この章では、Oracle RTDの構成に関するリリース・ノートについて説明します。この章の内容は次のとおりです。
第4.1項「Oracle RTDアプリケーションは、それ自身の管理対象サーバー・インスタンス内にデプロイする必要がある」
第4.5項「「Import Database Table」ボックスではOracle BI EEデータソースのすべてのカタログからすべてのテーブルが返される」
他のアプリケーションは、Oracle RTDと同じJava仮想マシン内にデプロイされると、実行不可能になる場合があります。他のアプリケーションとOracle RTDでJVMを共有する場合、アプリケーション・サーバーの起動で初期化エラーが発生することがあります。この問題に対処するには、Oracle RTDをそれ自身の管理対象サーバー・インスタンス内にデプロイします。
Oracle RTD 3.0に付属しているOracle JDBCドライバのバージョンには、既知の問題があります。この問題は、Oracle RTDのバッチ機能の実行中やOracle RTDの実行時に発生し、予期せぬ結果になります。また、Oracle RTDサーバーのログ・ファイルには、ArrayIndexOutOfBoundsExceptionが記録されます。
この問題に対処するには、Oracle RTDに付属しているOracle 10.2.0.4ドライバのojdbc14.jarに対して即座にパッチを適用する必要があります。このファイルはRTD_HOME/lib/jdbcにあります。パッチおよび既知の不具合の詳細は、Oracle Automated Release Updates(ARU)システムのhttp://aru.us.oracle.comサイトにおいて次の手順でアクセスできます。
「Patches」をクリックします。
パッチ・リクエスト番号10367688を検索します。
http://aru.us.oracle.com:8080/ARU/ViewPatchRequest/process_form?aru=10367688
デシジョン・サービスはデフォルトで、デシジョン・サービスをホストするコンピュータからのみ(統合ポイントの)リクエストを受け入れます。
Real-Time Decision Serverが別のホストにインストールされている本番環境では、管理者は信頼できるホストのリストを設定し、デシジョン・サービスにこのリストからリクエストを受け入れさせることができます。
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注意: リモートのDecision Centerへのアクセス(ブラウザからのアクセス)は、この機能に影響されません。 |
デシジョン・サービスのリクエスト用の、信頼できるホストのリストを指定する手順は次のとおりです。
OC4JまたはWebLogicを使用している場合は、JAVA_HOME/bin/jconsole.exeを実行しJConsoleを起動します。WebSphereを使用している場合は、JConsoleの構成時に作成したバッチ・スクリプトを実行します。JConsoleへのアクセス方法の詳細は、『Oracle Real-Time Decisionsインストレーションおよび管理ガイド』を参照してください。
「Remote」タブをクリックします。インストール時に作成した適切なポート番号(通常は12345)と管理者資格証明を入力し、「Connect」をクリックします。
「MBean」タブをクリックし、「OracleRTD」→「SDClusterPropertyManager」→「Cluster」MBeanに進み、RestrictDSClients属性をtrueに設定します。この属性によって、デシジョン・サービスがローカル・ホストまたはTrustedDSClients属性に明示的に指定された一連のホストからのみリクエストを受け入れるようになります。RestrictDSClientsがfalseに設定されている場合、すべてのマシンがDecision ServiceリクエストをRTDサーバーに送信できます。
「OracleRTD」→「SDClusterPropertyManager」→「Cluster」MBeanで、TrustedDSClients属性を更新し、デシジョン・サービスがリクエストを受け入れるホストのIPアドレスのリストをセミコロン区切りで指定します。必ずIPアドレスを指定し、ホスト名を指定しないでください。
複数のReal-Time Decision Serverは、デフォルトでは相互に通信できません。
複数のReal-Time Decision Serverがインストールされている本番環境では、管理者は信頼できるクラスタ・ホストのリストを設定し、Real-Time Decision Serverが相互に通信するようにできます。
Real-Time Decision Server間の内部通信用に、信頼できるクラスタ・ホストのリストを指定する手順は次のとおりです。
OC4JまたはWebLogicを使用している場合は、JAVA_HOME/bin/jconsole.exeを実行しJConsoleを起動します。WebSphereを使用している場合は、JConsoleの構成時に作成したバッチ・スクリプトを実行します。JConsoleへのアクセス方法の詳細は、『Oracle Real-Time Decisionsインストレーションおよび管理ガイド』を参照してください。
「Remote」タブをクリックします。インストール時に作成した適切なポート番号(通常は12345)と管理者資格証明を入力し、「Connect」をクリックします。
「MBean」タブをクリックし、「OracleRTD」→「SDClusterPropertyManager」→「Cluster」MBeanに進み、RestrictClusterMembers属性をtrueに設定します。この属性によって、Real-Time Decision ServerがTrustedClusterMembers属性にリストされたホストとのみ通信できるようになります。
「OracleRTD」→「SDClusterPropertyManager」→「Cluster」MBeanで、SDGroupName属性を空白でない値に設定します。
「OracleRTD」→「SDClusterPropertyManager」→「Cluster」MBeanで、TrustedClusterMembers属性を更新し、Real-Time Decision ServerがインストールされているホストのIPアドレスのリストをセミコロン区切りで指定します。必ずIPアドレスを指定し、ホスト名を指定しないでください。
Oracle BI EEデータソース用のURLを入力する場合、catalogパラメータで値を指定できます。catalogパラメータの使用目的は、特定のカタログにおいてテーブルから選択して表示できるようにすることです。
catalogパラメータで値を指定しても、すべてのカタログにあるすべてのテーブルが「Import Database Table」ウィンドウに表示されるエラーになります。この状況は好ましくありません。様々なカタログには同じ名前のテーブルが存在する場合があるからです。
データソースをOracle RTD Decision Studioで作成する場合、テーブル名の選択が適切でないと、Oracle BI EE Administration ToolやOracle BI Answersのテーブルと列の名前を確認することで、インライン・サービスのデータソースの削除や、インライン・サービスのデータソース列名の手動変更ができてしまいます。