Worksheet

または

srvctl(Oracle Clusterwareにより管理されるデータベースの場合)。

データベースの停止

Oracle Enterprise Manager Database Control

コントロール パネル

SQL*PlusまたはSQL*Plus Worksheet

データベース・パスワード・ファイルのパスワードの変更

ORAPWD

ORADIM

データベース・ユーザーのディレクトリへの移行

ユーザー移行ユーティリティ

なし

データベースの移行

Database Upgrade Assistant

情報アップグレード・ツール

データベースのアップグレード

Database Upgrade Assistant

SQL*Plusでスクリプトを実行

データのエクスポート

データ・ポンプ・エクスポート(EXPDP)

エクスポート(EXP)

データのインポート

データ・ポンプ・インポート(IMPDP)

インポート(IMP)

データのロード

Oracle Enterprise Managerロード・ウィザード

SQL*Loader(SQLLDR)

データベースのバックアップ

Oracle Enterprise Managerバックアップ・ウィザード

Recovery Manager (RMAN)

OCOPY

データベースのリカバリ

Oracle Enterprise Managerリカバリ・ウィザード

Recovery Manager (RMAN)

OCOPY

データベース管理者およびユーザーの認証

Oracle Enterprise Manager Database Control

SQL*PlusまたはSQL*Plus Worksheet

Windowsオペレーティング・システム

1 Oracle Administration Assistant for Windows

暗号化および復号化されたOracle Walletの格納(Oracle Advanced SecurityおよびOracle PKI統合)

Oracle Wallet Manager

なし

データベース・ロールの付与

Oracle Enterprise Manager Database Control

ローカル ユーザーとグループ

SQL*Plus

データベース・オブジェクトの作成

Oracle Enterprise Manager Database Control

SQL*Plus


次の説明は、表2-1「推奨データベース・ツール」に記載されたツールに関するものです。

  • SQL*Plus Worksheetは、Oracle Enterprise Managerの構成要素で、Windows(32-bit)でのみサポートされています。

  • ORADIMでパスワードを設定できるのは、前にパスワードが設定されなかった場合のみです。パスワードがすでに設定されていた場合は、Oracle Databaseサービスを削除し、再作成した場合のみORADIMを使用してパスワードを変更できます。

  • User Migration Utilityでは、ローカル・ユーザーまたは外部ユーザーをエンタープライズ・ユーザーに移行できます。詳細は、『Oracle Databaseエンタープライズ・ユーザー・セキュリティ管理者ガイド』のユーザー移行ユーティリティに関する項を参照してください。

  • Oracle Database Upgrade Assistantでは、Oracle9i リリース2(9.2)およびOracle Database 10g リリース1(10.1)とリリース2(10.2)の各データベースを現行リリースにアップグレードできます。Oracle Database Upgrade Assistantは、パッチ・セットの適用にも使用できます。


    関連項目:

    単一インスタンスおよびクラスタ・データベースのアップグレードの詳細は、『Oracle Databaseアップグレード・ガイド』を参照

  • データ・ポンプ・エクスポートおよびデータ・ポンプ・インポートは、Oracle Database 10gリリース1(10.1)以上のデータに推奨されます。エクスポートおよびインポートは、それより前のデータに推奨されます。

  • データベースの停止中にファイルをバックアップした場合、バックアップは無効です。無効なバックアップを使用して、後でファイルをリストアすることはできません。

  • Oracle Wallet Managerの旧バージョンを使用して、Oracle Internet Directoryへの認証に対するパスワードベースの資格証明が含まれるOracle Database 10gリリース1(10.1)以上のウォレットを管理することはできません。これらの資格証明は、Oracle DatabaseサーバーがOracle Internet Directoryに登録されるときにウォレットに格納されます。

    データベースの登録時にDatabase Configuration Assistantによって自動的に生成されるデータベース・ウォレットは、Oracle Database 10gリリース1(10.1)以上のサーバーでのみ使用できます。それより前のバージョンのデータベース、およびOracle Internet Directoryリリース9.0.4以前では、このデータベース・ウォレットを使用することはできません。

  • データベース・オブジェクトの作成のガイドラインは、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。

データベース・ツールの起動

この項では、それぞれのデータベース・ツールの起動方法を次のカテゴリに分けて説明します。

複数のOracleホームでのデータベース・ツールの起動

コンピュータに旧リリースの複数のOracleホームが存在する場合、各リリース間のOracleホームの違いの説明については、『Oracle Databaseインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows』の付録B「Optimal Flexible Architecture」を参照してください。

Oracle8iリリース8.1.3以上の複数のOracleホームからのツールの起動

Oracle8iリリース8.1.3からは、コンピュータに最初に作成したOracleホームを含む各Oracleホームに、一意のHOME_NAMEがあります。Oracle Administration Assistant for Windowsを任意のOracleホームから起動するには、「スタート」メニュー→「プログラム」→「Oracle - HOME_NAME」→「Configuration and Migration Tools」→「Administration Assistant for Windows」を選択します。

Windowsのユーザー・アカウント制御機能を使用したツールの実行

コンピュータ上で信頼性のあるアプリケーションのみを実行するようにするため、Windows Vista、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2、Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、Windows Server 2012およびWindows Server 2012 R2ではユーザー・アカウント制御を備えています。このセキュリティ機能を有効化すると、その構成内容に応じて、Oracle Universal InstallerによるOracle Database Clientのインストール時にユーザーの承諾または資格証明を求めるプロンプトが表示されます。必要に応じて承諾またはWindows管理者の資格証明を入力します。

一部の構成ツールを実行する場合や、Oracleホーム内の任意のディレクトリに書込みを行うツールまたはアプリケーションを実行する場合は、管理者権限が必要です。ユーザー・アカウント制御を有効化している場合、ローカル管理者としてログインすれば、通常の方法でこれらの各コマンドを正常に実行できます。ただし、管理者グループのメンバーとしてログインする場合は、Windowsの管理者権限を使用してこれらのタスクを明示的に実行する必要があります。

次のツールは、管理者権限で実行する必要があります。

  • Oracle Administration Assistant for Windows。このツールは、「Configuration and Migration Tool」で使用できます。

  • Oracle Net Configuration Assistant。このツールは、「Configuration and Migration Tool」で使用できます。

  • Oracle OLAP Analytic Workspace ManagerおよびOracle OLAP Worksheet。このツールは、「Integrated Management Tool」で使用できます。

  • Oracle Database Configuration Assistant。このツールは、「Configuration and Migration Tool」で使用できます。

  • Oracle Database Wallet Manager。このツールは、「Integrated Management Tool」で使用できます。

  • Oracle Database Upgrade Assistant。このツールは、「Configuration and Migration Tool」で使用できます。

  • Oracle Net Manager。このツールは、「Configuration and Migration Tool」で使用できます。

  • Oracle ASM Configuration Assistant(asmca)。このツールは、「Configuration and Migration Tool」で使用できます。

  • Oracle ASM Disk Stamping Tool(asmtool(g))。このツールは、「Configuration and Migration Tool」で使用できます。

管理者権限で「スタート」メニューからいずれかのツールを実行するには、次のようにします。

  1. 「スタート」メニュー・オプションをクリックします。

  2. 「プログラム」→「Oracle - HOME_NAME」の順に移動します。

  3. 実行するツールまたはアプリケーションの名前を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。

次の手順は、コマンド・プロンプトから管理者としてツールを起動する方法を示しています。

  1. デスクトップに、コマンド・プロンプト・ウィンドウのショートカットを作成します。ショートカットのアイコンがデスクトップに表示されます。

  2. 新規作成したショートカットのアイコンを右クリックし、「管理者として実行」を指定します。

    このウィンドウを起動すると、タイトル・バーに「管理者: コマンド プロンプト」と表示されます。このウィンドウで実行したコマンドは、管理者権限で実行されます。

「スタート」メニューからのデータベース・ツールの起動

表2-2は、「スタート」メニューからアシスタントやその他のツールを起動する方法を示しています。また、これらの製品を使用する上での詳細情報の参照先も示しています。


注意:

アシスタントを使用する場合は、データベース・ファイルが移動または作成されるディレクトリへの読取りおよび書込みアクセス権が必要です。Oracle Databaseを作成するには、管理権限が必要です。管理者グループに属していないアカウントからDatabase Configuration Assistantを実行すると、ツールは操作を完了せずに終了します。


注意:

すべての「スタート」メニュー・パスは、「スタート」メニュー→「プログラム」→「Oracle - HOME_NAME」の選択から始まります。

表2-2 「スタート」メニューからのデータベース・ツールの起動

ツール 「スタート」メニュー・パス 詳細情報の参照先

1 Oracle Administration Assistant for Windows

「Configuration and Migration Tools」→「Administration Assistant for Windows」

第9章「Windows環境におけるデータベース・ユーザーの認証」


Database Upgrade Assistant

「Configuration and Migration Tools」の「Database Upgrade Assistant」を選択

『Oracle Databaseアップグレード・ガイド』


Oracle Database Configuration Assistant

「Configuration and Migration Tools」→「Database Configuration Assistant」

「Database Configuration Assistantを使用したWindowsでのデータベースの作成」


Oracle Locale Builder

「Configuration and Migration Tools」→「Locale Builder」

『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』


Microsoft ODBC Administrator

「Configuration and Migration Tools」→「Microsoft ODBC Administration」

Microsoft ODBC Administratorオンライン・ヘルプ

Oracle Migration Workbench

「Configuration and Migration Tools」→「Migration Workbench」

Oracle Migration Workbenchのソフトウェアおよびドキュメントは次のURLから入手できます。

http://www.oracle.com/technology/tech/migration/workbench/index.html

Oracle Net Configuration Assistant

「Configuration and Migration Tools」→「Net Configuration Assistant」

『Oracle Database Net Services管理者ガイド』


Oracle Net Manager

「Configuration and Migration Tools」→「Net Manager」

『Oracle Database Net Services管理者ガイド』


Oracle Directory Manager

「Integrated Management Tools」→「Oracle Directory Manager」

『Oracle Fusion Middleware Oracle Internet Directory管理者ガイド』


Oracle Counters for Windows Performance Monitor

「Configuration and Migration Tools」→「Oracle Counters for Windows Performance Monitor」

Oracle Counters for Windows Performance Monitorをインストールするには、「拡張インストール」を選択し、「カスタム」インストール・タイプを選択します。

「Oracle Counters for Windows Performance Monitorの使用」

SQL*Plus

「Application Development」→「SQL*Plus」

『SQL*Plusユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』

「SQL*Plusを使用したデータベースの起動および停止」


SQL*Plus Worksheet

「Application Development」→「SQL*Plus Worksheet」

「Integrated Management Tools」→「SQL*Plus Worksheet」

SQL*Plus Worksheetは、Oracle Database Clientでのみ「スタート」メニューから使用できます。

Oracle Wallet Manager

「Integrated Management Tools」→「Wallet Manager」

『Oracle Databaseセキュリティ・ガイド』

自動ストレージ管理コンフィギュレーション・アシスタント

「Configuration and Management Tools」の「Automatic Storage Management Configuration Assistant」を選択

『Oracle Grid Infrastructureインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows x64(64-Bit)』



注意:

Oracle Database 11g Companion Productsをインストールすると、Oracle Wallet Managerは「スタート」メニューから使用できません。コマンドラインからのOracle Wallet Managerの起動方法は、表2-3「コマンドラインからのデータベース・ツールの起動」を参照してください。

コマンドラインからのデータベース・ツールの起動

表2-3では、コマンドラインからOracle Databaseツールを起動する方法を説明し、これらの製品の使用方法に関する詳細の参照先を示します。

表2-3 コマンドラインからのデータベース・ツールの起動

ツール プロンプトでの入力 詳細情報の参照先

DBVERIFY

C:\> dbv

DBVERIFYが起動し、ファイル名パラメータを入力するように要求します。パラメータのリストを表示するには、次のように入力します。

C:\> dbv help=y

『Oracle Databaseユーティリティ』


データ・ポンプ・エクスポート

C:\> expdp username

EXPが起動し、パラメータを入力するように要求します。これらのパラメータのリストを表示するには、次のように入力します。

C:\> exp help=y

データ・ポンプ・エクスポートの使用方法については、『Oracle Databaseユーティリティ』

エラー・メッセージについては、『Oracle Databaseエラー・メッセージ』

データ・ポンプ・インポート

C:\> impdp username

IMPが起動し、パラメータを入力するように要求します。これらのパラメータのリストを表示するには、次のように入力します。

C:\> imp help=y

データ・ポンプ・インポートの使用方法については、『Oracle Databaseユーティリティ』

エラー・メッセージについては、『Oracle Databaseエラー・メッセージ』

データベース・コンフィギュレーション・アシスタント

C:\> dbca

DBCAウィザードが対話形式モードで起動します。silentオプションおよびその他のコマンドライン・オプションについては、次のように入力します。

C:\> dbca -help

『Oracle Database 2日でデータベース管理者』の「DBCAの起動」

Database Upgrade Assistant

C:\> dbua

DBUAウィザードが対話形式モードで起動します。silentオプションおよびその他のコマンドライン・オプションについては、次のように入力します。

C:\> dbua -help

『Oracle Databaseアップグレード・ガイド』


エクスポート

C:\> exp username

EXPが起動し、パラメータを入力するように要求します。これらのパラメータのリストを表示するには、次のように入力します。

C:\> exp help=y

エクスポートの使用方法については、『Oracle Databaseユーティリティ』

エラー・メッセージについては、『Oracle Databaseエラー・メッセージ』

Net Services Configuration

C:\> netca

NETCAウィザードが対話形式モードで起動します。silentオプションおよびその他のコマンドライン・オプションについては、次のように入力します。

C:\> netca -help

『Oracle Databaseアップグレード・ガイド』


インポート

C:\> imp username

IMPが起動し、パラメータを入力するように要求します。これらのパラメータのリストを表示するには、次のように入力します。

C:\> imp help=y

インポートの使用方法については、『Oracle Databaseユーティリティ』

エラー・メッセージについては、『Oracle Databaseエラー・メッセージ』

operfcfg

C:\> operfcfg

「Oracle Counters for Windows Performance Monitorパラメータの変更」


Oracle Wallet Manager

C:\> cd ORACLE_HOME\bin

C:\ORACLE_HOME\bin> launch.exe ORACLE_HOME\bin owm.cl

第11章「Oracle WalletのWindowsレジストリへの格納」


ORADIM

C:\> oradim options

ORADIMオプションのリストを表示するには、次のどちらかを入力します。

C:\> oradim

C:\> oradim -?| -h | -help

「ORADIMによるOracle Databaseインスタンスの管理」


パスワード・ユーティリティ(ORAPWD)

C:\> orapwd

パスワード・ファイルは、隠しファイルになります。ファイル・リストに表示するには、Windowsのエクスプローラを使用します。「表示」メニューで、「オプション」→「表示」→「すべてのファイルの表示」を選択します。

「パスワード・ファイルの作成および移入」


Recovery Manager(RMAN)

C:\> rman parameters

『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』


SQL*Plus(SQLPLUS)

C:\> sqlplus

『SQL*Plusユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』

「SQL*Plusを使用したデータベースの起動および停止」

SQL*Loader(SQLLDR)

C:\> sqlldr

SQL*Loaderにより、使用可能なキーワードおよびデフォルト値を示すヘルプ画面が表示されます。

『Oracle Databaseユーティリティ』

『Oracle Databaseエラー・メッセージ』

「Windowsツールの起動」

TKPROF

C:\> tkprof

『Oracle Databaseパフォーマンス・チューニング・ガイド』

ユーザー移行ユーティリティ

C:\> umu parameters

パラメータのリストを表示するには、次のように入力します。

C:\> umu help=yes

『Oracle Databaseエンタープライズ・ユーザー・セキュリティ管理者ガイド』の「ユーザー移行ユーティリティの使用」

asmtool

asmtoolg

  • C:\> asmtool

    次にオプションの一覧を示します。

    C:\> asmtool -add

    C:\> asmtool -addprefix

    C:\> asmtool -list

    C:\> asmtool -delete

  • C:\> asmtoolg

    注意: asmtoolgはGUIベースのツールであり、コマンドラインからasmtoolツールを起動して使用するときと同じように動作します。asmtoolおよびasmtoolgを実行するには、「Windowsのユーザー・アカウント制御機能を使用したツールの実行」の項に記載されている手順に従います。

Oracle Grid Infrastructureのインストレーション・ガイドに記載されている、インストール前におけるOracle ASMのディスク・パーティションのマーク設定に関する項



注意:

  • Windowsでエクスポート・ユーティリティまたはインポート・ユーティリティを実行する場合、3つの特別な条件があります。まず、BUFFERおよびRECORDLENGTHパラメータのデフォルト値は、それぞれ4KBと2KBになります。このデフォルトのRECORDLENGTHパラメータは、システム・ヘッダー・ファイルで定義したBUFSIZの値に依存しません。USHRT_MAX(64KB)より大きな値を指定すると、警告メッセージが表示されます。2番目に、VOLSIZEパラメータはサポートされていません。3番目に、データベース全体をエクスポートするには、EXP_FULL_DATABASEロールを使用する必要があります。

  • Oracle Enterprise Manager Database Controlは、データベースを管理するための別のデータベース・ツールです。詳細は、Oracle Databaseのインストレーション・ガイドのEnterprise Manager Database Controlへのログインに関する項を参照してください。


Windowsツールの起動

表2-4に、Windowsの各ツールの起動方法とこれらの製品の使用方法に関する詳細の参照先を示します。

表2-4 Windowsツールの起動

ツール 起動手順 詳細情報の参照先

イベント ビューア

「スタート」メニュー→「プログラム」→「管理ツール」→「イベント ビューア」を選択

「イベント ビューアを使用したデータベースの監視」

オペレーティング・システムのドキュメント

Microsoft管理コンソール(MMC)

「スタート」メニュー→「プログラム」→「Oracle - HOME_NAME」→「Configuration and Migration Tools」→「Administration Assistant for Windows」を選択

オペレーティング・システムのドキュメント

Oracle Counters for Windows Performance Monitor

「スタート」メニュー→「プログラム」→「Oracle - HOME_NAME」→「Configuration and Migration Tools」→「Oracle Counters for Windows Performance Monitor」を選択

「Oracle Counters for Windows Performance Monitorの使用」

オペレーティング・システムのドキュメント

レジストリ エディタ

コマンド・プロンプトで次のように入力

C:\> regedit

「レジストリ エディタを使用した構成情報の変更」

第15章「パラメータおよびレジストリの構成」

オペレーティング・システムのドキュメント

タスク マネージャ

タスク・バーを右クリックし、「タスク マネージャ」を選択

「タスク マネージャを使用したアプリケーションとプロセスの監視」

オペレーティング・システムのドキュメント

ローカル ユーザーとグループ

「スタート」メニュー→「設定」→「コントロール パネル」を選択。「管理ツール」をダブルクリックします。「コンピュータの管理」をダブルクリックします。コンソール・ツリーで、「ローカル ユーザーとグループ」をクリックします。

「「ローカル ユーザーとグループ」を使用したユーザーおよびグループの管理」

第9章「Windows環境におけるデータベース・ユーザーの認証」

オペレーティング・システムのドキュメント



注意:

Microsoft管理コンソール(MMC)は、Oracle Administration Assistant for Windowsの起動時に起動されます。

SQL*Loaderの使用方法

この項では、SQL*Loader(SQLLDR)を使用するときのWindows固有の情報について説明します。

Windowsの処理オプション

この項では、オペレーティング・システム固有ファイルの処理仕様部の文字列オプション(os_file_proc_clause)で有効な値について説明します。詳細は、『Oracle Databaseユーティリティ』の第8章「SQL*Loader制御ファイル・リファレンス」のデータファイル形式およびバッファリングの指定に関する項を参照してください。

デフォルト(処理オプションなし)または"str terminator_string"

各レコードのストリーム・レコードの形式は、レコード終了記号で終了します。str terminator_stringの指定がない場合は、レコード終了記号のデフォルトは、Windows形式のレコード終了記号(改行を表す\rと行送りを表す\nで構成される2桁の連続した文字)またはUNIX形式のレコード終了記号(行送りを表す\nで構成される1桁の文字)になります。最大レコード・サイズは48KBです。

ストリーム形式のデータファイルを処理する場合、SQL*Loaderはレコード終了記号がWindowsスタイルまたはUNIXスタイルのどちらの場合でも、レコード終了記号を自動的に認識します。したがって、通常は使用するレコード終了記号を指定する必要はありません。

ただし、外部表をロードする場合、自動的に認識されるのは、Windowsスタイルのレコード終了記号のみです。データファイルにUNIXスタイルのレコード終了記号が含まれている場合は、レコード終了記号を指定する必要があります。SQL*Loader(external_tableオプションを指定)を使用する場合は、SQL*Loader制御ファイルのINFILE行に"str '\n'"と指定して、UNIX形式のレコード終了記号を指定します。次に例を示します。

INFILE mydata.dat "str '\n'"

"str x'0a'"のように(ASCIIベースのキャラクタ・セットであると仮定して)、16進文字でレコード終了記号を指定することもできます。次に例を示します。

INFILE mydata.dat "str x'0a'"

aの前に0(ゼロ)が必要です。アクセス・パラメータ・リストとともにSQLを使用して外部表を作成する場合、RECORDS DELIMITED BY句で'\n'を指定する必要があります。次に例を示します。

RECORDS DELIMITED BY '\n'

この場合も16進文字列を使用できます。次に例を示します。

RECORDS DELIMITED BY 0x'0a'

ここでは、xの前とaそれぞれの前に0(ゼロ)が必要です。

制御ファイルの規則

SQL*Loader制御ファイル(.ctl)を作成する場合、いくつかの構文および表記規則に従う必要があります。

フルパスの記述では、円記号にはエスケープ文字または他の特殊な処理は必要ありません。二重引用符で区切られる文字列内に一重または二重引用符を使用する場合、使用する引用符の前に円記号のエスケープ文字を入力する必要があります。

SQL*Loader制御ファイルでデータ型を指定する場合、表2-5に示すシステム固有のデータ型のデフォルト・サイズは、Windowsに固有のサイズであることに注意してください。これらのデータ型は、バイト長が同じシステム間の場合のみ正しい結果が得られます。制御ファイルでこれらのデフォルト値を上書きすることはできません。システム間でバイト順序が異なる場合、BYTEORDERパラメータを使用してデータのバイト順序を示すか、ファイルにバイト順序マーク(BOM)を入れることができます。

表2-5 システム固有のデータ型のデフォルト・サイズ

固有のデータ型 デフォルト・フィールド長

DOUBLE

8

FLOAT

4

INTEGER

4

SMALLINT

2



注意:

表内のデフォルトは、INTEGERがサイズなしで指定されている場合のみ正しい値です。INTEGER(n)も使用できます。この場合、nでは、INTEGERフィールドのサイズをバイトで指定します。


関連項目:

全オプションのリストおよびSQL*Loaderの使用方法については、『Oracle Databaseユーティリティ』を参照

Windowsツールの使用方法

Windowsのツールを様々な方法で使用して、Oracle Databaseを管理できます。

イベント ビューアを使用したデータベースの監視

イベント ビューアを使用して、システム内のイベントを監視できます。イベントとは、ユーザーに通知する必要のあるシステムまたはアプリケーション(Oracle Databaseなど)内の重要な状態変化を指します。重要なイベントについてのメッセージは、作業中のコンピュータの画面に表示されますが、即時に対応する必要のないイベントは、Windowsによって、イベント ビューアのログ・ファイルに記録されます。この情報は、必要なときに表示できます。

次のようなOracle Databaseイベントを監視するには、イベント・ビューアを使用します。

  • アクティブ・インスタンスのシステム・グローバル領域の初期化

  • アクティブ・インスタンスのバックグラウンド・プロセスにおけるプログラム・グローバル領域(PGA)の初期化

  • AS SYSDBAを使用したOracle Databaseへの接続

さらに、オペレーティング・システムの監査証跡がイベント ログに記録されます(イベント ログはイベント ビューアで表示できます)。


関連項目:

イベント ビューアを使用して、Oracle Databaseのイベントを監視する方法は、第6章「Windowsでのデータベースの監視」を参照

Microsoft管理コンソールを使用したデータベースの管理

Microsoft管理コンソールを使用すると、ネットワークを集中して管理できます。Microsoft管理コンソールは、管理者がネットワークの管理に使用できるアプリケーション(スナップインと呼ばれる)のホストとして機能します。データベース管理者は、Oracleスナップインを使用して次のことを実行できます。

  • Windowsオペレーティング・システムが認証できるように、Oracle Database管理者、オペレータ、ユーザーおよびロールを構成

  • OracleServiceSIDを構成

  • コンピュータ上のすべてのOracleホームのレジストリ・パラメータを変更

  • Oracle Counters for Windows Performance Monitorが監視するデータベースのコンピュータのホスト名、ユーザー名およびパスワードを変更

  • Oracle Databaseスレッドを表示および終了

Oracle Counters for Windows Performance Monitorの使用

Oracle Counters for Windows Performance Monitorは、Windowsのパフォーマンス モニタと統合されています。このツールを使用すると、プロセッサ、メモリー、キャッシュ、スレッドおよびプロセスのパフォーマンスを表示することができます。表示されるパフォーマンス情報には、デバイスの稼働率、待ち行列の長さ、遅延、スループットおよびリソースの使用状況が含まれます。この情報は、グラフ、警告およびレポートとして提供されます。

Oracle Counters for Windows Performance Monitorを使用して、次のようなOracle Databaseの主要情報を監視できます。

  • ライブラリ・キャッシュ

  • バッファ・キャッシュ

  • データ・ディクショナリ・キャッシュ

  • REDOログ・バッファ・キャッシュ

  • スレッド・アクティビティ

様々なツールを使用してデータベースのパフォーマンスを改善できます。


関連項目:

Oracle Counters for Windows Performance Monitorを使用して、Oracle Databaseのパフォーマンスを監視する方法は、「Oracle Counters for Windows Performance Monitorの使用」を参照

レジストリ エディタを使用した構成情報の変更

Oracle Databaseでは、レジストリと呼ばれる構造に構成情報が格納されます。この構成情報は、レジストリ エディタを使用して表示または変更できます。レジストリにはコンピュータの構成情報が含まれているので、経験の乏しいユーザーがレジストリにアクセスして編集することがないようにしてください。経験を積んだ管理者のみがこの情報の表示や変更を行えるようにします。

レジストリ エディタには、構成情報がWindowsのエクスプローラと同様の形式で表示されます。左側のウィンドウは、キー(またはフォルダ)から構成されるツリー型の形式です。これらのキーの1つを選択すると、そのキーに割り当てられているパラメータと値がウィンドウの右側に表示されます。

メディアから製品をインストールすると、構成パラメータが自動的にレジストリに挿入されます。これらのパラメータは、Windowsコンピュータが起動され、Oracle Database製品が起動されるたびに読み込まれます。これらのパラメータには、次の設定情報が含まれます。

  • Oracleホーム・ディレクトリ

  • 言語

  • 会社名

  • 個々の製品のOracleホーム・サブディレクトリ

  • SQL*Plusなどの個々の製品

  • サービス


    関連項目:

    Oracle Databaseの構成パラメータの定義およびレジストリを使用してOracle Databaseの構成パラメータを変更する方法は、第15章「パラメータおよびレジストリの構成」を参照

タスク マネージャを使用したアプリケーションとプロセスの監視

タスク マネージャには、4つのタブがあります。

  • 「アプリケーション」タブでは、実行するアプリケーションが表示されます。応答のないタスクを識別し、終了するときに便利です。(Oracle Databaseはサービスとして実行されるため、アプリケーションとしては表示されません。)

  • 「プロセス」タブでは、現在実行中のプロセスとリソース使用量の詳細が表示されます。列はカスタマイズできます。

  • 「パフォーマンス」タブでは、CPUとメモリーのリアルタイムの使用量がグラフィカルに表示されます。突然の変化を見つける場合に便利です。

  • 「ネットワーク」タブでは、コンピュータのネットワーク接続で生じるネットワーク通信量がグラフィカルに表示されます。

「ローカル ユーザーとグループ」を使用したユーザーおよびグループの管理

「ローカル ユーザーとグループ」を使用して、Windows上のユーザーおよびグループを管理できます。具体的には、次の操作を行うことができます。

  • ローカル・ユーザー・アカウントの作成および変更

  • ユーザー・プロファイルの作成および変更

  • ローカル・グループの作成、追加および削除

オプションのWindows診断およびチューニング・ユーティリティ

Windowsリソース・キットには、いくつかの診断およびチューニング・ユーティリティが含まれています。

Process Viewerには、プロセスごとのリソース使用率のサマリーが表示されます。

Process Monitorにはファイル・システム、レジストリおよびプロセス・スレッドのアクティビティがリアルタイムで表示されます。これはFilemonユーティリティとRegmonユーティリティを組み合わせたもので、信頼性の高いプロセス情報を表示します。

Process Explorerには、プロセスごとのリソース使用率の詳細が表示されます。

引数としてプロセッサ識別子またはプロセス名を指定すると、プロセスのリソース使用率およびその他の詳細がタスク・リストに表示されます。このツールには、プロセスに関連する実行可能ファイルおよびDLLのリストも表示されます。