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Oracle Business Intelligence Publisherインストレーション・ガイド
リリース10.1.3.3.2
E06070-01
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BI PublisherのOracle Application ServerまたはOC4J 10.1.3.1へのインストール

概要

この章では、Oracle Universal Installerを使用したBI Publisherのインストールについて説明します。

基本インストールの実行

基本インストール

次の手順では、インストーラでのインストールを順を追って説明します。

Oracle Universal Installerを実行します。

  1. インストール・ファイルにアクセスします。

    インストール・プログラム・ウィンドウが表示され、各画面でプロンプトが表示されます。それぞれの画面の要求に応じて入力します。

    次の画面に進むには、「次へ」をクリックします。前の画面に戻るには、「戻る」をクリックします。

  2. ファイルの場所を指定します。

    デフォルトのドライブとディレクトリを受け入れるか、「参照」をクリックして変更します。ソース・パスは変更しないでください。接続先名とパスは、デフォルトを受け入れることも、変更することもできます。

  3. インストール・タイプを選択します。

    インストール・タイプの画面では、「基本」または「拡張」インストールを選択できます。「基本」タイプでは、BI Publisherが、このインストールにバンドルされているスタンドアロンのOC4Jにインストールされます。「拡張」タイプでは、BI Publisherが、既存のOracle Application Server 10.1.3.1(またはそれ以上のリリース)にインストールされます。

    「基本」を選択します。

  4. OC4J管理者(oc4jadmin)パスワードを選択します。

    「基本」インストールでは、スタンドアロンのOC4Jが提供されます。このOC4Jで使用するパスワードを入力します。

    管理者パスワードは5文字以上30文字以下の長さにする必要があり、少なくとも1つの数字を含む必要があります。

  5. インストールするコンポーネントや、インストール場所とサイズを示すサマリー情報を確認します。

  6. インストール」をクリックし、インストールを開始して「インストール」画面を表示します。

    「インストール」画面

    「インストール」画面には、現在の作業とインストールのプログレス・バーが表示されます。インストール・プロセスは、次の3つの一般的なフェーズで構成されます。

    ファイルのコピー

    設定

    構成

    インストール処理を終了する場合は、「インストールの中止」をクリックします。

    Configuration Assistantの画面

    この画面には、インストールを完了する前に実行することが推奨されているツールの名前、ステータスおよびツール・タイプが示されます。

    このインストーラには、BI Publisher Configuration Assistantという1つのツールが含まれます。

    このツールのステータス列は、次のいずれかの状態を示します。

    Configuration Assistantが完了すると、OUIは自動的に次のページに進みます。

    Configuration Assistantが完了しない場合は、インストール画面にエラー・メッセージが表示され、その結果コードがログ・ファイルC:\Program Files\Oracle\Inventory\logs\installActionstimestamp.logに書き込まれます。

    OUIでは、実行に失敗したツールやスキップされたツールについて、その実行に必要なツール名およびコマンドの一覧が生成されます。ユーザーはこの情報をシェル・スクリプトまたはバッチ・ファイルに直接コピー・アンド・ペーストして、これらのツールをインストール完了後に実行できます。生成されたスクリプト・ファイルの名前はconfigtoolcmds.plになり、ORACLE_HOME\binディレクトリに配置されます。このスクリプトは、インストーラの終了後に生成されます。

    「インストールの終了」画面

    「インストールの終了」画面では、インストールに成功したことが示されます。また、BI Publisherの起動方法と停止方法についての指示、BI PublisherのログインURL、およびインストールに関する追加情報が示されます。これらの情報は、インストール手順の2つ目の画面で指定した接続先パスのBI_Publisher_readme.txtにも保存されます。

BI Publisherサーバーにログインします。

インストールの終了後、BI Publisherサーバーは実行中になります。

注意: 実行中のBI Publisherを起動しようとすると、起動コマンドによってエラーが返されます。

  1. BI Publisherアプリケーションを、次のいずれかの方法で起動します。

  2. ユーザー名「Administrator」およびパスワード「Administrator」でログインします。

    重要: 管理者のパスワードは、「プリファレンス」の「アカウント」タブで変更してください。

インストール後の作業」に進みます。

拡張インストールの実行

拡張インストール

次の手順では、拡張インストールにおけるインストーラでのインストールを順を追って説明します。

重要: BI Publisherインストーラの要件として、BI Publisherのインストール先であるOC4Jホームが「home」と命名されている必要があります。「home」という名前のOC4Jホーム・インスタンスがないと、インストールが失敗します。

インストール先を「home」以外のインスタンスにする場合は、手動でのインストール手順に従ってください。「J2EEアプリケーション・サーバーへの手動でのインストール」を参照してください。

Oracle Universal Installerを実行します。

  1. インストール・ファイルにアクセスします。

    インストール・プログラム・ウィンドウが表示され、各画面でプロンプトが表示されます。それぞれの画面の要求に応じて入力します。

    次の画面に進むには、「次へ」をクリックします。前の画面に戻るには、「戻る」をクリックします。

  2. ファイルの場所を指定します。

    デフォルトのドライブとディレクトリを受け入れるか、「参照」をクリックして変更します。ソース・パスは変更しないでください。接続先名とパスは、デフォルトを受け入れることも、変更することもできます。

  3. インストール・タイプを選択します。

    インストール・タイプの画面では、「基本」または「拡張」インストールを選択できます。「基本」タイプでは、BI Publisherが、このインストールにバンドルされているスタンドアロンのOC4Jにインストールされます。「拡張」タイプでは、BI Publisherが、既存のOracle Application Server 10.1.3.1(またはそれ以上のリリース)にインストールされます。

    「拡張」を選択します。

  4. Application Server 10gホームの場所を選択します。「インストールされた製品」をクリックして、Oracleホームの一覧とその場所(パス)を表示します。

  5. BI Publisherのインストール先であるApplication ServerのOC4J管理者パスワードを入力します。

  6. インストールするコンポーネントや、インストール場所とサイズを示すサマリー情報を確認します。

  7. インストール」をクリックし、インストールを開始して「インストール」画面を表示します。

    「インストール」画面

    「インストール」画面には、現在の作業とインストールのプログレス・バーが表示されます。インストール・プロセスは、次の3つの一般的なフェーズで構成されます。

    ファイルのコピー

    設定

    構成

    インストール処理を終了する場合は、「インストールの中止」をクリックします。

    Configuration Assistantの画面

    この画面には、インストールを完了する前に実行することが推奨されているツールの名前、ステータスおよびツール・タイプが示されます。

    このインストーラには、BI Publisher Configuration Assistantという1つのツールが含まれます。

    このツールのステータス列は、次のいずれかの状態を示します。

    Configuration Assistantが完了すると、OUIは自動的に次のページに進みます。

    Configuration Assistantが完了しない場合は、インストール画面にエラー・メッセージが表示され、その結果コードがログ・ファイルC:\Program Files\Oracle\Inventory\logs\installActionstimestamp.logに書き込まれます。

    OUIでは、実行に失敗したツールやスキップされたツールについて、その実行に必要なツール名およびコマンドの一覧が生成されます。ユーザーはこの情報をシェル・スクリプトまたはバッチ・ファイルに直接コピー・アンド・ペーストして、これらのツールをインストール完了後に実行できます。生成されたスクリプト・ファイルの名前はconfigtoolcmds.plになり、ORACLE_HOME\binディレクトリに配置されます。このスクリプトは、インストーラの終了後に生成されます。

    「インストールの終了」画面

    「インストールの終了」画面では、インストールに成功したことが示されます。また、BI Publisherの起動方法と停止方法についての指示、BI PublisherのログインURL、およびインストールに関する追加情報が示されます。これらの情報は、インストール手順の2つ目の画面で指定した接続先パスのBI_Publisher_readme.txtにも保存されます。

インストールが終了すると、OUIによってBI Publisherサーバーが起動されます。

BI Publisherにログインします。

インストールの終了後、BI Publisherサーバーは実行中になります。

  1. BI Publisherアプリケーションを起動します。

  2. ユーザー名「Administrator」およびパスワード「Administrator」でログインします。

    重要: 管理者のパスワードは、「プリファレンス」の「アカウント」タブで変更してください。

インストール後の作業」に進みます。