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Oracle Business Activity Monitoring インストレーション・ガイド
10g (10.1.3.1.0)

B31878-02
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4 トラブルシューティング

この章では、構成設定が原因と考えられる、調整する必要がある一般的な問題について説明します。

この章では、次の項目について説明します。

インストール、削除およびアップグレードの問題に関するトラブルシューティング

この項では、インストール、削除およびアップグレードに関する問題のトラブルシューティングについて説明します。内容は次のとおりです。

複数のOracleホーム環境: Oracle Business Activity Monitoring ODACをインストールした後のOracle製品のインストール

システムに複数のOracleホーム環境が存在する場合は、Oracle Business Activity Monitoring ODACホーム(デフォルトの場所はC:¥OracleBAM¥ClientForBAM)が他のOracleホームのパスより前になるようにシステムのPATH変数を編集する必要があります。

PATHを設定したら、次のコマンドを使用してOracle Business Activity Monitoring ODAC Client Oracle.DataAccess.dllおよびパブリッシャ・ポリシーDLLをGACに追加する必要があります。

set ClientForBAM=C:¥OracleBAM¥ClientForBAM

%ClientForBAM%¥bin¥ODPReg.exe 
%ClientForBAM%¥odp.net¥PublisherPolicy¥Policy.9.2.Oracle.DataAccess.dll /u 

%ClientForBAM%¥bin¥ODPReg.exe 
%ClientForBAM%¥odp.net¥PublisherPolicy¥Policy.10.1.Oracle.DataAccess.dll /u

%ClientForBAM%¥bin¥ODPReg.exe 
%ClientForBAM%¥odp.net¥PublisherPolicy¥Policy.9.2.Oracle.DataAccess.dll

%ClientForBAM%¥bin¥ODPReg.exe 
%ClientForBAM%¥odp.net¥PublisherPolicy¥Policy.10.1.Oracle.DataAccess.dll

%ClientForBAM%¥bin¥ODPReg.exe %ClientForBAM%¥bin¥Oracle.DataAccess.dll 

インストール中にデータベース・ユーザーが作成されない

BAMまたはEnterprise Link用のデータベース・ユーザーを作成する際にインストーラでエラーが発生した場合は、データベース・ユーザーを手動で作成してからインストーラに戻り、残りのインストールを続行する必要があります。

  1. コマンド・プロンプトを開き、次のようにSQL*Plusを起動します。

    C:¥> sqlplus
    
    
  2. SYSアカウントとSYSDBAデータベース管理者ロールを使用して接続します。

    Enter user-name: SYS AS SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    
    
  3. Oracle Business Activity MonitoringおよびEnterprise Linkで使用する表領域を作成します。

    SQL> CREATE TABLESPACE Oracle_BAM_tablespace DATAFILE 'datafile_name' SIZE 10M
    REUSE AUTOEXTEND ON NEXT 10M MAXSIZE UNLIMITED segment space management auto;
    
    

    Oracle_BAM_tablespaceはOracle Business Activity Monitoringの表領域に使用する名前で、datafile_nameはデータファイルへの完全なパスです(例: c:¥oracle¥product¥10.1.0¥oradata¥orcl¥bamdata.dbf)。

  4. Oracle Business Activity MonitoringおよびEnterprise Linkで使用する一時表領域を作成します。

    SQL> CREATE TEMPORARY TABLESPACE Oracle_BAM_temp TEMPFILE 'tempfile_name' SIZE
    10M REUSE AUTOEXTEND ON NEXT 10M MAXSIZE UNLIMITED segment space management auto;
    
    

    Oracle_BAM_tempはOracle Business Activity Monitoringの一時表領域に使用する名前で、tempfile_nameは一時ファイルへの完全なパスです(例: c:¥oracle¥product¥10.1.0¥oradata¥orclempdata.dbf)。

  5. Oracle Business Activity Monitoringユーザーを作成し、前述の手順で作成した2つの表領域に関連付けます。

    CREATE USER Oracle_BAM_User IDENTIFIED BY password DEFAULT TABLESPACE Oracle_BAM_
    tablespace TEMPORARY TABLESPACE Oracle_BAM_temp QUOTA UNLIMITED ON Oracle_BAM_
    tablespace;
    
    

    Oracle_BAM_UserはOracle Business Activity Monitoringユーザーに使用する名前で、passwordはOracle Business Activity Monitoringユーザーに使用するパスワードです。

  6. 次の権限をOracle Business Activity Monitoringユーザーに付与します。

    GRANT RESOURCE, CONNECT TO Oracle_BAM_User;
    
    
  7. Enterprise Linkユーザーを作成し、先ほどこの手順内で作成した2つの表領域に関連付けます。

    CREATE USER Oracle_Enterprise_Link_User IDENTIFIED BY password DEFAULT TABLESPACE 
    Oracle_BAM_tablespace TEMPORARY TABLESPACE Oracle_BAM_temp QUOTA UNLIMITED ON 
    Oracle_BAM_tablespace;
    
    

    Oracle_Enterprise_Link_UserはEnterprise Linkユーザーに使用する名前で、passwordはEnterprise Linkユーザーに使用するパスワードです。

  8. 次の権限をEnterprise Linkユーザーに付与します。

    GRANT RESOURCE, CONNECT TO Oracle_Enterprise_Link_User;
    
    
  9. SQL*Plusを終了します。

    EXIT
    
    

ADCサンプルのロード中にインストールがハングする

Active Data Cacheのサンプルをロード中にインストールがハングする場合は、次の手順を実行してください。

  1. インストールを停止し、Oracle Business Activity Monitoringがインストールされた場合は削除します。

  2. 削除した後、「コントロール パネル」の「サービス」でBAMサービスが表示されないことを確認します。サービスが存在する場合は、sc deleteを使用してサービスを削除します。

  3. Oracle Business Activity Monitoringを再インストールします。ただし、インストールする際にActive Data Cache配下のSamplesコンポーネントを選択しないでください。

  4. ICommandを使用して、手動でサンプルを追加します。

    1. DOSコマンドライン・プロンプトを開きます。

    2. C:¥oraclebam¥bam¥sampleadcobjectsディレクトリに移動します。

    3. コマンド・プロンプトで、次のコマンドを入力します。

      for %i in (*.xml) do ICommand cmd=import file=%i
      

Windows 2003 Serverでのインターネット・インフォメーション・サービス

いずれかのバージョンのWindows Server 2003にインターネット・インフォメーション・サービス(IIS)をインストールした場合、提供されるのは、静的コンテンツ(HTML)のみです。IISに動的コンテンツの提供を許可するには、管理者はIIS マネージャのWebサービス拡張ノードで、このコンテンツのロックを解除する必要があります。これを行うには、管理者は、既存のWebサービス拡張を有効にするか、または新しいWebサービス拡張を追加する必要があります。

手順の詳細は、次のURLを参照してください。

http://support.microsoft.com/kb/315122/en-us
http://support.microsoft.com/kb/332124/en-us

Windowsファイアウォールに対する実行可能ファイルのブロック解除

Windowsファイアウォールが有効化されている場合、Oracle Business Activity Monitoringソフトウェアのインストール中に、ユーザーに対して最大2つのダイアログ・ボックスがWindowsによって表示され、cacheinit.exeおよびicommand.exeのブロックを解除するよう求められる場合があります。両方の実行可能ファイルのブロックを解除してください。icommand.exeのブロックを解除すると、icommand.exeがファイアウォールの例外リストに追加されます。追加されない場合は、「Oracle BAM Command Utility」を例外リストに追加する必要があります。

アプリケーションとしてのIIS仮想ディレクトリの手動作成

インストール時に、IIS(OracleBAM)仮想ディレクトリがアプリケーションとして作成されない場合があります。このような場合、Oracle Business Activity Monitoringのメイン・ページにアクセスした際に、次のようなエラーが送信されます。

Server Error in '/' Application.
. . .

次の手順を実行し、アプリケーションとしてOracleBAM仮想ディレクトリを手動で作成する必要があります。

  1. IISマネージャを実行します。

  2. 該当するWebサイトのOracleBAM仮想ディレクトリに移動します。

  3. 「OracleBAM」を右クリックして「プロパティ」を選択します。

  4. 最初のタブとして表示される「仮想ディレクトリ」タブの「アプリケーションの設定」と示されたセクションで、アプリケーションの名前を確認します。

    • 「アプリケーション名」がOracleBAMの場合は、設定済であり、作業の必要はありません。

    • 「アプリケーション名」フィールドがグレーアウトされている場合は、「作成」をクリックします。

.NET Framework構成時のエラー1603

場合により、フレームワークのインストールに失敗することがあります。Microsoft .NET Frameworkのインストールで1603などのエラーが発生した場合は、適切な手順に従って問題を解決してください。

Microsoft Windows 2003オペレーティング・システムの場合

Microsoftサポート・ドキュメント830646「Microsoft .NET Framework 1.1 を Microsoft Windows Server 2003 にインストールするときの問題のトラブルシューティング方法」の「.NET Framework 1.1 を手動で修復する」というタイトルの項を参照してください。ドキュメントは次のURLにあります。

http://support.microsoft.com/kb/830646/

Microsoft Windows 2000およびXPオペレーティング・システムの場合

Microsoft Windows 2000およびXPオペレーティング・システムの場合、最も有効な解決方法は、.NET Frameworkの強制再インストールです。つまり、ファイルをダウンロードし、Windowsコマンド・プロンプトで1つのコマンドを入力します。

  1. MicrosoftからFrameworkをダウンロードし、ディスクのルート・ディレクトリ(通常、C:)に保存します。必要となるdotnetfx.exeファイルは、次のMicrosoftのページからダウンロードできます。

    http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=262D25E3-F589-
    4842-8157-034D1E7CF3A3&displaylang=en
    
    
  2. Frameworkの強制再インストールの手順は、次のMicrosoft Webサイトにあります。

    http://support.microsoft.com/kb/306160/en-us
    
    

    手順では、dotnotfx.exeへのパスを使用しているパスに変更する必要があることに注意してください。具体的には、N:¥dotnetframework¥dotnetfx.exeは、dotnetfx.exeを格納したパスに変更します。推奨に従ってdotnetfx.exeをC:に格納した場合、コマンドは次のようになります。

    C:¥dotnetfx.exe /t:c:¥temp /c:"msiexec.exe /i c:¥temp¥netfx.msi REINSTALL=ALL 
    ReinstallMODE=vomus"
    
    
  3. 次にwindowsupdate.microsoft.comを開き、検出ウィザードを実行し、オプションの更新を選択します。.NET Frameworkサービス・パックを適用します。

InstallShieldウィザードのセットアップ時のエラー

インストール完了時にマシンをリブートした後、図4-1のエラーが表示された場合は、ダイアログ・ボックスを閉じてエラーを無視してください。

図4-1    InstallShieldウィザードのセットアップ時のエラー・ダイアログ・ボックス


画像の説明

Enterprise Linkの削除

Enterprise Linkの削除で問題が発生し、エラー・ダイアログ・ボックスに次のテキストが表示された場合は、

Error loading D:¥Progra~1¥COMMON~1¥INSTALL~1¥PROFES~1¥RunTime¥09¥00¥
Intel32¥Ctor.dll The specified module could not be found

次の手順を実行してください。

  1. Oracle Business Activity MonitoringのCDを挿入します。

  2. EnterpriseLinkディレクトリに移動し、setup.exeを起動します。

  3. 「Cancel」をクリックして、インストーラを中止します。

  4. 「コントロール パネル」の「プログラムの追加と削除」を使用して、Enterprise Linkソフトウェアを削除します。

Windowsの「コントロール パネル」の「プログラムの追加と削除」でEnterprise Linkを削除すると、削除が失敗し、他のプログラムによって使用されている開いたままのEnterprise Linkファイルがあることを示すメッセージが表示される場合があります。このような場合は、Oracleデータベースのサービスをすべて停止してから、「コントロール パネル」の「プログラムの追加と削除」で削除を再試行します。

Morpheusのアップグレード操作時のエラー

アップグレードを実行する前に、Oracleツールを使用してActive Data Cacheデータの完全バックアップを作成します。Morpheus.exeが正常に完了しない場合は、Morpheus.exeを再び実行する前に、Active Data Cacheのバックアップをリストアする必要があります。エクスポート(次の例を参照)などのバックアップ・ツールや、使い慣れているOracleツールを使用します。

exp userid=system/istante log=C:ADCBackup¥050906exp.log owner=oraclebam 
file=c:¥ADCBackup¥050906exp.dmp

ファイル名の書式は、YYMMDDexp.logまたはYYMMDDexp.dmpです。

アップグレード時にMorpheus.exeが正常に完了しない場合、いくつかのサービスが実行しているような不完全な状態で、データが存在していることがあります。Morpheus.exeが失敗した後のOracle Business Activity Monitoringの実行は問題があり、サポートされていません。

起動に関する問題のトラブルシューティング

Oracle Business Activity Monitoringソフトウェアがインストール後に起動しない場合は、次の項目を確認します。

データベースが実行中で接続可能かどうか

データベースが実行中で接続可能かどうかを確認します。systemユーザーとしてデータベースに接続できる必要があります。

C:¥>sqlplus system/welcome@orcl

エラーORA-12154は、Oracle TNSリスナー・サービスが実行されていないことを示している場合があります。詳細は、「ORA-12154: TNS: 接続識別子: %sを解決できませんでした」も参照してください。

Microsoft IISが実行中で接続可能かどうか

Microsoft IISが実行中であることを確認します。デフォルトのASPページを表示できる必要があります。

http://localhost/
http://localhost/localstart.asp

Oracle BAMサービスが実行中かどうか

Oracle Business Activity Monitoringサービスがすべて実行中であることを確認します。

「コントロール パネル」の「サービス」を開きます。次のサービスがすべて「開始」の状態になっている必要があります。

サービスのログオン資格証明

Oracle BAMサービスが起動しない場合は、「ログオン」プロパティを確認します。

  1. 「コントロール パネル」の「サービス」を開きます。

    「コントロール パネル」の「サービス」を開くには、「スタート」「コントロール パネル」をクリックし、「管理ツール」から「サービス」を選択します。

  2. 各Oracle BAMサービスを右クリックして「プロパティ」を選択し、「ログオン」タブを選択します。

  3. 「ログオン:」の下の「アカウント:」が選択されていることを確認します。

  4. DOMAIN¥usernameが正しいことを確認し、「パスワード:」と「パスワードの確認入力:」を入力します。ここで入力したユーザーは、管理権限を所有している必要があります。

権限エラーによるサービスの失敗

Oracle BAMサービスが権限エラーで起動に失敗する場合は、正しい権限をサービスに設定します。

パスワードが間違っている場合もあります。

データベース・ユーザーおよびサービスが正しく作成されているかどうか

Oracle Business Activity Monitoring(デフォルトはorabam)およびEnterprise Link(デフォルトはorasagent)のデータベース・ユーザーと、データベース・サービス名oraclebamが正しく作成されていることを確認します。

次のコマンドにより、100以上の項目が表示されます。

C:¥>sqlplus orabam/orabam@oraclebam
SQL>select count(*) from tab;

次のコマンドにより、48以上の項目が表示されます。

C:¥>sqlplus orasagent/orasagent@oraclebam

次のコマンドでoraclebamサービスを確認します。

C:¥>tnsping oraclebam

1068エラーによるサービスの失敗

Oracle BAMサービスが1068エラーで起動に失敗する場合は、「イベント ビューア」の設定で、メッセージを上書きするように設定します。

「イベント ビューア」を開くには、「スタート」「コントロール パネル」をクリックし、「管理ツール」から「イベント ビューア」を選択します。

「イベント ビューア」で、次の場所の「必要に応じてイベントを上書きする」を選択します。

「イベント ビューア」のエラーおよび警告メッセージ

「イベント ビューア」の「システム ログ」および「アプリケーション ログ」に、「エラー」または「警告」メッセージがないかを確認します。

Webアプリケーションのポート番号

Webアプリケーション・サーバー用に、デフォルト(80)以外の独自のポート番号を構成した場合は、Oracle Business Activity Monitoringのスタート・ページのURLは次の形式になります。

http://host:portnumber/OracleBAM

Microsoft Internet Explorerのバージョンおよび設定

6.0 SP1以上のバージョンのMicrosoft Internet Explorerを使用しているかどうかを確認します。

「ポップアップ ブロックの使用」を無効にする必要があります。

ActiveXコントロールを有効にする必要があります。

システムのPATH環境変数

ODACのパス(C:¥OracleBAM¥ClientForBAM¥bin;)は、システムのPATH環境変数の最初のエントリである必要があります。

ORACLE_HOMEおよびORACLE_SIDが設定されていないかどうか

ORACLE_HOMEおよびORACLE_SIDには、値が設定されていないことが必要です。

C:¥>echo %ORACLE_HOME%
C:¥>echo %ORACLE_SID%

これらが設定されている場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

Design Studioをオープンするためのパスワードは不要かどうか

Enterprise Link Design Studioでは、パスワードは不要です。パスワードを入力しないことでエラーが発生した場合は、DDLが正しく登録されていない可能性があります。Oracleサポート・サービスに連絡してください。

スタート・ページに関する問題のトラブルシューティング

この項では、Oracle Business Activity Monitoringのスタート・ページで発生する問題、およびOracle Business Activity Monitoringアプリケーションの起動に関する問題のトラブルシューティングについて説明します。内容は次のとおりです。

スタート・ページのボタンがグレーアウトされる

ユーザー・アカウントが認識されていない場合に発生することがあります。Oracle Business Activity Monitoringは、ドメイン・サーバーに格納されているものと同じ大/小文字を使用した管理者アカウントでインストールする必要があります。大/小文字が異なる場合、スタート・ページは、ユーザー・アカウントをOracle Business Activity Monitoringユーザーとして認識しません。

この問題に対処するには、SQL*Plusを使用してスクリプトMakeMeAnADCAdmin.sqlを実行します。このスクリプトは次の場所からダウンロードできます。

http://www.oracle.com/technology/products/integration/bam/index.html

BAMデータベース・スキーマ・ユーザー(デフォルトはorabam/orabam)で接続します。

スタート・ページのボタンが表示されない

次の理由により、スタート・ページのボタンがグレーアウトされる場合があります。

不適切なバージョンのMicrosoft Internet Explorerを使用している

Oracle Business Activity Monitoringで使用できるのは、Microsoft Internet Explorer 6.0、Service Pack 1以上のみです。

Microsoft Internet Explorerの新しいバージョンで、セキュリティが強化されている

リモート・ホストからアクセスする場合、http://hostname/OracleBAMのスタート・ページで、ボタンが表示されない場合があります。この問題は、セキュリティが強化されているInternet Explorerのすべてのバージョンで発生する可能性があります。これには、XP SP2のInternet ExplorerおよびW2003 Server SP1のInternet Explorerが含まれます。どこからスタート・ページにアクセスしているかにより、スタート・ページのURLをInternet Explorerのセキュリティ設定で、ローカル・イントラネットまたは信頼済サイトに追加して、この問題に対処します。

異なるドメインからWebアプリケーションをオープンする際のエラー

別のドメインからWebアプリケーションをオープンしようとすると、次のエラーがスローされます。

「Action canceled.Internet Explorer was unable to link to the Web page you requested.The page might be temporarily unavailable.」

ドメイン間の設定をする場合、web.configのApplicationHostNameにホストの完全修飾名を含める必要があります。

<add key="ApplicationHostName" value="host.domain.com" />


注意:

web.configファイルを変更したら、Microsoft IISを再起動します。 


Administratorに関する問題のトラブルシューティング

この項では、Oracle Business Activity Monitoring Administratorアプリケーションで発生する問題のトラブルシューティングについて説明します。内容は次のとおりです。

Administratorに重複したユーザーが作成される

10g より前のリリースから移行すると、Administratorでは重複しているとみなされるアカウントが作成される場合があります。これらのアカウントの違いは、大/小文字です。Oracle Business Activity Monitoring 10g では、ユーザー・アカウントの大/小文字は区別されます。

移行のためにエクスポートを行う前に、10g より前のリリースのAdministratorでアカウントを更新してから、Oracle Business Activity Monitoringを削除し、再インストールします。

プラン・モニターが一時停止する

Plan Monitor Serviceの前にData Flow Serviceを起動しなかった場合、「イベント ビューア」のログに次のエラーが記録されます。

PlanMonitor: Unable to connect to Data Flow Service.
 [ErrorSource="PlanMonitor", ErrorID="PlanMonitor.PlanLib.DfsConnect"] 
Exception 
TP -- 0x2, TP -- 0x17
 WinError: 10061 
No connection could be made because the target machine actively refused it.
 [ErrorSource="DataFlowService", ErrorID="PlanMonitor.PlanLib.Msg"]

PlanMonitor: Plan Monitoring processing suspended. Service must be restarted.
 [ErrorSource="PlanMonitor", ErrorID="PlanMonitor.BackgroundFatal"]
Maximum retry count of 5 reached. No further attempts will be made to connect 
to the Data Flow Service.
[ErrorSource="PlanMonitor", ErrorID="PlanMonitor.RetryCountDFS"]

この問題を解決するには、Data Flow ServiceおよびPlan Monitor Serviceを両方とも停止し、Data Flow Serviceを再起動してからPlan Monitor Serviceを再起動します。

Architectに関する問題のトラブルシューティング

この項では、Oracle Business Activity Monitoring Architectアプリケーションで発生する問題のトラブルシューティングについて説明します。内容は次のとおりです。

メッセージ・キューのCLASSPATH

各エンタープライズ・メッセージ・ソース・タイプのプロパティでは、各メッセージ・ソースにおける一連の起動パラメータは同じです。他のメッセージ・ソース・タイプの無関係なCLASSPATHを削除しないでください。特に、複数のソース・タイプが使用されているような場合は注意してください。これは、起動後のJava仮想マシン(JVM)では、CLASSPATHへの追加が許可されていないためです。したがって、最初に起動されるソースの最初のCLASSPATHには、そのすべてのパスを含める必要があります。インストールするユーザーまたは管理者は、Administrator内で指定されたCLASSPATHが、サーバーの設定に従っていること、および有効であることを確認してください。

外部データ・ソースの接続文字列とエラー

外部データベース用のTNSエントリを作成してから、次のようにSIDを記述する必要があります。

Server=oraclebam

外部データ・ソースを使用している場合、次のようなエラーが送信されることがあります。

ADC Server exception in OpenViewset(). Source: "ActiveDataCache" ID: 
"ADCServerException" The .Net Data OLE DB Provider(System.Data.OleDb) requires 
Microsoft Data Access Components(MDAC) version 2.6 or later. Version 2.53.6200.0 was 
found currently installed.

外部データ・ソースを使用する場合は、バージョンを2.6以上にアップグレードしてください。このコンポーネントは、次のURLからダウンロードします。

http://msdn.microsoft.com/data/mdac/downloads/default.aspx 

Oracle External Data Objectのエラー

Oracle External Data Objectのコンテンツを表示しようとした場合、TNS名が適切に構成および指定されていないと、次のエラーが発生します。

ADC Server exception in OpenViewset().Source: "ActiveDataCache" ID: 
"ADCServerException" 

ダイレクトIPアドレスは入力できません。Oracle Net Managerを使用してネット・サービス名(TNS名)を構成および指定するか、またはtnsnames.oraファイルを編集する必要があります。

Active Studioに関する問題のトラブルシューティング

この項では、Oracle Business Activity Monitoring Active Studioアプリケーションで発生する問題のトラブルシューティングについて説明します。内容は次のとおりです。

50を超えるプロンプトをレポートで構成できない

50を超えるプロンプト値をレポートで構成する場合は、C:¥OracleBAM¥BAM¥web.config内の次のRecordsLimitForValueBrowser構成設定を変更する必要があります。

<!-- Limits for Browsing Values in the Filter Editor and in prompt pick 
lists-->
<add key="RecordsLimitForValueBrowser" value="50" />

Oracle Business Activity Monitoringサービスを再起動して、変更を有効にします。


注意:

web.configファイルを変更したら、Microsoft IISを再起動します。 


フィルタ・ピック・リストに表示されない値がある

文字列フィールドの場合、値のリストを参照して値を選択し、フィルタを有効化できます。フィールドに50を超える値がある場合、「Browse」リストには、すべての値が表示されるわけではありません。Web.configファイルのRecordsLimitForValueBrowserの設定値を変更すると、リストに表示する行数を構成できます。デフォルト値は50です。


注意:

web.configファイルを変更したら、Microsoft IISを再起動します。 


Active Dataがバッチ処理されているように見える

メッセージの到着間隔がキュー待機時間よりわずかに短いと、生データがまとめて送信されているように見える場合があります。メッセージの到着が早いか遅い場合は、この問題は発生しません。この状況に対処するには、デフォルトのキュー待機時間を短くし、メッセージが待機時間と同じ間隔で到着した場合に待機時間のほうが短くなり、ブロックが早く満たされるようにします。

OracleBAMELProxyMsg.exe.configで、次の値を変更します。

<add key="EL.MessageReceiver.Timeout" value="100" />

Action Formに無効なHTMLがあることを示すエラー

このエラーは、System/Views/Action Form Templatesデータ・オブジェクトにAction Formタイプがない場合に発生します。Action Formビューを作成する前に、Action Form Templateデータ・オブジェクトにエントリが作成されていることを確認してください。

アラートに関する問題のトラブルシューティング

この項では、アラートの使用時に発生する問題のトラブルシューティングについて説明します。内容は次のとおりです。

アラートが予測どおりに発生しない

10g より前のリリースから移行したアラートの所有者が、ドメイン・サーバーに格納されているものとは異なる大/小文字を使用して作成されている可能性があります。Oracle Business Activity Monitoring 10g では、ユーザー・アカウントの大/小文字は区別されます。

移行のためにエクスポートを行う前に、10g より前のリリースのAdministratorでアカウントを更新してから、Oracle Business Activity Monitoringを削除し、再インストールします。

ルールが欠落している

10g より前のリリースからの移行の際に、インポートされたルールの所有者のユーザー・アカウントには、ドメイン・サーバーに格納されているアカウント情報とは異なる大/小文字が指定されています。Oracle Business Activity Monitoring 10g では、ユーザー・アカウントの大/小文字は区別されます。

移行のためにエクスポートを行う前に、10g より前のリリースのAdministratorでアカウントを更新してから、Oracle Business Activity Monitoringを削除し、再インストールします。

Enterprise Linkに関する問題のトラブルシューティング

この項では、Enterprise Linkで発生する問題のトラブルシューティングについて説明します。内容は次のとおりです。

Enterprise LinkのData Flow Serviceの問題に関するトラブルシューティング

この項では、Enterprise Link Data Flow Serviceで発生する問題のトラブルシューティングについて説明します。

Data Flow Serviceがサービス固有エラー126で終了する

イベント・ログにこのエラーが表示された場合は、Data Flow Serviceを実行するユーザー・アカウントをDCOMCNFGに追加し、許可および起動の権限を有効にする必要があります。

  1. Oracle Business Activity MonitoringのData Flow ServiceのDCOM構成を編集します。

  2. コンポーネント・サービスのリストでData Flow Serviceを確認し、「プロパティ」を開きます。

  3. 「セキュリティ」タブをクリックします。

  4. 「起動とアクティブ化のアクセス許可」、「アクセス許可」および「構成のアクセス許可」で、カスタマイズ・オプションを選択し、「編集」をクリックします。

  5. 権限を編集し、Data Flow Serviceのログインに使用するアカウントを追加します。アカウントが属しているグループではなく、個別のアカウントを追加します。

  6. 「適用」をクリックし、「OK」をクリックしてダイアログ・ボックスを閉じます。

Data Flow Serviceがサービス固有エラー140で終了する

このエラーは、Windowsのアプリケーションに関するイベント・ビューアが一杯になったことを示しています。アプリケーション・イベント・ログを消去するか、またはその設定を「必要に応じてイベントを上書きする」に変更する必要があります。詳細は、「サービスの開始」を参照してください。

Oracle Outlook ConnectorでエラーORA-01019が発生する

Enterprise Link AdminおよびDesign Studioでは、Oracle Outlook ConnectorによってEnterprise Linkリポジトリの接続に障害が発生します。Outlookが開いている状態で次のいずれかを実行すると、エラーが発生します。

このような状況では、Enterprise Linkに問題が発生し、次の接続エラーが表示されます。

Error:
[SERVERERROR] Error from Server: Error while trying to retrieve text for error 
ORA-01019
Information from server:
1019
0
<machinename>
[Oracle BAM Enterprise Link error code: SA -- 0x1, RW -- 0x5]

サービスに関する問題のトラブルシューティング

この項では、Oracle Business Activity Monitoringサービスで発生する問題のトラブルシューティングについて説明します。内容は次のとおりです。

Data Flow Serviceについては、「Enterprise LinkのData Flow Serviceの問題に関するトラブルシューティング」も参照してください。

Active Data Cache Serviceが開始されない

この項では、Active Data Cache Serviceの起動時に発生する問題のトラブルシューティング方法について説明します。

サービスが開始されなかったとコマンド・ウィンドウに示される

Oracle Business Activity Monitoringサービス(具体的にはActive Data Cache Serviceで発生します)の起動に時間がかかると、サービスが開始されていないとコマンド・ウィンドウに表示されることがありますが、「コントロール パネル」の「サービス」を確認すると開始している場合があります。

ログオンに失敗し、サービスが起動しない

ホストにはじめてOracle Business Activity Monitoringをインストールした場合、Active Data Cache Serviceは開始されず、次のようなエラーが表示されます。

The Oracle BAM Active Data Cache service failed to start due to the following error: 
The service did not start due to a logon failure. 

次の手順を実行します。

  1. 「スタート」→ 「すべてのプログラム」→「管理ツール」→「ローカル セキュリティ設定」→「ローカル ポリシー」→「ユーザー権利の割り当て」→「サービスとしてログオン」を選択します。

  2. Oracle Business Activity Monitoringのインストールを実行したユーザーを追加します。

Event Engineが起動しない

エラー・ダイアログ「Event engine must run with an account that has the Oracle BAM Administrator role」は、Oracle Business Activity Monitoringでのアカウントの作成に使用された大/小文字が、ドメイン・サーバーに格納されているものとは異なることを示しています。Oracle Business Activity Monitoringを、ドメイン・サーバーに格納されているものと同じ大/小文字を使用した管理者アカウントでインストールする必要があります。

Oracle Business Activity Monitoringを削除してから、ドメイン・サーバーに格納されているものと同じ大/小文字を使用した管理者アカウントで再インストールします。

Oracle BAMサービスが「開始」の状態のままになっている

「イベント ビューア」のアプリケーション・ログが一杯になると、Oracle Business Activity Monitoringサービスは「開始」モードのままになる場合があるため、「タスク マネージャ」を使用するかマシンをリブートしてサービスを停止する必要があります。この問題を回避するには、アプリケーション・ログのプロパティを「必要に応じてイベントを上書きする」に設定するか、「最大ログ サイズ:」を増やします。詳細は、「ログの使用」を参照してください。

「スタート」メニューの「Start Oracle BAM」コマンドで、インストールされていないサービスの開始が試行される

分散インストールの場合、Windowsの「スタート」メニューで、起動および停止のショートカットが、選択したコンポーネントのとおりには作成されない場合があります。たとえば、あるホストでICommandのみのインストールを選択した場合、「スタート」メニューには、サービスがインストールされていなくても「Start Oracle BAM」および「Stop Oracle BAM」のショートカットが配置されます。また、すべてのサービスをインストールしていなくても、このショートカットですべてのサービスの起動および停止が試行されます。

Active Data Cacheに関する問題のトラブルシューティング

この項では、Active Data Cacheで発生する問題のトラブルシューティングについて説明します。内容は次のとおりです。

Oracle BPELまたはOracle SOA Suiteのインストール後にActive Data Cacheが再起動しない

Oracle BPELまたはOracle SOA Suiteをインストールした後にActive Data Cacheが再起動しない場合は、Oracle Business Activity Monitoringで使用しているODACへのパス(C:¥OracleBAM¥ClientForBAM¥bin)を、PATH環境変数の最初に移動する必要があります。

同一ホストでのOracleデータベースとActive Data Cacheの実行

同じホストでOracleデータベースとActive Data Cacheを実行している場合、再起動時にActive Data CacheがOracleデータベースより早く起動されると、次のようなエラーが送信されます。このような場合は、Oracleデータベースの後に、Active Data Cacheを再起動します。

Service cannot be started. Oracle.BAM.ActiveDataCache.Common.Exceptions.CacheException: 
ADC Server exception in Startup(). ---> Oracle.DataAccess.Client.OracleException 
ORA-12528: TNS:listener: all appropriate instances are blocking new connections    at 
Oracle.DataAccess.Client.OracleException.HandleErrorHelper(Int32 errCode, 
OracleConnection conn, IntPtr opsErrCtx, OpoSqlValCtx* pOpoSqlValCtx, Object src, 
String procedure)
   at Oracle.DataAccess.Client.OracleConnection.Open()
   at 
Oracle.BAM.ActiveDataCache.Kernel.StorageEngine.Oracle.OracleStorageEngine.GetServerVer
sion()
   at 
Oracle.BAM.ActiveDataCache.Kernel.StorageEngine.Oracle.OracleStorageEngine.Startup(IDic
tionary oParameters)
   at Oracle.BAM.ActiveDataCache.Kernel.Server.DataStoreServer.Startup()
   --- End of inner exception stack trace ---
  . . .

ORA-12154: TNS: 接続識別子: %sを解決できませんでした

同じマシンにJ2EE中間層がインストールされている場合、Active Data Cacheは起動に失敗し、エラー「ORA-12154: TNS: 接続識別子: %sを解決できませんでした」が表示されます。J2EE中間層をインストールすると、PATH環境変数が変更されるため、ActiveDataCacheの起動時に、誤ったバージョンのtnsnames.oraが取得され、起動に失敗します。J2EE中間層が最後になるようにPATHを変更すると、この問題は解決されます。

Oracleデータベースに関する問題のトラブルシューティング

この項では、Oracle Business Activity MonitoringとOracleデータベースを併用しているときに発生する問題のトラブルシューティングについて説明します。内容は次のとおりです。

ORA-20: 最大プロセス数(%s)を超えました

このエラーは、多数のプランを同時に実行している場合に表示されることがあります。Oracleサーバーが許容するプロセス数を確認します。DBAであれば、次のコマンドを発行して、これを確認できます。

SQL> SHOW PARAMETER PROCESSES;

次のような情報が表示されますが、値は異なる場合があります。

NAME  TYPE  VALUE
------------------------------------
aq_tm_processes integer 1
db_writer_processes integer 1
job_queue_processes integer 10
log_archive_max_processes integer 2
processes integer 150

プロセスの値を増加する必要がある場合があります。DBAは、この値を調整できます。たとえば、45のプランを同時に実行する場合、50のプロセス制限では問題が発生する可能性があります。

「ORA-00604: 再帰SQLレベル%sでエラーが発生しました。」および「ORA-01000: 最大オープン・カーソル数を超えました。」

OPEN_CURSORSでは、1つのセッションで同時にオープンできるカーソル(プライベートSQL領域へのハンドル)の最大数を指定します。このパラメータを使用すると、セッションが過剰な数のカーソルをオープンしないようにできます。また、このパラメータは、PL/SQLが使用するPL/SQLカーソル・キャッシュのサイズを制限し、ユーザーが文を再実行したときに、再解析されないようにします。

アプリケーションがオープン・カーソルを使い切らないように、OPEN_CURSORSの値を大きく設定することが重要です。この数値はアプリケーションによって異なります。1つのセッションがOPEN_CURSORSで指定したカーソル数をオープンしないと考えられる場合、実際に必要とされる値よりも大きくこの値を設定しても、オーバーヘッドが増加することはありません。

OPEN_CURSORSの値は、400に設定することをお薦めします。

ログの使用

Oracle Business Activity Monitoringログのデフォルトの場所は、C:¥OracleBAM¥Logsです。使用パターンによって異なりますが、ログ・ファイルは1か月で数百MBまで大きくなるため、定期的にログを監視することが重要です。ログを定期的にアーカイブする計画を立てます。

使用可能なログは次のとおりです。

次のログ・レベルを使用して、ログ・ファイルに取得する情報の量を指定できます。DEBUGからFATALに向かって情報量が少なくなります。

順位のデフォルト値はWARNです。

C:¥OracleBAM¥BAMディレクトリにあるほとんどの実行可能ファイルには、OracleBAMActiveDataCache.exeやOracleBAMActiveDataCache.exe.configなどの、関連付けられた構成ファイルがあります。各構成ファイルには、次に示すようなログ・レベルの設定があります。

<priority value="WARN" />

ログ・レベルのリストに指定された設定値に対して、引用符内の値を変更します。WebApps.txtのログ・レベルは、web.configファイルで構成します。


注意:

ログ・レベルを上げると、パフォーマンスが低下する可能性があります。ログ・レベルの変更は、診断を目的として本番環境以外で行うか、Oracleサポート・サービスの指示のもとで行う場合のみにする必要があります。診断が完了したら、ログ・レベルをデフォルトの設定に戻してください。

Oracleサポート・サービスからの指示がないかぎり、構成ファイルの他のlog4net設定は変更しないでください。

「イベント ビューア」のアプリケーション・ログが一杯になると、Oracle Business Activity Monitoringサービスは「開始」モードのままになる場合があるため、「タスク マネージャ」を使用するかマシンをリブートしてサービスを停止する必要があります。この問題を回避するには、アプリケーション・ログのプロパティを「必要に応じてイベントを上書きする」に設定するか、「最大ログ サイズ:」を増やします。

web.configファイルを変更したら、Microsoft IISを再起動します。 


ポートの競合の解決

デフォルトでは、次のポート番号がBAMで使用されます。

他の製品とポートが競合している場合は、適切な構成ファイルを編集してOracle Business Activity Monitoringで使用しているポート番号を変更し、該当するサービスを再起動します。


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