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Oracle Enterprise Manager Application Configuration Consoleインストレーション・ガイド
リリース5.3.2
B56956-01
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D セカンダリ・サーバー・インスタンスの設定

パフォーマンスやその他の理由で、他のホスト・マシンにセカンダリ・サーバー・インスタンスを設定すると便利な場合があります。この付録では、2つのシナリオを説明します。

この付録では、Application Configuration Consoleのセカンダリ・サーバーの設定手順を説明します。各シナリオの手順はほぼ同様で、概略は次のとおりです。


注意:

この付録で説明するシナリオでは、別のホスト・マシンにTomcat JVMの別のインスタンスを設定する手順が含まれます。これはオラクル社が推奨する手順です。不明な点がある場合は、Oracleテクニカル・サポートに連絡してください。

インストールを続行する前に、セカンダリ・サーバーを設定するホストが第2章表2-2のハードウェアおよびソフトウェアの要件を満たしていることを確認してください。セカンダリ・サーバー・インスタンスを設定する前に、製品の実装を完了することをお薦めします。したがって、たとえば自動化モジュールを使用する場合、セカンダリ・サーバーの設定前にそれらをインストールしてください。

D.1 セカンダリ・サーバーのターゲットの環境

セカンダリ・サーバーを設定する環境は、コア・サーバーのホストのハードウェアおよびソフトウェア要件を満たすか、それよりも上である必要があります。手順では、コア・サーバーのインストール・ディレクトリ全体を再配置し、他のすべてのもの(構成、ユーザーID、グループなど)をターゲット環境に配置するよう説明されています。さらに、同じプラットフォームを使用する(たとえばLinuxからLinuxへ)ことを前提としています。

D.2 インストール・ホストからのサーバーの再デプロイ

Application Configuration Consoleをインストールすると、ホスト・マシンにプライマリ・サーバーとセカンダリ・サーバーが別々にデプロイされます。これにより、サーバーをTomcat JVMの別のインスタンスに再デプロイすることが容易になります。Application Configuration Consoleのパフォーマンスとスケーラビリティについて考慮する際、これらのサーバーが再デプロイ可能であることは重要な側面を持ちます。セカンダリ・サーバーを再デプロイすると、コア・サーバーへの負荷が削減されるため、比較やプロビジョニング操作などのタスクのレスポンス時間が短縮されます。

この項では、Webレポート・サーバーとトラッキング・サーバーをインストール・ホストからターゲット・ホストに再デプロイする手順を説明します。

D.2.1 Webレポート・サーバーの再デプロイ

Webレポート・サーバーを再デプロイする手順は次のとおりです。

  1. プライマリ・ホストのApplication Configuration Consoleを停止します。

  2. プライマリ・ホストのコア・サーバー・インストール・ディレクトリ全体を圧縮します。

  3. 圧縮したファイルをターゲット・ホストの同じ場所にコピーし、解凍します。たとえば、コア・サーバーをプライマリ・ホストのopt/oracle/oacc/server/にインストールした場合、ターゲット・ホストのopt/oracle/oacc/server/に解凍します。

  4. 次のようにして、プライマリ・ホストでWebレポートのデプロイを無効にします。

    1. $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/conf/Catalina/localhost/mvwebreports.xmlの名前をmvwebreports.xml.bakに変更します。

    2. $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/webapps/mvwebreports$OACC_INSTALL/appserver/tomcatに移動します。

  5. 次のようにして、ターゲット・ホストでコア・サーバーおよびトラッキング・サーバーのデプロイを無効にします。

    コア・サーバー

    1. $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/conf/Catalina/localhost/mvserverの名前をmvserver.xml.bakに変更します。

    2. $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/webapps/mvserver$OACC_INSTALL/appserver/tomcatに移動します。

    トラッキング・サーバー

    1. $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/conf/Catalina/localhost/mvtrackの名前をmvtrack.xml.bakに変更します。

    2. $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/webapps/mvtrack$OACC_INSTALL/appserver/tomcatに移動します。

  6. プライマリ・ホストで、WebレポートのURLのホスト名を変更し、電子メールで通知されるアラートが適切にリダイレクトされるように設定します。

    1. $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/shared/classes/server_modules_registry.xmlを開きます。

    2. トラッキング・アラートを設定するため、次のプロパティを検索し、ホスト名をターゲット・ホストの名前に変更します。

      <property name="tracking.alert.url" value="https://hostname.mvalent.local:9943/mvwebreports" />
      
    3. 比較アラートを設定するため、次のプロパティを検索し、ホスト名をターゲット・ホストの名前に変更します。

      <property name="comparison.alert.url"
      value="https://hostname.mvalent.local:9943/mvwebreports" />
      
    4. 変更を保存します。

    5. トラッキング・サーバーをプライマリ・ホストに残す場合、$OACC_INSTALL/appserver/tomcat/webapps/mvtrack/WEB-INF/classes/server_modules_registry.xmlに同じ変更を加えます。

  7. ターゲット・ホストで$OACC_INSTALL/appserver/tomcat/shared/classes/server_modules_registry.xmlをバックアップし、手順6で編集したバージョンのserver_modules_registry.xmlをプライマリ・ホストからターゲット・ホストの同じ場所にコピーします。

  8. Linux/UNIXのみ。次のようにして、SVNサーバーの自動起動および停止を無効にします。

    1. 次のディレクトリに移動します。

      $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/bin
      
    2. startup.shスクリプトから次の行を削除し、変更を保存します。

      $OACC_INSTALL/svn/bin/svnserve -d 
      --root "$OACC_INSTALL/svn" 
      --listen-port nnnn 
      --pid-file $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/bin/svn_pid
      
    3. shutdown.shスクリプトから次の行を削除し、変更を保存します。

      cat svn_pid | xargs kill
      
  9. プライマリおよびターゲット・ホストのApplication Configuration Consoleを起動します。

Webレポート・サーバーを再デプロイした後、6.4項「Webレポートの再ポイント」で説明されているように、クライアント・ホストの「スタート」メニュー・ショートカット(「すべてのプログラム」「Oracle Application Configuration Console」「Client」「Start Web Reports」)を編集することをお薦めします。

D.2.2 トラッキング・サーバーの再デプロイ

トラッキング・サーバーを再デプロイする手順は次のとおりです。

  1. プライマリ・ホストのApplication Configuration Consoleを停止します。

  2. プライマリ・ホストのコア・サーバー・インストール・ディレクトリ全体を圧縮します。

  3. 圧縮したファイルをターゲット・ホストの同じ場所にコピーし、解凍します。たとえば、コア・サーバーをプライマリ・ホストのopt/oracle/oacc/server/にインストールした場合、ターゲット・ホストのopt/oracle/oacc/server/に解凍します。

  4. 次のようにして、プライマリ・ホストでトラッキングのデプロイを無効にします。

    1. $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/conf/Catalina/localhost/mvtrack.xmlの名前をmvtrack.xml.bakに変更します。

    2. $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/webapps/mvtrack$OACC_INSTALL/appserver/tomcatに移動します。

  5. 次のようにして、ターゲット・ホストでコア・サーバーおよびWebレポート・サーバーのデプロイを無効にします。

    コア・サーバー

    1. $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/conf/Catalina/localhost/mvserverの名前をmvserver.xml.bakに変更します。

    2. $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/webapps/mvserver$OACC_INSTALL/appserver/tomcatに移動します。

    Webレポート・サーバー

    1. $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/conf/Catalina/localhost/mvwebreportsの名前をmvwebreports.xml.bakに変更します。

    2. $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/webapps/mvwebreports$OACC_INSTALL/appserver/tomcatに移動します。

  6. Linux/UNIXのみ。次のようにして、SVNサーバーの自動起動および停止を無効にします。

    1. 次のディレクトリに移動します。

      $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/bin
      
    2. startup.shスクリプトから次の行を削除し、変更を保存します。

      $OACC_INSTALL/svn/bin/svnserve -d 
      --root "$OACC_INSTALL/svn" 
      --listen-port nnnn 
      --pid-file $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/bin/svn_pid
      
    3. shutdown.shスクリプトから次の行を削除し、変更を保存します。

      cat svn_pid | xargs kill
      
  7. プライマリおよびターゲット・ホストのApplication Configuration Consoleを起動します。

D.3 複数のトラッキング・サーバーの再デプロイ

ここでは、環境内にトラッキング操作を処理するトラッキング・サーバーが複数ある場合について説明します。複数のトラッキング・サーバーを使用すると、特定のマシンでのリソース・ボトルネックを解消できることがあります。

この説明では、現行のトラッキング・サーバーがプライマリ・トラッキング・サーバーで、その他のデプロイをセカンダリ・トラッキング・サーバーとします。この項では2つの可能性を考慮します。

システムでは、トラッキング操作レコードの一環として、操作を実行したトラッキング・サーバー・インスタンスを捕捉しています。取得した情報(ホスト名および一意のトラッキング・サーバーID)は、該当するクライアントのスケジュール済ジョブ・リスト(トラッキング、比較、プロビジョニング)に表示されます。詳細は、Application Configuration Consoleのオンライン・ヘルプを参照してください。

D.3.1 インストール済トラッキング・サーバーのデプロイ

インストール済のプライマリ・トラッキング・サーバーに基づいてセカンダリ・トラッキング・サーバーをデプロイする手順は次のとおりです。

  1. プライマリ・ホストのApplication Configuration Consoleを停止します。

  2. プライマリ・ホストのコア・サーバー・インストール・ディレクトリ全体を圧縮します。

  3. 圧縮したファイルをターゲット・ホストの同じ場所にコピーし、解凍します。たとえば、コア・サーバーをプライマリ・ホストのopt/oracle/oacc/server/にインストールした場合、ターゲット・ホストのopt/oracle/oacc/server/に解凍します。

  4. 次のようにして、ターゲット・ホストでコア・サーバーおよびWebレポート・サーバーのデプロイを削除します。

    コア・サーバー

    1. $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/conf/Catalina/localhost/mvserverを削除します。

    2. $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/webapps/mvserverを削除します。

    Webレポート・サーバー

    1. $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/conf/Catalina/localhost/mvwebreportsを削除します。

    2. $OACCm_INSTALL/appserver/tomcat/webapps/mvwebreportsを削除します。

  5. 次のようにして、セカンダリ・トラッキング・サーバーのデプロイに一意のサーバーIDを割り当てます。

    1. ターゲット・ホストで、次のファイルをテキストまたはxmlエディタで開きます。

      $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/webapps/mvtrack/WEB-INF/web.xml
      
    2. mv.server.id <param-name>要素の値が、すべてのサーバー・インスタンスのグローバル・ネームスペース全体で一意となるように編集します。簡単な方法は、デフォルトのトラッキング・サーバーIDのmvtrack修飾子に順番に数値を追加することです。

      mvtrack-2:764c1a8796092b09f27a320bdb8d9f2f
      

      セカンダリ・トラッキング・サーバーの各デプロイに対し、数値を順番に増加していきます。一意であること以外のサーバーIDの条件は、255文字までという点のみです。

    3. ファイルを保存します。

  6. 次のようにして、イベント配信リストにセカンダリ・トラッキング・サーバーのIDを追加します。

    1. プライマリ・ホストで、次のファイルをテキストまたはxmlエディタで開きます。

      $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/shared/classes/server_modules_registry.xml
      
    2. system.event.destination.server.idsプロパティの値に、セカンダリ・トラッキング・サーバーのデプロイに割り当てられた一意のトラッキング・サーバーIDを付加します。たとえば、次のようになります。

      <property name="system.event.destination.server.ids" 
      value="mvtrack:764c1a8796092b09f27a320bdb8d9f2f,
      mvweb:a64c1a8796092b09f27a320bdb8d9e2e,mvtrack-2:764c1a8796092b09f27a320bdb8d9f2f"/>
      

      他の一意のセカンダリ・トラッキング・サーバーIDをカンマで区切って適切に追加します。

    3. ファイルを保存します。

    4. Webレポート・サーバーをプライマリ・ホストに残す場合、$OACC_INSTALL/appserver/tomcat/webapps/mvwebreports/WEB-INF/classes/server_modules_registry.xmlに同じ変更を加えます。

  7. Linux/UNIXのみ。次のようにして、SVNサーバーの自動起動および停止を無効にします。

    1. 次のディレクトリに移動します。

      $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/bin
      
    2. startup.shスクリプトから次の行を削除し、変更を保存します。

      $OACC_INSTALL/svn/bin/svnserve -d 
      --root "$OACC_INSTALL/svn" 
      --listen-port nnnn 
      --pid-file $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/bin/svn_pid
      
    3. shutdown.shスクリプトから次の行を削除し、変更を保存します。

      cat svn_pid | xargs kill
      
  8. プライマリおよびターゲット・ホストのApplication Configuration Consoleを起動します。

一度セカンダリ・トラッキング・サーバーをデプロイすると、このデプロイに基づいた他のトラッキング・サーバーの追加が簡単になります。次のデプロイ済トラッキング・サーバー・インスタンスのサーバーIDを変更し、そのIDをコア・サーバーのイベント配信リストに追加するだけです。

D.3.2 再デプロイしたトラッキング・サーバーのデプロイ

再デプロイしたプライマリ・トラッキング・サーバーに基づいてセカンダリ・トラッキング・サーバーをデプロイする手順は次のとおりです。

  1. コア・サーバーおよび再デプロイしたトラッキング・サーバー・ホストのApplication Configuration Consoleを停止します。

  2. プライマリ・トラッキング・サーバー・ホストのコア・サーバー・インストール・ディレクトリ全体を圧縮します。

  3. 圧縮したファイルをセカンダリ・トラッキング・サーバー・ホストの同じ場所にコピーし、解凍します。たとえば、プライマリ・トラッキング・サーバー・ホストのopt/oracle/oacc/server/に再デプロイした場合、セカンダリ・トラッキング・サーバー・ホストのopt/oracle/oacc/server/に解凍します。

  4. 次のようにして、セカンダリ・トラッキング・サーバー・ホストでコア・サーバーおよびWebレポート・サーバーのデプロイを削除します。

    コア・サーバー

    1. $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/conf/Catalina/localhost/mvserverを削除します。

    2. $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/webapps/mvserverを削除します。

    Webレポート・サーバー

    1. $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/conf/Catalina/localhost/mvwebreportsを削除します。

    2. $OACCm_INSTALL/appserver/tomcat/webapps/mvwebreportsを削除します。

  5. 次のようにして、セカンダリ・トラッキング・サーバーのデプロイに一意のサーバーIDを割り当てます。

    1. セカンダリ・トラッキング・サーバー・ホストで、次のファイルをテキストまたはxmlエディタで開きます。

      $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/webapps/mvtrack/WEB-INF/web.xml
      
    2. mv.server.id <param-name>要素の値が、すべてのサーバー・インスタンスのグローバル・ネームスペース全体で一意となるように編集します。簡単な方法は、デフォルトのトラッキング・サーバーIDのmvtrack修飾子に順番に数値を追加することです。

      mvtrack-2:764c1a8796092b09f27a320bdb8d9f2f
      

      セカンダリ・トラッキング・サーバーの各デプロイに対し、数値を順番に増加していきます。一意であること以外のサーバーIDの条件は、255文字までという点のみです。

    3. ファイルを保存します。

  6. 次のようにして、イベント配信リストにセカンダリ・トラッキング・サーバーのIDを追加します。

    1. コア・サーバー・ホストで、次のファイルをテキストまたはxmlエディタで開きます。

      $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/shared/classes/server_modules_registry.xml
      
    2. system.event.destination.server.idsプロパティの値に、セカンダリ・トラッキング・サーバーのデプロイに割り当てられた一意のトラッキング・サーバーIDを付加します。たとえば、次のようになります。

      <property name="system.event.destination.server.ids" 
      value="mvtrack:764c1a8796092b09f27a320bdb8d9f2f,
      mvweb:a64c1a8796092b09f27a320bdb8d9e2e,mvtrack-2:764c1a8796092b09f27a320bdb8d9f2f"/>
      

      他の一意のセカンダリ・トラッキング・サーバーIDをカンマで区切って適切に追加します。

    3. ファイルを保存します。

    4. Webレポート・サーバーをプライマリ・ホストに残す場合、$OACC_INSTALL/appserver/tomcat/webapps/mvwebreports/WEB-INF/classes/server_modules_registry.xmlに同じ変更を加えます。

  7. コア・サーバー、プライマリおよびセカンダリ・トラッキング・サーバーのApplication Configuration Consoleを起動します。

一度セカンダリ・トラッキング・サーバーをデプロイすると、このデプロイに基づいた他のトラッキング・サーバーの追加が簡単になります。次のデプロイ済トラッキング・サーバー・インスタンスのサーバーIDを変更し、そのIDをコア・サーバーのイベント配信リストに追加するだけです。

D.4 サーバーの再デプロイの検証

Webレポートとトラッキング・サーバーの再デプロイ、およびセカンダリ・トラッキング・サーバーのデプロイを検証する手順は次のとおりです。

  1. コア・サーバーを起動します。

  2. トラッキング・サーバー(再デプロイまたはデプロイしたセカンダリのうち、該当するもの)を起動します。

  3. クライアントを起動します。

  4. 一部のデータをロードしてトラッキングを有効にします。必ずアラートが発生した際に電子メール通知を受け取るようリクエストします。

  5. トラッキング・サーバーがリクエストを処理していることを検証します。

  6. 電子メール通知のURLをクリックし、Webレポートにアクセスできることを検証します。

  7. セカンダリ・トラッキング・サーバーのデプロイの場合、クライアントで、スケジュール済ジョブ・リストによってセカンダリ・トラッキング・サーバーの適切なホスト名およびサーバーIDが識別されていることを検証します。

D.5 再デプロイと自動化モジュール

セカンダリ・サーバーのデプロイ後に自動化モジュールをインストールする場合、自動化モジュール・インストールをセカンダリ・サーバー・ホストに移動する必要があります。

  1. プライマリ・ホストで、次の場所に移動します。

    $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/shared/classes/extensions
    
  2. extensionsフォルダのコピーを作成します。

  3. セカンダリ・ホスト(Webレポート、トラッキング、またはその両方のうち該当するもの)で、次の場所にコピーしたフォルダを置きます。

    $OACC_INSTALL/appserver/tomcat/shared/classes/
    

プライマリまたはセカンダリ・サーバーを再起動する必要はありません。