11 色とフォントに関する作業

Oracle Portalには、ポータルにスタイルを指定するための簡単に使用できるツール群が用意されています。スタイルを使用すると、ポートレット、アイテム、タブおよび共通要素（ページの背景やリージョン・バナーの色など）に関連する要素の色およびフォントを指定できます。

図11-1 スタイルを使用したページへの色およびテキスト・デザインの追加

「図11-1 スタイルを使用したページへの色およびテキスト・デザインの追加」の説明

この章では、スタイルを作成、削除および適用する方法について説明します。この章の内容は、次のとおりです。

• 11.1項「スタイルの基本について」

• 11.2項「スタイルの作成」

• 11.3項「スタイル要素のプロパティ」

• 11.4「アイテムのスタイルの定義」

• 11.5項「ポートレットのスタイルの定義」

• 11.6項「タブのスタイルの定義」

• 11.7項「共通スタイル要素の定義」

• 11.8項「スタイルの適用」

• 11.9「他のユーザーへのスタイルの提供」

• 11.10項「スタイルの編集」

• 11.11項「スタイルの削除」

• 11.12「HTMLテンプレートおよびCSSでのPortalスタイル要素クラスの使用」

• 11.13項「スタイルのトラブルシューティング」

対象読者

この章は、スタイルを扱うユーザーを対象にしています。ページにスタイルを適用するには、該当するページに対して少なくとも「スタイルの管理」ページ権限が必要です。また、そのページのページ・グループに対して「権限が付与されたユーザーにページ・スタイルの管理を許可する」オプションが選択されている必要があります。

「スタイルの管理」ページ権限を使用すると、独自のスタイルを作成および使用できます。

自分で作成しなかったスタイルを使用するには、該当するページ・グループに対して少なくとも「スタイルの管理」ページ・グループ権限が必要です。この権限を使用すると、どのページ・グループでもスタイルを作成できますが、スタイルを適用できるのは、「スタイルの管理」ページ権限を持っているページに対して、および該当するページ・グループに対して「権限が付与されたユーザーにページ・スタイルの管理を許可する」オプションが選択されている場合のみです。

特定のタスクでここにあげたもの以外の権限が必要な場合は、そのタスクの手順を説明する前に必要な権限を示します。