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Oracle Business Intelligence Publisherユーザーズ・ガイド
リリース10.1.3.2
E05037-01
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「管理」機能の使用

この章では、次のトピックについて説明します。

概要

「管理」インタフェースを使用して、次の設定を行います。

データソースの設定

BI Publisherでは、次の3種類のデータソースがサポートされています。

データソースを設定するときに、そのデータソースにアクセス可能なBI Publisherロールを選択することによって、データソースのセキュリティを定義することもできます。

このようなセキュリティのメカニズムは、「BI Publisherデベロッパ」ロールと併用して、開発者がデータソースを使用することを制限するためのものです。たとえば、財務データが保存されているデータベースと人事データが保存されているデータベースの2つのデータソースがあると仮定します。財務担当の開発者は、財務データにのみアクセスできるようにする必要があります。そこで財務担当開発者というロールを作成して、それを「BI Publisherデベロッパ」ロールに割り当てます。その後、財務担当開発者を財務データソースに割り当てることができます。このロールに割り当てられたユーザーがログインしてレポートを作成すると、財務データソースのみを表示できます。

デフォルトでは、BI Publisher管理者はすべてのデータソースにアクセスできます。

ユーザー・ロールを設定していない場合は、「ロールの作成」インタフェースでデータソースをロールに割り当てることができます。詳細は、「BI Publisherのユーザーおよびロールの理解」を参照してください。

JDBCデータソースの追加

  1. 「管理」ページから「JDBC接続」を選択します。既存のJDBC接続のリストが表示されます。

  2. 「データソースの追加」ボタンを選択します。

  3. 新規接続について次のフィールドを入力します。

  4. 接続をテストする場合は、「接続のテスト」を選択します。テストが成功した場合は、「接続は正常に確立されました。」という確認メッセージが表示されます。接続エラーが発生した場合は、「サーバーとの接続を確立できませんでした」というメッセージが表示されます。

  5. このデータソースのセキュリティを定義します。シャトル・ボタンを使用して、ロールを「使用可能なロール」リストから「許可ロール」リストに移動します。「許可ロール」リストにあるロールが割り当てられたユーザーのみが、このデータソースからレポートを作成できます。

JDBCデータソースとしてのOracle BI Serverの追加

注意: BI Publisher EnterpriseがOracle BI Enterprise Editionインストールに含まれている場合、このデータソースは自動的に追加されます。デプロイに応じて、適切な設定を構成する必要があります。

Oracle BI Enterprise EditionサーバーをJDBCデータソースとして追加するには、「JDBCデータソースの追加」のガイドラインに従ってください。

Oracle BI ServerでSSLが有効な場合、キーストアをBI Publisherサーバーにコピーしてから接続文字列で設定する必要があります。クラスタ化された構成でOracle BI Serverが設定されている場合、接続文字列ではこの項で説明している適切な構文を使用する必要があります。

「データベース・ドライバ・クラス」および「接続文字列」のエントリは、次のようになります。

データベース・ドライバ・クラス: oracle.bi.jdbc.AnaJdbcDriver

接続文字列: 適切な接続文字列はデプロイに応じて異なります。たとえば、Oracle BI Serverがクラスタ化されていたりSSLが有効な場合、URLは必要なプロパティを含むように組み立てる必要があります。SSLおよびクラスタ化された構成の詳細は、『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionデプロイメント・ガイド』を参照してください。

接続文字列のURLは、次の書式にする必要があります。

<URL>:= <Prefix>: [//<Host>:<Port>/][<Property Name>=<Property Value>;]* 

各項目は次のとおりです。

<Prefix>: jdbc:oraclebiという文字列です。

<Host>: Analytics Serverのホスト名です。IPアドレスまたはホスト名を指定できます。デフォルトはlocalhostです。

<Port>: サーバーがリスニングするポート番号です。デフォルトは9703です。

<Property Name>:= <Catalog>|<User>|<Password>|<SSL>|<SSLKeyStoreFileName> |<SSLKeyStorePassword>|<TrustAnyServer>|<TrustStoreFileName >|<TrustStorePassword>|<LogLevel>|<LogFilePath>|<PrimaryCCS>|<PrimaryCCSPort>| <SecondaryCCS>|<SecondaryCCSPort> 

プロパティの有効な値は次のとおりです。

<Catalog>: サーバーで使用可能なカタログ名を指定できます。カタログを指定しないと、サーバーで指定されているデフォルト・カタログがデフォルトになります。指定したカタログ名がサーバーにない場合も、デフォルト・カタログが使用され、接続時に警告が出力されます。

<User>: BIサーバーのユーザー名を指定します。デフォルトはAdministratorです。

<Password>: BI Serverのユーザー名に対応するパスワードを指定します。パスワードは3DESで暗号化されます。

<SSL>: 値はtrueまたはfalseで、デフォルトはfalseです。JDBCドライバでSSLを使用するかどうかを指定します。trueの場合、ドライバではSSLKeyStoreFileNameが読取り可能かどうかの確認が行われます。読取り可能でない場合、エラー・メッセージが発行されます。

<SSLKeyStoreFileName>: SSLキーを格納するファイルの名前です。このファイルは、ローカルのファイル・システムに存在してドライバで読取りができる必要があります。

<SSLKeyStorePassword>: SSLKeyStoreFileNameで指定されたファイルを開くためのパスワードです。

<TrustAnyServer>: 値はtrueまたはfalseで、デフォルトはfalseです。SSLがtrueに設定されている場合、このプロパティによりサーバーのトラスト・ストアをチェックするかどうかを指定します。TrustAnyServerがfalseに設定されている場合、ドライバではTrustStoreFileNameが読取り可能かどうかの確認が行われます。

<TrustStoreFileName>: TrustAnyServerがfalseに設定されている場合、このプロパティでトラスト・ストアのファイル名を指定する必要があります。

<TrustStorePassword>: TrustAnyServerおよびTrustStoreFileNameが指定されている場合、このプロパティを使用して、TrustStoreFileNameで指定されたファイルを開くためのパスワードを指定します。

<LogLevel>: ログ・レベルを指定します。有効な値は次のとおりです。

SEVERE | WARNING | INFO | CONFIG | FINE | FINER | FINEST

<LogFilePath>: ログの記録先のファイル・パスを指定します。デフォルトは、Windowsの場合%TEMP%、UNIXの場合$TMPです。ドライバにはこのファイルの書込み権限が必要です。同じファイル名が存在する場合は、_0や_1のマークを付加した新しいエントリが作成されます。

<PrimaryCCS>: (クラスタ化された構成の場合)プライマリCCSマシンの名前を指定します。接続には“host”を使用しません。このプロパティを指定すると、“host”プロパティの値は無視されます。jdbcドライバではCCSに接続して、ロード・バランシング処理が行われているマシンの情報を取得します。デフォルトはlocalhostです。

<PrimaryCCSPort>: プライマリCCSマシンで稼働しているプライマリCCSのポート番号を指定します。デフォルトは9706です。

<SecondaryCCS>: セカンダリCCSマシンの名前を指定します。接続には“host”は使用しません。このプロパティを指定すると、jdbcドライバではCCSに接続して、ロード・バランシング処理が行われているマシンの情報を取得します。デフォルトはlocalhostです。

<SecondaryCCSPort>: セカンダリ・マシンで稼働しているセカンダリCCSのポート番号を指定します。デフォルトは9706です。

次にSSLが有効であるクラスタ化されたデプロイの接続文字列の例を示します。

jdbc:oraclebi://machine01.domain:9706/PrimaryCCS=machine01;PrimaryCCSPort=9706;SecondaryCCS=machine02;SecondaryCCSPort=9706;user=admin;password=welcome;ssl=true;sslKeystorefilename=c:\mycompany\OracleBI\sslc\javahost.keystore;sslKeystorepassword=welcome;trustanyserver=true;

JNDIデータソースの追加

  1. 「管理」ページから「JNDI接続」を選択します。既存のJNDI接続のリストが表示されます。

  2. 「データソースの追加」ボタンを選択します。

  3. 新規接続について次のフィールドを入力します。

  4. 接続をテストする場合は、「接続のテスト」を選択します。テストが成功した場合は、「接続は正常に確立されました。」という確認メッセージが表示されます。接続エラーが発生した場合は、「サーバーとの接続を確立できませんでした」というメッセージが表示されます。

  5. このデータソースのセキュリティを定義します。シャトル・ボタンを使用して、ロールを「使用可能なロール」リストから「許可ロール」リストに移動します。「許可ロール」リストにあるロールが割り当てられたユーザーのみが、このデータソースからレポートを作成できます。

ファイル・データソースの追加

  1. 「管理」ページから「ファイル」を選択します。既存のファイル・ソースのリストが表示されます。

  2. 「データソースの追加」ボタンを選択します。

  3. 新規データソースについて次のフィールドを入力します。

  4. このデータソースのセキュリティを定義します。シャトル・ボタンを使用して、ロールを「使用可能なロール」リストから「許可ロール」リストに移動します。「許可ロール」リストにあるロールが割り当てられたユーザーのみが、このデータソースからレポートを作成できます。

データソースの表示または更新

  1. 「管理」ページで、更新するデータソースのタイプを選択します。

  2. 表示または更新する接続の名前を選択します。すべてのフィールドが更新可能です。

  3. 「適用」を選択して変更を適用するか、または「取消」を選択して更新ページを終了します。

Oracle BI Presentation Servicesとの統合の設定

Oracle BI Presentation Servicesとの統合を設定すると、レポートのデータソースとしてOracle BI Answersのリクエストに接続することができます。

BI Publisherのインストール時に、Presentation Servicesもインストールする場合、Oracle BIインストーラはPresentation Servicesとの統合を実行します。これによって、Oracle BIインストーラによりPresentation Servicesのホスト名、ポートおよびURLの値が、BI Publisher構成ファイルのxmlp-server-config.xmlに設定されます。ただし、ユーザーがさらにPresentation Servicesのユーザー名とパスワードをBI Publisher構成ファイルに設定する必要があります。これはインストール時にそれらが認識されないためです。

注意: BI Publisher EnterpriseをOracle BI Enterprise Editionのインストールに含める場合、Oracle BIインストーラによりPresentation Servicesのホスト名、ポートおよびURLの値が設定されます。ただし、ここでPresentation Servicesのユーザー名とパスワードは手動で入力する必要があります。

  1. 「管理」ページの「統合」「Oracle BI Presentation Services」を選択します。

  2. BI Presentation Servicesサーバーに関する次の情報を入力します。

システム・メンテナンス・オプションの設定

「システム・メンテナンス」では、次の管理タスクを実行できます。

サーバー構成オプションの設定

「サーバー構成」タブを使用して、次を定義します。

レポート・リポジトリの定義

レポート・リポジトリはファイル・システムまたはデータベースのいずれかに設定できます。

ファイル・システムをベースにしたリポジトリの定義

  1. 「レポート・リポジトリ」で、「リポジトリ・タイプ」として「ファイル・システム」を選択します。

  2. 「パス」に絶対パスを入力します。

    例: /home/bipublisher/repository

データベースをベースにしたリポジトリの定義

重要: BI Publisherリポジトリを含むデータベースを停止後起動したり再起動した場合、BI Publisher Enterpriseサーバーを再起動する必要があります。

  1. 「レポート・リポジトリ」で、「リポジトリ・タイプ」として「XMLデータベース」を選択します。

  2. 「パス」に絶対パスを入力します。たとえば、/public/Reportsと入力します。

  3. 「接続タイプ」では、「JDBC」または「JNDI」を選択します。

    重要: リポジトリの「接続タイプ」では「JDBC」はお薦めしません。

「一般」プロパティの定義

キャッシュ仕様の設定

次のプロパティを設定して、BI Publisherキャッシュを構成します。

スケジューラ構成オプションの設定

重要: BI Publisherのスケジューラ表を含むデータベースを停止後起動したり再起動した場合、BI Publisher Enterpriseサーバーを再起動する必要があります。

「スケジューラ構成」タブを選択して、スケジューラ・データベースの詳細を入力します。

「接続のテスト」を選択して、BI Publisherでスケジューラ・データベースに正しく接続できることを確認します。

「スキーマのインストール」を選択すると、BI Publisherのスケジューラ・スキーマがデータベースにインストールされます。

重要: スケジューラ設定の変更を有効にするには、アプリケーションを再起動する必要があります。

スケジューラのプロパティ

BI Publisherアプリケーションでクラスタリングを有効にした場合、スケジューラの「クラスタリング有効化」を選択する必要があります。

メタデータのリフレッシュ

レポートをファイルまたはフォルダとして直接ファイル・システムまたはXMLデータベース・リポジトリにコピーする場合、ユーザー・インタフェースを介してそのレポートを使用できるように、メタデータをリフレッシュする必要があります。

配信オプションの設定

配信構成オプションの設定

  1. 「管理」ページで「配信構成」を選択します。

  2. 次のプロパティを入力します。

プリント・サーバーまたはFAXサーバーの設定

印刷は、Internet Printing Protocol(IPP)を介してのみサポートされます。IPP用にCUPSまたはWindowsのプリント・サーバーを設定する必要があります。「プリント・サーバーの設定」を参照してください。

  1. 「管理」ページで「プリンタ」または「FAX」を選択してから、「サーバーの追加」を選択します。

  2. 新規サーバーに必要な「サーバー名」「URI」の必須フィールドを入力します。

    重要: タイプ(プリンタ、FAX、電子メール、WebDAVまたはFTP)に関係なく、各サーバーに対して一意の名前を入力する必要があります。

  3. (オプション)「フィルタ」を入力します。

    フィルタ: Windowsベースのプリント・サーバーに対して、PDFをPostscriptに変換したり、PDFをTIFF(FAX用)に変換するための変換ユーティリティをコールできます。フィルタを指定するには、ネイティブOSコマンド文字列に、入力ファイル名用と出力ファイル名用の2つのプレースホルダ{infile}と{outfile}を設定して渡します。

    この機能は、IPPプリンタを直接コールする場合、またはMicrosoft Internet Information Service(IIS)でIPPをコールする場合に特に有効です。CUPSとは異なり、これらのプリント・サーバーでは、プリンタが認識できる書式にプリント・ファイルが変換されません。したがって、サポートされる文書書式は限定されています。フィルタ機能を使用すると、任意のネイティブOSコマンドをコールして、ターゲットのプリンタが認識できる書式に文書を変換できます。

    たとえば、PDF文書をPostscript書式に変換するには、PDFからPSに変換する次のコマンドを「フィルタ」フィールドに入力します。

    pdftops {infile} {outfile}

    LinuxからMicrosoft IISでHP LaserJetプリンタの設定をコールするには、Ghostscriptをフィルタとして設定することで、PDF文書をHP LaserJetが認識できる書式に変換できます。これを実行するには、「フィルタ」フィールドに次のGhostscriptコマンドを入力します。

    gs -q -dNOPAUSE -dBATCH -sDEVICE=laserjet -sOutputFile={outfile} {infile} 

    FAXサーバーの場合は、フィルタを使用することで、ファイルをTag Image File Format(TIFF)に変換できます。

  4. (オプション)必要に応じて、次のフィールドを入力します。

WebDAVサーバーの設定

  1. 「管理」ページから「WebDAV」を選択します。すでに追加されているサーバーのリストが表示されます。「サーバーの追加」を選択します。

  2. 新規サーバーの「名前」「ホスト」を入力します。

    重要: タイプ(プリンタ、FAX、電子メール、WebDAVまたはFTP)に関係なく、各サーバーに対して一意の名前を入力する必要があります。

  3. (オプション)必要に応じて、次のフィールドを入力します。

電子メール・サーバーまたはFTPサーバーの設定

  1. 「管理」ページから「電子メール」または「FTP」を選択します。すでに追加されているサーバーのリストが表示されます。「サーバーの追加」を選択します。

  2. 電子メール・サーバーまたはFTPサーバーの「名前」「ホスト」を入力します。

    重要: タイプ(プリンタ、FAX、電子メール、WebDAVまたはFTP)に関係なく、各サーバーに対して一意の名前を入力する必要があります。

  3. (オプション)次のフィールドを入力します。

Common Unix Printing System(CUPS)サーバーの設定

  1. 「管理」ページから「CUPSサーバー」を選択します。すでに追加されているサーバーのリストが表示されます。「サーバーの追加」を選択します。

  2. CUPSサーバーの「サーバー名」「ホスト」、および「ポート」を入力します。

    詳細は、「CUPSの設定」を参照してください。

ランタイム・プロパティの設定

「ランタイム構成」ページを使用して、ランタイム・プロパティをサーバー・レベルで設定できます。また、プロパティをレポート・レベルでも設定できます。競合する値が各レベルのプロパティで設定された場合、レポート・レベルが優先されます。

プロパティをレポート・レベルで設定するには、レポートを選択してから「構成」リンクを選択します。これによって、「ランタイム構成」ページが開き、レポートのプロパティが更新可能な列と、サーバーに設定された読取り専用値の列が表示されます。

注意: 10.1.3.2より前のリリースでは、このページで管理する「ランタイム構成」プロパティは、構成ファイルで設定していました。このファイルは、このインタフェースで値を設定しない場合に代替手段として現在でも使用されます。ただし、「ランタイム構成」プロパティのページを更新しても、このファイルは更新されないので注意してください。このファイルの詳細は、「構成ファイル・リファレンス」を参照してください。

「PDF出力」プロパティ

PDF出力では、次のプロパティを使用できます。

プロパティ名 内部名 デフォルト値 説明
圧縮PDF出力 pdf-compression True TrueまたはFalseを指定して、出力PDFファイルの圧縮を制御します。
PDFビューア・メニュー・バーの非表示 pdf-hide-menubar False Trueを指定すると、文書がアクティブなときにビューア・アプリケーションのメニュー・バーが非表示になります。ブラウザの外部にあるスタンドアロンAcrobat Readerアプリケーションで出力を表示する「エクスポート」ボタンを使用するときのみ、メニュー・バー・オプションは有効になります。
PDFビューア・ツール・バーの非表示 pdf-hide-toolbar False Trueを指定すると、文書がアクティブなときにビューワ・アプリケーションのツールバーが非表示になります。
スマート引用符の置換 pdf-replace-smartquotes True PDF出力でカールした引用符を直線の引用符と置き換えない場合は、Falseに設定します。

PDFセキュリティ

次のプロパティを使用して、出力PDF文書のセキュリティ設定を制御します。

プロパティ名 内部名 デフォルト値 説明
PDFセキュリティ有効化 pdf-security False Trueを指定した場合、出力PDFファイルは暗号化されます。次のプロパティも指定する必要があります。
  • ドキュメント・パスワードを開く

  • 権限パスワードの変更

  • 暗号化レベル

ドキュメント・パスワードを開く pdf-open-password N/A このパスワードは、文書のオープンに必要です。このパスワードを使用すると、ユーザーは文書のオープンのみが可能です。このプロパティは、「PDFセキュリティ有効化」がTrueに設定されている場合のみ使用できます。
権限パスワードの変更 pdf-permissions-password N/A このパスワードを使用して、ユーザーはセキュリティ設定を上書きできます。このプロパティは、「PDFセキュリティ有効化」がTrueに設定されている場合のみ有効です。
暗号化レベル pdf-encryption-level 0: 低 出力PDFファイルの暗号化レベルを指定します。指定できる値は次のとおりです。
  • 0: 低(40-bit RC4、Acrobat 3.0以上)

  • 1: 高(128-bit RC4、Acrobat 5.0以上)


このプロパティは、「PDFセキュリティ有効化」がTrueに設定されている場合のみ有効です。「暗号化レベル」が0に設定されている場合、次のプロパティも設定できます。
  • 印刷無効化

  • ドキュメント変更無効化

  • コンテキストのコピー、抽出およびアクセシビリティ無効化

  • コメントとフォーム・フィールドの追加および変更無効化


「暗号化レベル」が1に設定されている場合、次のプロパティが使用可能です。
  • スクリーン・リーダー用のテキスト・アクセス有効化

  • テキストやイメージ、その他のコンテンツのコピー有効化

  • 許可変更レベル

  • 許可印刷レベル

ドキュメント変更無効化 pdf-no-changing-the-document False 「暗号化レベル」が0に設定されている場合に使用できる権限。Trueに設定すると、PDFファイルを編集できません。
印刷無効化 pdf-no-printing False 「暗号化レベル」が0に設定されている場合に使用できる権限。Trueに設定すると、PDFファイルを印刷できません。
コメントとフォーム・フィールドの追加および変更無効化 pdf-no-accff False 「暗号化レベル」が0に設定されている場合に使用できる権限。Trueに設定すると、コメントおよびフォーム・フィールドの追加または変更機能を使用できません。
コンテキストのコピー、抽出およびアクセシビリティ無効化 pdf-no-cceda False 「暗号化レベル」が0に設定されている場合に使用できる権限。Trueに設定すると、コンテキストのコピー、抽出およびアクセシビリティ機能を使用できません。
スクリーン・リーダー用のテキスト・アクセス有効化 pdf-enable-accessibility True 「暗号化レベル」が1に設定されている場合に使用できる権限。Trueに設定すると、スクリーン・リーダー・デバイスのテキスト・アクセス機能が使用可能になります。
テキストやイメージ、その他のコンテンツのコピー有効化 pdf-enable-copying False 「暗号化レベル」が1に設定されている場合に使用できる権限。Trueに設定すると、テキスト、イメージおよびその他のコンテンツのコピー機能が使用可能になります。
許可変更レベル pdf-changes-allowed 0 「暗号化レベル」が1に設定されている場合に使用できる権限。有効な値は次のとおりです。
  • 0: なし

  • 1: ページの挿入、削除および回転が許可されます。

  • 2: フォーム・フィールドへの入力および署名が許可されます。

  • 3: コメント、フォーム・フィールドへの入力および署名が許可されます。

  • 4: ページの抽出以外のすべての変更が許可されます。

許可印刷レベル pdf-printing-allowed 0 「暗号化レベル」が1に設定されている場合に使用できる権限。有効な値は次のとおりです。
  • 0: なし

  • 1: 低解像度(150 dpi)

  • 2: 高解像度

RTF出力

次のプロパティを設定し、RTF出力ファイルを制御できます。

プロパティ名 内部名 デフォルト値 説明
変更トラッキング有効化 rtf-track-changes False Trueに設定すると、出力RTF文書での変更追跡が使用可能になります。
追跡済変更のためのドキュメントの保護 rtf-protect-document-for-tracked-changes False Trueに設定すると、追跡された変更について文書が保護されます。

HTML出力

次のプロパティを設定し、HTML出力ファイルを制御できます。

プロパティ名 内部名 デフォルト値 説明
ヘッダーの表示 html-show-header True Falseに設定すると、HTML出力でテンプレート・ヘッダーが非表示になります。
フッターの表示 html-show-footer True Falseに設定すると、HTML出力でテンプレート・フッターが非表示になります。
スマート引用符の置換 html-replace-smartquotes True HTML出力でカールした引用符を直線の引用符と置き換えない場合は、Falseに設定します。
キャラクタ・セット html-output-charset UTF-8 出力HTMLのキャラクタ・セットを指定します。
HTML出力のアクセス可能化 make-accessible False HTML出力をアクセス可能にする場合はTrueを指定します。
ベース・イメージURI html-image-base-uri N/A イメージ・タグのsrc属性でイメージ・ファイル名の前に挿入されるベースURI。イメージがテンプレートに埋め込まれている場合のみ機能します。
イメージ・ファイル・ディレクトリ html-image-dir N/A BI Publisherで、テンプレートに埋め込まれているイメージ・ファイルを格納するディレクトリを入力します。
ベースCSS URI html-css-base-uri N/A 出力HTML文書のカスケード・スタイルシート(CSS)が格納される場所を指定するためにHTMLヘッダーに挿入するベースURI。make-accessibleがTrueである場合は、このプロパティを設定する必要があります。
CSSファイル・ディレクトリ html-css-dir N/A BI Publisherによりcssファイルが格納されるCSSディレクトリ。make-accessibleがTrueである場合は、このプロパティを設定する必要があります。

「FO処理」プロパティ

次のプロパティを設定し、FO処理を制御できます。

プロパティ名 内部名 デフォルト値 説明
BI PublisherのXSLTプロセッサの使用 xslt-xdoparser True BI Publisherのパーサーの使用方法を制御します。Falseに設定すると、XSLTは解析されません。
XSLTプロセッサのスケーラブル機能有効化 xslt-scalable False XDOパーサーのスケーラブル機能を制御します。このプロパティを有効にするには、「BI PublisherのXSLTプロセッサの使用」プロパティをTrueに設定する必要があります。
XSLTランタイム最適化の有効化 xslt-runtime-optimization True Trueに設定すると、FOプロセッサのパフォーマンス全体が向上し、一時ディレクトリに生成される一時FOファイルのサイズは大幅に減少します。レポートが小さい場合(1〜2ページ程度)、パフォーマンスの向上は顕著ではありません。
このプロパティをTrueに設定した場合、さらにパフォーマンスを向上させるために、「属性セットの抽出」プロパティをFalseに設定することをお薦めします。詳細は、「「RTFテンプレート」プロパティ」を参照してください。
処理中にキャッシュされたページ system-cache-page-size 50 このプロパティは、「一般」プロパティで「一時ディレクトリ」を指定した場合のみ有効になります。目次の生成に、FOプロセッサでは、ページ数がこのプロパティで指定した値を超えるまでページをキャッシュします。その後、キャッシュしたページを一時ディレクトリ内のファイルに書き込みます。
Bidi言語の桁代替タイプ digit-substitution None 有効な値は、NoneとNationalです。Noneに設定すると、東ヨーロッパの数字が使用されます。Nationalに設定すると、ヒンディー形式(アラビア・インド数字)が使用されます。この設定は、ロケールがアラビア語の場合のみ有効です。それ以外の場合は無視されます。
変数ヘッダー・サポート無効化 fo-prevent-variable-header False Trueの場合は、変数ヘッダーのサポートが無効になります。変数ヘッダーをサポートすると、ヘッダーのサイズがコンテンツに応じて自動的に拡張されます。
FOのマージ時にプリフィクスをIDに追加 fo-merge-conflict-resolution False 複数のXSL-FO入力をマージする際、FOプロセッサでは、競合しているIDを解決するためにランダムなプリフィクスを自動的に追加します。このプロパティをTrueに設定すると、この機能が無効になります。

「RTFテンプレート」プロパティ

次のプロパティを設定し、RTFテンプレートを制御できます。

プロパティ名 内部名 デフォルト値 説明
属性セットの抽出 rtf-extract-attribute-sets Auto RTFプロセッサは、生成されたXSL-FO内に属性セットを自動的に抽出します。抽出されたセットは追加FOブロックに配置され、参照できます。これにより、処理パフォーマンスが向上し、ファイル・サイズが縮小されます。
有効な値は次のとおりです。
  • 「有効化」: すべてのテンプレートおよびサブテンプレートの属性セットを抽出します。

  • 「自動」: テンプレートの属性セットは抽出しますが、サブテンプレートの属性セットは抽出しません。

  • 「無効化」: 属性セットは抽出しません。

XPathリライト有効化 rtf-rewrite-path True RTFテンプレートをXSL-FOに変換する場合、RTFプロセッサは全XPath表記法を表すためにXMLタグ名を自動的にリライトします。このプロパティをFalseに設定すると、この機能は無効になります。
チェックボックスに使用する文字 rtf-checkbox-glyph デフォルト値: Albany WT J;9746;9747/A BI PublisherのデフォルトPDF出力フォントには、チェック・ボックスを表すための絵文字は含まれません。テンプレートにチェック・ボックスが含まれる場合、このプロパティを使用して、PDF出力にチェック・ボックスを表すためのUnicodeフォントを定義します。次の構文を使用して、選択した状態を表すUnicodeフォントのコード値および選択解除状態を表すUnicodeフォントのコード値を定義する必要があります。
<フォント名>;<true値の絵文字に対応するUnicodeフォントのコード値>;<false値の絵文字に対応するUnicodeフォントのコード値>
例: Albany WT J;9746;9747/A
指定したフォントは、実行時にBI Publisherで使用できるようにする必要があります。

「PDFフォーム・テンプレート」プロパティ

次のプロパティを設定し、PDFテンプレートを制御できます。

プロパティ名 デフォルト値 説明
出力からPDFフィールドを削除 False 出力からPDFフィールドを削除する場合はTrueを指定します。PDFフィールドを削除した場合、フィールドに入力されたデータは抽出できません。詳細は、「フィールドに対する更新可能または読取り専用の設定」を参照してください。
出力ですべてのフィールドを読取専用に設定 True BI Publisherでは、デフォルトで、PDFテンプレートの出力PDFの全フィールドが読取り専用に設定されます。すべてのフィールドを更新可能に設定する場合は、このプロパティをFalseに設定します。詳細は、「フィールドに対する更新可能または読取り専用の設定」を参照してください。
各フィールドの読取専用設定を保持 False 各フィールドの読取り専用設定をPDFテンプレートの定義どおりに保持する場合は、このプロパティをTrueに設定します。このプロパティは「出力ですべてのフィールドを読取専用に設定」の設定よりも優先されます。詳細は、「フィールドに対する更新可能または読取り専用の設定」を参照してください。

フォント・マッピングの定義

BI Publisherのフォント・マッピング機能を使用すると、RTFテンプレートまたはPDFテンプレートのベース・フォントを、発行文書で使用されるターゲット・フォントにマップできます。フォント・マッピングは、サイト・レベルまたはレポート・レベルで指定できます。フォント・マッピングはPDF出力でのみ実行されます。

フォント・マッピングには次の2種類があります。

BI Publisherでのフォントの有効化

BI PublisherではType1フォントおよびTrueTypeフォントのセットが用意されています。これらのセットのフォントは、ターゲット・フォントとして追加設定なしで選択できます。事前定義済フォントの一覧は、「BI Publisherの事前定義済のフォント」を参照してください。

事前定義済のフォントは、$JAVA_HOME/jre/lib/fontsにあります。別のフォントにマップする場合、そのフォントをこのディレクトリに配置して、BI Publisherで実行時に使用できるようにします。環境がクラスタ化されている場合、そのフォントは各サーバー上に配置する必要があります。

サイト・レベルまたはレポート・レベルでのフォント・マッピングの設定

フォント・マッピングは、サイト・レベルまたはレポート・レベルで定義できます。

レポート・レベルの設定は、サイト・レベルの設定よりも優先されます。

フォント・マッピングの作成

「管理」ページの「ランタイム構成」で、「フォント・マッピング」を選択します。

フォント・マッピングを作成するには

BI Publisherの事前定義済のフォント

BI PublisherではType1フォントおよびTrueTypeフォントのセットが用意されています。これらのセットのフォントは、ターゲット・フォントとして追加設定なしで選択できます。

次の表に、Type1フォントを示します。

Type1フォント
番号 フォント・ファミリ スタイル 太さ フォント名
1 serif 標準 標準 Time-Roman
1 serif 標準 太字 Times-Bold
1 serif イタリック体 標準 Times-Italic
1 serif イタリック体 太字 Times-BoldItalic
2 sans-serif 標準 標準 Helvetica
2 sans-serif 標準 太字 Helvetica-Bold
2 sans-serif イタリック体 標準 Helvetica-Oblique
2 sans-serif イタリック体 太字 Helvetica-BoldOblique
3 monospace 標準 標準 Courier
3 monospace 標準 太字 Courier-Bold
3 monospace イタリック体 標準 Courier-Oblique
3 monospace イタリック体 太字 Courier-BoldOblique
4 Courier 標準 標準 Courier
4 Courier 標準 太字 Courier-Bold
4 Courier イタリック体 標準 Courier-Oblique
4 Courier イタリック体 太字 Courier-BoldOblique
5 Helvetica 標準 標準 Helvetica
5 Helvetica 標準 太字 Helvetica-Bold
5 Helvetica イタリック体 標準 Helvetica-Oblique
5 Helvetica イタリック体 太字 Helvetica-BoldOblique
6 Times 標準 標準 Times
6 Times 標準 太字 Times-Bold
6 Times イタリック体 標準 Times-Italic
6 Times イタリック体 太字 Times-BoldItalic
7 Symbol 標準 標準 Symbol
8 ZapfDingbats 標準 標準 ZapfDingbats

次の表に、TrueTypeフォントを示します。すべてのTrueTypeフォントは、サブセット化されてPDFに埋め込まれます。

番号 フォント・ファミリ名 スタイル 太さ 実際のフォント 実際のフォント・タイプ
1 Albany WT 標準 標準 ALBANYWT.ttf TrueType(Latin1のみ)
2 Albany WT J 標準 標準 ALBANWTJ.ttf TrueType(日本語用)
3 Albany WT K 標準 標準 ALBANWTK.ttf TrueType(韓国語用)
4 Albany WT SC 標準 標準 ALBANWTS.ttf TrueType(簡体字中国語用)
5 Albany WT TC 標準 標準 ALBANWTT.ttf TrueType(繁体字中国語用)
6 Andale Duospace WT 標準 標準 ADUO.ttf TrueType(Latin1のみ、固定幅)
6 Andale Duospace WT 太字 太字 ADUOB.ttf TrueType(Latin1のみ、固定幅)
7 Andale Duospace WT J 標準 標準 ADUOJ.ttf TrueType(日本語用、固定幅)
7 Andale Duospace WT J 太字 太字 ADUOJB.ttf TrueType(日本語用、固定幅)
8 Andale Duospace WT K 標準 標準 ADUOK.ttf TrueType(韓国語用、固定幅)
8 Andale Duospace WT K 太字 太字 ADUOKB.ttf TrueType(韓国語用、固定幅)
9 Andale Duospace WT SC 標準 標準 ADUOSC.ttf TrueType(簡体字中国語用、固定幅)
9 Andale Duospace WT SC 太字 太字 ADUOSCB.ttf TrueType(簡体字中国語用、固定幅)
10 Andale Duospace WT TC 標準 標準 ADUOTC.ttf TrueType(繁体字中国語用、固定幅)
10 Andale Duospace WT TC 太字 太字 ADUOTCB.ttf TrueType(繁体字中国語用、固定幅)

レポートとフォルダの管理

管理ビュー

「BI Publisher管理者」ロールを割り当てられると、「レポート」ホームには追加の「ユーザー」フォルダが表示されます。このフォルダには、システム内のすべてのユーザーの「マイ・フォルダ」があります。各ユーザーの「マイ・フォルダ」は、そのユーザー名に対応した名前が付けられます。管理者はすべてのユーザー・フォルダを表示および更新することができます。

フォルダとレポート・タスク

「フォルダとレポート・タスク」メニューを使用できるのは、「BI Publisher管理者」ロールまたは「BI Publisherデベロッパ」ロールを割り当てられたユーザーです。

レポート・タスク

使用可能なレポート・タスクのメニューを開くには、「レポート・アクション」アイコンを選択します。次のレポート・タスクがあります。

注意: 「レポート・アクション」メニューを表示できるのは、「BI Publisher管理者」ロールおよび「BI Publisherデベロッパ」ロールのみです。

テキストで説明されている画像

レポート名の変更

  1. レポート・フォルダにナビゲートします。

  2. 「レポート・アクション」アイコンを選択します。

  3. 「フォルダとレポート・タスク」リージョンから「このレポートを変更」を選択します。

  4. 新しい名前をテキスト・ボックスに入力します。

レポートのアップロード

レポート定義ディレクトリをzipファイルとしてアップロードできます。ディレクトリにはレポート定義ファイル(.xdoファイル)を含める必要があります。このzipファイルはディレクトリ内の.xdoファイルと同じ名前を持つ必要があります。また、テンプレート・ファイル(rtf、pdf、excel、およびxsl-foファイル)、翻訳ファイル(.xlf)、PDFマッピング・ファイル(.mapファイル)およびサンプルXMLデータ・ファイル(.xml)を含めることもできます。

  1. レポート・フォルダにナビゲートします。

  2. 「レポート・アクション」アイコンを選択します。

  3. 「フォルダとレポート・タスク」リージョンから「レポートをアップロード」を選択します。

  4. レポートを探してから「アップロード」を選択します。

レポートのコピー

  1. レポート・フォルダにナビゲートします。

  2. 「レポート・アクション」アイコンを選択します。

  3. 「フォルダとレポート・タスク」リージョンから「このレポートをコピー」を選択して、レポートをクリップボードにコピーします。

  4. レポートをコピーする場所にナビゲートし、「クリップボードから貼付け」を選択します。

レポートのダウンロード

  1. レポート・フォルダにナビゲートします。

  2. 「レポート・アクション」アイコンを選択します。

  3. 「フォルダとレポート・タスク」リージョンから「このレポートのダウンロード」を選択します。レポート定義zipファイルを保存するよう求められます。

レポート定義ディレクトリは、指定された場所にzipファイルとしてダウンロードされます。レポート定義ディレクトリには、レポートに関連するすべてのファイルが格納されます。その内容は次のとおりです。

レポートの削除

注意: レポートを削除するには、「BI Publisherデベロッパ」ロールまたは「BI Publisher管理者」ロールを割り当てられている必要があります。

  1. レポート・フォルダにナビゲートします。

  2. 「レポート・アクション」アイコンを選択します。

  3. 「フォルダとレポート・タスク」リージョンから「このレポートを削除」を選択します。

フォルダ・タスク

使用可能なフォルダ・タスクのメニューを開くには、「フォルダ・アクション」アイコンを選択します。次のフォルダ・タスクがあります。

注意: 「レポート・アクション」メニューを表示できるのは、「BI Publisher管理者」ロールおよび「BI Publisherデベロッパ」ロールのみです。

新規フォルダの作成

フォルダは「マイ・フォルダ」に作成できます。また、新しいフォルダを配置する共有フォルダにナビゲートすることもできます。

  1. 「フォルダとレポート・タスク」メニューから「新規フォルダの作成」を選択します。

  2. 表示されたテキスト・ボックスにフォルダ名を入力し、「作成」を選択します。

フォルダ名の変更

  1. フォルダ・アイコンを選択して、「フォルダとレポート・タスク」メニューのすべての「フォルダ・アクション」を表示します。

  2. 「このフォルダ名を変更」を選択します。

  3. 表示されたテキスト・ボックスに新しいレポート名を入力し、「名前の変更」を選択します。

フォルダの削除

  1. フォルダ・アイコンを選択して、「フォルダとレポート・タスク」メニューのすべての「フォルダ・アクション」を表示します。

  2. 「このフォルダを削除」を選択します。

  3. 削除の確認を行います。