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高可用性のためのOracle Business Intelligence Publisherのデプロイ
図3は、高可用性のためのBI Publisherのデプロイを示しています。
図3. 高可用性のためのBI Publisherのデプロイ
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BI Publisher J2EEエンジン
BI Publisherエンジンは、J2EEサーバーのWebコンテナにデプロイされます。BI Publisherエンジンは同時にいくつでもデプロイでき、それぞれがリクエストにサービスを提供します。エンジンのいずれかに障害が発生した場合に備えて保持されるセッション状態に対して、セッション状態レプリケーションを有効にする必要があります。
データソース
データソースとは、レポート・データをまとめるために使用する未加工のソースです。どのJDBCデータソースでもかまいません。OracleBI EEという名前のJDBCデータソースは、Oracle BIと統合するときに、Oracle BI Serverをデータソースとして指すように構成されます。複数のBI Serverが、クラスタ化されたBI環境に参加するときは、Oracle BI EEデータソースは、Primary Cluster ControllerおよびSecondary Cluster Controllerを指す必要があります。
リポジトリ・サービスとSchedulerデータ
BI Publisherは、そのReportメタデータを、XML DBとファイル・システムのどちらにも格納できます。BI Publisherのすべてのプロセスには、このリポジトリに対するアクセス権が付与されている必要があります。ファイル・システムのリポジトリの場合は、NASなどの共有ファイル・システム・ソリューションを使用する必要があります。
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