Oracle Application Server 管理者ガイド 10gリリース3(10.1.3.1.0) B31834-01 |
|
この付録では、Oracle Application Serverのポート番号について説明します。
この付録の項目は次のとおりです。
この項では、割当て済のポート範囲、デフォルトのポート番号、およびポート番号が割り当てられるタイミングとポート番号の変更に関する情報の入手元について説明します。
この項では、すべての割当て済ポート範囲を番号別にソートして一覧表示します。特定のポート番号がOracle Application Serverで使用されているかどうかを確認する場合に便利です。
この項では、Oracle Application Serverがファイアウォールの内側にインストールされている場合に開く必要のあるポートを一覧表示します。
ほとんどのポート番号は、インストール時にOracle Application Serverによって割り当てられます。この場合、割当て済のポート範囲から空いているポートが選択されます。
この項では、ポートを使用するOracle Application Serverの各サービスについて次の情報を示します。
ポートは次のカテゴリにソートされています。
表D-1は、10gリリース3(10.1.3.1.0)のインストールにおける様々なポートの一覧です。表の「コンポーネント/サービス」列に特に記載のないかぎり、次のことが当てはまります。
staticports.ini
ファイルを使用すると、インストール時にそのポート番号を無効にできます。 ほとんどのポートでは、staticports.ini
にポート番号を指定することにより、デフォルトで割り当てられるポート番号をインストール時に無効にできます。目的のポート番号でテンプレートstaticports.ini
を作成し、特別なオプションを指定してOracle Universal Installerを起動します。
表D-1 OC4J、OPMNおよびOracle HTTP Serverのポート
コンポーネント/サービス | 割当て済のポート範囲 | デフォルトのポート番号 | プロトコル |
---|---|---|---|
Oracle HTTP Server |
|
|
|
ポート番号を変更する場合は、第4.3.3項「Oracle HTTP Serverリスニング・ポートの変更」を参照してください。 |
7777 - 7877, 8888 |
HTTP |
|
ポート番号を変更する場合は、第4.3.3項「Oracle HTTP Serverリスニング・ポートの変更」を参照してください。 |
7777 - 7877, 8888 |
HTTP |
|
このポートは、インストール後にSSLを有効にしないかぎり使用しません。詳細は、『Oracle HTTP Server管理者ガイド』を参照してください。 ポート番号を変更する場合は、第4.3.3項「Oracle HTTP Serverリスニング・ポートの変更」を参照してください。 |
4443 |
4443 |
HTTPS |
このポートは、インストール後にSSLを有効にしないかぎり使用しません。詳細は、『Oracle HTTP Server管理者ガイド』を参照してください。 ポート番号を変更する場合は、第4.3.3項「Oracle HTTP Serverリスニング・ポートの変更」を参照してください。 |
443, 4443 |
4443 |
HTTPS |
ポート番号を変更する場合は、第4.3.4項「Oracle HTTP Server診断ポートの変更」を参照してください。 |
7200 - 7299 |
7200 |
TCP |
OC4J |
|
|
|
ポート番号を変更する場合は、第4.3.2項「その他のOC4Jポートの変更」を参照してください。 |
12501 - 12600 |
12501 |
TCP |
ポート番号を変更する場合は、第4.3.2項「その他のOC4Jポートの変更」を参照してください。 |
8888-8987 |
「基本インストール」: 88881 |
HTTP |
ポート番号を変更する場合は、第4.3.2項「その他のOC4Jポートの変更」を参照してください。 |
12601 - 12700 |
12601 |
TCP |
ポート番号を変更する場合は、第4.3.2項「その他のOC4Jポートの変更」を参照してください。 |
12401 - 12500 |
12401 |
TCP |
ポート番号を変更する場合は、第4.3.2項「その他のOC4Jポートの変更」を参照してください。 |
12701 - 12800 |
12701 |
TCP |
ポートはインストール後、IIOPの構成時に割り当てられます。詳細は、『Oracle Containers for J2EEサービス・ガイド』を参照してください。 ポート番号を変更する場合は、第4.3.2項「その他のOC4Jポートの変更」を参照してください。 |
13301 - 13400 |
13301 |
TCP |
ポートはインストール後、IIOPS1の構成時に割り当てられます。 ポート番号を変更する場合は、第4.3.2項「その他のOC4Jポートの変更」を参照してください。 |
13401 - 13500 |
13401 |
TCP |
ポートはインストール後、IIOPS2の構成時に割り当てられます。 ポート番号を変更する場合は、第4.3.2項「その他のOC4Jポートの変更」を参照してください。 |
13501 - 13600 |
13501 |
TCP |
OPMN |
|
|
|
ポート番号を変更する場合は、第4.3.6項「OPMNポート(ONS Local、Request、Remote)の変更」を参照してください。 |
6100 - 6199 |
6100 |
HTTP/TCP |
ポート番号を変更する場合は、第4.3.6項「OPMNポート(ONS Local、Request、Remote)の変更」を参照してください。 |
6200 - 6299 |
6200 |
HTTP/TCP |
ポート番号を変更する場合は、第4.3.6項「OPMNポート(ONS Local、Request、Remote)の変更」を参照してください。 |
6003 - 6099 |
6003 |
HTTP/TCP |
その他のサービス |
|
|
|
ポート番号を変更する場合は、第4.3.5項「Java Object Cacheポートの変更」を参照してください。 |
7000 - 7099 |
7000 |
TCP |
ポートはインストール後、ポート・トンネリングの構成時に割り当てられます。 ポート番号を変更する場合は、第4.3.7項「ポート・トンネリング・ポートの変更」を参照してください。 |
7501 - 7599 |
7501 |
TCP |
1
「基本インストール」では、Oracle HTTP Serverはインストールされませんが、OC4JによってHTTPリスナーが提供されます。 2 Windowsでは、デフォルトのポートは80です。 |
表D-2は、サービス指向アーキテクチャ・コンポーネント用のポートの一覧です。表の「コンポーネント/サービス」列に特に記載のないかぎり、次のことが当てはまります。
staticports.ini
ファイルを使用すると、インストール時にそのポート番号を無効にできます。ほとんどのポートでは、staticports.ini
にポート番号を指定することにより、デフォルトで割り当てられるポート番号をインストール時に無効にできます。目的のポート番号でテンプレートstaticports.ini
を作成し、特別なオプションを指定してOracle Universal Installerを起動します。
コンポーネント/サービス | 割当て済のポート範囲 | デフォルトのポート番号 | プロトコル |
---|---|---|---|
Oracle BPEL Process Manager |
|
|
|
Oracle BPEL Process Manager1 |
該当なし |
該当なし |
該当なし |
Oracle Business Activity Monitoring |
|
|
|
Oracle Business Activity Monitoring1 |
該当なし |
該当なし |
該当なし |
Oracle Enterprise Service Bus |
|
|
|
Oracle Enterprise Service Bus1 |
該当なし |
該当なし |
該当なし |
Oracle Web Services Manager |
|
|
|
Oracle Web Services Manager1 |
該当なし |
該当なし |
該当なし |
1
このコンポーネント専用のポートはありません。このコンポーネントには、HTTPリスナー・ポートを介してアクセスできます。 |
その他のポート番号は、Oracle Application Serverとは別にインストールされているコンポーネントによって使用される場合があります。ポート番号の詳細は、そのコンポーネントのドキュメントを参照してください。
たとえば、OracleAS Infrastructureリリース2(10.1.2)の詳細は、リリース2(10.1.2)用の『Oracle Application Server管理者ガイド』を参照してください。
表D-3は、ポート番号で昇順にソートしたOracle Application Serverのポート番号とサービスの一覧です。
Oracle Application Serverをファイアウォールの内側にインストールする場合は、インストール中と実行時にファイアウォールで特定のポートを開く必要があります。
10gリリース3(10.1.3.1.0)中間層インスタンスの場合は、Oracle Notification ServerとAJPのポートにアクセスする必要があります。これらのコンポーネントが使用する次のポートをファイアウォールで開く必要があります。
|
Copyright © 2002, 2006, Oracle. All Rights Reserved. |
|