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Oracle Enterprise Manager Configuration Change Consoleインストレーション・ガイド
10gリリース5(10.2.0.5) for Microsoft Windows or UNIX Systems
B55859-01
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F エージェント構成ファイルのパラメータ

ここでは、エージェントの構成ファイルのパラメータとその推奨値のリストを示します。通常、これらの設定値を変更する必要はありません。これらの値は参照用であり、問題が発生した場合の解決のために提供されています。構成ファイルは、次の場所にあります。

<agent install directory>/config/probe.properties

このプロパティ・ファイルを変更した場合、変更内容を有効にするには、エージェントを停止して再起動する必要があります。

表F-1 エージェント構成ファイルのパラメータ

パラメータ 推奨値

Debug=true

このパラメータの値をTrueに設定するとデバッグが有効になります。デフォルトはFalseです。

ProbeHome=c\:\\oracle\\ConfigurationChangeConsoleAgent

このパラメータは、エージェントがインストールされている場所を指定します。これはインストーラによって設定されます。変更しないでください。

Javaはこのプロパティ・ファイルを読み取り、バックスラッシュ(\)を使用して文字(コロンなど)をエスケープします。このため、エージェントのホーム・ディレクトリにバックスラッシュが含まれる場合は、必ず2つのバックスラッシュ(\\)を使用してください。そうしないと、エージェントの実行中にJavaによってこのファイルが再書込みされるときに、バックスラッシュが取り除かれる可能性があります。また、このエントリではスラッシュも使用できます(Windowsでも同様)。

LogSize=10001

エージェントがログ・ファイルを上書きする前にログ・ファイルに追加する行数を指定します。パラメータDebug=trueがある場合は、ログ・ファイルのサイズを大きくする必要があります。

java.naming.provider.url=t3s://host1:port1,host2:port2,….

エージェントはこのURLを使用してサーバーに接続して通信を行います。これはインストーラによって設定されます。通常の運用においては、変更する必要はありません。非クラスタ環境で実行する場合は、1つのホストと1つのセキュア・ポート(デフォルトでは443)のみです。クラスタ環境の場合は、各ホストとセキュア・ポートをカンマで区切ってリストします。

FirstRun=true

エージェントが最初のベースラインを実行するまでは、このパラメータを必ずTrueに設定してください。その後、エージェントによって値がFalseに設定されます。初期値はインストーラによって設定されます。変更しないでください。

エージェントによるベースラインの実行が正常に終了すると、この値が自動的にFalseに設定されます。最初のベースラインが成功した後、ベースライン・コマンドは1日1回、午後4:00(PST)すなわち午前0:00(GMT)に実行されます。

probe.device.id=3

エージェントID。この値は変更しないでください。

archive.enabled=false

サーバーに送信される、リアル・イベントを表すXMLメッセージのコピーの保存を有効または無効にします。XMLアーカイブは、エージェントのインストール・フォルダの{agent install dir}/archiveに格納されます。

jms.reconnect.minidelay=300

jms.reconnect.maxdelay=600

エージェントJMSサーバーに接続できないときに、JMSサーバーに継続して再接続できるまでエージェントが待機する秒数。mindelayからmaxdelayの値の任意の秒数待機します。